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「太陽の逆光サイクル」と呼ばれる惑星間引力の作用により 2020年代から「ミニ氷河期にほぼ100%突入する」ことを知る

投稿日:2020年12月6日 更新日:


electroverse.net




 

今年12月21日の土星と木星のコンジャクションから始まる「苛酷な地球」

海外の気候関係のウェブサイトを見ていまして、そこにある記事をボーッと読んでいましたところ、

「マジかよ、おい。こんなミニ氷河期のサイクルが存在してるの?」

といううような驚きを持たせていただきまして、しかも、それを述べていたのは、米コロンビア大学の名誉教授たちなど非常に高名な方々であると共に、

「なぜ、ミニ氷河期が来ることが確定していると言えるのか」

ということについて、それは「惑星の動きと関係している」ということが書かれてあったために非常に興味を持ちました。太陽系の巨大な惑星のふたつである木星と土星の整列による引力により、「太陽の逆光サイクル」というもの、つまり太陽のパワーが著しく低くなることが記されていたのです。

2年くらい前までの私でしたら、「ふん、オカルト」と、さほど気にしなかったと思うのですが、2019年に、ドイツを代表する科学研究機関であるヘルムホルツ協会という組織が、

「金星、地球、木星の潮力が太陽磁場に影響を及ぼし、太陽周期を支配している」

という内容の論文を発表したのです。

以下はそのことをご紹介した記事です。

[衝撃] 太陽は地球を含む太陽系の惑星に支配されていた : ドイツの科学機関が、《太陽活動が金星 - 地球 - 木星の惑星直列にコントロールされている》ことを科学的に裏付ける
投稿日:2019年6月9日

何となく私たちは、「太陽系は、太陽が支配者」というイメージが大きいかと思います。実際、それはそうなのですけれど、

「太陽もまた惑星により支配されていた」

ことがわかったのでした。

そして、それは「惑星直列」の際に特に大きな影響を見せることが、ドイツ・ヘルムホルツ協会の論文には書かれてあるのです。

それまで惑星直列の影響などということは、オカルトだとしか受け取られていない概念でしたが、論文の主筆著者であるフランク・ステファニ博士は、以下のように述べています。

「惑星の直列と太陽活動のあいだに驚くほど高いレベルの一致が見出されたのです。私たちは 90サイクル(約 90回におよぶ太陽周期活動 → 約 1000年)にわたって続く惑星配列と太陽活動の完全な平行性を見出したのです」 HZDR

このような「惑星の直列が《太陽をコントロールしている》」という新しい概念を知って以来、それまで気にしたことのなかった惑星直列にも興味が出ていました。

そして、今年 2020年12月21日に約 800年ぶりのかなり稀な惑星直列が起きます。

太陽系の巨大惑星である土星と木星の結合です。

今回ご紹介する記事は、そのことから始まるのですが、話の中心はそこではなく、

「それから始まるミニ氷河期の時代」

について語られています。

また、この記事を読んだ後に、過去の検証をおこなってみたのですが、相当の確率で「来ます」。

ミニ氷河期が。

あるいは今よりさらにひどい悪天候の日々が。

まずは、その記事をご紹介します。

 


太陽の逆行サイクルと小氷期

THE SOLAR RETROGRADE CYCLE AND LITTLE ICE AGES
electroverse.net 2020/12/05

木星と土星は、1226年以来、約 800年間見られていないことをしようとしている。この太陽系で最大の 2つの惑星は、今月 12月の後半に中世以来見られなかった「何か」をするだろう。それにより、このふたつの惑星は二重惑星のように見えるはずだ。

このまれな出来事は、2020年12月21日の日没後、冬至の始まりに起きる。

米国ライス大学の天文学者パトリック・ハーティガン (Patrick Hartigan)氏は、以下のように述べている。

「木星と土星のふたつの惑星間の整列そのものがまれな出来事で、発生するのは 20年に 1回程度です。しかし、今回の整列は、ふたつの惑星が互いに接近しているため、このようなコンジャクションは非常にまれです」

「夜空に見えるこれらふたつの惑星間のより緊密な配置を確認するためには、私たちは 1226年 3月4日の夜明け直前までさかのぼる必要があります」

米作家ロバート・フェリックス氏は著書『火によってではなく、水によって (Not by Fire but by Ice)』で以下のように述べている。引用させていただく。

『火によってではなく、水によって』より

米コロンビア大学の地質学名誉教授であるローズ.W.フェアブリッジ (Rhodes W. Fairbridge)氏とジョン.E.サンダース (John E. Sanders)氏の研究によると、これらの整列は「太陽の逆行サイクル」として知られているものを引き起こす。

このサイクルには、太陽のスピン速度と太陽の出力の両方の変化が含まれる。それにより、太陽の出力は急激に低下する。

逆行運動自体は、惑星の引力によって生み出される。それは主に土星と木星の引力による。土星と木星が両方とも太陽系の同じ象限(円周の4分の1)にあるとき、それらは太陽に対して、より大きな引力を及ぼす。この太陽の逆行サイクルの発生は否定できない。

フェアブリッジ氏とサンダース氏のふたりの名誉教授は以下のように述べている。

「太陽の周期性は、今や人間の生活に影響を及ぼす重要な事実であると考えられなければなりません」

西暦 1600年代初頭に小氷期(ミニ氷河期)が始まったが、この小氷期というものは「周期的に繰り返される」のだ。先ほどのコロンビア大学の地質学者たちの先進的研究では、地球の気候は、信頼できる予測可能なサイクルを持ち、暖かい状態から寒い状態、寒い状態から暖かい状態まで振動しており、そして、寒冷化のサイクルは、178.73(±0.27)年ごとに訪れている。

この周期は、太陽系の重心の周りの逆行性または時計回りの動きによって引き起こされる。

この太陽逆行性の分野の研究において最も重要な科学者は、ドイツの「太陽活動周期調査のためのシュロイター研究所 (Schroeter Institute for Research in Cycles of Solar Activity)」の創設者である故セオドア・ランドシャイト博士 (Dr. Theodor Landscheidt)だろう。ランドシャイト博士 は、1976年に彼の研究結果を発表し始めた。

地球上では、太陽の逆行サイクルが地磁気強度の変動を引き起こし、気候に急激な、そして極端な変化を引き起こす。変化は非常に深刻であるため、ひとつのサイクルごとに(約 360年ごとに)地球は小氷期に突入する。

このサイクルは、何億年もの間、地球を悩ませてきた。

「360年の周期を持つ小氷期サイクルは、ジュラ紀のモリソン累層にまで現れているのです」と、研究地質学者のジャック・ザウアーズ(Jack Sauers)氏は言う。

「この小氷期のサイクルはローマ帝国の崩壊とも相関しています。またそれはシュメール王国の崩壊とも相関しています。オスマン帝国の崩壊とも相関しています。古代ギリシャ帝国の崩壊とも相関しています。そして、このサイクルは現在、現代国家の崩壊とも一致すると考えられるのです」とザウアーズ氏は言う。

最後の小氷期のサイクル(前回の小氷期が始まった時)は、ほぼ正確に 360年前なのだ。

フェアブリッジ氏とサンダース氏は、これまでのパターンが今回も当てはまるとした場合、「過去と同様の小氷期が始まる」と述べている。


 

ここまでです。

実際には、この記事は、引用されている著作『火によってではなく水によって』からさらに多くを引用しているのですが、ややこしい話にしたくないために、ここまでの抜粋としています。

つまり、

「地球は約 178年のサイクルで正確に《暖かい時期》と《ミニ氷河期》を繰り返している」

ということで、今は約 360年ぶりの《ミニ氷河期の手前》のようなのです。

そして、そのきっかけとなるのが、「太陽の異常が始まる」ことによるもののようで、その太陽の異常はどうして発生するのか、というと、

「木星と土星を中心とした惑星の引力によって逆光サイクルが始まる」

と、この記事にはあります。

この理論での時間的サイクルが正しいのなら、あるいは、木星と土星の「直列」が太陽に影響を与え始めるということが正しいのなら、確かに、本格的なミニ氷河期に入るまでの時間はさほどありません。

何しろ、今年 12月21日には、木星と土星の直列が発生するのですから。

「うーん、しかしなあ…」

と、本当にこのようなことによりミニ氷河期に入っていくものなのだろうかとも思いまして、「検証する方法はないかなあ」と考えていましたが、記事に「最後に今回の木星と土星と同じような惑星の直列が起きたのは 1226年」とあることを思い出しまして、「じゃあ、その 1226年から後の世界の状況を見てみればいいんだ」と気付きました。

さて、どんな資料をあたればいいのやら……と思っていましたら、すぐに、それを検証できる正確な資料が見つかりました。

しかも、それは日本の歴史学者の方による記述でした。

 

 

前回、木星と土星が直列した1226年後の日本は最悪の寒冷と飢餓の嵐に包まれていた

見つかった資料は、立教大学名誉教授で日本中世史がご専門だった藤木久志さんという歴史学者の方が編纂された『日本中世気象災害史年表稿』(2007年)という著作でした。

その一部を編集したものを、国立総合地球環境学研究所のこちらのページで見つけました。その資料はまさに素晴らしいものでして、一部ご紹介します。

これは、総合地球環境学研究所の研究員の方が、藤木久志さんの『日本中世気象災害史年表稿』から「大飢饉の時期を中心に研究」し、著作にある数値からグラフなどを作成したものです。

数々のグラフがあるのですが、前回、木星と土星が直列した 1226年の「後」は、何より「激しい寒冷化に包まれていた」ことが示されています。

以下は、「寒冷史料の時間分布と東アジア夏季気温」というグラフで、東アジアにおいての寒冷に関する史料の時間分布を示しています。


日本中世災害史年表稿

そして、以下は「飢饉に関する史料の数の分布」です。やはり 1230年が突出して多いですが、1258年にも大きな飢饉の史料が示されています。

下のグラフの「黄色の棒線」が飢饉に関しての分布です。


日本中世災害史年表稿

この 1230年と 1258年は、日本ではそれぞれ「寛喜の飢饉」と「正嘉の飢饉」と呼ばれた壊滅的な飢饉が起きていまして、共に鎌倉時代で最悪の飢饉でした。

寛喜の飢饉 - Wikipedia

1230年から1231年に発生した大飢饉。鎌倉時代を通じて最大規模。

飢饉が生じた前後の時期は、天候不順な年が続いており、国内が疲弊した状態にあった。年号が改まり、翌年に入っても天候不順は続き、同年6月9日(現在の7月27日に相当)に、現在の岐阜県大垣市および、現在の埼玉県入間市で、降雪が記録される異常気象に見舞われた。

その後も長雨と冷夏に見まわれ、7月16日(現在の9月1日)には、早くも霜降があり、ほぼ冬のような寒さに陥ったとある。更に8月6日(現在の9月21日)には大洪水、翌々8月8日には暴風雨の襲来とその後の強い冷え込みと災害が続き、農作物の収穫に大きな被害をもたらした。

夏がなかった上に、大雨や洪水に見舞われ続けていたようです。

この飢饉で亡くなった方々の正確な数はわからないですが、

「天下の人種三分の一失す」

と語られたそう。

なお、この「極端な夏の冷夏」に見舞われた後の冬は「極端な暖冬」だったことが記録されていて、『明月記』には、「冬に桜が咲き麦が出穂した」とあります。

そして、『日本中世災害史年表稿』の他のグラフでは、明確に、

「 1226年から気温が下がり始めた」

ことが示されています。

つまり、木星と土星が直列した翌年から急激に気温が下がっているのです。

以下のグラフは、13世紀の「寒冷に関する史料」の数の分布です。

赤い折れ線グラフは、東アジアの夏季の気温
緑のグラフは、寒冷について記された史料の数の分布

です。


日本中世災害史年表稿

黒い★をつけた 1260年から「怒濤のごとく夏の気温が下がっている」ことがわかります。

前半でご紹介したいくつかの記事やデータは、

「このようなことが今回も起きる」

と述べているわけですね。

感慨深いのは、先ほどの海外のウェブサイトの記事でも、引用している著作の作者なども含めまして「その可能性がある」というようには書かれていないことです。

ほぼ「断定」しているのです。

必ず小氷期になると。

前回 1226年後と同様になるとするならば、冬季以外の気温は来年から下がり始め、太陽活動が惑星から影響を及ぼされることにより、大雨や洪水などが……まあ今でもすでに多いですが、それがさらに増え、農作等に壊滅的なダメージを与える可能性があるということになるのかもしれません。

私などはミニ氷河期が来るというようなことについては、以前からよく書かせていただいていましたけれど、私の持つ根拠は「かなり単純」で、太陽活動のサイクルだけを考えていましたけれど、

「太陽系の惑星の直列」

というようなものも関係しているのかもしれないと知りました。

 

このような寒冷期と激しい気象の時期が数年以内にやって来るかどうかを予測するつもりはないですが、ただ、仮に来るとしたなら、

「こんな時代にそれが来てしまうのは」

ということは思います。

こんな時代とは、もちろん「自由の剥奪時代」のことです。これからも続くかもしれない。

前回の記事「2021年あたりから必須の免疫パスポートと移動許可証の時代に向けて」にありますように、今は「自由」と「娯楽と移動への欲求」を楯にして、いろいろと進められているわけですが、これが、自由などという曖昧なものではなく、

「食糧を楯として」

となると、まったく厄介な世界になるのかもしれません。

「証明書を持たない人には食糧配給はしません」

というような。

いずれにしましても、苛酷な世界になるかもしれない「ほんの少し先の未来」が迫ってきている可能性がいよいよ高くなっています。

この内容の成否のご判断はそれぞれにお任せいたしますが、そういう近い未来を想定したほうが今は無難なのかもしれないです。

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