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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 健康の真実 日本の未来

近づく本物のパンデミック : 規制が何も変化しないことに絶望しつつも、どのみち、英国を揺さぶる「新しいスーパー変異株」はすぐにやってくる

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Conquest, War, Famine, and Death




In Deep メルマガからのお知らせ

メルマガをカード以外の決済に対応させていただきました。詳細は「 In Deepメルマガ : カード以外の決済に対応させていただきました」に書かせていただいています。よろしくお願いいたします。 (10月16日)

 

日本のマスクノーマルはおそらく永遠になった

最近、やや絶望しているのは、今の日本での感染確認数は、過去1年などでも最も低いレベルとなっていて以下のグラフを見てわかります通り、急減している。

なのに、

「何も変わらない」

ことです。

驚くほど何も変わっていない。

特にマスクの事実上の義務をやめようというような「マ」の字も出てこない。

この現段階で、少しでも普通に戻そうしとなければ、もう後は永遠になるしかないわけですよ。


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外に出てみれば、みんなマスクをしていて、しかも私の住むあたりなど、時間帯によっては、ほとんど人など通らない道で「無人の中でマスクをして歩く」という形而上的な光景が続いている。

私は、マスクの事実上の義務は、健康上の悪い問題も多いですが、何より人間の尊厳自体の問題であると思っていまして、日常社会がこうなっているのを見ていると、もう「従っているほうにも少し問題がある」と思うようになってきています。

先日の以下の記事で、戦前の映画監督だった伊丹万作さんという方が、1946年に寄稿した文章を載せました。

戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして「未知のタンパク」の存在
投稿日:2021年10月17日

> あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである…

> …このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。

> それは少なくとも個人の尊厳の冒涜、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である。 戦争責任者の問題

 

マスクがあらゆる感染症の予防に対して無意味(むしろ害が多い)であるという事実は置いておいても、社会すべての人の顔が見えないという日常が1年も2年も続いているという異常に「異常を感じない」というのは少しおかしいとさえ思います。何かが麻痺している。

同調圧力があるにしてもないにしても、基本的には、

「しない」

というだけで済む話です。

つまり、たとえば会社や学校や店舗などほぼ社会主義的なマスク義務制度となっている場所は仕方ないとして、周囲に人のいない夜の住宅街を歩く時にマスクをするということの不条理さということを考えるべきだというようにも思います。

特に、小さな子どもたちは、こんな「顔のない日常が普通」だと思ってしまう可能性があり、将来的に「異常な社会価値観の子どもの集団」が形成される可能性があるはずです。

価値観はともかくとしても、小さな子どものマスクはとにかく体に悪い

最近では、以下の記事に書きました。

小さな子どもへのマスクがどのようにその子たちを殺していくか
投稿日:2021年9月27日

この記事では、ドイツ、ポーランド、オーストリアの医師グループによる子どものマスクの研究論文を取り上げています。結果として、「子どものマスク着用は、二酸化炭素濃度があまりに高くなることが示された」ことで、「子どもへのマスクは推奨されない」と結論付けています。

私からすれば、「子どもへのマスクは推奨されない」という表現は甘く、

「小さな子どものマスク着用は禁止すべきだ」

と思っています。

そのくらい小さな子どもの、脳と体には悪いものです。

マスクに関しては、過去に相当多くの記事を書かせていただいていますが、以下の3つをリンクさせていただきます。

 

これまでで最も大規模なマスクの副作用に対してのドイツでのメタ研究は「新型コロナ感染症より長期のマスク着用のほうがはるかに健康に有害」と結論付ける。特に児童には壊滅的
投稿日:2021年5月1日

マスクに感染症対策への有効性は「何もない」ことを改めて。マスクは今ではすでに単なる政治的統制ツール
投稿日:2021年4月6日

乳幼児の「人の顔認識の成長過程」がマスクにより崩壊することにより「人間なんてみんな同じ」というオール失顔症社会がもたらされる日はわりとすぐ
投稿日:2020年10月20日

 

こういう状態を放置しておくと、「それが永遠に続く」可能性があることを、多くの人々が述べています。以下の記事などでふれています。

ニューノーマルは永遠化へ : 「マスクと社会的距離、そしてステイホームは、第二次大戦後の配給制時を思い返せば、今後10年は続く」と著名な英国の元最高裁裁判官は警告する
投稿日:2021年3月28日

「永遠に」と書きましたが、その終点はどこかというと、「その時の文明あるいはシステムが崩壊するときまで」です。

最近でいえば、大平洋戦争後、オカルトでいえば、アトランティスの崩壊とか、そういう時まで永遠に続くということです。

今の文明あるいはシステムが今すぐ終わるわけではない以上、この状態は「明確な変化」を示さない限りは、いつまでも続く可能性がある。

現行の日本の文明あるいはシステムは、少なくともあと 4、5年ほどは続く可能性が高いわけで、つまりあと数年ずっとこんな感じになってしまいます。

この「 4、5年」という根拠はこちらの記事などにあります。

マスク義務はやめようと思えば、すぐやめられるものであり、少なくとも、子ども対象だけでもいいので、やめるべきです。

そろそろ時期的に、子どもたちの脳と身体の成長への阻害が限界に来ていると思われます。

今のこの感染数の少ない時にそれをしないと、また「すぐ次のが始まる」わけで、マスク義務の解除の目処が立たなくなります。

海外の例では「マスクの着用義務開始と共に感染拡大状況が悪化する」ことが明らかで(こちらの過去記事の後半をご参照下さい)、日本にしても、この1年半に、誰もマスクをしていなければ、あるいは誰もワクチンを打たなければ、あんな山のようなグラフは描いていなかったはずです。

いずれにしても、今の段階でマスク義務解除の機会を失ったことにより、日本は「永遠のマスク」モードに入ったようです。

残っているのは自由意志だけであり、「するかしないか」、あるいは「打つか打たないか」を決めるのは、法律で規制されるまでは個人の問題となるはずです。

 

さて、先ほど「またすぐ次のが始まる」と書きましたけれど、これについて少しふれてみます。

その機会は満ちています。

ただし、今度のは感染確認数そのものが問題になるものではないです。




 

あっという間に英国のコロナの8%を占めたニューデルタ

現在、イギリスで早いペースで感染確認数が増加し続けていまして、これは日本語でも多く報じられています。

英でコロナ感染再拡大、1日当たり感染者が7月半ば以来最多

英国で新型コロナウイルス感染が再拡大している。1日当たりの新規感染者数は18日に4万9156人と、コロナ規制が全面的に解除される数日前に当たる7月17日以来の最多を記録した。

英国の感染者数は先月60%超急増し、現時点で他の西欧諸国を大幅に上回っている。 ロイター 2021/10/18)

さて、このロイターの記事には、

> 英国の感染者数は先月60%超急増し

とあるように、感染数の著しい増加にふれています。

しかし、このロイターの記事では「あること」にふれていません。

何かというと「死者数」です。

実は英国では、過去半年、ほぼ一貫してコロナ死亡事例は増加し続けています。

今年で最も死者数が少なかった 5月あたりからは、十数倍、二十倍という増加を示しています。


ourworldindata.org

なぜ死者数がこのように増加しているのかの理由にふれるつもりはないですが、ともかく事実として「早いペースで死者が増えている」ことがあります。

そして、最近のイギリスでの感染の一画を占めるようになった変異種が、

「新しいデルタ株」

となっています。

そのニューデルタ株が、すでに全体の 8%を占めていることが研究によって明らかにされています。

以下は米ゼロヘッジの記事からの抜粋です。

専門家は、新しい「スーパー変異株」が英国での最新のコロナ流行のカムバックの背後にあると警告する

少し前まで、英国では COVID はほとんど消えたと考えられていたが、最近、また感染事例が急増している。

これについて、米FDAの元責任者であるスコット・ゴットリーブ博士は、デルタ型から進化した「超変異株」が、英国の最近の感染事例の急増の背後にある可能性があると警告した。これは、ボリス・ジョンソン首相が「英国の海外旅行制限を緩和する計画」を発表した後のことだ。

ゴットリーブ博士は、英国が最近 3か月で新しい COVID 症例で 1日としては最大の増加を記録したことを指摘した。同時に、ゴットリーブ博士は、スパイクタンパク質に変異を持つ「 Y145H 変異株の AY.4v として知られる新しい変異体が急速に広がっており、現在、英国で確認されている新しい症例の 8%を占めていると述べた。 zerohedge.com

 

この「AY.4」という変異株は、いろいろなところで特定されていますが、近い国では、タイのバンコクで、今年 8月に同定されたことが報じられています。

同じような変異種として、 E484Q という変異種が、ルイジアナ州立大学の研究者たちによって、最近アメリカで同定されたことが示されています。

そして、これらの特徴は、

「現在のコロナ(ワクチンも含めて)の免疫を回避する能力を持っている」

ことが上のそれぞれの報道、研究で述べられています。

そういう意味で、接種した方々も、接種していない過去に感染した方々も同じかもしれないですけれど、いずれにしても、

「すでに過去のコロナのいかなる免疫も効果がない」

のです。

これについては、以下の記事に、日本のいくつかの著名な大学の研究者たちが、

「デルタ株の次の変異には、現行ワクチンの中和抗体は効かない」

と主張したことを取り上げましたが、一種の「警告」を発していました。

東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日

ここでは、まず、東京大学、京都大学、千葉大学、東海大学の日本人研究者たちによる研究論文をご紹介しましたが、

「ミュー変異種に対して現行のワクチンがほぼ効果がない」

ことを述べており、大阪大学による他の論文では、

「デルタ株の次の変異に対してはワクチン効果は完全になくなる」

ことを述べていました。

この記事は、9月のものですが、この研究者たちが述べていたことそのものが、現在のイギリスで起きていることだと考えて構わないと思われます。

それに加えて、研究者たちは、

「感染増強抗体はよく保存されている」

と述べており、つまり、抗体依存性増強(ADE)を引き起こす、中和抗体ではない抗体は残るのです。

あるいは、以下の記事で取りあげました「英国で、二回接種をした人たちの間で史上最悪の風邪が流行している」ということも、何らかの関係はあるのかもしれません。

イギリス最大の新聞が伝える「英国史上最悪の風邪」が、ワクチン二回接種者の数十万人の間で拡大しているという報道の意味は
投稿日:2021年10月13日

もっとも、各国の当局者たちは、こういう事態、すなわち「強い変異株が出現する」ということについては想定していまして、7月にイギリス政府の英国でのコロナ対策諮問委員会の公式文書に以下のように書いています。

> SARS-CoV-2に対するワクチンが集団全体に展開されているため、ワクチンによる免疫応答を回避できる変異体の選択圧を生み出す可能性がある。

その致死率は、最大で 35%などになる可能性に言及しています。

英国政府の文書は以下にあります。

Can we predict the limits of SARS-CoV-2 variants and their phenotypic consequences?
SARS-CoV-2 変異体の限界とその遺伝表現の結果を予測できるのか

これをご紹介した記事は以下となります。

「永遠の接種」の現実化 : 英国政府が想定する「選択圧から生まれる致死率35%の変異種、ワクチン免疫回避型の変異種」。しかしその対策の基本は追加接種…
投稿日:2021年8月2日

ここに「永遠の接種」とありますが、仮に永遠の接種を行い続けたところで、先ほどの日本の大学の研究にありますように、現在の新しいデルタ変異株を含めて、もはや追加接種の中和抗体は「まったく効かない」状況となっていまして、無意味です。

追加接種は、ただただ感染増強抗体を補強していくだけとなると思われます。

 

さらに、最近の問題として、

「各国が入国緩和に向けて動いている」

ということですね。

米国や東南ア、入国制限相次ぎ緩和 ワクチン証明条件に

米国や東南アジアで新型コロナウイルスの感染対策で制限していた国際往来の再開に向けた動きが広がっている。米国はワクチン接種などを条件に外国人観光客向けの制限を11月8日に撤廃し、タイやシンガポールも緩和に動く。新型コロナで低迷する経済の立て直しにつなげたい考えだ。

バイデン米政権は15日、米国に空路や陸路で入国する外国人観光客向けの制限を11月8日に撤廃すると発表した。 日本経済新聞 2021/10/16)

感染症が流行しやすい冬の時期に、このような入国緩和が各国で一斉に始まろうとしています。

常識的に考えれば、どうなっていくのかは想像できないでもありません。

それが 11月になるのか 12月になるのかわからないですが、新しいデルタ変異株が世界的に広がり、そこにさらなる選択圧が加わって、さらに新しい変異株が出てくるようなことになった場合、私たちが対峙するものは、

「現行の抗体がまったく効かない変異株」

ということになります。

ワクチン接種が進み、何度かの流行の波を経るごとに、「事態はさらに収拾がつかない悪化に向かっている」可能性があります。

ひとごととも思えないですので、そのようになってほしくはないですが、可能性としては、そうならざるを得ないとしか思えない面があります。

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