地球の最期のときに

ロシアンルーレットは終わりへ : ファムという名の新しいトジナメラン・ファミリーもまた全長をコードする ADE 誘発仲間



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0歳児も対象に

昨日、ついに「日本でも赤ちゃんへのコロナワクチン接種が承認された」ことを、報道で知りました。

6カ月~4歳向け新型コロナワクチンを特例承認 厚労省
毎日新聞 2022/10/05

厚生労働省は5日、生後6カ月~4歳の子どもを対象とした米製薬大手ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンについて特例承認した。

従来の新型コロナワクチンは国内では5歳以上が対象で、4歳以下向けが実用化されるのは初めて。

また、これとは別にオミクロン株で現在主流となっている「BA・5」などに対応した同社製の追加接種用ワクチンも特例承認した。

生後6カ月~4歳向けのワクチンは従来株に対応したもので、12歳以上用の同社製の10分の1の量となっている。

 

議論なしで承認かよ」と驚きましたが、本当に、子どもの命とかどうでもいいのですかね。

実際に危険かどうかはともかく、「議論は広く出ている」わけです。以下のような雑誌さえ出ている。

 

[記事] メディア「プレジデント」が、「絶対に子どもにコロナワクチンを打ってはいけない」とする有志医師の会の医師による明確な反ワクチン記事を掲載
 In Deep 2022年9月22日

 

本当にリスクがあるかどうかの最終的な判断はともかくとしても、ここまでの議論となっている中で「なんで赤ちゃんへの接種を強行?」とは思います。

子どもはこれからの社会を作っていくものであるわけで、そもそも、ヨーロッパの一部の国では、若い人たちの接種を「停止」し始めています。

(報道) スウェーデン政府が 17歳以下の子どもへのコロナワクチン推奨を中止 (2022/10/03)

 

ともかく、特例承認されたということで、厚生労働省の書類を見てみました。

9月に特例承認されたオミクロン対応ワクチンについては以下にあります。

 

[記事] トリス-スクロースの新しいコミナティの時代に
 In Deep 2022年9月19日

 

厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課のプレスリリースを見てみました。

以下にあります。

新型コロナウイルスワクチンの特例承認について
医薬・生活衛生局医薬品審査管理課 2022/10/05

 

そうしましたら、

「また全然違うのになってんじゃん」

ということに気づきます。




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私は「ファム・トジナメラン」

リリースは以下のように始まります。

厚生労働省部局のプレスリリースより

本日、以下のとおり、コミナティ筋注6ヵ月~4歳用について及びコミナティRTU筋注の承認事項一部変更について、各々特例承認を行いました。
 なお、添付文書は別添のとおりです。

○ コミナティ筋注6ヵ月~4歳用の特例承認について
販売名:コミナティ筋注6ヵ月~4歳用
一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNA ワクチン
(SARS-CoV-2)
(有効成分名:トジナメラン)
申請者:ファイザー株式会社
申請日:令和4年7月14日
効能・効果:SARS-CoV-2による感染症の予防
用法・用量:本剤を日局生理食塩液2.2mLにて希釈する。
1回0.2mLを合計3回、筋肉内に接種する。2回目は通常、3週間の間隔で、3回目は2回目の接種から少なくとも8週間経過した後に接種する。

まず、わかることは、このワクチンは、

> 販売名:コミナティ筋注6ヵ月~4歳用

とあり、

> (有効成分名:トジナメラン)

とあることから、9月に特例承認されたオミクロン対応の新しいコロナワクチン「ではない」ということです。

9月に特例承認されたオミクロン対応の新しいコロナワクチンの販売名は、「コミナティ RTU 筋注」であり、有効成分名は、「トジナメランとリルトジナメラン」です。

つまり、

「 4歳以下のコロナワクチンは、武漢型対応」

ということになりそうです。

「なんで武漢型?」とは思いますが、まあ、それでも、前回の記事などでもふれましたけれど、仮に以前のワクチンとまったく同様なら「 mRNA が不安定である可能性がある」わけで、それならまだ希望もあるのかもしれないとは思いました。

念のため、この生後 6ヵ月~ 4歳用のコロナワクチンの「添付書」を見てみましたら、その希望は打ち砕かれました。すなわち、

「幼児用ワクチンも、トリス-スクロース製剤だった」

のでした。

添加剤の中に「トロメタモール」等とあれば、それはトリス-スクロース製剤であることを意味します。

コミナティ筋注6ヵ月~4歳用の添付文書より

mhlw.go.jp

 

トリス-スクロース製剤は、以前のコロナワクチンと比較して、熱に対して強く、「より純度の高い安定した mRNA を供給できる」ということがあります。このコロナワクチンでも、8℃程度の室温では、10週間保存できると書かれています。

要するに、

「以前よりも強力なバージョンが 6ヵ月~ 4歳の幼児に適用される」

と。

 

うーん……。

 

まあ、これはこれとしてですね。

厚生労働省のリリースは、以下のように続きます。

これは、冒頭でご紹介した毎日新聞の報道の以下の部分です。

 

> また、これとは別にオミクロン株で現在主流となっている「BA・5」などに対応した同社製の追加接種用ワクチンも特例承認した。 毎日新聞

 

厚生労働省のプレスリリースには以下のようにあります。
太字はこちらでしています。

厚生労働省部局のプレスリリースより

○コミナティ RTU 筋注の承認事項の一部変更の特例承認について

一部変更承認の概要:起源株及びオミクロン株 BA.4-5 のスパイクタンパク質をコードする mRNA を含む 2 価ワクチンが追加された。
販売名: コミナティ RTU 筋注
一般名: コロナウイルス修飾ウリジン RNA ワクチン
(SARS-CoV-2)
(有効成分名:トジナメラン及びリルトジナメラン又はトジナメラン及びファムトジナメラン

(注)トジナメラン、リルトジナメラン及びファムトジナメランは、それぞれ SARS-CoV-2 の起源株、オミクロン株 BA.1 及びオミクロン株 BA.4-5 のスパイクタンパク質をコードする mRNA

 

「またなんか出てきたのかよ」と思いましたが、初代コロナワクチンの mRNA 「トジナメラン」、二代目コロナワクチンの「リルトジナメラン」ときて、

 

「三代目のファムトジナメランですッ」

 

というように「ファム」と冠のつくトジナメランが新しく参入しました。

このファムトジナメランというのは、厚生労働省部局の説明では、

> オミクロン株 BA.4 – 5 のスパイクタンパク質をコードする mRNA

とあり、すなわち、これまで展開されたファイザー社コロナワクチンの mRNA の全容は以下のようになります。

これまでのファイザー社ワクチンの mRNA

初代(トジナメラン) → 武漢型のスパイクタンパク質を作る mRNA

二代目 (リルトジナメラン) → オミクロン BA.1 のスパイクタンパク質を作る mRNA

三代目 (ファムトジナメラン) → オミクロン BA.4と BA.5 のスパイクタンパク質を作る mRNA

 

「なんでいまだに武漢型も?」というのは全世界の人類共通の疑問でしょうが、しかし、この「ファムトジナメラン」というのもまた、配列を見てみますと、当たり前でしょうけれど、相当異なるもので、

「ここまで違ったら、新たに審査が必要なのでは?」

とは思うのですが、このあたりは私は素人ですので何ともいえません。

以前、以下の記事で、トジナメランとリルトジナメランの配列を比較したことがありましたが、同じ方法で比較できます。

 

[記事] 上海帰り…ではないリル、そしてトジナメランとそのコドンたち
 In Deep 2022年9月20日

 

すべての配列は「日本医薬品一般的名称(JAN)データベース」にあり、再度、すべてリンクしておきます。

歴代のファイザーワクチンの核酸の配列です。

 

トジナメラン (初代 mRNA ) 核酸配列

リルトジナメラン (二代目 mRNA ) 核酸配列

ファムトジナメラン (三代目 mRNA ) 核酸配列

私が見てもわからないのです。お詳しい方々がご覧いただければと思います。

最初の 1000くらいを、また比較してみたのですが、もちろん全然異なるのですが、この配列が何を意味するのかはわかりません。

以下はただ配列を上下に並べたもので、上がリルトジナメラン、下が、ファムトジナメランです。

 

あ、そうだ。

最近のいくつかの記事などで、

「オミクロン対応の新しいコロナワクチンが、全長をコードしているかどうかはわからない」

ということを書きました。

オミクロン対応ワクチンの特例承認書では、そのことにふれていなかったからです。

しかし、日本医薬品一般的名称データベースでわかりました。

新しい mRNA も、

「スパイクタンパク質の全長をコード」

します。

 

 

全長がコードされていました

以下のような記載がありました。

 

日本医薬品一般的名称(JAN)データベース 「リルトジナメラン」より

> リルトジナメランは,SARS-CoV-2のB.1.1.529系統の変異株(オミクロン株)のスパイクタンパク質類縁体(K983P,V984P)全長をコードするmRNAである nihs.go.jp

日本医薬品一般的名称(JAN)データベース 「ファムトジナメラン」より

> ファムトジナメランは,SARS-CoV-2のB.1.1.529.4及びB.1.1.529.5系統の変異株(オミクロン株)に共通するスパイクタンパク質類縁体(K981P,V982P)全長をコードするmRNAである nihs.go.jp

 

つまり、「抗体依存性増強 (ADE)と関連する部位(NTD)を含む」ということになります。

このあたりは、ややこしい概念ですが、昨年の以下のような記事をご参照いただければと思います。

 

[記事] 大阪大学が「抗体依存性増強の研究」論文を発表。そこから想像できる「ワクチン接種拡大と共に死者数が増加する理由」。そして、今のワクチンではADEは避けられないことも
 In Deep 2021年5月31日

[記事] 幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
 In Deep 2021年7月7日

 

ひとことで書きますと、

「すべてのオミクロン対応ワクチンも、ADE と関係する」

ことになりそうです。

もちろん、生後 6ヵ月から 4歳向けのも同様です。

生まれたそばから、ADE のリスクを負う可能性が高いです(トリス-スクロース製剤となっており、安定度がアップしている)

「やっぱり全長コードのままだったか……」と思いながら、トリス-スクロース製剤の登場と共に、以前以下の記事で書いたような気もしますが、この記事にある

 

「ロシアンルーレットの時代は終わりつつある」

 

ことを感じます。

 

[記事] 不完全なmRNAから成る水ワクチンの探究でロシアンルーレットに勝つ消極的な方法
 In Deep 2021年8月7日

 

これまでは、200発の弾丸が入る銃でおこなうロシアンルーレット、という非効率的なものでしたが、今後はもう少し効率的になりそうです。

中長期の影響で見れば、普通のリボルバーのように「 6発入りの銃でのロシアンルーレット」くらいまでには効率が上がりそうな気もしないでもないです。

 

ところで、ファムトジナメランの英語の綴りは、「 Famtozinameran」なのですが、この Fam というのは、英語では一般的にファミリーの略語的なものだそうで、「家族」を意味することが多いそうです。

Fam To Zina (ジーナの家族に)

と解釈いたしますと、いろいろと感慨深いです。

Zina というのは以下のようなものです。

Zina – Wikipedia

ズィナーは、違法な性交を指すイスラムの法的用語。

伝統的なイスラム法学によれば、ズィナーには姦淫、淫行、売春、レイプ、ソドミー、同性愛、近親相姦、獣姦が含まれる。同性愛の分類は法律学校によって異なるが、大多数は同性愛にもズィナーの規則を適用する。

預言者ムハンマドの言行録に基づき、成人、イスラム教徒、および少なくとも 1回結婚している者のズィナー犯罪者に対する罰則は石打ちでの死刑となる。 Zina

石打での死刑を行うのがトジナメランの役割だとしても、赤ちゃんも含めることはねーだろ、という話でもあります。

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