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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2020年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 悪魔の輪郭

みずがめ座の時代と悪魔的時代の同居のときに

投稿日:2020年10月31日 更新日:




 

相反するふたつの価値観が同居したまま進む年

最近は、どうも暗い感じの話になることが多くなってしまうのですが、何だかこう先行きに悲観的なイメージをもたらしてしまっているのではないかという気がしまして、

「希望的な部分もないではない」

という意味で、今回は、10月はじめに書かせていただきました「もうすぐ地球は、みずがめ座の時代に入る」という内容のメルマガから抜粋して掲載させていただこうと思います。

メルマガそのものは、いつもそうですが、ムダな日記のようなものから始まることが多く、ブログに抜粋する時にはそういう部分は割愛しています。変なダジャレも割愛します。

来年 2021年というのは、

・みずがめ座の時代の最初の1年

である可能性があると共に、

・悪魔的時代の明らかな徴候が現れる時代

でもあるという、ふたつの相反する「概念の現実化」が同居し、平行して進んでいくもののようになるのかもしれません。

いずれにしましても、今後数年あるいは十数年については、この時代が穏やかに過ぎていくということが考えにくいことであることは、現実からも占星術的なことからも精神科学的な観点からも間違いないところではあるようです。

それなりの覚悟が必要な時代の先に希望が見える場合もあるのかもしれません。

ここから、メルマガからの抜粋です。

 


 

地球はあと三ヵ月ほどで「みずがめ座の時代に突入する」可能性が浮上。長く続く混乱の後にいつか出現する世界の姿は?

In Deep メルマガ 第110号
2020年10月02日発行

ブログ In Deep を書いている中で、そのテーマのひとつに「女性性の社会」というものがありました。

女性が中心となる社会という意味ではありません。
性別は関係なく、「女性『性』」の社会です。

それは、現在の地球、すなわち、

「唯物論に基づく、物質・階級・統治に支配される現在の世界とはまったく反対の地球」

であり、その世界は、「唯物論的に基づかない、精神的、内面的、神性的な世界」であるというようなものです。

10年くらい前に、私は、「みずがめ座の時代」というものが、そういうものと関係しているということを初めて聞きました。

これは今は、ニューエイジ的な思想という扱いとなっていますが、それでも、「みずがめ座が女性性の時代」だということは、かなり広範な概念となっていて、その頃からいろいろと調べる中で、私もそれを確信するようになっています。

2011年3月11日に東北の震災が起こりました。

その翌日から私は、突然、取り憑かれたかのように「女性性と日本」について書き殴り続けました。

それまで、そんなことは考えたことがなかったのに、です。

震災の 1週間後に書いた以下の記事は、タイトルそのものに示しています。

人類の大きな希望 : 女性「性」の文明
2011年03月19日

毎日ほとんど自動書記のように手が勝手に文字を打ち続けていました。今でも、あれらを自分が書いていたのだかなんだかよくわからないです。

そのあたりの「女性性」については、後でふれますけれど、今回は、最近、

「え?」

と思ったことがありまして、それをご紹介したいと思います。

先日、適当に海外のメディアを見ていましたら、著名なロシア人の女性占星術師へのインタビューが掲載されていました。

その内容は、「2020年から2021年はどのようになるか」というもので、占星術師などへのインタビューとしては、実にありきたりのテーマですが、その中に印象的な一節があったのです。

それは、以下のような下りでした。

ロシア人占星術師の言葉より

2020年12月25日、みずがめ座で土星と木星が最初に結合した後に、みずがめ座の時代への移行が始まります。

私は、この部分を読みまして、「え、2020年に?」と、少し驚いたのです。

地球で支配的となる星座の移動の周期は、占星術では、だいたい 2100年〜 2150年ごとになっています。

これは天体と地球の歳差運動という現象による相関の動きからのものなのですが、現在の地球は、「うお座」のもとにあります。

これが始まったのが、イエス・キリストが生まれた年で「西暦 1年」です。

そして、うお座の次に、みずがめ座に移行しますが、この約 2100年ほどという周期からは、「みずがめ座の時代に移行するのは、少なくとも西暦 2100年以降」だと私は思い続けていました。たとえば、英語版 Wikipedia の「うお座」にも、「占星術によれば、魚座の時代は AD 1年に始まり、AD 2150年に終了する」とあります。

ところが、その占星術師のタチアナ・ボルシュさんという人は、

「2020年12月25日にうお座の時代からみずがめ座の時代へ移行する」

と述べていたのです。

私はそれまで「2100年以降にみずがめ座の時代が来ても、生きていないしなあ」というように思っていましたが、2020年、つまり今年から移行が始まるのなら、

「その渦中に生きられる」

と思い、何だかワクワクしたのですね。

たまにご紹介させていただくウェブボットの主筆であるクリス・ハイも、2009年頃に、「今、我々はうお座からみずがめ座の移行の渦中にある」としていて、クリフ・ハイもまた、みずがめ座の時代は、女性性の時代だと述べています。

しかしまた同時に、うお座の社会的概念とみずがめ座の社会的概念は、「あまりにも異なる」ため、

「その移転期の混乱は非常に激しいものとなる」

とも述べていると共に、うお座の時代の崩壊の最後の頃には、「最も激しい形で、うお座的な社会(物質、統治、階級)が姿を現す」という可能性もあるとして以下のように記しています。

2009年のウェブボットより

われわれはいままさにみずがめ座の時代に突入しようとしているが、だからといって父性的なピラミッド型の権力システムが一気に崩壊し、フラットな女性原理に基づくシステムが台頭するかといえばそうではない。

うお座の時代が終焉する前に、うお座の特徴である階層的なシステムが勢力を盛り返すことも十分にあり得るのだ。これには注意しなければならない。

今回は、ロシアの占星術師のタチアナさんが述べる

「2020年から2021年の世界」

のインタビューをご紹介しようと思います。

彼女の解釈の理論が正しいかどうかはわかりませんが、なぜ、ご紹介しようと思ったのかといいますと、

・私の考える2020年から2021年の社会の状況と似ている

という単に「自分と似ている」というだけの、実に根拠の薄いものではありますが、ご紹介させていただきたいと思います。

なお、オリジナル記事は、かなり長いロングインタビューでありまして、そこからの抜粋となります。

ところで、ここまで何度か出ていた

「女性性」

という言葉なんですが、先ほども書きましたけれど、これは、今でいう「男性」と「女性」という人間としての性の差異としての女性のことではありません

人間の女性を指しているのではなく、

「女性《性》という精神性と文明のタイプ」

を示します。

女性であるから女性性であるということではないのです。

実際には、現在の社会には、「男性性の概念のもとにある女性」のほうが多いと思われます。今は社会全体が「男性性」ですので、そこで生きていくためには、概念を男性性に合わせて生きるしかない。

すなわち、お金がないと生きられない。
法律がないと社会は成り立たない。
政府や支配者がいないと世は成り立たない。

こういうのが、うお座の世界の概念で、今の私たちは基本的には、ここに従ってしか生きられないわけですが、みずがめ座の時代は、基本的に「逆」です。

たとえば、今の時代に、「法律がなくても平和に生きられる」などというと、究極の、あるいは「お花畑レベルの」理想論者と思われますが、うお座以前の世界、つまり西暦以前の世界では、日本を含めて、それが普通だった地域は多いはずです。

西洋やエジプトや中国など、古代から高度な文明を持っていた国や地域には、すでに「男性性の文明」はあったでしょうけれど、古代の中南米の文明や古代の東南アジアの文明、そして、縄文時代などの古代の日本文明……というか、日本の場合は「文明」という言葉さえ当てはまらなったと思いますが、階級も統治も法律も必要なかったと考えられます。

もちろん貨幣制度も。

古代の日本人は、神がかったほど「唯物論と逆」の生活をしていたと私は考えています。ここでいう「女性性」とはそういうことです。

ここから、ロシアの占星術師のインタビューをご紹介します。

インタビューは、ロシアもアメリカも新型コロナウイルスでのロックダウンで人々が孤立していた今年 7月頃に行われたもののようです。

ここからです。

2020年の世界の予測を的中させた占星術師は、2021年がどのような時代になると見ているか

Reflecting on an Astrologer's Global 2020 Predictions: What Does Our Future Hold in 2021?
SWAAY 2020/07/22

占星術師タチアナ・ボルシュ氏へのインタビュー

間違いなく、2020年、そして2021年は困難な年です。

2020年には、6回の日食があり、多くの惑星が逆行します。
これは、いわば負のバトンがすれ違うといえる効果があるのです。

私たちは未来を変えることはできませんが、その未来に備えることはできます。
これは非常に重要なことです。

2020年と2021年は、すべての問題が浮上する移行期です。
ここには、政治的な出来事も各人の個人的な生活の両方を含みます。

大事なことは、あなたとあなたの愛する人を守るために、あなたの周囲に注意を払うことに焦点を合わせてください。どれだけ環境が激しくなったとしても、お金や財産を危険にさらしたり、疑わしい活動(デモなど)に参加したりすることに価値はありません。

 

《2020年の秋以降から2021年まで》

今年の秋冬も厳しい時期になり、不安定化が進みます。

世界中の多くの国で、病気の発生、デモ、革命的な感情とともに、ショックが続くでしょう。

私たちは、以前は安定していたように見えたすべてのものがもはや安定していないという異常な時代に生きています。

そして、2020年12月25日、みずがめ座で土星と木星が最初に結合した後に、みずがめ座の時代への移行が始まります。

大きな変化がある時代なのです。

今は、コロナウイルスのパンデミックにのみ焦点が当てられやすいですが、そうではなく、変化はあらゆることに反映され、私たちの世界は、私たちの目の前で変化し続けているのです。

テクノロジー、世界中の市民社会活動の成長、そして国際舞台での紛争。

そして自然そのものでさえ大きく変化しています。

みずがめ座の時代は非常に長く、2160年続きます。それは、ある星座または別の星座からの地球の軸の遷移(歳差運動)によって定義されます。

新しい時代への移行の準備には数十年かかりますが、2020年はうお座の時代の最後の年であり、2021年はみずがめ座の時代の最初の年なのです。

新しい時代には、常に世界的な衝撃や、文明の危機、経済的および文化的革命、そして宗教的概念に対する新しい見方が生じます。

気候も世界中で大きな変化を遂げています。

そして、2020年後半から 2021年の後半まで、これらすべての分野の大きな変化を私たちは目の当たりにするでしょう。

より多くの国際的な対立、悪化する貿易戦争、おそらく世界中にある、対立が続く場所での武力の行使さえも見るでしょう。

全体として関係は疎外され、人々は、「友人か敵に分かれる」と予測しています。これは、国際関係だけに当てはまるものではなく、世代間の「永遠の紛争」が発生することも予想され、家族にも影響を及ぼします。

機能不全の家族では、これは離婚や別離につながる可能性があります。ビジネスでは、職場のパートナーや同僚との対立に備える必要が出てきます。

自然もその最良の側面を示すことはありません。
沿岸地域の洪水被害は拡大し、同様に、野火や火災が増加する可能性が高いです。

ただ、大事なことを言っておかなければなりません。

このようなことは、「私たちがアルマゲドン(終末)に直面している」ということではありません。私はアルマゲドンの到来のような印象をあなたがたに伝えているのではありません。

それとはまったく逆なのです。

今年と来年は、「新しい世界の誕生」が見られます。

出産のプロセスは常に困難で苦痛なものです。母親(世界あるいは地球のこと)の体は大きく変化しますが、それが終わると、それ以上の喜びはないほどのものとなります。

これが今起こっていることです。

この困難な移行期間が終わった後には、素晴らしい未来が期待できると確信しています。

 

《経済とコロナについて》

残念ながら、最悪の経済危機はまだ訪れていません。2020年の秋から 2021年にかけてさらに経済は悪化するでしょう。

現在、各国の政府は失業した人々を支援しています。しかし、秋に近づくと、そのサポートは十分ではなくなってくるかもしれません。

何が危機を新たな方向に向かわせるのかを正確に言うのは難しいです。

コロナウイルスに関連する問題もあるでしょうし、あるいは政治的混乱と世界の貿易市場の制限の問題もあるでしょう。

いずれにせよ、経済的および政治的危機は今年 2020年の秋にピークに達し、その困難は 2021年まで続くことを占星術は私たちに告げています。

しかし、困難な時期はさらに長くなる場合もあるかもしれません。

米ドルは他の通貨に比べて急落すると思いますので、財政的には通貨を多様化することをお勧めします。最善の戦略は、金(ゴールド)や不動産に投資することかもしれませんが、通貨の価値の変化や、投資の価値観の変化は避けられないことだと思われます。

 

《アメリカで続く「憎悪と対立」について》

みずがめ座の時代のモットーである平等、利他的な愛、すべての人の幸福は、国籍や肌の色とは無関係です。

このような(みずがめ座的な)規則が、現在尊重されていないということではありませんが、私たちは歴史で、特に白人種のいくつかの国がかつて他の人々(人種)を破壊したことを見てきたことも事実です。

私たちは今、その歴史の期間が終わるときを見守っています。

暴力に基づく古いシステムが崩壊し始めていることを理解する必要があります

私たち(白人)の文明の歴史は、技術的に進歩していない他の人々の奴隷化と、彼らに意志を押し付けたことが含まれます。

イギリスがアヘン貿易を独占し、莫大な利益を上げていたことを知っているとき、私たちはイギリスと中国の間のアヘン戦争について考えるかもしれません。

または、ウィンストン・チャーチル卿が、インドのベンガル州からすべての食料を取り除くように命じたインドの植民地化で、ベンガル州は閉鎖されました。その後、ベンガル州は、1年以内で 400万人以上が飢餓で亡くなり、ベンガル州は巨大な死の収容所になりました。

第二次世界大戦中、ドイツはヨーロッパで数千万人の民間人の命を破壊しました。

このようなことが続けられると思いますか?

それとも、やっとそのようなことを止められる時代になると感じますか?

私たちは今、暴力に基づく古いシステムが崩壊し始めていることを理解する必要がありますが、しかし、古いシステムの崩壊はこれまでの何世紀にもわたり実施されており、パラダイムの変更は苦痛なプロセスかもしれません。

2019年から2020年は、ヨーロッパ、香港、ロシア、南北アメリカなどで、警察と抗議者が衝突するのを見ました。

土星は限界のエネルギーを運び、2021年に天王星(突然の革命的な変化の惑星)との紛争を引き起こします。

そのようなことからも、今後も、さまざまな抗議運動が発展し続け、より戦闘的になる可能性があることを示唆していると思われます。

 

《アメリカ大統領選について》

ドナルド・トランプがジョー・バイデンとだけ対戦している限りは、トランプが2期目に再選される可能性が高いようには思います。

全体として、占星術的にはバイデンの星はトランプの星よりもはるかに弱いです。

大統領選挙の日とそれに至るまでの全期間において、水星と火星の両方が、地平線を横切る太陽の動き(逆行として知られている)に関連して後方に移動します。

これが示すのは、この選挙では、多くの信頼できない情報、または意図的にねじれた情報、そして大規模な抗議が予想されることを意味します。

これは、11月3日に予定されている大統領選挙の日の前週と大統領選挙の翌月全体でピークに達します。

逆行する惑星はまた、野党が選挙結果に異議を唱えようとする可能性が高いことを示唆しており、これらすべてが主要なスキャンダルと密接に関連しています。

私たちは皆、アメリカの選挙では、それが政治紛争の舞台となるということに慣れていますが、今年は、政治的混乱の点で物事が新しい形になり、以前をしのぐ混乱になるのではないかと懸念しています。

ここまでです。

このような感じですが、このタチアナさんのこのインタビューには、ふたつの側面があり、2021年までの世界では、

・今以上に厳しい混乱と騒乱が起きる

という厳しい世界がやってくることと共に、

・その先には素晴らしい世界が待っている (かもしれない)

という希望的な占星術的予測を述べています。

サラッと読みますと、「まるで 2022年から理想的な世界が始まるよう」な錯覚にも陥りますが、「そうではない」ことを、さりげなく言葉に散りばめています。

「しかし、困難な時期はさらに長くなる場合もあるかもしれません。」とか、「パラダイムの変更は苦痛なプロセスかもしれません。」というような部分です。

私個人も、この「時代の移行期の混乱」は数年から数十年続くと思っています。

しかし、最初のほうに書きましたように、これまで私は、みずがめ座の時代に移行するのは、西暦 2150年くらいだろうと考えていました。

社会が混乱し始めるのは 2100年過ぎからだろうと。

しかし、最近の「世紀末的な混乱」や、「うお座の概念そのものの支配的権力の姿」を見ていますと、「もう十分に、うお座の混乱の頂点に近いんじゃないの?」というようにも思っていました。

そのような中で、2020年には、新型コロナウイルスによる「歴史的な混乱」と「歴史的な強圧的な統制」を経験したわけで、そして、今回のタチアナさんのインタビューを偶然見つけ、そこでは、「2020年12月25日から、地球はみずがめ座に移行する」と述べられていることを見出したのでした。

これが正しいかどうかはさておき、「私たちはすでに時代の移行期の混乱の中に突入している」という可能性をはじめて自覚したのです。

ここを何とか生き抜けば、みずがめ座の時代のほんの最初の始まりの時だけでも、見たり経験したりして死んでいけるかもしれないと。

混乱が10年以上続いたら、私は生きていないでしょうが、それ以下の年月の混乱で終わるなら、

「みずがめ座の時代に一瞬だけ生きることができる」

という夢のような話でもあるのです。

現実的には、これは夢のような話のままである可能性は高いでしょう。

しかし、西暦 2150年から始まると信じていたみずがめ座の時代が、今年から始まる可能性があるなんて! とは思ったのです。

もし、これが本当なら、今は超混乱している社会ですけれど、社会の隅々を注意深く観察していれば、その中に、「社会で目立たないながらも、みずがめ座的な価値観で生きている人たちがいる」ことが見えてきたり、あるいは、

「みずがめ座的な価値観で生きる人たちが増えてくる」

ということもあるかもしれません。

そして、その意味では、今の混乱は絶好の時期であることも事実です。

すなわち、コロナでの経済的破壊は今後も増大していくはずで、アメリカやヨーロッパはむちゃくちゃなレベルですが、日本も困難は拡大すると思われます。

こういう時に、「もとの貨幣価値的な生活に戻る」と頑張る人たちと、

「もう、どうでもいいや」

と、物質的な生活を捨てる人(あるいは経済的な理由などで捨てざるを得ない人)が世界中で増えていく時期となるようにも思います。

今は、田舎のほうに家を購入する人が、日本でもアメリカでも増えているようですけれど、そういう「家」とか、そういうものからも解放される(あるいは経済的にどのみち買えない)という人たちの中には、生きる道を、これまでとは異なる方法で模索する場合もあるかと思います。

そのような人たちの中から、「みずがめ座的な価値観に近いような生き方をする人たち」は、必然的に増えていくのではないかとも思うのです。

もちろん、こんなにサラッと書くほど簡単にそういう理想が進むわけはなく、まずは、とにかく大変な経済的、物質的な破壊がさらに進むはずです。

私自身は、占星術には全然詳しくなく、それを信じているかどうかは何ともいえません。

ただ、この「みずがめ座の時代」ということを最初に表現したのは、心理学者のカール・ユングさんだったことを知って以来、肯定的ではあります。

それについて書かせていただいたブログ記事は以下のものとなります。

「みずがめ座の時代への精神的移行と人類の変容」を初めて公にしたのは晩年の心理学者カール・ユングだった。しかし私たちは本当にその移行ができるのだろうか? とも思う今
 2017年10月17日

ユングさん自らが以下のように言った記録が残されています。

「私たちは今、大きな変化に近づいている。それはみずがめ座の時代に入る時に起きると考えられる」

それが書かれた著作のタイトルがなかなかすごくて、『空飛ぶ円盤:空に見えるものの現代の神話』 (1958年)というものでした。日本語版は出ていません。

英語版は、日本の Amazon でも買えるようです。

この本は、ユングさんが語った内容を、マンリー・P・ホールという人が記録したもので、ユングさんは以下のように語ったと書かれています。

カール・ユングの言葉の記録より

観念が移行する年は時間と共に起きる問題であり、その変化の時代の区分けは約 2100年ごとに起きるとしている。

そして、これらの変化は約 2万5000年を超える月の時代(一周のサイクル)に対応している。

自然界、そして宇宙で起きるこれらの変容は、元型のある種の段階的な変容によるものであり、本質的にこの自然界の時計は生きており、そして、この時計は連続的にひとつの区分から次の区分に移動している。

これらの重要な期間のそれぞれの変容の中において、世界の支配的観念が変化する。個人それぞれの人生においても、重要な社会的な心理的変化での徴候がある。

人それぞれの個人の人生は集団すべての人生と関係している。そこの変化を伴う現象は春分点がみずがめ座に近づくにつれて発生するはずだ。

その結果として、世界の意識の主要な動きや世界の重圧にサインが現れる。

そして水の徴候、大気の徴候が現れる。

そして、大気の謎、空気の謎、空気中に隠されている謎。それがその後の 2000年以上の間、心理学上で支配的になっていくはずだ。

古代インドで編纂された宗教文書集「ヴェーダ」もまた、占星術によって時代を示して(予言して)いました。ヴェーダによれば、うお座からみずがめ座への移行の時代というのは、つまり「今の時代」というのは、

「暗黒の時代」

とされていまして、以下のように示されています。

ヴェーダが示す今の時代

そのサイクルの時代(うお座からみずがめ座に移行している今の時代)は、人類の精神力が最も低いレベルに達し、道徳的な美徳が地球から剥奪された状態にあると説明される。

「世界の魂」が闇と腐敗で満たされ、美徳はほんの少ししか残っていない。

そして、その時代の終わりには、美徳はゆっくりとゼロになる。

人は邪悪に変わり、世界は病気と嗜眠と怒りに満ち、自然災害と苦悩と恐怖が支配的な世界となる。

宗教的な儀式は廃止される。

すべての生き物が堕落し、そして例外なく、すべてのものに変化が反映される。

まったく、この通りでもあります。

> 世界は病気と嗜眠と怒りに満ち、自然災害と苦悩と恐怖が支配的な世界となる。

なんてのは、今はもうその通りの世界ですが、本当にこの「暗黒の状態」が最高に達しているのが今であり、この数十年です。

占星術といえば、先日、以下の記事で、PCR の発明者であるキャリー・マリスさんのことを記事にさせていただきました。

「永遠に心のフィールドで踊り続けて」 : PCRの発明者であるノーベル賞学者キャリー・マリス博士が述べていた抗ガン剤のメカニズム
 
実は、このマリスさんも、大変に占星術への造詣が深い方であることを、この本で知りました。

ご紹介したマリスさんの著作『マリス博士の奇想天外な人生』にも、ひとつの章をすべて占星術にさいています。

マリスさんは、

「科学は、占星術を非科学的なものと断定して嘲笑しているけれど、古代の著名な文明の多くが、ほぼ占星術により運営されていたという事実に背を向ける態度は奇妙だ。」

というようなことを書かれていました。

ところで、マリスさんのこの本の中には、「 PCRをウイルス検査に使用してはいけない最大の理由」のヒントが書かれています。

もちろん、この本をマリスさんが書いた 20年前には、その後、PCR がウイルス検査に使われるようになるなど予想もしていなかったわけですが、エイズに関しての記述でPCRが検査に適していない理由を得ました。PCR は、ウイルス検査にはほとんど無意味であることを、その発明者自身が語っているのです。

これに関しては、長くなりますので、いつか機会があればふれたいと思います。

いずれにしましても、今回は、

「私たちは、じきにみずがめ座の時代に突入するという可能性」

を知り、あくまで可能性ですが、やや嬉しくなり、書かせていただきました。しかし、それに伴う混乱や、あるいはカオス的状況は、さらに激しくなっていくことが予測され、しかも、それは短期間で収束するものでもなさそうです。

いつかは快適な時代に移行できるとしても、わりと長い期間「最悪の頂点」となる可能性もあります。

今後はまさに「覚悟が必要な時」なのかもしれません。

 

◎対談本が発売されました。こちらの記事もご参照下されば幸いです。

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  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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