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戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして「未知のタンパク」の存在

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だますものだけでは戦争は起こらない

ドイツのマックスプランク等で研究をされた経歴を持ち、現在ミラノの分子腫瘍研究所に所属されていらっしゃる日本人科学者の荒川央さんという方の以下のブログ(note)記事を最近読みまして、これはワクチンの遺伝子配列を詳しくご説明されているもので、大変に参考になるものでした。

ブレーキの無いRNAワクチン

ここから少しご紹介させていただこうと思うのですが、それとは関係のない話として、戦前の映画監督だった伊丹万作さんという方が、1946年(昭和28年)に、『映画春秋』という雑誌の創刊号に寄稿した文章の存在を知りました。

戦争責任者の問題」と題されたものです。

わりと長いものですが、そこに「まったく今と同様の観念」が書かれてあることを知りました。そこから一部抜粋させていただきます。

 


伊丹万作『戦争責任者の問題』(1946年8月)より抜粋

多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。

私の知っている範囲ではおれがだましたのだといった人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつわからなくなってくる。多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はっきりしていると思っているようであるが…

…それは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに画然と分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかまえてだますというようなことを際限なくくりかえしていたので、つまり日本人全体が夢中になって互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う…

…また、もう一つ別の見方から考えると、いくらだますものがいてもだれ一人だまされるものがなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったにちがいないのである。

つまりだますものだけでは戦争は起こらない。だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起こらないということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである。

そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである…

…このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。

それは少なくとも個人の尊厳の冒涜、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である。

…「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。

「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである。一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。

青空文庫


 

ここまでです。

伊丹万作 - Wikipedia を見ますと、亡くなったのが 1946年9月とありますので、本当に最期の時に書かれたもののようです。

> だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起こらない

というのは、今の全主要国の状況なのかもしれないですが、繰り返すものだなと思います。

日本の当局に関しても、厚生労働省のワクチン特例承認報告書などを見ていますと、戦前とさほど変わることはないのだなと実感しています。

厚生労働省といえば、これまで月に二度、ワクチン後の有害事象報告と、死亡事例について発表していたのですが、10月15日分の発表では、「死亡事例報告が消えて」いました。以下の記事で取り上げています。

厚生労働省の資料から「ワクチン死亡報告事例」が消えました
地球の記録 2021年10月16日

これが今回だけのものなのか、今後もこのようになるのかはわからないですが、今回の発表に関しては消えていました。

その厚生労働省関係では、最近、ファイザー社ワクチンの「毒性試験の概要文」という文書の存在を知りました。これが大変に注目すべきものでしたが、まだ途中までしか読んでいないですので、これはまた別の機会にご紹介したいと思います。

ただ、「白血球(好中球や単球)への影響が大きい」ことや、「脾臓の肥大」の値などが非常に大きく、影響の強さが示されたものとなっています。

さらに初めて知ったこととして、臨床段階では、非常に多くの「パージョン」のワクチンが存在していたことでした。

ここに「BNT162b2 (V8)」とありますが、バージョン8という意味だと思われます。現在使われているワクチンは「バージョン9 」と読めます。


pmda.go.jp

型番については、以下の記事をご参照いただければ幸いです。

幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
投稿日:2021年7月7日

 

さて、ここから本題です。

最初に書きました荒川央(あらかわ ひろし)さんの「ブレーキの無いRNAワクチン」をご紹介させていただこうと思います。これはもう本当にさまざまな方にお読みいただきたいものだと思います。

どのようにご紹介させていただこうかと思いましたが、とてもわかりやすく書かれてくださっているのですが、やはり専門家の方の書かれていることでもあり、私のような専門知識の乏しい人間にはわかりにくい部分もあり、今回は、その全文を引用させていただくと共に、途中途中で、それと関係する論文や過去記事などで注釈させていただこうと思います。

専門家の書かれている文書に注釈というのはおこがましいのですが、荒川央さんの書かれていることが、少なくとも医学的科学的にこれまで発表された論文や資料から、「すべて事実」だということをお伝えしたいと思いました。

ここからです。




 

タンパク質の産生を止めるためのスイッチがない配列

ここから、抜粋部分と、注釈部分となり、少し読みづらくなるかもしれないですが、ご了承下さい。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

ファイザー、モデルナのコロナワクチンはRNAタイプです。ワクチンに使われるスパイクタンパクは本来人体への毒性の高いものですが、実際に遺伝子やアミノ酸配列の上で毒性を下げる工夫が取られていないのか、そしてその毒性を制御するためのセーフティガードの仕組みは組み込まれていないのかを遺伝子配列から確認してみました。

どちらのワクチンもmRNAの構造をしています。スパイクタンパクの遺伝子が主役であり、遺伝子の安定化や翻訳効率上昇のための工夫は見られます。

ファイザーのコロナワクチンの場合には、始点にキャップ構造があり、非翻訳領域 (ヒトαグロビン由来)、スパイクタンパク遺伝子、非翻訳領域 (AES、mtRNR1に由来)、ポリA配列と続きます。また、ウリジンが1-メチル-3'-シュードウリジンで置換されています。

キャップ構造とはmRNAをタンパクに翻訳を開始させるのに必須の化学構造です。スパイクンパク前後の非翻訳領域、ポリA配列はRNAの安定化に貢献します。

何よりもウリジンの1-メチル-3'-シュードウリジンへの置換はmRNAを分解から保護します。このためmRNAワクチンはすぐには分解されず、実際にどれ程の期間細胞内に留まるのか分かりません。note.com

 

[注] ここに出てくるような言葉は、私などには難解な概念なのですが、以下の記事で「コドン」というものについてふれたことがありました。

臨床で使われたものと現在実際に使われているコロナワクチンは「異なるもの」だと知る中で始まってしまった「ワクチンmRNAのゲノム改変を探究する旅」
投稿日:2021年7月8日

コドンというのは、Wikipedia 的には、

> コドンとは、核酸の塩基配列が、タンパク質を構成するアミノ酸配列へと生体内で翻訳されるときの、各アミノ酸に対応する3つの塩基配列のこと。

というもので、この説明でもよくわからないですが、コドンを構成する「塩基」というのは、核酸( DNA だとか RNA )を構成する成分であり、mRNA でしたら、以下のような英文字で示されます。

・アデニン A
・ウラシル U

・グアニン G
・シトシン C

この A とか U とか G とか C が「 3つずつセットになったもの」がコドンです。

CUU GAC AAA GUU GCU ……というような感じで並びます。これが、その mRNA の性質を決定づけるものです。

先ほどの荒川さんの、

> ウリジンが1-メチル-3'-シュードウリジンで置換されています。

という意味は、この「 U 」が、1-メチル-3'-シュードウリジンというものに置き換えられているということで、表記では、「 U 」ではなく、記号で「 Ψ 」と示されます。

ですので、普通なら「 CUU GAC AAA GUU GCU ……」というような文字列で示されるものが、ファイザー社ワクチンでは、以下のように示されます。


WHO

 

なぜ、こんなものと置き換えるのかといいますと、「天然のコロナよりたくさんのスパイクタンパク質を作るため」です。以下は、日本 RNA 学会の文書からです。

 

> RNA修飾とタンパク産生について細かく解析すると、ウリジンをシュードウリジンに変更すればタンパク質を多く産生することができ、更に、1メチルシュードウリジンに変更すれば、元のRNAの数十倍ものタンパク質を作り出すことができる。rnaj.org

 

これを最初に発見したのは、mRNA コロナワクチンの開発に寄与したビオンテック社の上級副社長のカリコー・カタリン博士で、2008年に以下の論文で発表しています。わりと歴史のある技術のようです。

Incorporation of pseudouridine into mRNA yields superior nonimmunogenic vector with increased translational capacity and biological stability
シュードウリジンをmRNAに組み込むと、翻訳能力と生物学的安定性が向上した優れた非免疫原性ベクターが得られる

つまり、ワクチン mRNA は、天然のコロナ(ウイルス)より、何十倍も多くのスパイクタンパク質を産生することができるということです。マサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士は、

「 100倍から 1000倍多くスパイクタンパク質が作られる」

ということも述べています。

これは過去記事「遺伝子コロナワクチンのさまざまな害についての…」などに記しています。

また、荒川さんは、

> 1-メチル-3'-シュードウリジンへの置換はmRNAを分解から保護します。

と書かれていますが、これが意味するのは、ワクチンの mRNA は、天然のコロナと比較して、

「壊れにくく、とても強い」

ということです。

通常の mRNA は、長くても数時間などで分解されて消えてしまいますが、ワクチンのほうは「それがあまりない」と。長く体内に残ることになります。

 

記事を続けます。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

ワクチンの遺伝子配列から読み取れるものを見て行きましょう。配列は以下のサイトからのものです。

「ファイザー」コロナワクチン

「モデルナ」コロナワクチン

まずは、タンパクの開始コドンから最初の120ヌクレオチドを例に両者の配列を比較してみましょう。

DNA解析ソフトウェアを使いましたので、ここではシュードウリジンは「T」と表記されています。

対象となる配列と同一の配列は「•」ドットで表しています。

遺伝子配列を比較すると、ファイザー、モデルナのRNAワクチンは武漢型コロナウィルスのスパイクタンパクとは遺伝子の配列はかなり異なっています。これはコドン最適化のためであり、翻訳効率を上昇させ、より多くのスパイクタンパク生産につながります。

次にタンパクのアミノ酸配列を比べてみましょう。20種類のアミノ酸のそれぞれを一文字のアルファベットで表記しています。RNAの配列は遺伝暗号表 (コドン表) に従ってアミノ酸配列に翻訳されます。遺伝暗号 (コドン) については以前の記事内でも触れました。note.com

(※ 配列表は省略させていただきます)

 

[注]ここにあります、

> ファイザー、モデルナのRNAワクチンは武漢型コロナウィルスのスパイクタンパクとは遺伝子の配列はかなり異なっています。

というのは、先ほどのコドンについての過去記事でもふれていますが、海外の解析サイトによれば、

> もともとの武漢型新型コロナの mRNA の配列数 4284のうちの 3777が、ワクチン mRNAのほうでは変更されている

ことが示されています(もはや別物といっていいほどの変更ではあります)。

以下は、上が武漢型の新型コロナの mRNA の配列で、下がコロナワクチン mRNA の配列の一部ですが、このような変更が大規模に行われています。


berthub.eu

この理由も、先ほどと同じように「スパイクタンパク質の産生能力と強度を上げるため」です。

さまざまな点において、ワクチン mRNA は、もともとの武漢型よりも、スパイクタンパク質の産生能力と強度が上げられる工夫が施されています。

 

記事を続けます。これは、初めて知った部分で、ややショックでした。太字はこちらでしています。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

これを見ると、遺伝子配列とは対照的にタンパクの配列上はほとんど差異が見られません。2つのプロリン置換 (K986PおよびV987P) が見られるだけですが、これはスパイクタンパクを変形前の構造に固定させ、中和抗体を産生しやすくするためのものです。

しかし他のアミノ酸配列はコロナウィルスのスパイクタンパクと同一です。そしてアミノ酸配列からはスパイクタンパクの毒性を取り除くための工夫の跡は見られません

これは驚くべき事なのですが、確かに「毒性の高いタンパクの遺伝子から毒性を取り除かず、ほぼそのままの状態のものを体内に投入している」という事です。この点においてはファイザーもモデルナも同様です。note.com

 

[注]ワクチンの配列は、以下のことを示しているということを書かれています。

「スパイクタンパク質をより多く作り出し、また強度を上げているが、スパイクタンパク質の毒性は下げていない」

ということのようです。

スパイクタンパク質自体の毒性は、さまざまに検証されていますが、最初にこのことを見いだしたのは、日本人の科学者の方で、米ジョージタウン大学の鈴木有一郎教授が、2020年10月に出した以下の論文などによります。

SARS-CoV-2 spike protein-mediated cell signaling in lung vascular cells
肺血管細胞におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質を介した細胞シグナル伝達

また、米ソーク研究所の論文もあります。

このように毒性の高いことが知られているスパイクタンパク質の「毒性を下げる」ということは行われていないことが、配列からわかるようです。

 

続けます。

このあたりから、記事のタイトルである「ブレーキの無いRNAワクチン」の意味がわかってきます。

太字はこちらでしています。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

ウリジンがシュードウリジンへと化学修飾を受けている以外は、遺伝子ワクチンのデザイン自体はシンプルなものです。

そして更なる問題は「セーフティガードに当たる構造が見当たらない」という事です。タンパクの生産は自動で開始しますが、その生産を止めるためのスイッチが見当たりません。また、ゲノムに挿入された場合にゲノムから切り出すための工夫も見当たりません。

確率がどれくらいなのかはっきりとは分かりませんが、RNAが逆転写されてゲノムに挿入される事はあり得ます。しかしながら、ゲノムから切り出すための組換えシグナルに当たるものが見当たらないのです

細胞生物学の手法には「ゲノムに挿入した遺伝子を切り出す技術」があり、その時に使われる遺伝子組換え配列もよく知られています。例えばloxP配列などです。

タンパクの生産を止めるのは簡単ではありませんが、タンパクを分解するためのシグナルは知られています。誘導可能なデグロンなどです。

ただ、それらは基礎研究の技術なので、そのまま人体に即応用可能といった簡単なものでもありません。ではそのような技術をどうやって遺伝子ワクチンに応用するか?それは外野が指摘するような事ではなく、それこそがワクチン開発者の仕事になるでしょう。

基礎研究を臨床に応用するには時間もかかりますし、たくさんのトライ&エラーが必要となります。けれどもそんな事は人命の前では言い訳にもならないでしょう。現段階では制御する方法も無いのに、毒素を大量生産する装置を健康な人の体内に導入すべきではないのです。

mRNAワクチンがどれだけの期間分解されずに体内に留まるか。それははっきりとは分かっていませんし、個人差があると考えられます。

長期間 mRNA ワクチンが働き大量のスパイクタンパクを生産し続ける可能性が指摘されています。では後から体内でその生産をストップさせるにはどうしたら良いか。その方法はおそらく現時点では存在しませんnote.com

 

[注]ここにありますように、

・スパイクタンパクの生産を止めるためのスイッチがない。

ということのようで、従って、

> 後から体内でその生産をストップさせるにはどうしたら良いか。その方法はおそらく現時点では存在しません。

というものとなってしまっているようです。

そして、それらのスパイクタンパク質は、先に述べられていましたように、様々な方法により強化され、産生数が多くなるように変更されており、その上、「スパイクタンパク質の毒性はそのままにしている」ということになります。

あと、

 

> RNAが逆転写されてゲノムに挿入される事はあり得ます。

 

という「逆転写」については、以下の過去記事で取りあげています。

マサチューセッツ工科大学の研究者たちが「新型コロナウイルスの RNA がヒトDNA に統合される」ことを完全に突き止める。全米科学アカデミー紀要に査読済み論文として発表
投稿日:2021年5月8日

コロナが逆転写してゲノムに組み込まれる可能性を示した論文は以下となります。米国科学アカデミー紀要に掲載された査読済み論文です。

Reverse-transcribed SARS-CoV-2 RNA can integrate into the genome of cultured human cells and can be expressed in patient-derived tissues
逆転写された SARS-CoV-2 RNA は、培養ヒト細胞のゲノムに組み込まれ、患者由来の組織で発現することができる

 

記事を続けます。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

スパイクタンパクは毒性の高いタンパクであり、例えば血管内皮細胞を障害することで血栓の原因となる事が知られています。

毒性の高い遺伝子をワクチンに使う場合には、まずは毒性を取り除く事が必要になります。そうでなければたくさんの健康な人間に接種するワクチンなどに用いてはならないのです。

それでもあくまでワクチンに用いるというのなら、まずはその毒性と予測される副反応について十分なインフォームドコンセントが必須になります。その上で、毒性に対処するための解毒剤の開発、毒性タンパクの生産を止めるスイッチ、ゲノムに挿入された場合の切り出し方法。全てをセットでデザインする必要があります。

そうした安全管理を放棄し、緊急使用を大義名分に見切り発車で大規模治験に踏み切っているわけです。

ブレーキの無い自動車のようなものです。良いエンジンを開発した。それを載せる良い車体も開発した。けれどもブレーキの開発は間に合わなかった。その危険性は決して無視できるレベルとは思えません。note.com

 

[注]ここはスパイクタンパク質の毒性について再度述べられています。

 

そして、次もまた驚いた部分でした。太字はこちらでしています。

荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より

もう一つ懸念事項があります。ゲノムに組み込まれた場合に予期しないタンパクが作られたりしないか、という事です。

RNAからはタンパクへの翻訳は一方向に起こります。しかしRNAワクチンが逆転写されてゲノムに取り込まれた場合、相補鎖 (二本鎖DNAの反対側) から逆方向に転写され、そこからもタンパクへの翻訳が起こる可能性があります。

そこで私は、まずは武漢型コロナウィルスのスパイクタンパクの遺伝子の相補鎖をDNA解析ソフトウェアを使ってタンパクに翻訳してみました。

(※ 武漢型の配列表が示されていますが、割愛させていただきます)

mRNA中の塩基3個の組み合わせがコドン (遺伝暗号) であり、それぞれがアミノ酸1個に対応します。翻訳は開始コドン (M; メチオニン) に始まり、終止コドンで停止します。丸で囲んでいるのが終止コドンに対応する翻訳停止シグナルです。

RNAを構成するヌクレオチドは4種類なので、コドンの組み合わせは4 x 4 x 4 = 64通りです。このうち、アミノ酸をコードしない終止コドンは3つです。RNAの並びがランダムな場合、終止コドンは3/64、つまり約20アミノ酸に一回の割合で出てきます。

逆向きに翻訳するとオリジナルのスパイクタンパクでは頻繁に翻訳停止シグナルが出てきます。機能的なタンパクを作れそうには見えません

次にモデルナのRNAワクチンの相補鎖をタンパクに翻訳しました。

(※ モデルナの配列表が示されていますが、割愛させていただきます)

武漢型コロナウィルスのスパイクタンパクに比べてモデルナのRNAワクチンでは終始コドンがやや少ない。それでも終止コドンは多数あり、やはり大きなタンパクを作れそうには見えません。

最後にファイザーのRNAワクチンの相補鎖をタンパクに翻訳しました。

(※ ファイザーの配列表が示されていますが、割愛させていただきます)

ファイザーのRNAワクチンでは終始コドンが少なく、82番目のアミノ酸以降は終末端付近まで皆無です。

開始コドンのメチオニンから終末端付近の翻訳停止シグナルまで1295アミノ酸のオープンリーディングフレーム (読み枠;タンパクに翻訳可能な遺伝子配列) が取れます。

終始コドンは通常1/20の割合でできますので、偶然ではこのように長いタンパクの読み枠は取れません。これは本当に偶然の産物なのでしょうか。

ではこのタンパクは何なのでしょうか?遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。今の所機能は不明です。無害かもしれませんし有害かもしれません。

完全長のRNAワクチンがゲノムに取り込まれる人の割合が実際にどれくらいになるのか。それは現時点では分かりません。その中にはこの未知のタンパクを生産している人も出てくるかもしれません。これも壮大な人体実験になります。note.com

 

[注] 荒川さんの記事はここまでです。

ここにあります「開始コドン」とか「終止コドン」というのは、開始コドンでタンパク質の合成が始まり、終止コドンでタンパク質の合成が終わることを示すものです。

仮に、終止コドンがなければ「タンパク質の合成が終わることがない」ということになります。

これは、ワクチンとは関係のない研究ですが、「永久タンパク質合成」というのは、日本の理化学研究所が、2013年にその実験に成功しています。

 

> 理化学研究所は、大腸菌が通常持っているタンパク質合成過程において、タンパク質合成終了の目印となる終止コドンを除いた環状のメッセンジャーRNA(mRNA)を鋳型に用いてエンドレスにタンパク質合成反応を起こすことに成功しました。理化学研究所 2013/05/22)

 

この研究を知った時に、「コロナワクチンの終止コドンってどうなっているのだろう」と思いまして、それが過去記事「…ワクチンmRNAのゲノム改変を探究する旅」を書く動機にもなったものです。

しかし、私の知識ではよくわかりませんでした。

今回、荒川さんの書かれたもので、初めて、少なくともファイザーのものは、「偶然とは言えないほど終止コドンが少ない」ことを知りました。

> これは本当に偶然の産物なのでしょうか。

と書かれています。

また、

> オリジナルのスパイクタンパクでは頻繁に翻訳停止シグナルが出てきます。機能的なタンパクを作れそうには見えません。

の部分からは、「元の武漢型のコロナはタンパク生産がよくできない、つまり毒性が低いものだったことを連想します。

 

そして、驚きましたのが、

>ではこのタンパクは何なのでしょうか? 遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。今の所機能は不明です。

という部分です。

どうも、「よくわからないタンパク」が作られている可能性がある。

遺伝子データベースにないということは、「現時点までで地球上に存在していない(あるいは判明していない)タンパク」が作られている可能性があると。

記事では、

> その中にはこの未知のタンパクを生産している人も出てくるかもしれません。

とあり、人によってでしょうが、「知られていない得体のわからないタンパク質を体内で作り続けている可能性がある」ということになるのでしょうか。

 

最初は、この「未知のタンパク」の部分だけをご紹介させていただこうとも思っていたのですが、全体的に復習的な意味でも「今おこなわれていること」に対しての認識を再確認したいと思いまして、全文をご紹介させていただきました。

そのために長くなってしまったことを、お詫びいたします。

 

あ、もうひとつ、この記事のコメントで、やはり初めて知った部分があります。

それは、副作用が報告されることが多い「心臓」ですが、心臓の細胞って「増殖をしない細胞」なのだそうです。

つまり、心臓は、「一度損傷を受けると、元に戻らない」部位のようです。コメントで荒川さんは以下のように記しています。

 

> 心臓を構成する心筋の細胞は代表的な増殖をしない細胞の一つです。つまり損傷した部位は修復されませんので、一生そのトラブルを抱え続けなければいけなくなるという事です。 note

 

心臓の細胞損傷は戻らないということを改めて知りました。調べますと、大阪大学医学部の教授の文書に以下のようにありました。

心臓には、まだわからないこと、「秘密」がたくさんあります。

ひとつは、心臓の細胞は生まれた直後からほとんど分裂せず増えないということです。ほかの臓器、例えば肝臓細胞や腎臓細胞は分裂して増え、修復したりします。皮膚の傷も皮膚細胞の増加によって治っていきます。唯一心臓の細胞だけが増殖せず、生まれてからずっと同じ細胞が一生働き続けています。

どうしてそんなに長生きするのか、なぜ分裂しないのか、そのメカニズムは、まだわかっていないのです。 yumenavi.info

なぜ心臓の細胞が分裂しないのかは「まだわかっていない」ということも初めて知りました。

そして、問題の根が深いことも、このことで知りました。

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