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2020年からの世界 2021年からの世界 人類の未来 資本主義の終焉

2020年は単に地獄の蓋が開いただけで、2021年からその本番に

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加速する混乱

国内のニュースは Yahoo! のトップにあるものくらいしか見ないのですが、最近は、ニュースのトピックスの下半分が芸能関係だったりして、まるでパンデミックなんてないような感じですが、外に出るとみんなマスクをしている。

「ああ、奇妙だ」

と思いながら、しかし、ふと海外の状況を見ると、どんどんひどいことになっていて、以下の記事で書きましたように「終わらない様相」が強くなっています。

もうコロナは終わることがない事態へと : ヨーロッパの各国でパンデミック開始以来最大の新たな感染者数を記録中。その中で良心ある科学者たちは封鎖の停止を訴え続ける
投稿日:2020年10月10日

上の記事は、10月10日のもので、このタイトルに「 ヨーロッパの各国でパンデミック開始以来最大の新たな感染者数を記録」とありますが、今はこの時の比ではないです。

以下は、今年はじめから 10月28日までのアメリカとヨーロッパの 1日の新たな感染者数の推移ですが、春のロックダウンの頃とは比較にならないような増え方を示しています。

アメリカとヨーロッパの新たな感染者数の推移

zerohedge.com

最初のロックダウンの頃の 3倍とか 4倍近くになっている。

その中で、当然のように出てくるのが、「再度のロックダウン」という話であり、現状はヨーロッパの主要国では以下のようになっています。

世界の COVID-19感染事例が記録的な数となり、4500万件近くに

ZeroHedge 2020/10/29

フランス政府が新しい全土のロックダウン制限を発効する中、ディズニーランド・パリは 11月1日に再度閉鎖されることになった。ディズニーランド・パリは 7月に再開していた。

ドイツもまた、最も制限の厳しい「部分的ロックダウン」に戻る計画を発表した後、ギリシャの首相も「明日、新しい 1か月間の行動計画を発表する」と 11月1日からの再度のロックダウンの可能性に言及した。

他のヨーロッパの他の場所でも、より多くの制限が実施される可能性がある。

イタリア首相は、制限の有効性を評価してから、来週さらに規制を強化するかどうかを決定したいと述べた。現状では、イタリアは 10月28日に感染者数の記録的な急増を報告しているため、準ロックダウンが予想される。

規制をさらに厳しくするよう政府に圧力が高まっているイギリスでは、毎日報告される新しい症例の数は、10日程度ごとに倍増している。

フランスでは、「封鎖前にパリから脱出しようとする人々」の車で、道路が完全に渋滞により車が進めない状況であることが伝えられています。

10月29日 バリから脱出する車で完全な渋滞となっている道路

Michael E. Webber

フランスの例でいえば、ロックダウンは 12月1日までとしていますが、首相は、「クリスマスを楽しく過ごせればいいが」というようなことも言っていましたので、延長される可能性もあるのかもしれません。

ロックダウンをすればするほど「他の要因の死が増える」という、すでにこの 7ヶ月で実証された事実を各国首脳が知らないわけではないでしょうけれど、こうなる。

こうなってきますと、まさに「いつ終わるかわからない」状態に突入するわけで、あとは、

「《ロックダウンという新しい日常》に国民が慣れる」

まで行い続ける方向しかないのでしょうかね。

現在の感染事例の増加ぶりと、そして新型コロナウイルスの変異により次々と過去の抗体が関係しないという現実(過去記事)と、潜伏期間の長さ(最近のアイルランドの研究では最大 34日)を考えますと、ロックダウンのまま 2021年に突入という国や地域もありそうです。

ずっと続けていけば、たとえば今の「マスクが日常」のように、「ロックダウンも日常」ということに人々は慣れていくのかもしれません。

そして、アメリカではもうじき大統領選挙があり、その後の混乱が、どちらの候補が優性に運んでも起きることが予測されています。

こうなってきますと、今年 2020年は大変な年でしたけれど、来年 2021年のほうがもっと大変になるということが、ほとんど確定してきているような気もしないでもないです。

中国でもアメリカでも、景気自体の回復は示されていますけれど、たとえば、アメリカでは、「パンデミック緊急失業保険の請求」が再び増加していることが報じられています。

また、アメリカでは「 1月は混乱するだろう」という予測があり、その理由のひとつに、

「今年 12月31日で、家主による賃借人への立ち退きの一時停止措置の期限が切れる」

ことがあります。

アメリカ CDC は、9月4日に、パンデミックの中で、住居の家賃を支払うことができない人たちが急増していることを受けて、家主による立ち退きの強制を一時的に停止するという命令を出しました。

これが今年の12月31日で期限が切れるのです。

アメリカでは、今後数カ月で 800万人が立ち退きする可能性が報じられています。アメリカのある弁護士は、「 2021年1月は、アメリカで見られたことのない立ち退きと住居を失う人たちが出るだろう」と述べています。

2021年の世界は、もしかすると、私たちの人生でも見たことがないほど荒れるのかもしれません。

 

 

シンクタンクの予測は

先日、ロシアのプラウダの記事に、「世界各国のシンクタンクの 2021年の予測を考察した」という記事がありました。

そのシンクタンクは、米国ストラトフォー、高度戦略政治研究所(イスラエル) 、外交問題評議会(アメリカ)の3つで、以下のシンクタンクです。

ストラトフォー (Stratfor)
ストラトフォーは、アメリカ合衆国の民間シンクタンク。 (Wikipedia

高度戦略政治研究所 (IASP)
高度戦略政治研究所はイスラエル・ベースのシンクタンク。アメリカの政治における新保守主義運動と関係がある。(IASP

外交問題評議会 (CFR)
外交問題評議会は、アメリカ合衆国のシンクタンクを含む超党派組織。1921年に設立され、外交問題・世界情勢を分析・研究する非営利の会員制組織であり、アメリカの対外政策決定に対して著しい影響力を持つと言われている。 (Wikipedia

これらのシンクタンクの予測を簡単にまとめていたものでした。

特に意外なことが書かれているわけではなく、おおむねそうだろうなというように多くの人たちが思う内容ですが、それをご紹介して今回は締めさせていただきます。

2021年の混乱は 2020年どころではない可能性が高くなっています。

 

 


2021年は2020年よりもさらに悪化する可能性があるのだろうか

Can 2021 be even worse than 2020?
Pravda 2020/10/28

クバドラット・リサーチ・センターは、世界において、最も恐れられ、そして最も差し迫った脅威に焦点を当てた新しい研究の結果を共有した。

クバドラットの専門家は、米ストラトフォー(Stratfor)、イスラエルの 高度戦略政治研究所 (IASPS) そして、西側世界で最大かつ最も権威のあるシンクタンクである外交問題評議会(CFR)が実施した研究を分析した。

将来的には、懸念のほとんどが今起きているものではない別の大規模な戦争の脅威に関連していること、あるいは新しい戦争を引き起こす可能性のある要因があることに注意する価値がある。

クバドラットの研究で最も関連性のある「ネガティブなシナリオ」の 1つは、「不安定化と、おそらく 2020年のアメリカ大統領選挙後にアメリカ国内で内戦が開始される試み」となっている。

調査中に特定されたもう 1つの最も「可能性の高い恐怖」は、世界経済の停滞、2021年の世界経済危機(世界経済のセクターの連鎖的な崩壊の可能性)に関連している。

これは理論的に納得はできる。世界中でのコロナウイルスに対しての検疫措置により、世界経済全体を含む多くの経済がすでに崩壊している。同時に、特にパンデミックを背景に、この世界的な経済の衰退がいつ終わるのかが完全に不明確だということがある。

もう 1つの世界的な懸念は、大量破壊兵器(汚い爆弾=核兵器ではない放射性物質が含まれた爆弾、を含む)の使用または人工的に改変されたウイルスの使用による世界的な疾患の大流行を引き起こすテロ攻撃だ。

この恐怖は「新しい戦争」の可能性にも関係している。なぜなら、現在の政治状況は、そのような攻撃の結果として「複合した戦争(ハイブリッド戦争)」から伝統的な戦争に発展する可能性があるからだ。

別の恐れは、同じ開戦事由の要因に起因する可能性もある。

最近のロシアの毒殺未遂事件に関連して行われたような、まったく根拠のない告発の結果として、ロシアが最近見た「制裁の波」を考えると、主要な政治家への生命剥奪への試みは壊滅的な結果につながる可能性がある。これは世界中でその可能性がある。

「断片化の恐れ」、すなわちヨーロッパの「経済的および地政学的な断片化」は、このシンクタンクのリストで際立っている。

これも非常に理解できる。

ヨーロッパの人々は、統一されたヨーロッパの概念を当然のことと考えている。確かに統一されたヨーロッパは非常に便利だが、コロナウイルスの時代に、ヨーロッパ諸国はこの統一が「指一本で簡単に破壊できる」ことを明確に示した。

そして今、分割されていないヨーロッパの代わりに、私たちはすでに多くの孤立した地域を見ることができる。

リストにある次の「世界的な恐怖」は、インフラ、軍事、エネルギー施設へのサイバー攻撃に関連していた。

過去数年間で最大のハッキング攻撃を見ると、何千人もの人々の個人データとクレジットカードデータが一般に公開されたことを私たちは見ている。

ハッカーたちは全世界的に、本当に「重要な何か」に対してハッキングする可能性がある。それは人為的な災害さえ引き起こすかもしれない。

環境関連、または生態学的災害のトピックは、最も深刻な大衆の恐れのリストに存在する。原油の流出や化学汚染などの事故に関連する主要な環境危機(これはおそらく海洋災害)は、多くの人が恐れているもう 1つのネガティブなシナリオだ。

「大戦争」の始まりの可能性に関連する別の恐れは、政治的決定や出来事への社会の反応としての第一、第二、第三世界の国々での大規模な暴動、抗議で主要な原子力発電所を不安定化させる試みに関連していた。

このリストの多くの事柄は、次の世界的な恐怖に要約される。

まず、ユーラシア地域の大国間の大規模な戦争だ。ここで注目に値するのは、私たちが今日住んでいる世界は地域間レベルで非常に相互に関連しているということだ。つまり、より大きなグローバルプレーヤーが、より小さな地域紛争に非常に迅速に参加する。地域の軍事紛争のリスクは、保護、相互扶助、防衛に関する条約に従って大きな戦争になり得る。

もう 1つのネガティブ要因は、これまでもあったもので、つまり自然災害だ。それは予測不可能性と必然性があり、共に警告なしに攻撃してくる。

コロナウイルスをきっかけに、病気の大流行への恐れも現実のものとなった。高い感染力と高い致死性を共に備えた自然起源の危険なウイルスの世界的大流行は、もう 1つの世界的な懸念であると研究は述べている。

私たちはこの感染症の危機を世界的に経験しているので、この恐れについてはこれ以上の説明を必要としない。

しかし、コロナウイルスの死亡率は比較的低く、地球規模での感染拡大力について疑問があることを忘れてはならない。そして、今後パンデミックはさらに悪化する可能性があることを認めなければならない。

リストは、第三地域(中国 - インド、中国 - 米国、米国 - ロシア、インド - パキスタン)の核保有国の最初の軍事衝突についての伝統的な恐怖で終わり、それは紛争は核兵器の使用と関係する。

一般に、そのような恐れは、ほぼ常に何らかの形で我々の集合意識に存在する。

それでも、これらの恐れのほとんどが何らかの形で世界大戦の開始の可能性に帰着することは最も憂慮すべきことだ。

過去との違いは、その戦争が勃発する理由だけだ。戦争の理由だけがこれまでとは異なる。

 

◎対談本が発売されました。こちらの記事もご参照下されば幸いです。

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