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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 健康の真実 悪魔の輪郭 日本の未来

遺伝子コロナワクチンのさまざまな害についての「完全に科学的な側面から見たメカニズム」を、アメリカの三人の医学者と科学者が語ったその内容。貴重ですよ

投稿日:2021年6月24日 更新日:




 

遺伝子ワクチンの懸念についてのすべて

新型コロナウイルス感染症に対して、主流の概念とは真逆の主張をしている医学者、科学者たちは、世界中に数多くいらっしゃいます。

多くの方々が、昨年までは比較的、静観していたのですが、「遺伝子ワクチンが実際に人々に使用される」段階に至り、非常に多くの専門家たちが、その強い懸念を次々と表明し続けています。

アメリカの内科医であるジョセフ・メルコラ博士とそのウェブサイトは、そのような情報を発信し続けているひとつですが、メルコラ博士が、ふたりの科学者にインタビューした内容についてメルコラ博士がまとめた記事を、日本の医療関係者の方が、翻訳した状態でお送り下さいました。

今回は、それについて、こちらで多少編集させていただいたものをご紹介したいと思います。

大変に長いものですので、余計な前振りをせずにその本題に入らせていただきますが、メルコラ博士がインタビューしたお相手は、以下のおふたりです。

ステファニー・セネフ博士(米マサチューセッツ工科大学 コンピューター科学人工知能研究所の上級研究員)

ジュディ・ミコビッツ博士(慢性疲労症候群や内在性レトロウイルス研究の専門家で、遺伝子コロナワクチンへの激しい批判を繰り返している)

おふたりとも女性です。

セネフ博士のもともとの専門は人工知能研究ですが、2011年頃から医学と生物学の論文を発表するようになり、5月には、mRNAワクチンの危険性について世界で最も総括的な研究論文(査読済み)を発表しています。論文は以下です。

Worse Than the Disease? Reviewing Some Possible Unintended Consequences of the mRNA Vaccines Against COVID-19
疾患自体より悪い可能性。COVID-19に対するmRNAワクチンのいくつかの考えられる意図しない結果のレビュー

この論文に mRNAコロナワクチンについての懸念のすべてがあります。この論文については、以下の過去記事で取りあげさせていただいています。

脾臓とワクチン : mRNAワクチンが最も攻撃する脾臓の精神科学的な意味は?
投稿日:2021年5月17日

ジュディ・ミコビッツ博士は、遺伝子ワクチンへの強烈な批判で知られていて、接種した方々の近い将来について悲観的な見通しを述べられていますが、同時に、「接種した場合でも助かる方法」についても多く述べられています。

なお、今回のインタビューは、専門家同士ということもあり、また、特にミコビッツ博士という方は、やさしくわかりやすい表現をほとんどしない方で、それだけに、内容というより単語自体と表現自体が大変に難解な部分が多いです。単語にはできるだけカッコで注釈をしていますが、内容は私たち専門家ではない人間には難しい部分が多いです。

このインタビューの解説などは、次の記事などで取りあげさせていただこうと思います。

この記事で、述べられているのは大きく以下の項目です。

・すべての症状をもたらしているのはスパイクタンパク質「のみ」であること

・遺伝子ワクチンが体内の免疫システムに誤った働きを起こし、免疫を崩壊させるメカニズム

・このワクチン遺伝子の改変部分の問題点

・逆転写により mRNA が DNA を変化させる仕組

・「伝播」と「排出」について日本人科学者の論文からわかるその現実性

・どのコロナワクチンが最も危険か

・今後、世界では、どのような病気が増えると予想されるか

・解決策はあるのか

などです。

実際にはインタビューでは、他にも、プリオンの問題、ウイルスベクターワクチン(英アストラゼネカ社や米ジョンソン&ジョンソンのワクチンなどです)の問題などが続きますが、ちょっと長くなりすぎますので、内容を一部割愛しています。

プリオンに関しては以下の過去記事にあります。

二つの衝撃 : mRNAコロナワクチンとプリオン病に関する論文の続報…
投稿日:2021年4月13日

また、英アストラゼネカ社ワクチンの絶望的な攻撃性については、別の機会にご紹介させていただこうと思います。

このインタビューはアメリカのものということもあり、語られているのは、基本的にファイザー社とモデルナ社の mRNA ワクチンについてのことです。

いずれにしましても、ここまで科学的な証拠が積み上がってしまっている現在、遺伝子ワクチンの影響はもはや「懸念」というレベルではなく、その人体への破壊性は確実なものとか言いようがないです。

控え目に表現しても、これは程度の差はあれ、 100%免疫システムを破壊します(他者への伝播の問題があるので、100%が最低ライン)。

救いがなく響くかもしれないですが、それでも、上に「解決策はあるのか」という項目がありますように、接種したとしても、解決策はありますので、あまり深刻にならないほうがいいかと思います。

現在、確かに戦時ですが、対処すること自体は、そんなに大変でもないです。

ここからです。




 

COVIDワクチンがあなたの健康を害する可能性がある数多くの方法

The Many Ways in Which COVID Vaccines May Harm Your Health
Dr. Joseph Mercola 2021/06/13

ステファニー・セネフ博士(Stephanie Seneff, Ph.D.)とジュディ・ミコビッツ博士(Judy Mikovits, Ph.D.)に対してのインタビューからのジョセフ・メルコラ博士の記事より


メルコラ博士 mercola.com

COVID-19の症状は、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質によって引き起こされる。遺伝子ベースの COVID ワクチンが指示しているのは、まさにこのスパイクタンパク質を人の体の中に作ることだ。

気がかりなのは、これらの異なる害のメカニズムはすべて、人々の生まれつきの健康状態、すなわち自然免疫系と適応免疫系の調節を乱し、また、潜在ウイルスの活性化によって相乗効果を発揮する。

自然(の新型コロナウイルス)のスパイクタンパク質も悪い症状を引き起こすが、ワクチンに反応して体内で作られるスパイクタンパク質はさらに悪い。これは、合成 RNA (組み換えられた RNA)が非常に堅牢で不自然なスパイクタンパク質を作成するように操作されているためだ。

このスパイクタンパク質はそれ自体が毒性を持ち、血管、心臓、神経の障害を引き起こす能力を持つ。

また、COVID-19ワクチンは I型インターフェロン経路(ウイルス感染で誘導される抗ウイルス系のサイトカイン)を無効にする。COVID-19ワクチンを接種した後、ヘルペスや帯状疱疹の感染が報告されているのは、このためだ。

私は最近、ステファニー・セネフ博士にインタビューした。また、2020年5月には、ジュディ・ミコビッツ博士にインタビューをした。

ミコビッツ博士は以前、「 SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質がシンシチン(女性の胎盤形成に必要にもの)を攻撃する抗体を作ることで、出生率が低下する可能性がある」と警告していたが、実際にそれが見られ始めている。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、妊娠中の女性や 12歳以下の子どもにも、これらのワクチンを接種することを推奨しているが、生涯にわたるリスクや生殖能力の低下の可能性を考えれば、これは良心的とはいえない。

 

スパイクタンパク質は生物兵器的

ミコビッツ博士が以前から指摘しているように、COVID-19の最悪の症状は、スパイクタンパク質によって引き起こされることがわかっている。そして、現在の遺伝子ベースのワクチンは、これこそが体にそのスパイクタンパク質を作るように指示しているものだ。

しかし、さらに悪いことに、ワクチンが体内で作るスパイクタンパク質は、自然の SARS-CoV-2 と同じスパイクタンパク質ではなく、「遺伝子組み換えされたタンパク質」を作るため、毒性がはるかに高い。これでは、事態が悪化するのも当然と言えるだろう。

以下は、ミコビッツ博士の言葉となる。

ジュディ・ミコビッツ博士:

SARS-CoV-2 は、明らかに、スパイクタンパク質が症状を引き起こしています。これはつまり、 HIV のエンベロープを注射したことになるわけです。シンシチン・ガンマレトロウイルス(哺乳類などに神経疾患、免疫不全などを起こすレトロウイルス)のエンベロープと SARS のスパイクタンパク質 S2 の受容体結合ドメインを注射したことになるわけです。

これはワクチンではありません。これは病気の原因となる物質です。生物兵器的ともいえます。接種した人たちの細胞はすべてその生物兵器を作り出していることになるのです。

接種した人たちの体からは、自然免疫、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)、樹状細胞(白血球の中の免疫細胞の一部)などが失われることになります。

そして、白血球や免疫反応が阻害されるようになり、全身の細胞で抗炎症性サイトカインのシグナルをオンにしてしまいます。感染細胞を判断するナチュラルキラー細胞の能力を使い果たしてしまうのです。

これこそが私たちが予測していた最悪の悪夢です。

 

ワクチンにより体内で生成されるスパイクタンパク質は極めて不自然

ステファニー・セネフ博士の論文「COVID-19に対する mRNA ワクチンのいくつかの意図しない結果のレビュー」(論文)は、グレッグ・ナイ博士と共同で発表された。

セネフ博士は、この問題の重要な点は、自然のスパイクタンパク質より、ワクチンに反応して体内で生成されるスパイクタンパク質はさらに悪いということを説明している。

その理由は、ワクチンの RNA が改変操作されているからだ。合成 RNA を操作し、非常に不自然なスパイクタンパク質を作り、その結果、スパイクタンパクが細胞内で崩壊しないようにしてしまう。

その結果、スパイクタンパク質は通常のように ACE2 受容体に結合した後、細胞内に折りたたまれることはない。代わりに、開いた状態で ACE2 受容体に付着したままとなり、ACE2 受容体を機能不全に陥らせ、心臓、肺、免疫の障害につながる多くの問題を引き起こす。

セネフ博士は以下のように説明する。

ステファニー・セネフ博士:

通常、体内の酵素はその RNA を分解してしまいます。本来の体内の RNA は非常に壊れやすいのですが、PEG(ポリエチレングリコール)を入れてそれを頑丈にしています。脂質の膜を作ることで頑丈にしたのです。

脂質は正の電荷を帯びているので、それが細胞の膜に入ると、細胞は非常に動揺するのです。脂質はプラスに帯電しています。

しかし、最も気がかりなのは、彼らが実際に「 mRNA の遺伝子コードを変更」していることです。遺伝子コードを改変し、スパイクタンパク質の正常なバージョンを生成しないようにしているのです。

ワクチンでは、通常のスパイクタンパク質は生成されず、スパイクタンパク質の重要な場所にプロリン(一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸)が 2本並んだバージョンが生成されるのです。

ワクチンで作られるスパイクタンパク質には 2つのプロリンがあるので、非常に硬くなっており、形を変えられないようになっています。通常なら、このタンパク質は ACE2 受容体に結合すると、形を変えて膜に突き刺さります。

ところが、ワクチンのスパイクタンパク質は、再設計により、それができなくなっており、ACE2 受容体の上に居座ることになります、それにより、ACE2 受容体は露出した状態となります。

そのため、免疫細胞はその場所に特化した抗体を作ることができます。免疫細胞は、細胞と融合すべき場所、つまり融合ドメインに特異的な抗体を作ることができることになるのです。それは融合ドメインを不全にし、タンパク質を開いたままにして、タンパク質が入るのを防ぎます。つまり、タンパク質は ACE2 受容体に付着し、それを無効にします。

心臓の ACE2 受容体が機能しなくなると、心不全になる可能性があります。肺で ACE2 が無効化すると肺高血圧症になる可能性があります。脳で ACE2 が無効化すると、脳梗塞になる可能性があります。

ACE2 受容体を無効にすると、多くの厄介なことが起こるのです。

彼らが mRNA に対して行ったもう一つの改変は、RNAに余分なG(グアニン)とC(シトシン)をたくさん追加したことです。G(グアニン)とC(シトシン)をたくさん入れ、スパイクタンパク質を作ることを有利にしています。

その結果、自然の新型コロナウイルスのゲイン(スパイクタンパク質の産生能力)を 1,000倍にし、mRNAが、より多くのタンパク質を産生するようにしたのです。ですので、ワクチンの RNA は、天然の RNA を使った場合よりも、より多くのスパイクタンパク質を作ることができるのです。

 

現実は予測よりも指数関数的に悪い

セネフ博士によって提供された追加情報により、ミコビッツ博士は現在、これらのワクチンの現状は、1年前にミコビッチ博士が最初に予測したよりも指数関数的に悪いかもしれないと考えている。

ガーダシル(子宮頸がんワクチン)や新しい B型肝炎ワクチンで見られたように、脂質ナノ粒子が重大な危険をもたらすだけでなく、非天然の RNA が問題となっている。

さらに、自然に分解されるのを避けるために、より強固に作られた非天然の RNA であるという問題もある。

ミコビッツ博士の説明によると、遊離した RNA は体内で危険信号として機能するため、RNA が存続している限り、体内のシステムは警戒態勢に入る。

そのため、ワクチン製作者は、 RNA のコードを操作して、G(グアニン)とC(シトシン)に富むようにし、「あたかも人間のメッセンジャー RNA 分子のように見せかける」という改変をおこなっている。

このワクチンに含まれるスパイクタンパク質の RNA 配列は、あたかもバクテリアの一部であり、人間の一部であり、ウイルスの一部でもあるかのように見えるものとなっている。

以下は、ミコビッツ博士の説明だ。

ミコビッツ博士:

細菌やウイルスは、ポリ(I:C) (※ ウイルス感染をシミュレートするために使用される免疫賦活剤)を使って、細胞に I型インターフェロン経路をオンにするシグナルを送ります。ところが、(ワクチンで入れられる部分は)合成エンベロープであるため、ポリ(I:C)を見つけることができず、I型インターフェロン経路を活性化することができません。

プラスマサイトイド樹状細胞(樹状細胞の一種)はバイパスされ、本来この樹状細胞が行っている、IL-10(免疫システムの抑制機能をつかさどる分子)と結合して、制御性 B細胞との対話で、どのサブクラスの抗体を作っていくのか決めていく、というプロセスが働かないのです。

つまり、自然免疫反応と適応免疫反応の間のコミュニケーションがバイパスされてしまうのです。

さらに、エンドカンナビノイド(いわゆる脳内麻薬の類似物質)受容体のシグナル経路を無効にします。

過去 30年間の私たちの研究の大部分は、感染性で伝達していくウイルス(あるいはその断片)は必要ないということを示すものでした。これらのウイルスの一部分は、危険信号を発するため、より悪い事態を招きます。危険信号や病原体関連分子パターンのような働きをするのです。

そのため、相乗的に炎症性サイトカインの徴候を残し、自然免疫反応をコントロールできなくしてしまいます。これでは骨髄形成(骨髄で細胞を作ること)に追いつきません。

そのため、間葉系幹細胞(骨や軟骨、血管、心筋細胞に分化できる細胞)から、TGF-β(形質転換増殖因子β)で制御された造血幹細胞へのゆがみが生じることになります。

つまり、その両極で、出血性疾患が見られる可能性があるということです。

自然免疫反応はそこに到達することができません。そして、あなたの免疫システムの完全な大混乱がその先に持っています。

ウイルスの断片や部分が、実際にはウイルス全体よりも悪いというミコビッツ博士のコメントについては、COVIDワクチンの場合は、まさにその通りだ。

セネフ博士のインタビューでは、製造過程で遺伝子組み換えの断片の RNA がワクチンに残ることを説明した。

この断片は除去されることはなく、また無害だと思われているが、そうではない。このことは、このワクチンが危険である理由の一つとして完全に見過ごされている。

 

COVIDワクチンを接種すると潜伏ウイルスが再燃する可能性がある

セネフ博士が指摘しているように、このワクチンの問題点の多くに、例えば、ワクチンを接種した人たちがヘルペスや帯状疱疹に感染したことを報告しているが、これは、I型インターフェロン経路に障害が起こった場合に予想されることだ。

セネフ博士は以下のように述べる。

セネフ博士:

基本的に、脾臓で起こっているメッセンジャー RNA とスパイクタンパク質の異常な動きに、免疫系が完全にかきまわされることがなければ、まったく気にならないこれら(ヘルペスや帯状疱疹など)の潜伏ウイルスがあります。

(ワクチン接種によって)免疫細胞は、ウイルスを抑制するという本来の仕事に集中できなくなります。そのため、他の症状が現れます。

例えば、ベル麻痺(顔面神経麻痺)があります。アメリカのワクチン有害事象報告システム(VAERS)では、ワクチン接種後にベル麻痺が報告されたケースが 1,200件以上あります。

何が原因なのかを調べてみると、ヘルペスウイルスと水痘ウイルスが原因であることがわかってきました。ヘルペスウイルスと水痘ウイルスがベル麻痺の原因であることを示しています。I型インターフェロンシステムは、これらのウイルスを抑制するために必要なものです。ウイルスが有効となってしまい、症状を引き起こしているのです。

これは非常に悪い徴候です。妊娠中の女性が妊娠中にヘルペスを発症した場合、自閉症の子どもが生まれるリスクが 2倍になると言われています。

また、200人のパーキンソン病患者と 200人の同年齢・同性の対照群を比較した研究では、パーキンソン病患者のうち 6人が、少なくとも 1回ベル麻痺を発症していました。つまり、ベル麻痺は、将来のパーキンソン病のリスクを示す指標であるとも考えられます。

セネフ博士の話を要約すれば、 COVID-19ワクチンを接種した妊婦の方々は、流産だけでなく、将来の不妊症や自閉症の子どもを持つリスクが高まるようだ。

これらのワクチンは、単に COVID-19を減少させるだけでなく、受けた人の健康状態を根本的に毀損させている。

 

I型インターフェロンの重要性

ミコビッツ博士は、過去 40年間、インターフェロンに関する多くの研究を行ってきた。

自然免疫のインターフェロンは、私たちの最前線の防御をすべて構成している。

HIV/AIDS (エイズ)の人たちは、I型インターフェロンの調節がうまくいかず、寄生虫が足場を固めることができてしまう。興味深いことに、ヒドロキシクロロキンやイベルメクチンなどの抗寄生虫薬は、予防と治療の両方で、COVID-19に有効であることがわかっている。

ミコビッツ博士は、HIV-1が重複感染ウイルスとどのように相互作用し、それによって病気を加速させるかを詳述した「微生物間の戦争と平和」というタイトルの研究論文を引用した。

特にヘルペスウイルスはエイズ発症の原因として関係している。ヒトヘルペスウイルス6型(HHVS-6)は、筋肉痛性脳脊髄炎または慢性疲労症候群(ME-CFS)にも関与している。

要するに、COVID-19ワクチンは、様々な方法でダメージを与えることができるということだ。

興味深いことに、これらの異なる害のメカニズムは、相乗効果を発揮して、自然免疫系と適応免疫系の調節を狂わせ、潜在的な免疫を活性化させるという点で、潜伏していたウイルスを活性化させる。

 

HIVで設計されたSARS-CoV-2スパイクタンパク質

ミコビッツ博士によると、SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質は、HIV と XMRV (異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス)のタンパクより遺伝子操作されたことを示す証拠があるという。

これは、他の哺乳類に存在する内因性レトロウイルスと非常によく似ているとミコビッツ博士は言う。 XMRVは ME/CFS (筋痛性脳脊髄炎)との関連が指摘されている。エイズの原因となる HIV もヒト型レトロウイルスだ。

しかし、前述したように、HIV はそれだけではエイズを引き起こすことはできない。私たちの内因性ガンマレトロウイルスは、ヒト内因性レトロウイルス-W と呼ばれている。ヒト内因性レトロウイルス-W は、私たちの元々の内因性ゲノムに遡って存在している。

ヒト内因性レトロウイルス-Wは、エンベロープのみを発現するガンマレトロウイルスだ。レトロウイルスは、そのエンベロープだけで病気になるものでもある。

そのエンベロープタンパク質はシンシチンと呼ばれている。「今では私たちを混乱させるために『スパイクタンパク質』と呼んでいます」とミコビッツ博士は言う。

ミコビッツ博士によると、SARS-CoV-2 ウイルスは、分子クローンに変異を導入して作られたという。 Vero E6サル組織(アフリカミドリザルの腎臓上皮細胞に由来するベロ細胞というもの)は、SIV (サル免疫不全ウイルス)や他のガンマレトロウイルスに感染することが知られている。

SARS-CoV-2ウイルスは、Vero E6細胞株で増殖したことを示すマーカーを持っている。

ミコビッツ博士:

したがって、シンシチンはガンマレトロウイルスで、マウスやサルのガンマレトロウイルスと相互に反応します。サルもマウスもシンシチンを持っています。

内在性ウイルスは、特にホルモンサイクルの間に発現します。

誤った場所で発現した場合、脳や脊髄のような間違った場所で発現すると、長期間、炎症性疾患やミエリン鞘(ニューロンの軸索の周りに存在する絶縁性の脂質の層)の破壊と関連します。

つまり、シンシチンが間違った場所で発現すると、麻痺性疾患になるということです。

パーキンソン病は I型インターフェロンの反応と関連していることがわかっています。私たちは今、内因性ウイルス叢の発現が常に低レベルであり、自然免疫応答において I型インターフェロン経路を形成および教育しようとしていることを認識し始めています。

最後の、そして最大の問題は、エクソソーム(細胞から分泌される微細な物質)です。

なぜなら、体内のエクソソームは、細胞が制御 RNA、低分子の抑制 RNA、長鎖 RNAなどを発現する反応のようなものなのです。これらは、慢性ライム病や筋痛性脳脊髄炎と関連していることがわかっています。

また、TGF-βI (細胞増殖・分化を制御し、細胞死を促すサイトカイン)経路も関係しています。

TGF-βI は、I型インターフェロンをオンにするマスタースイッチであり、骨髄形成に必要です。しかし、これらのエクソソームは、あなたが作っている RNA をその中にパックしているのみならず、あなたがメチル化を減らしていくことにより、あなたの内因性ヴァイローム(ウイルス叢)を目覚めさせ、シンシチンが発現していくことになるのです。

 

mRNA が DNA を変化させる仕組み

セネフ博士は論文の中で、mRNA が実際にどのように DNA を変化させるかについても説明している。スパイクタンパク質を作る命令をゲノムに組み込むことができるという。

通常、mRNA を直接遺伝子に組み込むには、逆転写酵素が必要になる。逆転写酵素は、RNA を DNA に戻す(逆転写)。しかし、私たちの DNA には、さまざまな逆転写酵素のシステムが組み込まれており、それが可能だ。

これは、ミコビッチ博士が何十年も前から研究している分野だが、セネフ氏の指摘を受け、ミコビッツ博士は以下のように述べている。

ミコビッツ博士:

潜伏ウイルスや欠陥ウイルスを活性化すると、逆転写酵素が働き、ウイルスを活性化することができるのです。しかし、インテグラーゼ遺伝子(レトロウイルスにより産生される酵素で、感染細胞の DNA にレトロウイルスの DNA を取り込ませることを可能にする)も必要です。

そこでレトロウイルスはどのように沈黙しているのでしょうか?

それは、DNA メチル化です。多くの GC リッチ領域を投入して、合成ウイルス粒子(ワクチンによって誘発されたスパイクタンパク質 RNA )を得たときに、あなたの中でヘルペスウイルスが目を覚ますのです。

潜伏しているウイルスは DNA メチル化によって沈黙しますが、土壌中のミネラルが枯渇しているため、メチル化に欠陥のある人々がいます。

ですので私は、(ワクチンを接種して)真っ先に亡くなるのは、炎症性疾患の方々やガンの方々だと以前から述べています。

 

COVIDワクチンは「排出(shed)」または感染を伝播することができるのだろうか

気がかりなことに、COVID-19ワクチンを受けないと決めた人が、予防接種を受けた人の近くで過ごす場合にも問題を起こす可能性がある。

しかし、これは、どのコロナワクチンも生きたウイルスや弱毒化したウイルスを使用していないので、「ウイルスの排出」ではない。

ある種のスパイクタンパク質の伝達が行われているようだ。スパイクタンパク質は、ウイルスのように複製したり増殖したりすることはできないが、それ自体が毒性を持っている。

セネフ博士は論文の中で、スパイクタンパク質がどのように代謝毒として働き、次のような病理学的損傷を引き起こすことができるかを詳しく説明している。

肺や心臓、脳の病気につながる病理学的損傷を引き起こすことが可能なようだ。

セネフ博士:

鈴木有一郎教授(米ジョージタウン大学の学者)は、スパイクタンパク質は、それ自体で血管系にシグナル反応を引き起こし、広範囲に影響を及ぼす可能性があることを、他の著者と共同で発表しています。

鈴木教授たちの研究チームは、重症の COVID-19 では、SARS-CoV- 2 が肺血管系に顕著な形態変化を引き起こすことを観察しています。

培養したヒト肺動脈平滑筋細胞に SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質 S1 サブユニットを作用させると、他のウイルスを作用させなくても細胞のシグナル伝達が促進されることを示したのです。

その後の論文では、スパイクタンパク質S1サブユニットが ACE2 受容体を抑制することが示されました。

肺動脈性肺高血圧症(PAH)と似た状態になり、死亡率が非常に高いものです。

鈴木教授はさらに、2021年に、SARS-CoV-2 ウイルスの S1 成分は、低濃度であっても、 MEK / ERK / MAPK (受容体からの信号を細胞核内のDNAに伝達する一連の細胞内タンパク質)を活性化することを実験的に示しました。

彼らは、このような作用は肺血管系に限定されるものではないだろうと推測しています。

心臓の血管系で引き起こされるシグナルカスケードは、冠動脈疾患の原因となります。また、脳での活性化は脳卒中を引き起こす可能性があります。

全身の高血圧症も予測されます。このスパイクタンパク質が肺動脈性肺高血圧症を引き起こすことで、SARS-CoV- 2 から回復した患者が、後に右心室心不全を発症する可能性があるのです。

さらに、 mRNA ワクチン(が産生するスパイクタンパク質)にも同様の効果があることが示唆されています。ワクチンを接種した子どもや大人が長期的に影響を受ける可能性を警告しています。

2021年の興味深い研究があります。

その研究では、SARS-CoV で装飾された偽ウイルス - 球体が SARS-CoV-2 の S1 タンパク質で装飾されているが、コアにウイルス DNA を含まない球体である疑似ウイルス - であっても、炎症や損傷を引き起こすことが示されたのです。

さらに、健康なヒトの内皮細胞にも、同じ偽ウイルス粒子を投与しました。これら偽のウイルスの粒子が内皮細胞のACE2受容体に結合すると、内皮細胞のミトコンドリアの損傷と断片化が起こり、それに伴って関連組織に特徴的な病的変化をもたらしたのです。

この研究で、内皮障害を引き起こすには、ウイルスゲノムに結合していないスパイクタンパク質だけで十分であることが明らかになりました。

ここから、細胞にスパイクタンパク質を製造させることを目的としたワクチンの影響は明らかな懸念だといえるのです。

ミコビッツ博士の説明によると、ワクチンを接種した人から接種していない人への感染は、エクソソームの感染であり、基本的にはスパイクタンパク質の感染だ。

問題は、このエクソソームが、免疫システムにとってはウイルスのように見えることで、「もしその合成ナノ粒子がウイルスのような粒子で、文字通り自己組織化しているとしたら、合成の悪夢を見ることになります」とミコビッツ博士は言う。

 

どのワクチンが最も危険か

どのコロナワクチンが最も危険かというと、ミコビッツ博士は、ウイルスベクターベースの DNA ワクチン(アストラゼネカ社とジョンソン&ジョンソン社)は、慢性的なライム病や、帯状疱疹など、宿主の免疫反応の異常を伴う炎症性疾患を持つ人にとっては最も危険であると考えている。

ウイルス感染症、ガンなど宿主の免疫反応に異常をきたす炎症性疾患を患っている人やガーダシル(子宮頸がんワクチン)を接種したことのある女性では、脂質ナノ粒子(アストラゼネカ社ワクチンならポリソルベート80)の問題が発生しやすくなる可能性があるという。

また、パーキンソン病のような病気を患っている人も対象となる。

一方、セネフ博士は、子どもは、どちらの COVIDワクチンにも影響を受けやすいのではないかと心配している。

子どもへの影響の懸念はミコビッツ博士も同意見だが、子どもの年齢層では mRNA ワクチンの方が有害ではないかとミコビッツ博士は考えている。

ミコビッツ博士:

子どもたちにとって最も危険なのは mRNA ワクチンです。

なぜなら、子どもたちの免疫システムは成長しているからです。スイッチを入れたりすると、何が起こるでしょうか? 成長に重要な幹細胞が、『もう大丈夫』と言ってしまうのです。幹細胞は、「よし、免疫系は大丈夫だ、骨を作ろう、脳細胞を作ろう」と言います。

細胞を作り、マクロファージで刈り込みを行います。マクロファージはすべてのウイルスを除去することはできません。

そして、逆転写酵素はテロメア(染色体の末端部にある構造)に発現していて、「オン」になっています。子どもは成長しているのです。これが(子どもには mRNA ワクチンが悪いという)すべての考え方の根幹です。

すべてのブレーキが「オフ」になっています。同じことが妊娠中も同じです。ウイルス叢の内因性ゲノムである環境に応答するために、メチル化されていない状態を維持しなければならないからです。これが I型インターフェロンの反応です。

これからは、ダウン症候群やレット症候群のようなことが見られます。

幼い女の子たちに不適切な DNA メチル化が見られます…。

子どもたちにとって、世界で最も悪いのは mRNAワクチンです。

 

今後、どのような病気が増えると予想されるだろうか

ワクチン接種キャンペーンの結果、増加する可能性のある病気は、無数にあるが、一般的な予測として、セネフ博士は次のように考えている。ガン、パーキンソン病のような病気、ハンチントン病、あらゆる種類の自己免疫疾患や神経変性疾患が増加するとセネフ博士は考える。

いっぽう、ミコビッツ博士は、多くの人が急速に死に至るのではないかと考えている。

ミコビッツ博士:

HTLV-1 (ヒトT細胞白血病ウイルス)関連の神経脊髄症では、これらの病気が急速に進行するという証拠があります。HTLV-1関連の神経脊髄症では、長い潜伏期間を経て、半年で車椅子に乗ることになるという証拠があります。

つまり、他のすべての毒素が組み合わさってあなたを襲っているのです。他の有害物質が複合的に作用すると、「永遠に生きて苦しむ」ということにはなりません。5年(くらい)苦しんでから亡くなることになるでしょう。

高度な予防接種を受けている子どもたちは、時限爆弾を刻んでいます。

 

解決策はあるのか

これらの問題は非常に深刻だが、解決策はある。ミコビッツ博士は以下の様に指摘している。

ワクチン接種後に発症する可能性のある病気に対する処方箋には、以下のようなものがあるとミコビッツ博士は言う。

・ヒドロキシクロロキンとイベルメクチンによる治療

・免疫系を再教育するための低用量の抗レトロウイルス療法

・インターフェロンの研究者であるジョー・カミンズ博士が開発した低用量インターフェロンによる免疫系の刺激

・ペプチドT(HIVエンベロープタンパク質gp120に由来するHIV侵入阻害剤。CCR5受容体を利用して細胞に感染するウイルスの結合と感染を阻害する)

・ジメチルグリシンまたはベタイン(トリメチルグリシン)は、メチル化を促進することで潜伏ウイルスを抑制する

・シリマリンやミルクアザミで肝臓をきれいにする

私の見解としては、生来の免疫力を高めることが一番の近道だと考える。

そのためには、新陳代謝を活発にし、食生活を最適化する必要がある。

また、ビタミンDのレベルを60ng/mLから80ng/mLの間で最適化する必要があるだろう。日光には、ビタミンDの生成以外にもさまざまな利点がある。

時間制限のある食事をして、1日のすべての食事を6時間から8時間以内に済ませるのがよい。

すべての植物油と加工食品を避ける。グリホサートの影響を最小限にするために、有機栽培の食品を中心とする。

ミトコンドリアとリソソームの健康を保つために、硫黄を多く含む食品を摂る。このミトコンドリアとリソソームは、スパイクタンパク質を含む細胞内のゴミを取り除くのに重要だ。

スパイクタンパク質の毒性に対抗するために、セネフ博士はオートファジー(自食作用)の促進を提案している。オートファジーを促進することで、スパイクタンパク質の消化と除去が可能となる。

時間制限のある食事はオートファジーを活性化させ、熱ショックタンパク質を活性化させるサウナ療法は誤って折り畳まれたタンパク質の再結合を助ける。また、ダメージを受けたタンパク質にタグを付け、除去することができる。

なお、ミコビッツ博士は、(どれであろうとコロナワクチンを接種した人は)他の予防接種を受けないことを推奨している。

ミコビッツ博士:

それ(予防接種の害)は組み合わせです。それはすべての細胞に座っている時限爆弾です。ですので、(コロナワクチンを接種した方は)もう二度といかなるワクチンをも打たないでほしいのです。

また、免疫力を低下させる薬には十分注意してください。過免疫活性化しないでください。遺伝子組み換え作物を食べてはいけません。注射もしない。肌に毒素をつけてはいけない。髪の毛にも毒素を使ってはいけません。

エッセンシャルオイルを使ったり…あるいは、オゾン入りのバームやクリームは脂質の粒子を分解します。カンナビスのバームやクリームは、肌を正常化します。

覚えておいてほしいのは、免疫機能障害は、免疫活性化イベントを加えるたびに加速するということです。なので、世界中の人々が二度と注射をしなければ、最も影響を受けやすい人々でさえ元気でいられるはずです。

注射は誰にとっても最大の毒素であり、免疫の調整機能を失わせるものです。


 

ここまでです。

次の記事で、少し解説させていだきます。特に「解決策」について、少し具体的にご説明させていただこうと思います。

そりゃ避けるのが一番とはいえ、打ってしまったとしても、あまり絶望せずにいるほうがいいですし、身体を維持するために提案されている方法が他にもいくつもあります。

どんなことに対しても、過度な心配や懸念が一番体にも心にも悪いです。

どんな絶望的なことにでも、解決策は必ず見出せると考えることが最もいいことだと思います。

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