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2016年からの世界 人類の未来 軍事的カオス

日本に住むという「預言者」が主張する2016年からの世界 : それは中国が日本を攻撃したり…巨大小惑星が衝突したり…第三次世界大戦が勃発したり…ですが

投稿日:2016年3月25日 更新日:

2016年03月24日の英国メディアより
new-nostradamus2
Express




 

いろいろな人により様々に描かれる2016年からの世界

英国エクスプレスを見ていましたら、ページの横にある「このカテゴリーででよく読まれている記事上位5」というのがありまして、そのトップが上の記事だったのですね。

まあ、カテゴリーが「WEIRD (奇妙なニュース)」ですので、その1位だからといって、どうだということでもないのかもしれないですが、ザラッと見ていたところ、記事の中に、

・Spring 2016: China will attack Japan (2016年春:中国が日本を攻撃)

というフレーズが見えたりして、

「ああ、そうなんですか」

と、結局何となく気になりまして(苦笑)、訳してみようかと思った次第です。

何だかんだ言って、In Deep には「預言もの」といえるジャンルはあるような感じではあります。

最近では、

予言者ババ・バンガが見たかもしれないヨーロッパでの「イスラム大聖戦」のヴィジョン
 2015/12/11

という記事がありまして、ここでは、ブルガリアの預言者ババ・バンガが「 2016年からの世界」について語ったとされることについて記したものですが、大まかに、2016年の世界は、

  • イスラム教徒の戦争は 2016年にはヨーロッパ侵攻の形をとったものとなる
  • ヨーロッパは無人の荒れた地帯となってしまう
  • 戦争は、2043年にカリフ国(予言者ムハンマドの後継の国)が設立されることで、イスラム教徒の勝利に終わる

というように、時節的に「イスラム教徒」という点から記事が書かれていましたが、冒頭のエクスプレスにあります預言者(自称)のリカルド・サラザール牧師という人が言っている「 2016年からの世界」は下のような感じとなっていて、ババ・バンガとはやや違います。もっと詳しい部分は、翻訳の本文の方にあります。

リカルド・サラザール牧師の2016年からの預言

  • 2016年:ヨーロッパが難民に対して国境閉鎖をし、戒厳令
  • 2016年春:中国が日本を攻撃
  • 2016年5月15日〜17日:プエルトリコ沖に直径 9キロメートルの小惑星が衝突
  • 続いて、イエローストーンを含む世界中の火山が噴火
  • 2016年6月16日:ロシアと中国がアメリカを攻撃し、第三次世界大戦が勃発(ロシア中国連合軍が勝利)
  • 2019年の始め:ロシアがイスラエルを攻撃
  • 2020年:反キリストが地球上に到着
  • 2023年:イエス・キリストの再臨

リカルド・サラザール牧師
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しかし、本文中にもありますけれど、

「これまで世界の終わりの予測が現実に起きたことは歴史的にない」

というのは、ある意味では事実ではあります。

それでも、これだけ現実社会が不安定になると、確かに心のどこかに「終末」という概念は常に引っかかってくるようになるのも確かでもあります。

特に最近の私の中には「終末感」というものがかなり強く漂っています。

ベルギーのテロにも終末感を感じましたが、その終末感は、「ベルギーで連続テロが起きたことそのもの」ではなく、「そのテロ報道から、もはやさほどショックを受けていない(自分も含めた)多くの人々の姿」の方から、むしろ強く感じたりします。

いずれにしても、それほど信頼性はなさそうな牧師さんの預言ではありますが、内容はそれなりに激しいものですので、あくまで娯楽的な意味合いとしてご紹介しておきたいと思います。

ちなみに、この牧師さんの預言は「(主から)送られてくる夢、ビジョン、声」などだと書かれておりました。

そして、記事によると、理由はよくわからないですが、「今は日本に住んでいる」のだとか。




 

New Nostradamus? Prophet claims WWIII to start in THREE months after Europe closes borders
Express 2016/03/24

新しいノストラダムス? 預言者はヨーロッパが国境を閉鎖した3か月後に第三次世界大戦が始まると主張している

新しい預言者だと自称する人物によれば、ヨーロッパが難民問題で国境を閉鎖した後、3か月以内に中国とロシアはアメリカに対する第三次世界大戦を始めるだろうという。

終末の日の預言のヴィジョンを持つリカルド・サラザール牧師(Pastor Ricardo Salazar)が、2016年から地球で起きる出来事についての預言を主張している。

サラザール牧師の主張によれば、彼は地球に巨大な小惑星が衝突する日の予測を持っているという。その小惑星が地球に衝突した場合は、世界中で地震が誘発され、12億人の人が亡くなるという。

そしてサラザール牧師は、第三次世界大戦と、キリストの再臨の日も預言できるというのだ。

それまでのすべての自称予言者たちは、すべからず終末預言を外しているが、サラザール牧師は自分の預言の正しさに自信を持っている。

牧師は、2023年に起きるというイエス・キリストの再臨までに至る、今年 2016年からのタイムラインの出来事の預言を持つ。

もし、読者の皆さんが今年 2016年を希望の年だと考えているのだとすれば、それはあまりそうでもないかもしれない。もちろん、サラザール牧師の預言が信頼できれば、という上での話だが。

昨年、YouTube に、パニックに供えて、少なくとも1年分の水と食料と薬を購入することを人々に勧める動画が投稿された。投稿者のプロフェシアス・ペルソナレス(Profecias Personales)という人物は、動画で以下のように語っている。

「私は、この動画で、世界中の人々が最後の審判の日について目を覚ましてもらいたいと祈っているのです」

インターネット上には、「ノストラダムスになりたい」人たちの「世界の終わり」に関する預言が過剰に溢れかえり続ける。それらの預言は、小惑星の衝突から、地震、火山噴火、あるいは、CERN の大型ハドロン衝突型加速器が作り出すブラックホールが地球を飲み込むだろうという話に至るまで、限りなく現れ続けた。

しかし、ラザール牧師によれば、偽の予言をながした預言者の多くは、偽の預言をながしたことにによって、災害の中で死んでしまうだろうと述べる。

牧師は以下のように言う。

「今回の審判は、教会に嘘をついたり、偽の福音を与えた牧師や偽預言者たちに対して、私たちの主はとても厳しい行いをなさいます」

「福音を説くのではなく、経済的利潤を求めてきたこれらの宗教的指導者に、主が厳しい結果をもたらされるのです」

「過去の偽の預言者や宗教的指導者の多くはこれらの災害の中で死んでいき、そして、その位置は他の人に置き換えられます。それは、神の恐ろしさと、主の意志を実行できる人です」

サラザール牧師は、ペルーで訓練を受けた弁護士で、現在、日本に住んでおり、彼は、世界最大のキリスト教の教会を建てることを計画している。

サラザール牧師が今のようになったことに関する話は2年前に遡る。2年前、牧師は、ある人物とコンタクトした。そして、その人物は牧師に対して「主があなたを、これから何が起きるかを伝えるために使うだろう」と述べたのだという。

そして、それ以来、「夢やビジョン、そして、声」を通じて未来が牧師の中にやって来るようになった。

さて、サラザール牧師によると、これから何が起こりそうだというのだろうか。


 

サラザール牧師の語る2016年から2023年までのタイムライン

・欧州では、難民に対して国境が閉鎖されるだろう。これはアメリカも含まれる。それらの地域では戒厳令が敷かれるだろう。

・2016年春:中国が日本を攻撃するだろう。

・2016年4月:ある星が次第に見えてくるだろう。それは日々大きく見えるようになってくる。その後、ロシアが小惑星が地球に接近していることを確認する。

・2016年5月15日〜17日:プエルトリコ沖に、現地時間午前2時20分、直径 5.6マイル(約 9キロメートル)の小惑星が衝突するだろう。この衝突により、世界中で地震と津波が発生し、12億人が死亡するだろう。

・小惑星の衝突の直後に、世界中の火山が噴火する。ここには、アメリカのイエローストーンも含まれる。これにより、太陽の光は長い間、遮断され、氷河期に突入し、また、カリフォルニアの大部分が消滅する。

・2016年6月16日:極めて弱体化したアメリカを、ロシアと中国が攻撃し、第三次世界大戦が勃発

・2016年10月25日:ロシアと中国の連合軍が第三次世界大戦に勝利

・2017年3月:中国の元が新しい世界通貨になる

・2018年の終わりから2019年の始め:ロシアがイスラエルを攻撃

・2020年:反キリストが地球上に到着し、私たちすべてを支配する

・2023年:イエス・キリストの再臨と救いが訪れる


 

具体的な出来事が連なっているが、では、私たちは実際にこれらのことを心配すべきなのだろうか。

科学者やコメンテーターたちは、「これまで世界の終わりの予測が現実に起きたことは歴史的にない」として冷静さを呼びかけている。

そして、サラザール牧師自身の預言の「実績」もある。

昨年、牧師は、7月22日に、マグニチュード 10.2の地震が日本と米国で発生するとし、また、8月22日に隕石のシャワーが降り注ぎ、世界の森林の3分の1が消失するだろうと述べていた。

それらはどれも起きなかったので、牧師のこれからのタイムラインの預言も外れることに期待したい。

 

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