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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2022年からの世界 人類の未来 人類の覚醒と真実 軍事的カオス

イギリス軍の規模が過去最低になり、米軍が過去最弱のままの中で、「ウクライナ戦争から世界戦争に移行する時期」が気になり始めて

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史上最弱状態のイギリス軍とアメリカ軍

英タイムズ紙が、「英国軍の人員数が過去 200年で最低になった」と報じていました。

これは、昨年の英国議会で、軍の兵員の総数を昨年の 8万2000人から約 1万人減らし、7万2500人にするという計画を了承したことから来ており、これが実施された場合、1800年代初頭のナポレオン戦争以来、最も英国の軍隊の規模が縮小することになるとタイムズは伝えています。

後述しますが、これはイギリス軍の最盛期の 10分の1程度の規模です。

欧米諸国は、軒並み武器の枯渇などの問題を抱えていまして、まあ…これが本当に平和な時代であるならば、軍が縮小していくのは結構なことだと思いますが、世は特に平和でもなければ、戦争が遠い世界のわけでもないです。むしろ、現代史上最も大きな戦争に近づいているといっていいときです。

アメリカはアメリカで、最近、保守系有力シンクタンクのヘリテージ財団が、

「現在の米軍は弱いと評価せざるを得ない」

という報告書を発表したばかりです。

発表内容は以下の記事にあります。

 

[記事] 現在の米軍が「史上最弱」であることが判明している中で近づく世界戦争と経済破綻の中をどう生きる
 In Deep 2022年10月25日

 

そして、ヨーロッパ諸国は、「ウクライナに兵器を送りすぎて、次第に武器が枯渇してきている」ことが明らかになっています。

10月には、ドイツの弾薬の状況について以下のようにスウェーデンの報道社がスクープしました。仮にドイツ本土で戦争が起きれば、「2日もたない」のです。

ドイツは弾薬が尽きた

nyadagbladet.se 2022/10/11

防衛産業とドイツ議会の情報筋によると、ドイツ軍の弾薬備蓄は現在、最大 2日間の戦争に十分なほどしか残っていないという。この問題は「何年も前から」知られていたが、ウクライナ危機によってさらに悪化した。

この問題は新しいものではなく、たとえば、ドイツ軍の演習では、数年間弾薬の供給不足に悩まされてきた。ドイツが他の西側諸国とともに武器と弾薬をウクライナに送り始めた後、備蓄はさらに枯渇した。

さらに、つい最近、米ワシントンポスト紙が、「米国と EU はウクライナへの武器供給の枯渇に直面している」とする記事を掲載していました。欧米は共に、かつてない武器の枯渇と「軍の弱体化」に直面しているようなのです。

その一方で、ロシア軍の武器・兵器は、米ヘリテージ財団の発表した資料と、現在までの戦争での使用数から考えますと、相当豊富に残っています。

ヘリテージ財団は、ロシア軍の陸上配備型ミサイルの数を 1万2000発以上としていますが、これまでの使用状況ですと、ほとんど手つかずで残っていると見られます。アメリカには、報告前で 300発しかなく、その後もウクライナに提供していましたので、さらに減少していると考えられます。

くどいようですが、武器の縮小は、平和な時なら良い話なのですが、ヨーロッパにおいては、平和が予測されるどころか、非常に緊迫している状況である可能性があります。

以下の記事でご紹介していますように、ドイツ軍参謀総長の見解である、

 

「ロシアはヨーロッパに確実に侵攻する」

 

という現在の見通しからは、あまり良い状況とは言えません。

 

[記事] 流出したドイツ連邦軍参謀総長の文書「ロシアのヨーロッパ侵攻が近く、それはドイツを地図から一掃する可能性がある」という警告…
 In Deep 2022年11月21日

 

ウクライナ軍とウクライナ政権はすでにほぼ完敗に近い状態と見られ、冬を越すまでもなく、ロシア軍の勝利となる可能性が高くなっています。

ロシア軍はウクライナのエネルギー施設を正確に攻撃し続けていますが、なぜ正確に攻撃できているかというと、そもそもウクライナの巨大エネルギー施設はすべて旧ソ連時代のものだから、ということもあります。位置から内部仕様まですべてロシアが把握している可能性が高いです。

欧米からウクライナ軍への武器供給が途絶え始めると、ミサイルや無人機の迎撃能力の低下につながります。

そうなりますと、エネルギー施設への攻撃を「ただ見ているしかなくなる」わけです。このあたりが最終段階かと思います。

しかし、ウクライナとの戦争が終わりに近づいたとしても、

 

「戦争がそれで終わるとは思わない」

 

というのが、ドイツ軍参謀総長の見解です。むしろ「それからが本格的な戦争」だと。

その中で、イギリス軍も「史上最弱化」しているようで、もはや世界大戦の行方そのものも先が見えてきている感じがあります。

その英国軍の規模が近代史上最低規模になったことについて、タイムズ紙の報道をまとめていた記事をご紹介します。




 


イギリス軍の規模が200年ぶりの低水準に達し、英国防長官は「せいぜい家の中で動き回ることくらいしかできない」と警告

Size of British Army to hit 200-year low, only sufficient to ‘stay at home and tootle around,’ warns defense secretary
rmx.news 2022/11/25

英国軍の兵力はまもなく 72,500人となる。これはナポレオン戦争以来の最低の数字だ。

英国のベン・ウォレス国防長官は、イギリス軍の現在の規模は、その目標が「せいぜい家の中で動き回ることくらいならできる程度のものだ」と警告した。

ウォレス国防相は、オスロでクイーン・エリザベス空母に乗船している連合国側との会合の後、このようにタイムズ紙に語った。

ウォレス氏は、イギリス軍の十分性を測定することは、英国新政府の外交政策の目的がどのように見えるかに依存していると述べた。

「政府はいろいろな場所に(軍を)派遣したいと思っているようですが、しかし、彼らは資金を提供していません」と彼はタイムズに語った。

軍の数の減少によるコスト削減措置が昨年、英国閣僚によって承認された後、82,000人から約 10,000人の軍人が減少すると予想される。

ウォレス氏は、2019年以来 3つの別々の保守党政権の下で英国の国防相を務めてきた。

かつて世界中で恐れられていたイギリス軍は、まもなくわずか 72,500人の兵士で構成されることになる。これは、ナポレオン戦争にさかのぼる 200 年ぶりの低水準だ。

ウォレス氏は、ボリス・ジョンソン氏が 7月に首相を辞任したとき、後継者の最有力候補になると言われていたが、首相の候補から外れた。


 

ここまでです。

このイギリス軍の減少ぶりが、どのくらい激しいものかといいますと、第二次大戦以降の話とすれば、たとえば、以下のように記されています。

 

> 1957年の防衛白書では、徴兵の廃止と、1962年までにイギリス軍の規模を 690,000名とすることが決められた。 イギリス軍

 

今回の軍の規模縮小により、この 1960年代から、おおむね 10分の1程度の規模にまで縮小することになるということのようです。

 

 

ウクライナ戦争は事実上終わりに近い

なお、ウクライナに対しての西側からの武器の供給が途絶えた時点で、この戦争は「終わりの方向」へと進むと思われますが、先ほどのワシントンポスト紙などにある、「米国と EU からウクライナへ供給する武器が枯渇している」ことを、各国(日本を除く)のメジャーメディアでさえ明らかにし始めていまして、それに加えて、

「かつてないアメリカとヨーロッパの分断」

が起きていることを、たとえば、欧州の政治メディア「ポリティコ」などが伝えています。

このポリティコの 11月24日の記事の冒頭は以下のようなものです。

 

(11月24日の米ポリティコより)

> ウクライナに侵攻してから 9か月、ウラジーミル・プーチンは西側諸国を分断し始めている。

> ヨーロッパの高官たちはジョー・バイデン政権に激怒しており、EU諸国が苦しむ一方で、アメリカ人が戦争で富を築いていると非難し始めている。

> 「事実、冷静に見れば、この戦争で最も利益を得ている国は米国だ。なぜなら、彼らはより多くのガスをより高い価格で販売し、より多くの武器を販売しているからだ」とある高官はポリティコに語った。

> 「私たちは本当に歴史的な分岐点に立っている」と、この EU高官は述べ、米国の補助金と高エネルギー価格による貿易混乱の二重の打撃は、世論が戦争遂行と大西洋同盟の両方に反対するリスクがあると主張した。

> 「アメリカは、多くの EU 加盟国で世論が変化していることを認識する必要がある」 politico.eu

 

ヨーロッパでは、「ウクライナへの支援を停止するべきだ」という意見が議員の間でも一般市民の間でも、次第に大きくなっていて、その中で、もうじき、

「ヨーロッパに特別に寒い冬が来る」

ことになります。

この中で停電が起きたり、暖房が満足に使えない状態が続いた場合、あるいは食料品のインフレがさらに続いた場合、人々の不満はさらに高まると見られます。

12月6日前後から始まると予測されているヨーロッパの寒波は「時期としては過去最強規模になる」と報じられています。以下に翻訳があります。

(報道) ヨーロッパに今シーズン最初の大寒波が差し迫っている (2022/11/23)

2022年12月6日の欧州の気温の予測

MetDesk

 

ウクライナがこの冬を乗り切ることができる可能性はほぼないにしても、ヨーロッパの人たちも我慢の限界に達する可能性が高そうです。

欧米が完全に分裂して、ヨーロッパからウクライナへの武器の供給が停止された場合、そのタイミングでウクライナ戦争は終わりになりそうです。

 

そして、常識的に考えれば、次は世界大戦です。

 

これは、プーチン大統領の言葉からはそう考えざるを得ません。

7月20日にモスクワで以下のように発言しています。西側のグローバリストたちの世界的な秩序が解体され始めているとしたものです。

 

(プーチン大統領の2022年7月20日の演説より)

> 西洋の、いわゆる超国家的なエリートたちが、既存の秩序を維持しようと努力しても、新しい時代は到来する。

> そしてそれが世界史の新しい段階になる。真の主権国家だけが成長のための高いダイナミクスを確保し、他の人々の模範となることができる。 summit.news

 

この報道の全体は、こちらの過去記事にあります。

その後、9月の「部分的動員に関しての国民への演説」で、プーチン氏は、「私たちは西側の軍事機構全体と戦っています」として、その演説の中で、「本当の敵」を名指ししています。

 

 

世界大戦は具体的にはいつから?

その世界大戦の口火というのかキッカケというのか、そのようなものがいつ頃になるのかはわかりようがないですが、「オカルト」でいえば

「クリスマスの前頃」

かもしれません。

あくまでオカルトの話です。

これは、ブルガリアの預言者であるババ・ヴァンガ (1911 - 1996年)が、

 

「 2の数字が 6つ並んだ時が転機となる」

 

と述べていたことをロシアの娯楽メディアが伝えていたことなどからのもので、信憑性はともかくとして、「 2の数字が 6つ並んだ時」というのは、そんなに多くある日付けではないですが、今後最も近いのは、

 

「 2022年12月22日」

 

となります。

では、前回は? といいますと、「 2022年2月22日」でした。

これは、ロシアのウクライナ侵攻が始まった 2日前であり、事実上のウクライナ侵攻の根拠となった協定である「ロシア連邦とドネツク及びルガンスク人民共和国との間の友好協力相互支援協定」がロシア下院で承認されたのが、2022年2月22日でした。

この 2022年2月22日は、ロシアのウクライナ侵攻が事実上始まったといえる日です。

だからといって、2022年12月22日に何かあるということでもないでしょうが、ウクライナ政権そのものがそれまでもたない可能性もありますので、その場合は「次の動き」となるのかもしれません。

 

なお、年代を指定していたわけではないですが、このような「転機」のあとには以下のようなことが起きるとババ・ヴァンガさんが述べていたと伝えられています。

 

ババ・ヴァンガが述べていたとされる予言

・世界的なカタストロフを巻き起こす出来事が発生する

・ひとつの時代の終焉の始まり

・深刻な経済危機

・世界的な利害関係での紛争と、戦争に起因される地球の変化

・北米大陸の南部、カナダ、そして、ロシアから膨大な数の人々による他の地への移住が始まる

・ヨーロッパは無人の荒れた地帯となる

・ウイルスが世界規模で蔓延する

 

ウイルスはもう蔓延していますが、他はそれほど起きてはいません。

個人的に、今が仮にユダヤ暦でいう「ヨベルの年」であるならば、こういうようなことが起きても不思議ではないです。

ヨベルの年は、歴史上「リセットの年」です。

 

[記事] つい先日までユダヤ暦の「シュミータ」の期間で、そして今、49年サイクルの「ヨベルの年」に入った可能性があることを今にして知る。……荒れそうです
 In Deep 2022年10月1日

 

時間の進行と共に世界が荒れていく可能性が高いと思われます。

少なくとも、穏やかで平和な 2023年ということになる可能性はあまりないのではないでしょうか。

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