In Deep

コロナの後天性免疫不全は「エイズより悪い」ことがイタリアの研究によって突きとめられる。膨大な数の人々が「強化されたスパイクタンパク質」を接種した日本の未来は


投稿日:2022年6月20日


エイズより減少していた免疫細胞


ヨーロッパ最大規模の大学であるイタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学の研究者たちが、最近、非常にショッキングな論文を発表しました。

それは、

「コロナ感染者とエイズ患者において、どちらにも免疫細胞の減少があった」

ことを見出すと共に、それどころか、

「ある免疫細胞においては、エイズ患者よりコロナ感染者のほうが減少していた」

ことを発見したのでした。

論文自体は以下にあります。

 

エイズとCOVID-19は、共に一般的なリンパ球減少症を示す2つの疾患である
AIDS and COVID-19 are two diseases separated by a common lymphocytopenia

 

正確には、

・CD4細胞
・CD8細胞

というものの減少数をエイズ患者、コロナ感染者、共に計測したものです。

これはどちらも、ヒトの免疫系に不可欠なものですが、その説明を Wikipedia から抜粋しておきます。太字はこちらでしています。

CD4陽性T細胞はヒトの免疫系において必要不可欠な白血球である(以下 CD4細胞)。この細胞の主要な役割は CD8陽性T細胞(いわゆるキラー T細胞)などの他の免疫系細胞にシグナルを送ることであり、このことから CD4細胞はヘルパー細胞と呼ばれる。

CD4細胞がシグナルを送ると、CD8細胞はそれを受けて感染細胞を破壊しこれを殺す。無治療の HIV-1感染患者や臓器移植前の免疫抑制状態のように CD4細胞が枯渇すると、健常者では発現しない感染症の病原体に感染しやすくなる(日和見感染)

CD4
 

ここに、「 HIV-1感染患者…のように CD4細胞が枯渇すると、健常者では発現しない感染症の病原体に感染しやすくなる」とありますが、エイズと同じような「CD4細胞の減少」が、コロナ感染者に見られたのです。

しかし、もっと正確に書きますと、

「コロナ感染は、HIV感染よりも悪いことがわかった」

という話です。

エイズのように、コロナ(もちろんワクチン含)の場合も、かなり後になってから、 Wikipedia にもあります「日和見感染」が起こってくる可能性が高くなってきているということです。

まずは、イタリアの研究者たちの論文の概要をそのまま翻訳します。

太字はこちらでしています。



 

エイズとCOVID-19は、共に一般的なリンパ球減少症を示す2つの疾患だ


AIDS and COVID-19 are two diseases separated by a common lymphocytopenia

概要

HIVと SARS-CoV-2は、私たちの時代の最も危険で生命を脅かす感染症の 2つに関与している。

この 2つの感染によって誘発される免疫学的応答の違いをよりよく分析するために、AIDS 患者と COVID-19患者の両方でフローサイトメトリー分析(FCA)によって測定されたリンパ球亜集団の変化を比較した。

合計 184人の HIV感染患者を遡及的に調査し、FCA 分析の結果を収集し、実際の発生時に調査した 110人の SARS-CoV-2感染患者で得られた結果と比較した。

その結果、AIDS患者と比較して、両方の疾患で同等の B細胞の減少と、COVID-19では T細胞の総量のより深刻な減少が観察された

T細胞亜集団の分析では、(エイズとコロナ患者の間に)CD4細胞数の同等の減少があることを示した。逆に、 CD8細胞数では、(エイズとコロナ患者の間に)顕著な違いが見られた。AIDS患者では、CD8細胞は通常よりわずかに高いことを示したが、COVID-19患者では、CD8細胞数が著しく減少していた

その結果、CD4 + / CD8 +比は、AIDSで非常に低く、COVID-19患者では、通常よりも高くなっていた。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、AIDS と COVID-19の両方の病気で減少していたが、SARS-CoV-2感染では、HIV感染と比較して、より深刻な減少を引き起こしていた

結論として、HIVウイルスと SARS-CoV-2ウイルスはどちらもリンパ球数に大きな変化を引き起こし、それらの間には顕著な類似点と相違点がある。

T細胞、特に CD8細胞の絶対数の合計は、AIDS患者と比較して COVID-19患者で低くなっているが、CD4細胞は両方で同様のレベルで減少していた。

これらの結果は、宿主の免疫系がこれら 2つの感染に対して異なる反応を示すことを示している。




  ここまでです。

ここに出てきますナチュラル・キラー細胞というのも大変に重要な細胞で、以下のようなものです。

 

> ナチュラル・キラー(NK)細胞は、文字どおり生まれつきの殺し屋で、全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球です。生まれながらに備わっているからだの防衛機構である自然免疫に重要な役割を担うと考えられています。yakult.co.jp

 

そして、先ほどの論文には、以下のようにあります。

> NK細胞は…SARS-CoV-2感染では、HIV感染と比較して、より深刻な減少を引き起こし…



とありまして、つまり、コロナ感染(ワクチン曝露)というのは、「生まれながらに備わっているからだの防衛機構である自然免疫に重要な細胞」の数を著しく減少させてしまうのです。

NK細胞は、ガン細胞も攻撃しますので、ガンへの防御にも影響が出ると思われます。

   

自然感染よりワクチン接種のほうがリスクが高い理由


仮に、これが「コロナのスパイクタンパク質によって引き起こされているとした場合」は、

「ワクチン接種でも同様の作用となる」

日本人だけで 1億回以上接種が進んでいるワクチンです。

しかし実際には「自然感染より、ワクチンのほうがリスクは高い」とも言えます。

その理由として、「コロナ自然感染とコロナワクチン曝露では、どちらのスパイクタンパク質が強いか」ということにあり、

「スパイクタンパク質の強さでは、ワクチンの圧勝」

となっているからです。

影響度が違います。

どのように強化されているかというと、米マサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士が、インタビューでわかりやすく以下のように述べています。

 

(セネフ博士へのインタビューより)



> 最も気がかりなのは、彼らが実際に「 mRNA の遺伝子コードを変更」していることです。遺伝子コードを改変し、スパイクタンパク質の正常なバージョンを生成しないようにしているのです。

> ワクチンでは、通常のスパイクタンパク質は生成されず、スパイクタンパク質の重要な場所にプロリン(一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸)が 2本並んだバージョンが生成されるのです。

> ワクチンで作られるスパイクタンパク質には 2つのプロリンがあるので、非常に硬くなっており、形を変えられないようになっています。

 

このインタビューは、昨年の以下の記事にあります。……日付けを見ますと、昨年の 6月24日となっていますので、もう 1年経つのですね。

 

[記事] 遺伝子コロナワクチンのさまざまな害についての「完全に科学的な側面から見たメカニズム」を、アメリカの三人の医学者と科学者が語ったその内容。貴重ですよ
 In Deep 2021年6月24日

 

この 1年、あれよあれよという間に大量殺戮が進みましたが、イタリアの研究からは「本番」は、まだずいぶんと先のことになりそうです。

時間の経過と共に「たくさんの人々がエイズを発症した状態」となっていくことになると見られますが、それまでの期間は当然不明です。

ただ、注意したいところは、先ほどのイタリアの研究の以下の部分です。

> AIDS患者では、CD8細胞は通常よりわずかに高いことを示したが、COVID-19患者では、CD8細胞数が著しく減少していた。

CD8細胞においては、コロナのほうが、エイズより著しく減少しているのです。

これが導くところは今ひとつわからないですが、ただ、

「ワクチン後の免疫不全による日和見感染などが出現するのは、時期的にエイズより早い」

と考えられなくもないです。

エイズの場合、あくまで平均としては、HIV 感染から 10年前後でエイズの発症に至るとされていますが、これより早いかもしれません。

  そういえば、今日のデイリー新潮で、「原因はコロナか、ワクチンか 今年に入って「日本人の死亡数」が激増している理由」というタイトルの記事がありました。電子版ではない日本経済新聞で、「日本人の死亡数が 2022年1月〜3月に急増」と報じたことを取りあげているものでした。この新潮の記事は消されても不思議ではないですので、こちらに転載してあります。

しかし、これはワクチン後の後天性免疫不全とは関係ないとは思います。

さすがにまだ早いですので、単純なワクチンとスパイクタンパク質の後遺症によるものだと思われます。そして、後天性免疫不全症候群の嵐が始まった場合は、こういう「月単位での急増」という形ではなく、「年単位での急増」となりそうです。

日本だけで、どのくらいの方がワクチン後の後天性免疫不全に至るかというのは、正確には難しいですが、あえて 0.5%問題を持ち出しますと関連過去記事)、日本でのコロナワクチン接種数は、100万以下を切り捨てますと、

1回目 1億回
2回目 1億回
3回目 7000万回
となっています。

2億7000万 × 0.5%としますと、おおむね 130万人くらいですかね。

昨年来想定していた数から見るとずいぶんと少ないですが、ロットによる濃度の差異などの現実を見ますと、このような数のほうが現実的だと思います。

百数十万人のエイズ同等の症例が出てくると。

ただ、ここに「エクソソームを介した伝播」の問題があります。世では、シェディング等と言われているものです。

普通の伝播はともかく、何度も書いていますが、「お母さんと赤ちゃんのような、非常に密接な関係」においては、ワクチン成分は子どもにストレートに伝播します

裁判所命令で開示されたファイザー社の機密書類には以下のようにあります。

メルマガからの抜粋です。


 

2022年6月10日のメルマガより抜粋

…ファイザー社書類は以下にあります。機密書類扱いのものです。

https://bit.ly/3H8fagO

この12ページに、妊娠した女性の臨床試験の事例などが出ています。

数字だけ書きますと、

・270人の妊娠した女性への試験



・そのうち「238人は臨床試験後に追跡できなかった」



・残った32人のうち、23人が自然流産。死産と新生児死亡が4件



とあります。

270人中238人が追跡できなかった…って、追跡するための臨床試験のはずなのですけれど。

それはともかくとして、確認された妊婦さん 32人のうち、23人が自然流産で、死産と新生児死亡が4件。確認されたうちの9割が「赤ちゃんを失った」ことになります。

さらには、この同じ 12ページには、以下のような記述がありました。

母乳育児をしていた 133例の試験参加者のうち、

  「116例が、母乳育児中のワクチン曝露を報告した」

  とあるのです。そこには、「母乳を介した曝露」とはっきりと書かれています。

133例中 116例だと「ほとんど」という表現が使える数です。

つまり、授乳中に(本物の)コロナワクチンを接種すれば、ほとんどの赤ちゃんに曝露する。そして、それは間違いなく、赤ちゃんの体内にスパイクタンパク質を作り出す。




 

ここまでです。

授乳中のお母さんのワクチン接種では、ほぼ 90%が赤ちゃんに曝露、妊娠中の接種については、赤ちゃんの検査はおこなわれていませんが、母体と赤ちゃんの体液がつながっていない妊娠は存在しませんので、 曝露率は 100%だと思います。

それについては、以下の記事などをご参照下さい。

 

[記事] コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
 In Deep 2022年5月4日

 

実際には、「ワクチン後に免疫が抑制される、つまり免疫が弱くなる」ことについては、昨年から多くの記事で取りあげていましたが、今回のイタリアの研究は、

  「免疫細胞そのものの数が減少する」

  というストレートなものであり、それだけに、もはや「その被害は避けられない」ことが明白となっています。

仮に、2回打ってしまった方がいらっしゃるとすれば、3回目は絶対にやめたほうがいい

まだ打っていない方は、何が何でもその意志を貫くのが理想だと思います

  なお、タイランドメディカル・ニュースが記事に書いていた以下の部分も気になるところです。

> HIVの場合、それらの多くの感染者が健康で長生きするのを助けることができる多くの効果的な抗ウイルス剤があるが、COVID後の個人の場合、ウイルスの持続性に対処できる既知の効果的な抗ウイルス剤が存在しない。

 

そうなんですよね。既存のエイズ治療法等である程度の代替ができるのかもしれないですが、基本的には、ワクチン後免疫不全症候群は、

「それを助けるための方法が今は存在しない」

ものである可能性があります。

それと、やはり気になるのが、今年 5月にファイザー社のコロナワクチンの製剤が変更された点です。以下にあります。

 

[記事]製剤形式変更により「完全な凶器」と変貌した可能性のあるファイザー社ワクチンがもたらすかもしれない今後
 In Deep 2022年6月12日

 

この新しいバージョンも、今まで通りに「毒性がロットにより著しく異なる」ものなのか(過去記事)、それとも、

「今度は《均質》なのか」

ということについてのことです。

仮に全製品同等の毒性のまま、またも 4回、5回とワクチン接種が展開されたら、まさに地獄です。

そして、アメリカでは、「生後 6ヵ月からの子ども」にコロナワクチン接種が開始されると報じられています。時期的には、新しい製剤のバージョンが出荷され始めた時ではないかと思います。

 

 

やはり結局 HIV だった



思えば、「コロナと HIV が似ている」ことを知り、最初に記事に書かせていただいたのは、もう2年以上前のことです。

インドの大学が、「新型コロナウイルスの中に HIV の要素が挿入している」ことを見出した時でした。こちらに記事があります。2020年2月のことです。

以下のふたつの記事は、それぞれ 2年前の今頃のものです。この頃からコロナが免疫細胞を破壊することはわかっていたんです (つまり、そういうものを体内に入れてはいけないということも当時わかっていた)。

 

[記事]「Covid-19 は HIV」:米ペンシルバニア大学の研究で新型コロナウイルスが人間の重要な免疫細胞を「エイズ同様に消滅させている」と結論付けられる
 In Deep 2020年6月28日



[記事]新型コロナと HIV は「ほぼ完全な兄弟」であることが判明。双方のウイルスが「人間の免疫細胞を破壊するメカニズム」において同じであることが見出される
 In Deep 2020年5月27日

 

しかし、「自然のコロナのまま」であれば、感染したところで別に大した問題ではなかったのです。

なぜなら、武漢型の自然のコロナは「作りが悪いウイルス」だったからです。

以前、ミラノ分子腫瘍研究所の日本人科学者の荒川央さんの note 記事をご紹介したことがありましたが(過去記事)、そこには以下のようにありました。

> オリジナルのスパイクタンパクでは頻繁に翻訳停止シグナルが出てきます。機能的なタンパクを作れそうには見えません。ブレーキの無いRNAワクチン

 

自然のコロナは、中途半端なスパイクタンパク質しか作ることができない程度の脆弱なウイルスだったんです。

それがコロナワクチンでは、先ほどのセネフ博士の言うように、スパイクタンパク質が強化された上に、荒川央さんは以下のように書かれています。

> これは驚くべき事なのですが、確かに「毒性の高いタンパクの遺伝子から毒性を取り除かず、ほぼそのままの状態のものを体内に投入している」という事です。ブレーキの無いRNAワクチン

 

今回わかったことは、これらのスパイクタンパク質は、単に直接的な毒性を持つだけではなく、免疫細胞も壊滅的に破壊するということでした。

そして、これらの最も大きな問題は、「接種前の元の身体あるいは元の細胞に戻すことができない」ということです。 HIV と同じです。

聖書の記述のような状況が少しずつ近づいてきているのかもしれません。


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