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2月23日にメルマガ狂気の市場の中で、幻想妄想をリアルで補修する日々を振り返るを発行させていただきました。

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中国の科学者たちが、「ヒトのACE2受容体を遺伝子導入したマウスにおいて死亡率100%」のセンザンコウ由来コロナウイルスについて発表。それは脳に感染する

投稿日:2024年1月8日 更新日:


reddit.com




発表したのは元人民解放軍 生物兵器担当将軍…


論文より。 biorxiv.org

 

中国の研究者たちによって発表された論文が話題を集めています。

そのキーワードは、

「致死率 100%のコロナウイルスの特定」

という困ったものです。

論文はこちらにありますが、内容全体は、ページ右側にある「 PDF をダウンロード (Download PDF)」というところをクリックするとダウンロードされます。

まず、その論文の前半の部分から抜粋します。

ここにある「ヒト ACE2 トランスジェニックマウス」というのは、遺伝子導入(トランスジェニック)による改変によりヒト化したマウスのことで、ここでは、「新型コロナウイルスのヒトの受容体である ACE 2 をマウスに導入した」ということだと思われ、「ヒトと同じコロナへの感染システムを持ったマウス」という解釈でいいと思われます。

ここからです。


SARS-CoV-2関連センザンコウコロナウイルス GX_P2V  (short_3UTR)  によるヒト ACE2 トランスジェニックマウスの致死感染

Lethal Infection of Human ACE2-Transgenic Mice Caused by SARS-CoV-2-related Pangolin Coronavirus GX_P2V (short_3UTR)
biorxiv.org 2024/01/04

概要

SARS-CoV-2 関連センザンコウ・コロナウイルス GX_P2V (short_3UTR) は、ヒト ACE2 トランスジェニックマウスにおいて、100% の死亡率を引き起こす可能性があり、これは脳感染に起因する可能性がある。 これは、GX_P2V がヒトに波及するリスクを強調し、SARS-CoV-2 関連ウイルスの発病メカニズムを理解するための独自のモデルを提供する。

本文(前半部分)

2つの SARS-CoV-2 関連センザンコウ・コロナウイルス、GD/2019 および GX/2017 は、COVID-19 の発生前に特定されていた。

pCoV-GD01 および GX_P2V と呼ばれるそれぞれの分離株は、それぞれ 2020 年と 2017 年に培養され、これらの分離株の感染力と病原性が研究されている。

SARS-CoV-2 との相同性が高い pCoV-GD01 分離株は、ゴールデンハムスターと hACE2 マウス(※ ヒトACE2トランスジェニックマウス)の両方に感染し、病気を引き起こす可能性がある。対照的に、GX_P2V は両方の種に感染はする可能性があるが、これらの動物に明らかな症状を引き起こすことはないようだ。

我々は以前、継代初期の GX_P2V 分離株は、 3'-UTR (※ mRNA のタンパク質に翻訳されない領域)に 104 ヌクレオチドの欠失を持つ GX_P2V (short_3UTR) という細胞培養に適応した変異体であることを報告した。

この研究では、コロナウイルスが細胞培養中で急速に適応変異を起こす傾向を考慮して、この変異体のクローンを作成し、hACE2 マウスにおけるその病原性を評価した。

われわれは、GX_P2V (short_3UTR) クローンが hACE2 マウスに感染する可能性があり、肺組織と脳組織の両方で高いウイルス量が検出されることを発見した。

この感染により、hACE2 マウスは 100% 死亡した。 私たちは、死因は遅発性脳感染症の発生に関連している可能性があると推測している。


 

ここまでです。

ここから先の部分は、変異に関しての難解な説明が続きますので、割愛します。

ちょっとわかりにくかったかもしれないですが、この内容は、おおむね以下のようなものです。

研究の内容

・GD/2019 と GX/2017 と名づけられている 2つのセンザンコウのコロナウイルスがある。これは、2020年のコロナのパンデミック以前にすでに特定されていたもの

・それぞれの分離株は 2020年(GD/2019のほう)と、2017年 (GX/2017のほう)に培養され、それ以来、研究されている。

・このウイルスの分離株のうち、pCoV-GD01 と名づけられている分離株は、ハムスターとヒト ACE2 トランスジェニックマウスの両方に感染し、どちらも症状を呈した。

・もうひとつの分離株である GX_P2V と名づけられているほうの分離株では、どちらの動物にも感染する可能性はあっても、症状を引き起こすことはない模様。

(やや不明ながら)GX_P2V に、mRNA のタンパク質に翻訳されない領域である 3'-UTR にヌクレオチドの欠失を持つ GX_P2V (short_3UTR) と名づけられている変異体のクローンを作成(?)して病原性を評価した。

・この GX_P2V (short_3UTR) に感染したヒト ACE2 トランスジェニックマウスは 100%死亡した。

・死亡の原因は、「遅発性の」脳への感染によるものと思われる。

こんな感じなのですが、ちょっとわからないのは、

・pCoV-GD01 という分離株は、ハムスターもマウスも感染して症状を引き起こした

・いっぽう、GX_P2V という分離株は、症状を示さなかった

とあり、この GX_P2V のほうが安全な株のように見えるのですが、その後、感染したヒト化マウスが「 100%死亡した」ほうの名称は、この GX_P2V のうしろに、カッコで、(short_3UTR) とつけられた名称のクローンだと。

(short_3UTR) というのは、「 mRNA の、タンパク質に翻訳されない領域 3'-UTR にヌクレオチドの欠失(short)を持つ」という意味だと思いますが、この文章だけですと、何だか唐突に出てくる気がするのですが、私の理解力が足りないために、よくわからないのだと思われ、何か参考になることを書いている人はいないかなあと探してみましたら、いました

 

その方は、リ・メン・ヤン博士(Dr. Li-Meng Yan)という方で、元々、中国のトップクラスのウイルス学者であり、その後、中国から脱出し、今はアメリカにいます。

 

 

彼女は「無制限の生物戦争」と述べていた

ヤン博士は、2020年の段階で、

「新型コロナウイルスは、中国によって人工的に作られたものだ」

とする論文を複数発表していました。

2020年当時は、普通のメディアでも取り上げられていました。

ヤン博士を表紙にした2020年10月のThe Week

theweek.in

 

リ・メン・ヤン博士については、2年ほど前の以下の記事で取り上げています。

(記事)「中国はこのオリンピックを通じて別の出血熱ウイルスを展開した」 : パンデミック初期に新型コロナがラボで作成されたと論文発表した後にアメリカに逃亡した中国人女性科学者の発言に世界がショックの渦中
In Deep 2022年2月15日

まあ、この時、ヤン博士が述べていた「別の出血熱」の流行、少なくとも大流行は起きなかったのですが、ともかく、このヤン博士が 2020年に最初に発表した論文は以下です。

SARS-CoV-2ゲノムの異常な特徴は、自然進化ではなく、高度な研究室での改変を示唆しており、その推定合成経路を明らかに
Unusual Features of the SARS-CoV-2 Genome Suggesting Sophisticated Laboratory Modification Rather Than Natural Evolution and Delineation of Its Probable Synthetic Route
zenodo.org 2020/09/14

 

今回の先ほどの論文のコロナウイルスは、センザンコウのコロナウイルス(がヒトに感染する可能性)についてのものですが、ヤン博士は、2020年10月に、以下のような論文を書いています。冒頭の部分です。太字はこちらで施しています。


SARS-CoV-2 は無制限の生物兵器である: 大規模で組織的な科学詐欺の解明を通じて明らかになった真実

SARS-CoV-2 Is an Unrestricted Bioweapon: A Truth Revealed through Uncovering a Large-Scale, Organized Scientific Fraud
zenodo.org 2020/10/08

概要

SARS-CoV-2 の起源については、自然進化または実験室での作成という 2つの可能性を考慮する必要がある。

以前の私たちのレポートで、私たちは SARS-CoV-2 が進化を通じて自然に発生する可能性を反証し、代わりに次のことを証明した。

SARS-CoV-2は実験室で改変された産物に違いないということだ。

このような取り組みや同様の取り組みにもかかわらず、実験室で作成されたという理論は依然として軽視され、さらには無視され続けている。

これは根本的に、流行開始後に発表されたいくつかの新型コロナウイルスの自然起源説が依然として支持されているためだ。

これらのウイルス (RaTG13 コウモリ・コロナウイルス、一連のセンザンコウ・コロナウイルス、および RmYN02 コウモリ・コロナウイルス) は、SARS-CoV-2 と高い配列相同性を共有しており、SARS-CoV-2 の自然進化に一見もっともらしい経路を構築していると報告されている。

しかし、ここでは、入手可能なデータと文献を徹底的に分析して、これらの新しい動物コロナウイルスは自然界には存在せず、その配列が捏造されたものであることを証明する。

これらのウイルス捏造の暴露により、自然起源説には根拠がなくなった。

また、これは、SARS-CoV-2 は研究室での改変の産物であり、人民解放軍の研究室が所有するテンプレート・ウイルスを使用して約 6か月で作成できるという以前の私たちの主張を強化する。

SARS-CoV-2 の本当の起源を隠蔽するためにデータ捏造が使用されたという事実は、ここでの実験室の改造が単純な機能獲得研究を超えていることをさらに示唆している。

重要なのは、SARS-CoV-2 は人民解放軍が指定した生物兵器の基準を満たしているものの、その影響は典型的な生物兵器として考えられるものをはるかに超えていることだ。

さらに、記録によれば、この兵器化された病原体の放出は偶然ではなく意図的であったはずである

したがって、私たちは SARS-CoV-2 を 無制限の生物兵器と定義し、現在のパンデミックは無制限の生物戦争の結果であると定義する


 

ここまでです。

このヤン博士が、今日、先ほどの中国のセンザンコウ・コロナウイルスの論文について X へ投稿しており、以下のように書いていました。

人民解放軍生物兵器担当将軍イー・ガン・トンの最新研究によると、研究室で作られたコロナウイルス GX_P2V は人間の脳に「潜在的に」感染する可能性があります。

2020年10月の私のレポートでは、センザンコウコロナウイルス GX_P2V などが自然界に存在しないフェイクウイルスである理由を分析しています。これらのウイルスは、 中国の軍事科学者および民間科学者によって COVID19 の自然起源を満たすために作成されました。

Dr. Li-Meng YAN

ヤン博士は、先ほどの論文に出てきた GX_P2V という株について「人民解放軍の研究室で作られた」と断定しているようです。

そうであるとすると、GX_P2V という株のほうは、本来は「感染しても症状が出ない」、つまり病毒性が軽いウイルスだったわけですが、それが「最終的に致死率 100%にまで病毒性が高められた」ことになる可能性もあります。100%以上はないですからね。

 

先ほどの論文の著者たちの所属を見てみますと、ヤン博士が書いているイー・ガン・トンという人が確かにいます。

しかし、イー・ガン・トンさんは、北京化工大学生命科学技術学院の所属となっています。著者には、この北京化工大学の所属の科学者が多いですが、人民解放軍 臨床医学研究センターという部署に所属している科学者たちも何人かいます。

もう少し探しますと、この論文著者のイー・ガン・トンという人は、「元」人民解放軍生物兵器担当将軍だったようです。以下のような方の模様。

イー・ガン・トン氏

@breakfast_dogs

軍服を脱げば、どこにでもいそうな顔のオジサンですが、この人は、少なくとも 2017年頃から、かなりエグい研究を続けていたようです。

その後、「論文に書き忘れましたけど、この分離株は研究室から流出しちゃいました」とかにならないといいのですがね。

 

それにしても、どうもこの論文って、

「ワクチンキャンペーン終了後の(多くの人が免役を抑制されている)西側諸国に対しての警告」

のように見えなくもないですが、いずれにしても、今のような状態で、このようなコロナウイルスが拡散し始めるとイヤはイヤですね。

ウイルスの重複感染などが当たり前になっていたりするような VAIDS 的免役状態の人たちがたくさんいる国(西側の主要国全部ですが)で、こういうリスクの高いウイルスが流行すると、もうどうにもならない気がします。

 

ただですね。

 

その中国自体も、どうも人々の免役がおかしなことになっている気配があります。

中国のことについては正確なこと、詳しいことは何もわからないとはいえ、たとえば、以下のような記事に書いています。

(記事)「中国の多くの場所で突然死が常態化し、大連の火葬場には長蛇の列」という報道。ワクチン接種者の障害者も急増している模様
In Deep 2024年1月6日

 

中国の人々が仮に本当にこんな VAIDS 的な状態だとすれば、「ヒトACE2化マウスで致死率 100%」というようなものが(それが過失であっても)流出とかすると、大変なことにはなりそうです。

そういえば、最近、医学誌ランセットで、「 2020年から 2021年の実験室での感染と病原体の漏出の事例」の記事を見ました。

翻訳しようと思って、そのままにしているもので、そのうち記事にしたいと思いますが、実験室での感染と病原体の漏出の 1位と 2位は、アメリカと中国で、しかし、アメリカが圧倒的です。

2000年から2021年までの実験室感染と実験室からの病原体漏出事故

・アメリカ 238 件

・中国 11件

Lancet

ただ、中国の場合は、「報告すらされていない事例」あるいは「報告が消えた事例」などが多数あるようには思いますので、中国のこの数は不正確ではあるとも思います。

それにしても、中国発の「致死率100%」の論文が 2024年に入った途端に発表された(掲載は 2024年1月4日)というあたりも含めて、象徴的でもあり、今年さらに混乱する予感もないではないです。

戦争はまったく何も終わっていないことをしみじみ感じる昨今です。





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Oka In Deep

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