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荒れに荒れる気象の中、日本にスーパー台風「マリア」がやって来る。また、あのドクロ顔と共に

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7月7日の英国エクスプレスの報道より


express.co.uk

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今、日本は台風とは関係ない「通常の悪天候」の中で大変な自然災害の渦中にあります。

これを書いているのは、7月7日の午後ですが、この時点で今後もさらに大雨は継続していく見込みの上に、被害の状況もわかっていない場所も多いようです。

下の写真は岡山県倉敷市の 7月7日の午前の様子ですが、このような状況となっている場所は他にも SNS に多数投稿されていて、どこがどのようになっているのか、今のところは完全にはわかっていないというのが現実のようです。

7月7日午前9時前 岡山県倉敷市


朝日新聞 映像報道部

そんな現状の中、日本方面に向かう予測の台風が発生しており、これがいわゆる「スーパー台風」になる可能性が高いようなのです。

冒頭ではイギリスの報道をご紹介していますが、日本では「台風 8号」という名称となり、英語名では「マリア(Maria)」となります。

スーパー台風の定義は日本では正確に定められてはいませんが、海外でこの言葉が使われる場合は、「アメリカ軍合同台風警報センター」が定義している台風のレベルの中で「最も強いもの」に相当する場合に使われます。

そういう意味では、厳密な比較ではないですが、アメリカのハリケーンでいう「カテゴリー5」と大体同じような形のものと考えてもよろしいかと思います。

そのようなスーパー台風が、「 7月の初めにやってくる」というあたりが、今の時代を感じます。

ちなみに、昨年でいえば、10月23日に静岡県に上陸した台風 29号が同じスーパー台風と定義されていました。その被害等は「平成29年台風第21号 - Wikipedia 」などをご参照下さい。

今回の台風 8号は、現在予測されている進路を見ますと、日本の領域では沖縄が強く影響を受けそうですが、ただ、現在、豪雨の被害を受けている日本列島の九州、四国、本州などには影響は(今のところ)ないと考えられています。

この台風の米軍による 7月7日時点の予想進路は以下のようになっています。

7月7日のアメリカ軍「星条旗新聞」より


stripes.com

沖縄や台湾、そして上海を含む中国がかなりの影響を受けそうですが、冒頭で、なぜ英国のエクスプレスの記事を取りあげたかといいますと、タイトルが、

「日本のスーパー台風マリア(Japan Super Typhoon Maria)」

と「日本の」とされていたからでした。

もちろん、この台風により沖縄が強く影響を受ける可能性は大きいですので、「日本の」という表現は間違っていませんが、実際の予測では、中国圏など他の地域の被害の想定のほうが大きいと思われる中で「日本の」とつけられているところに、台風の被害の代名詞として「日本」という言葉が出やすいのかなと思った次第です。

そして、実は、何よりも思ったことが、この台風の名前が、

「マリア」

だったことでした。

皆様方は、ハリケーン「マリア」をご記憶でしょうか。

昨年 9月にカリブ海諸国を壊滅的に破壊したハリケーンでした。

しかも、それは、このカリブ海諸国が、その直前に、ハービーとイルマというふたつのハリケーンの被害を受けたばかりの時で、実に「無慈悲」なハリケーンだったと言えます。

それについては以下の記事などで記したことがあります。

ドクロ顔のハリケーン「マリア」が刻む無慈悲な進路。そして何もかも変わろうとしている地球がそこに浮かび上がる

上の記事でもふれていますが、最近の台風やハリケーンと共に現れる最も強い印象を与えるイメージが何かといいますと、それは「ドクロ」なんです。

これは、台風やハリケーンの衛星画像の赤外線カメラの精度が上がり、台風の状態が以前よりよくわかるようになってきているのですれど、それがどれも「ドクロ」っぽいのです。

昨年のハリケーン「マリア」の衛星画像は下のようなものでした。

ハリケーン「マリア」の 2017年9月18日の衛星画像

では、同じ「マリア」という名を持つ、今近づいている台風 8号はどのような感じになっているかといいますと、現時点では以下のようなルックスです。

7月7日 グアム付近を進む台風8号「マリア」


Weather Channel

まだ、「ドクロ」というような感じにはなっていませんけれど、この先、台風の目がはっきりとしてくると、スーパー台風の多くは「ドクロ的」になります。

たとえば、一昨年の 2016年10月に、カリブ海諸国などに被害を出したハリケーン「マシュー」は台風の目が発達した時には下のようなルックスでした。

2016年10月5日のハリケーン「マシュー」の衛星画像


CNN

 

ところで、

「台風の名称はどのように決められるのか」

ということについては、最近はよく知られるようになりましたが、日本は、1号…2号…と並べていく方式をとっていますが、他の多くの国では英語名で呼ばれるのが普通で、その台風の英語名は「あらかじめ用意された 140個の名称を順番につける」ということになっています。

つまり、次に来る名称は最初から決められています。このあたりは、気象庁のページ「台風の番号の付け方と命名の方法」に記載されていますので、興味のある方はご参照下さい。

なお、この台風 8号のマリアは、「アメリカによりつけられた名称」であり「 13番目の台風」ということになっています。


気象庁

昨年のハリケーン「マリア」の印象が強く残っているだけに、この台風8号の名前が「マリア」だったことには意外感がありました。

先ほども書きましたけれど、この台風マリアは、予想では沖縄以外の日本に影響を与えることはなさそうですけれど、そういうことだけではなく、いろいろとありそうな気配はあります。

私個人は、今年、台風やハリケーンが特別に多くなるとは思っていないのですけれど、7月からこんなスーパー台風が発生しているようでは、どうも先行きも何ともいえない感じですね。

 

どうして地球はこんなことになっているのかを少し大きな範疇で考える

今現在の日本の豪雨なども含めて、なぜ「地球全体」がこのような異常な気象となっているのかということについては、きちんと書ける時があれば書いてみたいと思いますが、もちろん、私は気象の素人ですので、気象に関しては、一般的な理論とは違うものとなってしまう話であるのですが、結局は、

「何が雲を作っているのか」

ということと、

「何が海水温度を支配しているのか」

ということが大きなポイントなのだとも思います。

前者(雲)は一般的な科学認識では、宇宙線によるものとなっていて、後者(海水温度)は不明ですが、個人的には、海底からのメタンガスの噴出の量と、海底火山の活動が海水温度に大きな影響を与えていると思います。

しかし、いずれにしましても、どちらも宇宙からの作用がとても大きいものであるということについては、疑う部分がなく、これは、下の先日の記事で、「地震と火山噴火」が「太陽活動と関係する」というように述べられていたことと似たような感じだとも思います。

「ハワイとグアテマラは序章に過ぎない」 : 2011年の東北の大震災を正確に当てていた金融の世界で知られる驚くべき地震と火山噴火のサイクル理論が示す「2018年から2020年は怒濤の自然災害の時代」に (前半)

 

太陽系といえば、たとえば今、「火星の全体がスーパー嵐に見舞われて」いることは、一般的にも報じられているので、ご存じの方も多いと思われます。

日本語でも下のような記事で紹介されています。

火星で地表の4分の1覆う超巨大嵐 探査車オポチュニティー、太陽光遮られ休眠
 産経ニュース 2018/06/14

この産経ニュースの記事には「地表の4分の1」とありますが、その後、「ほぼ全体」とということが判明しています。

下の写真は、2016年の火星と 最近の火星の比較です。現在の火星のほぼ全域が、塵の嵐に覆われていることがおわかりかと思います。

2016年と今年7月の火星の写真の比較


Raffaello Lena

突然、台風から火星の話になってしまいましたが、つまり、太陽系の中の地球という場所にいる私たちは、その「太陽系の惑星としての影響」を他の惑星と同じように受けている、というような認識が私にはあります。

もちろん、そこにさらに地球の環境の中での具体的な原因などが存在するわけですけれど、小さな部分から大きな部分まで「すべてがつながっている」というような考え方はそれほど間違ってはいない気もします。

もちろん、そんなことを考えても災害の被害をなくせるわけではないにしても、何も考えないよりは考えたほうが将来への意義はあるのかなともまた思います。


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