地球の最期のときに

ロングCOVIDとスパイクタンパク質、そしてIgG4との関係を久しぶりに考えてみる



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長期の後遺症とスパイクタンパク質の持続性

こう暑いと(私の住むところなど今 38℃ですぜ)、あまり複雑なことを考えられなくなってくる部分はありますけれど、今日、米エポックタイムズで、ロングCOVID、いわゆる長期のコロナ後遺症についての記事を読みました。

最近はあまり聞かなくなった言葉ですが、しかし、記事になっているということは、「今もそれは続いていて、苦しんでいる人たちがいる」ということでもあります。

エポックタイムズの記事は長いものではないですので、先にご紹介しておきます。

CDCが「ロングCOVID」の症状に関する最新情報を発表

CDC Releases Update on ‘Long COVID’ Symptoms
Epoch Times 2025/07/28

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は 7月24日に最新情報を発表し、医療従事者と公衆衛生当局に対し、「ロング COVID 」の症状に対する認識を高めるよう促した。

CDC によると、ロング COVID とは、COVID-19 を引き起こすウイルスである SARS-CoV-2 の感染後、数週間、数か月、あるいは数年も続く可能性がある状態のことだ。

同局は最新情報の中で公衆衛生専門家は人々に COVID-19 ワクチン接種を奨励するとともに、「 ロングCOVID への意識を高め、ロング COVID の患者が直面する偏見と闘い、ロング COVID の予防を強調する」ことを継続すべきだと述べた。

連邦保健機関は 7月24日の別の更新で、「症状は軽度から重度までの範囲で、他の病気の症状と似ている可能性がある」とし、「 COVID-19 発症後、数週間、数か月、または数年続く可能性があり、さまざまな期間にわたって出現、持続、解消、再発する可能性がある」と述べた。

最新情報によると、症状には日常生活に支障をきたすほどの疲労、肉体的または精神的努力の後に悪化する症状、発熱、息切れまたは呼吸困難、胸痛、咳、心臓の鼓動が速くなる、または激しく鼓動することなどがある。

CDC によると、一部の症状は神経系の症状である可能性がある。これには、「ブレインフォグ(脳の霧)」と呼ばれる思考力や集中力の低下、睡眠障害、立ちくらみ、抑うつ状態や不安、嗅覚の変化、チクチクする感覚などが含まれる。

同局によると、その他の症状としては、下痢、便秘、腹痛といった消化器系の不調も挙げられる。CDC によると、関節痛や筋肉痛、発疹、月経周期の変化もロング COVID の症状として報告されている。

「ロング COVID の症状は 200種類以上特定されています。しかし、疲労感、脳のもやもや感、極度の疲労感(労作後倦怠感)などは、ロング COVID でよく報告される症状です」と CDCは 述べている。

CDC の廃水検査モニターによると、最新の更新時点では南東部、南部、西海岸の各州で COVID-19 が増加している。

CDC が先週発表した下水のマップによると、ルイジアナ州では「非常に高い」、フロリダ州とハワイ州では「高い」レベルとなっているが、他の州では「高い」レベルや「非常に高い」レベルは見られていない。

アメリカ食品医薬品局は、COVID-19 の重症化リスクを高める可能性のある基礎疾患を持つ高齢者および若年者への COVID-19 ワクチンの新規承認を限定した。

CDC は5月下旬、「親が子どもにワクチン接種を希望する場合、医療従事者の臨床判断と個人の好みや状況を踏まえ、生後 6か月以上の子どもは COVID-19 ワクチン接種を受けることができる」と述べた

このようなロング COVID の原因は、いろいろな要因が仮にあるとはいえ、最大の要因は「スパイクタンパク質にある」と考えられます。

自然感染、ワクチン接種、どちらでも体内にスパイクタンパク質は生産されるわけですので、どちらも同じなんですが、ただし、ワクチンスパイクタンパク質のほうが強度がはるかに強い上に、スパイクタンパク質の生産量は自然の 100倍から 1000倍ありますので、自然感染とワクチン曝露のどちらのほうが身体への影響が強いかは特に語るまでのことではありません。

ワクチンスパイクの生産量が 1000倍にアップしている理由は、ワクチンの RNA は、塩基のG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことにあります。以下は、マサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士が 2021年6月にインタビューで述べた部分です。もう 4年前ですね。

セネフ博士のインタビューより

彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。

その結果、自然の新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の生産能力を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を生産するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。

indeep.jp

また、「強度」に関しては、スパイクタンパク質を守る「プロリン」というアミノ酸を、やはり組み換えによって強化しているので、ワクチンスパイクは「壊れにくくなっている」ということがあります。

そんなわけで、自然のコロナ感染よりも、ワクチン・スパイクタンパク質のほうが持続性が高いため、長く身体に影響が続く可能性があるとは思われます。

これについては、今年 2月に、アメリカの名門イェール大学の研究者(論文の筆頭著者は日本人)が「影響が数年後まで続く可能性」についての論文を発表していました。以下でご紹介しています。

 

コロナワクチンが接種「数年後」でも体に「明確な生物学的変化を引き起こす」可能性に言及した米国免疫学の権威が主導した米イェール大学の研究
In Deep 2025年2月20日

 

この論文で興味深かったのは、以下の部分でした。

イェール大学の岩崎明子博士らの研究より

・ワクチン接種後症候群の患者とそうではない患者では、体内の免疫細胞の割合が異なっていた

・ヒトヘルペスウイルスのひとつであるエプスタイン・バーウイルスが再活性化していた

・ワクチン接種後症候群の患者からは、「ワクチン接種後 700日以上経過した人たち」からも、スパイクタンパク質が検出された

エプスタイン・バーウイルスというのは、ヒトヘルペスウイルス 4型と呼ばれるもので、成人なら、ほぼ全員が体内に持っているありふれたウイルスですが、ただ、通常は、

「休眠している」

のです。

ヒトヘルペスウイルスは、休眠している間は一切の害を身体に引き起こしません。このあたりは、HIV などとも似ていますが、ただ、「再活性化」すると、いろいろな症状が出始めます。

コロナワクチンの接種後は、いくつかのヒトヘルペスウイルスが再活性化することが知られていまして(2023年の過去記事)、たとえば、当時「帯状疱疹」が妙に流行した時期がありましたが、帯状疱疹を引き起こすのもヒトヘルペスウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)ですので、その再活性化が、2021年には数多く起きていたということだと思われます。

その原因が相当明確な当時の帯状疱疹ブームでしたが、何となくうやむやなまま現在に至っています。

2022年には、スパイクタンパク質が帯状疱疹ウイルスを再活性化させるメカニズムを高知大学医学部の科学者たちが突き止めています。

 

高知大学医学部の科学者たちが「スパイクタンパク質が帯状疱疹ウイルスを再活性化させるメカニズム」を突きとめる
In Deep 2022年9月5日

 

先ほどのイェール大学の岩崎明子博士の要点には、他に、接種後に、

・体内の免疫細胞の割合が変化する

・ワクチン接種後 700日以上経過した人たちからも、スパイクタンパク質が検出された

があり、そして、この「 700日以上経過した」人たちからもスパイクタンパク質が検出されたということについて、

「その後はどうなっているのかはいまだによくわからない」

のです。

700日は約 2年ですが、その後、3年、4年と持続している例があるのかないのかは、わかっていません。

また、「なぜ、そんなに長期間持続しているのか」も、明確なところはわかっていません。

つまり、その 700日などの間、体内で mRNA がスパイクタンパク質を生産し続けているのか、あるいは、スパイクタンパク質が単体で持続し続けているのか…まあ、どちらも自然感染だと考えられない話ですが、強化された mRNA とスパイクタンパク質によるものなら可能なのかもしれません。

あと、「逆転写」という概念もありますが、これも含めると、さらに複雑な話となってしまいますので、ここではふれません。

逆転写にご興味があるのでしたら、2022年のスウェーデンの研究を記した以下の記事などにあります。

 

ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾することが示される
In Deep 2022年2月28日

 

いずれにしても、

「何らかの理由で、体内にスパイクタンパク質が持続し続けているのが、長期のコロナ後遺症の主な要因」

だと推定しますと、いまだに長期のコロナ後遺症で苦しんでいる人たちがいらっしゃるとした場合、最後のブースター接種から、もう 3年、4年と経っているわけで、何らかの理由での「スパイクタンパク質(か mRNA)に強い持続性がある」ということなんだとは思います。

しかし、コロナワクチンにはメリット(苦笑)もあります。

それはどんなメリットかというと、「コロナに感染しても症状が出なくなる」というメリットと、「スパイクタンパク質による即死を免れる」というメリットです。少し書きます。




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IgG4抗体の役割

これもまた面倒な話となってしまいますが、コロナワクチンを複数回接種すると、半数くらいの人たちに「 IgG4 抗体」というものが誘導されます。

この IgG4 は、身体に有害な面があると共に、「免疫寛容」を生み出すものです。つまり、

「身体の免疫が反応しなくなる」

のですね。ですので、コロナに自然感染しても症状が出ないのです。

ただし、症状は出なくとも、「スパイクタンパク質による身体(主に血管の内皮)へのダメージ」は継続しますので、長い目で見ると、身体の損傷のスピードが速くなり、結果的には老衰などに至る期間が短くなると見られます。これは、現在の社会で、これからも一環して続くはずです。

これについては、昨年の記事「部屋とYシャツとIgG4」 (何ちゅータイトルだ)に書いていますので、少し抜粋します。

IgG4は必死で人体を守っている

IgG4 抗体というのは、「良くない抗体」として知られているもので、これは、mRNA ワクチンの 3回目の接種後から急速に出現することがわかっています。ネイチャー誌に論文があります。

「 mRNA ワクチンを 3回打つと 50%近く IgG4抗体が増加する」

と書かれています。

IgG4 抗体は、ガンや自己免疫疾患などと関係する上に「 IgG4関連疾患」というような広範囲の影響を与えるものでもあり、当然、「純粋に良くないもの」と私は思い込んでいました。(略)

最近ある研究を読みまして、それは、

「養蜂家と IgG4 の関係」

に関する研究でした。

ハチに複数回刺されると、場合によって非常に状態が悪くなるということが知られていますが、養蜂家はそんなことは言っていられない職業だと思います。しかし、ハチに刺されて亡くなるという養蜂家の話は(あるにはあるのでしょうが)あまり聞きません。

その研究というのは、カナリア諸島のすべての養蜂家 242人の IgG4 他の抗体の検査を行ったところ、

「養蜂家全員から IgG4 抗体が検出された」

のです。

全員からです

この 1997年の研究を読んで、「あー、これは、IgG4 によってハチの毒から守られているのかな」と思わざるを得ない部分があったのです。

というのも、IgG4 というのは、「免疫寛容」を生み出すのです。

免疫寛容とは、文字通り免疫に寛容になることで、簡単にいえば、

「免疫が応答しなくなる(戦わなくなる)」

のです。ハチの毒は純粋に毒ですので、普通は身体の免疫機構がそれと戦う(ために症状が出る)のですが、「戦わなくなる」のです。

コロナワクチンでいえば、「スパイクタンパク質に対して免疫が働かなくなる」ということになります。

どんな状態になるかというと、

「自然のコロナに感染しても症状がほとんど出ない。あるいは一切出ない」

ということになります。

indeep.jp

養蜂家が、複数回ハチに刺されても重篤な状態になりにくいのは、IgG4 が誘導されていることで(IgG4 は、ハチに刺された際に誘導される)、ハチの毒に対して「免疫寛容」となっているためと見られます。

新型コロナも同じです。たとえば、「マウスは体内に IgG4 抗体を作らない」のですが、IgG4 抗体を作らない生物だと、どうなるかというと、以下のようになります。

 

「6回目ぐらいで全部死んでしまう」 : 村上康文 東京理科大学名誉教授の言葉から見えるブースターによる、すぐそこにある終末
In Deep 2021年12月29日

 

 

6回目接種で、マウスはすべて死亡しました。

人間がこうならなかったのは(こうなった方々もいますが)、人間は IgG4 抗体を作るからであり、悪名高い IgG4 抗体も、実際には、人間の生命を守っていた…ということを、昨年の先ほどリンクしましたハチの養蜂家の研究で初めて知ったのでした。

つまり、人間の身体は妙に強い。

ですので、それ以降は、あまり mRNA ワクチンについては書かなくなりましたけれど、まあ、せいぜい、「人間の寿命が今より 10歳か 20歳くらい短くなる」程度の影響があるくらいで(しかも緩慢に)自然死が少し早まる程度のことだと思います。

ただ、血管の内皮のダメージが全身(脳を含む)に影響を与えますので、新型コロナの流行が起きるたびに、新たなスパイクタンパク質が抵抗なく身体に入り、症状もない中で(自覚もなく)血管が徐々に衰えていくために、

・老衰の早期化

・認知症の早期化

は、今後の社会では不可避だと思われます。

しかし、老衰の増加や、認知症の増加にも他に要因はたくさんありますので、関連づけられることはないと思いますが。

とはいえ、小さな子どもへの影響は、それなりに拡大しているようで、以下は、アメリカの「お母さんがワクチン接種した 0歳から 5歳の死亡率の推移」です。

0~5歳ワクチン世代児(母親が接種)における全自然死因
2018~2025年 (第15週)

Ethical Skeptic

2021年を起点として、2025年までに、お母さんが接種した場合の 0 – 5歳の死亡数が 68%増加していまして (17,386人分の超過死)、この傾向が今後も続けば、やはり国家全体の寿命は、少しずつ下がっていくと見られます。

この中には、ワクチン接種時、妊娠中だったお母さんの子どもも含まれます。

0歳から 5歳の子どもは、ごく少数の例外を除けば、ワクチン接種は受けていないわけで、つまり IgG4 抗体は体内に作られていません。したがって、親などからのスパイクタンパク質の毒性の影響をダイレクトに受けた(あるいは受け続けている)結果だとも思えます。

もっとも、こんな小さな子どもたちに IgG4 抗体が誘導されると、そっちの毒性自体でやられてしまう可能性も高く、どちらにしても、小さな子どもたちには「逃げ場がない状態」のようにも思えます。

いずれにしても、2021年から 2023年頃まで続いた、これらの接種キャンペーンにより、確かに社会は変化してしまったのですけれど、それは、事態が進行するペースが遅いために、目立つようなものにはならないと見られます。

あと、最近発表された論文(プレプリント)では、以下のことに言及していました。

その論文の解説より

・mRNAワクチンは腫瘍形成と慢性疾患に一致する遺伝子発現プロファイルを誘導することができる

・mRNAワクチン接種を受けた人は、がん、免疫機能障害、炎症性疾患のリスクが高まる可能性がある。

・合成mRNAと長期持続スパイクタンパク質は、正常な遺伝子調節を阻害する持続的な細胞ストレスを生み出すと思われる。

・研究は、ワクチンmRNAの逆転写とプラスミドDNAの持続を示唆しており、長期的な転写干渉やゲノム統合の可能性に対する懸念を引き起こしている。

thefocalpoints.com

こういう問題も確かにあります。

そして、これらの問題は、仮に上の論文にあるように、「人間の遺伝的完全性が一部破壊された」としたなら、場合によっては「世代を超えて」続いていく可能性があるものです。

長期のコロナ後遺症の話からポイントがずれてきてしまいましたが、2021年というのは、人類の遺伝性にとって大きな転機であったことは確かなのかもしれません。

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