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米国CDCのデータが示す「ガンの有害事象報告が10,000%増加した」という現実


投稿日:2022年8月11日


 

2021年から急増



前回の記事「ワクチン後治療プロトコルのこと。そして「有志医師の会」が日本全国に…」の中で、東北有志医師の会のページにあるコラムをリンクさせていただきました。以下のページです。

 

コロナワクチン接種後に世界では何が起きているのか (東北有志医師の会 2022/05/18)

 

このコラムに、アメリカ CDC のワクチン有害事象報告(VAERS)のデータをグラフ化したものがありますが、2021年から唐突に、真菌感染症、脳症、敗血症、心筋炎・心膜炎の有害事象報告が増加していると共に、

「ガンの報告が急激に増加した」

ことが示されています。黄色 ()がすべてのワクチン後の有害事象報告で、赤 ()がコロナワクチン後の有害事象の報告です。

CDCに報告された「ワクチン後有害事象としてのガン」の報告数の推移


tohokuishi.localinfo.jp

  この赤(コロナワクチン)と黄色(すべてのワクチン)の意味は、2020年以前でも、すべての種類のワクチンの副作用としてのガンが、わずかに報告されていたことがわかりますが、しかし 2021年と 2022年は報告された「ガン」のほとんどがコロナワクチンの有害事情として占められているということになります。

2022年に関しては、前年より減ったのではなく、これはコラム記事そのものが 5月のものですので、おそらく今年 4月までの CDC データだと思われます。

ともあれ、2021年を境にして、非常にガンの報告が増えているということになりますが、気をつけたいのは、

「これは、あくまで、ワクチン有害事象(副作用)として報告されたもの」

だということです。

この有害事象の報告は「任意」であり、また、医師や本人などが「それをワクチン有害事象として考えられなければ報告されない」ものです。

何らかのワクチンを接種してから、たとえば「数ヶ月後などにガンになった」としても、「このガンはワクチン接種の影響だ」と考える人はおそらくあまりいないと思われます。

ワクチンの副作用としてのガンというのは、一般的にはとても考えにくいことですが、現実として、先ほどのグラフが示しますように、2021年の時点で、つまり、コロナワクチン接種開始以来、「副作用あるいは後遺症としてのガン」の現象や報告は著しく増えています。

昨年は、ワクチン、そしてスパインタンパク質の影響によるとガン化について、かなり記事を書かせていただきました。

 

[記事] 米アイダホ州の病院の「子宮内膜ガンが年平均の20倍」という報告から、もはやワクチンによる免疫抑制でのHHV-6の再活性化によるガン多発の可能性を排除できず
 In Deep 2021年9月15日



[記事] ワクチンとガン発生について改めて考える
 投稿日:2021年10月11日



[記事] ガン化していく世界 : ふたつの免疫抑制/免疫不全が発生するメカニズムを論文から知る
 In Deep 2021年10月26日

 

基本的には、ワクチンにより「免疫抑制が起きる」ことが、ガン発生、あるいは悪化の主な原因だと思われますが (論文)、エプスタイン・バー・ウイルスなどのヒトヘルペスウイルスの再活性化も一部のガンの発生あるいは悪化と強く関係しているかもしれません(論文)。

先ほどの東北有志医師の会のコラム記事には、以下のように書かれてあります。

 

(「コロナワクチン接種後に世界では何が起きているのか」より)



> これらのデータから、米国人ではあらゆる事象に関して、ワクチン接種開始後の2020年末を境に、大きく変化している事がおわかりでしょうか。

> そして少し遅れて接種が開始されている日本でも、同様の有害事象は起きてくることが予想されます。

> それどころか、2回目の接種率が66%のアメリカよりも、はるかに高い80%の接種率の日本では、さらに深刻な事態をむかえるかもしれません。 tohokuishi.localinfo.jp

 

これはすでに起きていると思っていますが、ただ、やはり3回目、4回目、そして秋に予定されているという 5回目などの接種以降に加速しそうな気はします。

先ほどのアメリカのグラフにあるように、たとえば「数倍」というようなことになったとした場合……まあ……さすがに全体のガン患者数が数倍になるという極端なことはなくとも、もともとが多いガン患者数が、ここからほんの少し増えただけでも何だか大変なことにはなりそうです。

日本の新たな 1年のガン患者数は、100万人程度ですが(国立がん研究センターの 2022年の予測による)、日本の総接種数は、ブースター接種を含めれば 3億回などに達していますので(首相官邸より)、そのほんの数パーセント、あるいは  1パーセントなどにガンの影響が出たとしても、かなりの増加となる可能性はあります ( 1%で 300万、0.5%でも 150万)

懸念…というより、もう起きること自体は仕方のないことかもしれません。

アメリカのデータや、あるいは多くの論文はそれを物語っています。

今回は、アメリカのカトリック系サイトの記事で「コロナワクチン後の有害事象としてのガンの劇的な増加」について述べられているものをご紹介したいと思います。

記事では、「 10,000パーセントの増加」とタイトルにありますが、これは、ガン全体の比較ではなく、「ワクチン後の有害事象としてのガン」の比較です。先ほどのグラフの「赤と黄色」のことです。

ここからです。

 


米国政府のデータベースは、COVID ワクチンが原因で、ガンの報告が 10,000% 増加したことを明らかにしている



Gov’t database reveals 10,000% increase in cancer reports due to COVID vaccines
lifesitenews.com 2022/08/05

研究者は、過去 20か月間の COVID ワクチン接種後の CDCワクチン有害事象報告のガン報告と、過去 30年間のすべての FDA 承認ワクチンとを比較した。

アメリカ疾病予防管理センター (CDC)のワクチン有害事象報告システム (VAERS)に問い合わせた研究者は、COVID-19 ワクチンの結果として、FDA が過去 30 年間に承認したすべてのワクチンと比較して、ガンの報告が 10,661% 増加したことを発見した。

ヘルスインパクト・ニュースの編集者であるブライアン・トラヴィ(Brian Shilhavy)氏は、さまざまな調査結果の文書へのリンクを提供し、検索の手順をたどった。

最初に「 COVID-19 ワクチン接種後に報告された最も一般的なガン」の症例を調べたところ、「 88人の死亡、66人の永久障害、104人の生命を脅かす事象を含む 837例のガン」が見つかった。(CDCデータリンク

FDA が過去 30年間に承認したワクチンとのコロナワクチンとの、データベースからの同じ検索クエリで比較してみたところ、「 10,661.4% の増加を示していたのです」と彼は述べた。

なお、FDA が過去 30年間に承認したワクチンの検索期間は、360ヵ月であり、それに対して、 COVID-19 ワクチンは使用されてからまだ 20ヵ月だ。

テキサスを拠点としているシラヴィ氏は、12歳から 20代までの多くの若い成人に至るまで、かなりの数のガン症例がデータベースにあることに注目した。

昨年 10月、スウェーデンでの研究で、COVID-19疾患に関連するスパイクタンパク質とそのワクチンが細胞の核に入り込み、DNA 損傷修復機能を大幅に妨害し、人の適応免疫を弱め、おそらくガン細胞の形成を促進することがわかった (論文)。

(※) このスウェーデンの研究は、以下の記事で取りあげています。スパイクタンパク質が「獲得免疫」を剥奪することがわかったのでした。



[記事] 免疫を失うメカニズムがまたひとつ : スウェーデンの研究が、スパイクタンパク質は V(D)J組換えと呼ばれる「獲得免疫の根本システムを阻害」することを示す…
In Deep 2021年11月1日

 

2021年3月、理事会認定の病理学者であるライアン・コール博士(Dr. Ryan Cole) は、COVID ワクチンを接種した患者たちにさまざまな自己免疫疾患やガンが大幅に増加していると報告した。(※)このことはこちらの記事で取りあげています。

コール博士は、「 2021年1月1日以来、検査で見つかる子宮内膜ガンが年間ベースで 20倍に増加しています」と述べていた。

全体的な適応免疫に関して、コール博士は、米軍での COVIDワクチンの接種に続いて、数十の病気の急増を示したことを以下のように説明した。

・流産 : 279% 増加
・女性の不妊 : 471% 増加
・男性不妊 : 344% 増加
・先天性欠損症 : 156% 増加
・高血圧 : 2,281%増加
・神経系の疾患 : 1,048%増加
・ベル麻痺 : 291% 増加
・肺塞栓症 : 467% 増加
・ガン : 296%増加


  CDC から 7月 29日に リリースされ たワクチン有害事象データ は、2020年12月14日から 2022年7月22日までの間に 29,790人の死亡と 247,686人の重傷を含む合計 1,357,937件の有害事象を報告した (CDCデータ)。

これらには、55,719 件の永久的な障害、50,739 件の心筋炎、14,374 件の帯状疱疹も含まれる。

しかし、これらの数値は任意での報告に基づいているため、この数値は「氷山の一角」である可能性が非常に高いことに注意することが重要だ。


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