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また始まる…:コロナと同じくサル痘でも「パンデミック対応シミュレーション」が公式に行われていた。この演習では最終的に32億人が感染。そのウイルスは「ワクチン耐性」

投稿日:


NTI




 

昨年3月に行われたサル痘パンデミック・シミュレーション

新型コロナウイルスが武漢に出現する少し前に、アメリカで、世界的な慈善組織である「世界経済フォーラム」と「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」と共に、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターが、

「新種のコロナウイルスによるパンデミックの公開シミュレーション」

をおこなっていたこことを以下の記事でご紹介したことがあります。もうそろそろ2年半前にも近い頃の記事ですね。

 

[記事] 武漢ウイルスが出現する2ヵ月前、アメリカの科学者が「次に発生するコロナウイルスのパンデミックは《地球上の6500万人を殺す》」というシミュレーションを公表していた
 In Deep 2020年1月27日

 

これは秘密裏に行われたとか、そういうものではなく、上の記事でも取り上げていますが、一般に告知されて公開されたものです。

「イベント201」という名称のシミュレーションでした。

そして、このイベント201が終了して約2ヵ月後に「新種のコロナウイルスの流行が始まる」ということになりました。そのパンデミックは今も続いています。

 

そして最近、「サル痘」というものが、まさに「突然」現れました。

以下の記事でもご紹介していますが、自然に現れたとは普通に思えない急速な世界的流行の兆しを見せています。

 

[記事] サル痘感染者は欧米(のみ)の13カ国に拡大。広大な範囲でのほぼ同時多発的発生である不可解。そして現在、世界各地はさまざまな感染症で埋め尽くされている
 In Deep 2022年5月21日

 

そうしましたら、昨日知ったのですが、

「このサル痘のパンデミック・シミュレーションも公開されていた」

のでした。

これも秘密裏などではなく、一般に公開されたものです。

シミュレーションをおこなったのは、非営利団体の「 Nuclear Threat Initiative (NTI / 核脅威イニシアチブ)」という団体で、ここからは NTI という表記にさせていただきます。

英語版の Wikipedia によれば、以下のような組織です。

> NTI は、2001年に元米国上院議員のサム・ナンと慈善家のテッド・ターナーによって設立された無党派の非営利団体で、大量破壊兵器や破壊兵器による壊滅的な攻撃や生物学的、放射線的、化学的、およびサイバーセキュリティ事故の防止に取り組んでいる。 NTI

 

このサル痘のパンデミック対応シミュレーションについては、英語版 Wikipedia にも書かれています。

 

(英語版 Wikipedia より)

> 2021年3月17日、NTI はミュンヘン安全保障会議と提携し、サル痘ウイルスの異常な株によるパンデミックについてのバイオテロシミュレーションを実施した。 NTI

 

2021年3月ということで、1年ほど前におこなわれていたようです。

なお、この英語版 Wikipedia - NTI には以下のような下りもあります。

 

> 2018年1月、NTI は、ビル&メリンダゲイツ財団から25万ドルの支援を受けたと発表した。そのお金は、「グローバルヘルス・セキュリティ・インデックス」の開発における NTI の取り組みを前進させるのに役立つ。NTI

 

ここにも、慈善家のゲイツさんが絡んでいたようです。

このサル痘のパンデミック・シミュレーションが、2019年の世界経済フォーラム等による「新しいコロナウイルスのパンデミック・シミュレーション」と、やや異なる点としては、

「新型コロナシミュレーションではウイルスが自然発生だったのに対して、こちらはバイオテロと明記している」

という部分があります。

まあ、実際には、新型コロナに自然発生の部分はまったくないですが、シミュレーションでは自然発生でした。しかし、サル痘はバイオテロでのパンデミックとなっています。

探しますと、このことについて詳細に書かれているこの NTI という組織のウェブサイトがありましたので、今回はそれをご紹介させていただこうと思います。

リンク先は以下のようになります。

Strengthening Global Systems to Prevent and Respond to High-Consequence Biological Threats
 重大な生物学的脅威を防止し、それに対応するためのグローバルシステムの強化 (NTI 2021/11/23)

 

以下は、その各数値やデータについて記載された、同じタイトルの PDF ファイルです。

PDF

今回は、ウェブサイトのほうをご紹介しますが、PDF 書類も含めて印象的なのは、以下のような点で、まず想定される感染者、死亡者がコロナの比ではないという点です。

「サル痘のパンデミック期間の感染者数は 32億人、死者は 2億7000万人」とあります。

これは、PDF 書類の14ページにグラフと共に説明があります。


NTI

演習では、架空の国名が使われており、「ブリニア」という国で最初の症例が発生します。

シミュレーションでのサル痘パンデミックの推移 (資料10ページより)

・第一段階 2022年6月5日より ブリニアでサル痘が発生。1421人が感染 / 4人が死亡

・第二段階 2023年1月10日より 感染例 7000万件 / 死亡 130万人。このサル痘が「ワクチン耐性」であることがわかる

・第三段階 2023年5月10日より 感染例 4億8000万件 / 死亡 2700万人。サル痘がバイオテロである啓示

・最終段階 2023年12月1日より 感染者 32億人 / 死亡 2億7100万人

また、ご丁寧にというのか、ふざけたことに、というのか「テレビ報道の様子」までシミュレートしていました。

2023年5月10日の「GNN」の報道をシミュレート

NTI

「サル痘のパンデミックの報道をこんな微笑で?」と思いますが(そこかよ)、いろいろと予測される現実に対応したシミュレーションだったようです。

それにしても、前回の記事「サル痘感染者は欧米(のみ)の13カ国に拡大…」などでも書きましたけれど、日本では 48歳以上は、天然痘ワクチンを打っているので、かなり多くがサル痘にも免疫を持つ……としたのですけれど、この NTI の資料では、シミュレーションのサル痘は、

「ワクチン耐性株」

のようです。

つまり、「世界で誰も免疫を持っていない」と。

なお、この報告書が言いたいことは、現時点(2021年時点)の各国のコロナへのパンデミック対策は「甘すぎる」ということのようで、さらに管理と監視を厳しくするべきだということのようです。

次はサル痘でさらに締め付けがキツくなるのかよ……。

と、不平不満を言わせていただきつつ、NTI の該当ページをご紹介して締めさせていただきます。




 


重大な生物学的脅威を防止し、対応するためのグローバルシステムの強化

Strengthening Global Systems to Prevent and Respond to High-Consequence Biological Threats
NTI 2021/11/23

2021年3月、NTI はミュンヘン安全保障会議と提携して、重大な生物学的脅威を軽減するための卓上演習を実施しました。

この演習では、国内および国際的なバイオセキュリティとパンデミック対策アーキテクチャのギャップを調査し、重大な生物学的イベントの予防と対応能力を向上させる機会を模索しました。

参加者には、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパの 19人の上級指導者たちと専門家たちが含まれます。それぞれが、公衆衛生、バイオテクノロジー産業、国際安全保障、慈善活動で数十年の経験があります。

レポートの詳細はこちらにあります。

 

演習の概要

テクノロジーおよび政策の専門家たちと協議して開発されたこの架空のシナリオは、架空の国家であるブリニアで最初に出現し、18か月間にわたって世界的に蔓延したサル痘ウイルスの異常な株を含む致命的な世界的大流行を描写しました。

最終的に、演習のシナリオでは、最初のサル痘の発生は、不十分なバイオセーフティとバイオセキュリティの規定と脆弱な監視体制を備えた実験室で設計された病原体を使用したテロ攻撃によって引き起こされたことが明らかになりました。

演習の終わりまでに、この架空のパンデミックにより、世界中で 30億人以上の症例が発生し、2億7000万人が死亡しました。

卓上演習全体での議論は、さまざまな貴重な洞察と重要な発見を生み出しました。

最も重要なことは、シミュレーション参加者たちは、COVID-19に対する世界的なパンデミック対策の改善にもかかわらず、パンデミックの予防、検出、分析、警告、および対応の国際システムは、現在および予想される将来の課題に対処するにはひどく不十分であることに同意しました。

国際的なバイオセキュリティとパンデミック対策のアーキテクチャのギャップは広範かつ根本的なものであり、COVID-19の影響に一致したり、大きな被害を引き起こしたりする可能性のあるものを含め、将来の生物学的イベントに対する効果的な対応を実装する国際社会の能力を弱体化させます。

 

推奨事項

1. パンデミックリスクの評価、警告、および発生源の調査のための国際システムを強化する

・WHOは、段階的で透明性のある国際的な公衆衛生警報システムを確立する必要があります。
・国連(UN)システムは、原因不明の重大な生物学的事象を調査するための新しいメカニズムを確立する必要があります。これを「共同評価メカニズム」と呼びます。

2. 早期の予防的なパンデミック対応のための全国レベルのトリガーを開発し、実施する

・各国政府は、遅れている指標である増加する症例数と死亡者に対応するのではなく、予測的な行動をとって、パンデミック対応に「後悔のない」アプローチを採用しなければなりません。
・後悔のないベースでの予測行動を促進するために、各国政府は、重大な生物学的事象に対応するための「トリガー」を定義および組み込む国家レベルの計画を策定する必要があります。

3. 急速な技術の進歩に関連する新たな生物学的リスクの削減に専念する国際的な組織を設立する

・国際社会は、バイオサイエンスとバイオテクノロジーの偶発的な誤用または意図的な乱用による壊滅的な出来事のリスクを減らすことに専念する組織を設立する必要があります。
・リスクを有意義に低減するために、企業は、資金提供から実行、そして出版または商業化に至るまで、バイオサイエンスおよびバイオテクノロジーの研究開発ライフサイクル全体にわたる介入をサポートする必要があります。

4. 世界各国でのパンデミック対策能力開発を加速するためのグローバルヘルスセキュリティ基金を開発する

・国家の指導者、開発銀行、慈善寄付者、および民間部門は、世界的な健康の安全とパンデミックへの備えを強化するための新しい資金調達メカニズムを確立し、資金を提供する必要があります。
・基金の設計と運営は触媒的である必要があります。つまり、各国政府が長期的に自国の準備に投資するように動機付ける必要があります。

5. サプライチェーンの回復力の課題に取り組むための堅牢な国際プロセスを確立する

・国連事務総長は、医療および公衆衛生の供給に対する世界的なサプライチェーンの回復力を強化するための重要な措置に関する勧告を作成するために、ハイレベルのパネルを召集する必要があります。

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