カルロ・マリア・ビガノ大司教 Archbishop Vigano
いろいろ知る人から見る今の世界
最近の関東は、めっきりあかたかく…? あたたたく? (いよ、大統領ッ)、とにかく気温が高い日中が続いていまして、そのせいですっかり日本語も忘れがちとなっています。
歩道でポップコーンのように破裂している人たちも頻繁に見かけます(幻覚方面に行くのはよせ)。
そのような中で、先日発行させていただきましたメルマガ『存在しないかもしれないウイルスによって社会がこんなに変化してしまった理由とヴィガノ大司教の言葉』を読み返していました。
そこでは、カルロ・マリア・ビガノ(ヴィガノ)大司教というバチカンの方が、ドイツのメディアのインタビューに答えた言葉を掲載させていただいています。
この大司教は、以前の以下の記事で、トランプ前大統領に書簡を送ったことについて、内容をご紹介させていただいたことがあります。
「光の子と闇の子の闘い」はすでに渦中に : バチカンの大司教がトランプ大統領にあてた「悪魔の計画グレートリセットを阻止できるのはあなただけです」という内容の公開書簡全文
投稿日:2020年11月16日
先日のそのメルマガでは、ビガノ大司教の最近の発言を掲載させていただいたのですが、オリジナルはものすごく長く、メルマガという体裁上、そこから抜粋するような形で掲載させていただいたのですが、オリジナルを読み返すと、
「これも入れておくべきだったかなあ」
というような部分も多く、今回はそのあたりも含めて、再度編集したものを掲載させていただきます。
私はどうもこのビガノ大司教という方の言葉が好きみたいで、おっしゃることのそれぞれに納得する部分があるというような面もあります。
長いものとなりますので、あまり余計なことを書かずに本文に行きたいと思います。
なお、ひとつだけ注釈というか、書いておきますと、ビガノ大司教は、このインタビューで、
> SARS-CoV-2 は分離されたことはない
と述べています。
これはあまりにもいろいろと問題のある部分ではあり(今のパンデミックの根幹の問題となってしまいます)、メルマガでは、それに関して、いくつかの検証も(それが分離なのか、培養なのかという問題に関して)おこなっているのですが、それに関しては、ここでふれるというわけにはいかなそうです。
この問題は根幹すぎます。
すなわち、何も存在しないことがこんな大きな問題となっているということになってしまいかねないという意味で大きすぎます。
ですので、ここでは、ビガノ大司教ご本人はそのように考えているということで解釈していただければ幸いです。
ウイルス分離の見識は私にはあまりにも敷居が高く、単純にどうこう言える世界ではありません。
ここからです。
ビガノ大司教 : COVID の議題は国家主権と教会の神聖な使命を破壊することを目的としている
聞き手:コロナウイルスの危機をどのように感じられていますか?
私自身、この一年間、慰めの言葉を必要とする人々を訪ねるために移動することができませんでした。
たとえば、そこに本当のパンデミックが存在するのなら、私は人々を伝染から保護したいという願望を認識しているので、教会(バチカン)当局の決定を喜んで受け入れることに異存はありません。
しかし、パンデミックが発生するためには、まずウイルスが分離される必要があります。そして、そのウイルスが深刻なものであり、簡単に治療することができないようなものである状態が必要です。あるいはウイルスの犠牲者が人口の大部分を占める必要があります。
しかし、SARS-CoV-2 が分離されたことはないことを私たちは知っています。このウイルスは分離されたのではなく、特定されたのはシーケンス(遺伝子配列)のみなのです。
私たちが目撃したのは、まったく科学的ではなく、普遍的な憤慨を呼び起こす計画です。関係者たちの証言と承認により、この疑似パンデミックは、主に国の医療制度を弱体化させることによって何年にもわたって計画されていたことを私たちは知っています。
すべての国で同じ対応を行い、診断、入院、治療などを合理化するために考案された非常に具体的なスクリプトに従っていることを私たちは知っています。すべての封じ込め措置と世界レベルで市民に提供される「同じような情報」。
自由や憲法上の権利、自由な事業に強制的に制限を課すことを唯一の目的として、COVID-19を管理し続ける理事会があります。
問題は COVID-19 それ自体ではなく、世界経済フォーラムがしばらく前に発表したグレートリセットを達成するために、これを使用したということであり、本来なら人口の大多数によって拒否され、非難されるであろう社会的変化を不可避にすることを意図して実施されています。
グローバリストたちが望むこの社会工学プロジェクトを、それまで民主主義は許可しなかったので、パンデミックの脅威が(グレートリセットのために)必要でした。
パンデミックは主流メディアによって壊滅的なものとして提示されました。世界の人々に監禁と封鎖を受けるよう説得するために。
事実上の自宅軟禁、活動の中止、学校の授業の中断、さらには崇拝の禁止さえも行われました。そしてこれはすべて、関係者全員、特に政治指導者、保健当局、さらには、教会自体の共謀によって得られたものです。
結果として生じた損害は現在も続いていますが、それは甚大で、多くの場合、取り返しのつかないものです。
このパンデミックにより管理された方法の壊滅的な結果を考えると、私は言葉では言い表せない苦痛を感じます。家族が破壊され、子どもたちや若者が心身の平衡に影響を受け、社会参加の権利を奪われ、高齢者たちは家で孤独の中で亡くなるままとなりました。
ガンや深刻な病気の患者たちは完全に無視され、起業家は破産を余儀なくされ、宗教の信者たちは秘跡とミサに出席する可能性を否定されました...。
この狂った一連の方法では、ヒトの免疫システムを弱めるために健康的な生活の基本原則が無視されていることも重要です。私たちは家に閉じ込められ、太陽の光から遠ざけられ、新鮮な空気から遠ざけられています。
そして、家に閉じ込めておかれている間、私たちはテレビの「メディアテロ」に受動的に苦しみ続けるのです。
社会的警戒と不条理な封じ込め措置を正当化する多くの死者を獲得するために、故意に治療を禁止し、露骨に誤ったプロトコルを処方する。
中小企業を破壊し、多国籍企業を成長させるために、世界的な経済社会危機の条件を故意に作り出した人々には、どのような罰が待ち受けていますか?
製薬会社を支持するために利用可能な治療法をボイコットまたは禁止し、遺伝子血清をワクチンとして提示し、COVID の症状よりも深刻な、まだ未知の結果と副作用を伴う実験に集団をさらした。
議会議員やメディアの編集局でこの終末論的な物語を支持したのは誰ですか?
そして、このグロテスクな茶番劇に加担してきたカトリックの最高レベルの存在があります。彼らが神の前に現れて裁かれるとき、彼らはどのように神の前で自身を正当化するのでしょうか。
聞き手:前大統領トランプ氏に送った書簡で、あなたは「ディープステート」だけでなく「ディープチャーチ」という言葉も使っていますが、これをどう解釈すればよろしいでしょうか?
「ディープステート」という表現は、(現在のマスメディアの表現では)正当性を奪われていますが、それでも、特定の利益を追求するために公務活動している並行権力の概念を非常によく伝えています。ディープステートは、国家が促進する義務を負っている公益に対するエリートの利点を促進します。
ディープチャーチは同様に、過去数十年の間に同様の力が教会の領域に統合されたことを、私たちは認識しなければなりません。これはキリスト教会自身の目的に反して、何よりもまず自身の利益の追求に置きます。
実質的に、国家と教会の両方は、彼らの破壊と、その最終目標としての新世界秩序の確立を持っている非合法的な権力によって占められています。
私は陰謀論や政治的ファンタジーについて話しているのではありません。
これは、目の前で起きていることによって証明されており、国連事務総長は最近、異議申し立てを抑制するためにウイルスが使用されたことを確認しています。
ディープステートとディープチャーチの間の重複はいくつかの面で起こりますが、最初のものは間違いなくイデオロギーレベルで起こります。グローバリスト思想である革命的で反カトリック的で本質的にフリーメーソン的な視点は同じです。
2番目は、ディープステートとディープチャーチの内部ダイナミクスにあります。どちらも、知的および精神的そして道徳的にも逸脱しているメンバーの中に数えられます。
政治と制度の両方で非常に高い(権力にある)メンバーとカトリックの階層の、非常に高いメンバーを巻き込んだ性的および財政的スキャンダルは、腐敗と悪徳が一方ではそれらを結びつける要素であり、他方では効果的な抑止力であることを示しています。
著名な政治家や高位聖職者の倒錯は、彼らの協力が不合理、無謀、または市民や信者の利益に反しているように見える場合でも、グローバリストの議題に従うことを強制します。
これが、エリートの命令で国の経済と社会構造を破壊する支配者がいる理由です。
一方、新世界秩序の確立の計画は、それ自体にフリーメーソンのインスピレーションの普遍的な宗教を与えることを忘れることはできません。最も明確なデモンストレーションは、パンデミックと正確に関連して行われたと思っています。
COVID 緊急事態、それは世界中のメディアによって巧妙に引き起こされました。増幅された緊急事態の狂気の管理の中で、最高レベルの階層の精神の衰弱により典礼の祭典を禁止することにさえなりました。
死にゆく者に対してさえ、秘跡の管理を禁止したのです。
以前のようなものは何もありません。新しいルネッサンス、そして「道徳的義務」として、中絶に由来する胎児物質で生成された遺伝子血清を促進する。
これ(ワクチン)はまだ実験中であり、その長期的な影響は不明です。
それだけではありません。バチカンの参加により、グローバリストの指導者たちが推進する「包括的資本主義評議会」により、世界によるグレートリセットが公式に批准されました。
ベーシックインカムと生態学的移行を含む経済フォーラム。サンタマルタでは、彼らはトランスヒューマニズムについても話し始めており、整列した思考の独裁に執着していることを示すために、このイデオロギーにある反キリスト教的性質を執拗に無視しています。これはすべて恐ろしいことであり、主がそのような侮辱にどれだけ長く耐えられるのか不思議に思います。
他方で、マルサス主義(経済学者トマス・ロバート・マルサスが唱えた人口抑制の必要性の思想)の生態学に対する執拗な主張は、悪名高い反カトリックの個人を教皇庁生命アカデミーに任命することにつながり、不妊手術、中絶、安楽死による人口減少の擁護者となりました。
イタリアでロックダウンとマスクの使用を最後まで提唱した、いわゆる「専門家」の 1人であるワルテル・リッチャルディ博士(イタリア高等保健研究所の元会長)は、ロックダウンとマスクに科学的な有効性の証拠がないにも関わらず、 最近、WHO アカデミーのメンバーとして追加されました。
これらすべては、一方で国家主権を破壊し、他方では教会の神聖な使命を破壊することを目的とする醜い組み合わせでのディープステートとディープチャーチの協力を明らかにしています。
聞き手:「世界のほぼすべての国で、ほぼすべての政治家がこのゲームに参加している可能性はありますか?」
教会は超国家的な機関であり、世界中に教区、小教区、コミュニティ、修道院、大学、学校、病院があります。これらの実体はすべて聖座から命令を受け、教皇が祈りや断食を命令すると、世界のすべてのカトリック教徒が従います。
ローマ教皇庁の教皇が指示を与えるならば、世界のすべてのカトリック教徒はそれらに従います。効率的な階層構造のおかげで、制御は広範囲に渡って即座に行われます。同じことが国境内に限定された国々でも起こります。立法者が立法するとき、担当機関は法律を執行します。
ディープステートとディープチャーチも同様の方法で作動します。
どちらも「民主的」な機構が実質的に存在しない強力な階層構造を利用しています。命令は上から与えられ、それを受け取った人たちは、不従順が職業上の失敗、社会的非難、場合によっては肉体的な死にさえつながる可能性があることを知っており、すぐにそれらを実行します。
この従順は恐喝から来ています。
「私はあなたを昇進させ、権力を与え、あなたを豊かで有名にさせますが、その代わりにあなたは私があなたに言うことをしなければならない」ということです。
「あなたが従い、あなたが忠実であることを示すならば、あなたの力とあなたの富は増加します。あなたが従わなければ、あなたは終わりです」と。
これには、ゲーテの『ファウスト』を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
今日、国家を統治している政治家たちは、まれな例外を除いて、すべてディープステートの一部です。そうでなければ、彼らは彼らがいる場所にはいないでしょう。
昨年のアメリカ大統領選挙の場合を考えてみましょう。トランプ大統領は(ディープステートの)考えと一致しているとは考えられていなかったため、国民の意志に反して、前代未聞の不正選挙で彼を追放することになりました。
米国で進行中の法的手続きは詐欺と不正行為を確認しており、今後数か月以内にこの詐欺の他の証拠が明らかになるでしょう。
ドイツでも、私が聞いたところによると、パンデミックの管理において、市民の権利の侵害を正当化するような方法でデータが改ざんされたというニュースが出ています。いわゆるワクチンが免疫を保証しないことは今や明らかであるにもかかわらず、ワクチン接種の義務について絶え間ない扇動が続いています。
社会的距離の必要性もマスクを着用する義務もそうです。
地上の出来事でいつも起こるように、光の子たちと闇の子たちの間の善と悪の間の戦争は、常に後者(悪)を支持して揺れているように見えます。
サタンには、非常に組織化された多くの信者と無数の使用人たちがいます。逆に、善は数値的に劣っていて組織化が不十分で、しばしば匿名であり、ほとんどの場合、敵(サタン)と同じような効果で行動することを可能にする力や経済的手段を奪われているようです。
私たちの主は私たちに忠告します。私たちは貧弱な貢献をし、時には英雄的でさえありますが、神の恵みがなければ私たちは何もできません 。
聞き手 : 「大司教がおっしゃられるところの闇の力が勝つとしたら、世界はどのようになるでしょうか?」
ディープステートが勝利した世界は、黙示録、教父、そしてさまざまな神秘主義者によって記述された最悪のシナリオが実現されるでしょう。
それは、宗教から法律、家族から学校、健康から仕事まで、キリスト教社会を少しでも想起させるすべてのものが禁止され、覆され、倒錯する地獄の王国になるでしょう。
異性愛者は迫害されるでしょう。男性と女性の家族は禁止されます。子どもは借りた子宮によって作られます。過去の歴史は検閲されるでしょう。宗教は信用を失います。正直さと規律は嘲笑されるでしょう。名誉はファシストの概念とされるでしょう。
男らしさは「有害」として非難されるでしょう。母性は「持続不可能」なものとなるでしょう。老後は安楽死を余儀なくされるでしょう。病気は利益の機会としてのみ見なされるでしょう。健康であることは疑わしいと見なされます。
そして、2世紀の教化の後、私たちを統治する人々が選挙なしでそうするという名目で、公衆衛生の名の下に、民主主義のシステムさえ否定されるのを見なければならないでしょう。
サタンの恐怖と抑圧、善との戦い、そして最悪の悪徳のライセンスによる専制政治が支配します。
彼らがこの最終的な目的を達成できないように行動しなければなりません。
私たちには、私たちを愚かな奴隷と見なす人々によって、毎日私たちに提案されている嘘や欺瞞を非難することができるのです。また非難しなければなりません。
彼らは、私たちの側に何の反応もなく私たちを服従させることができると考えています。市民の自然の権利を奪う法律があるとすれば、誰もが勇気を持って抗議し、この世界的なクーデターの責任者を裁判にかけ、非難するよう裁判官に要求しなければなりません。
国民が法律および常識自体に違反する自由の制限にさらされることを許すことはできません。
私たちがしっかりと立ち、これらの独裁の状態以前に戻ることができれば、ディープステートは撤退し、より適切な時代を待ち、専制政治の確立を回避できる時間があります。
しかし、そのような事を手放すのならば、私たちはこの地獄の計画を不可逆的にしてしまいます。
私たちは従順であることをやめなければなりません。
殉教者たちの時代のように私たちの反対が堅固で勇気があるなら、私たちは天から多くの人類を変え、終わりの時の迫害を遅らせることができる恵みを得るための役割を果たすことができるでしょう。
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