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12月06日にメルマガ免疫と戦争とパンデミックと5Gを発行させていただきました。

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VAIDSとAIDSの世界へ

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免疫低下が収まらない社会

今朝、「小児のアデノウイルス感染症患者数が統計開始以来最大に」という報道を見ました。

なんというか、小さな子どもたちの免役の状態が一向に良くなっていないんだなあと改めて知ります。

毎日のように通る道にある近所の小児科も連日、駐車場が満車となっていて、この小児科は完全予約制にも関わらず常に満車というのは、大変なことになっているのだろうなとも思います。

実際には、たとえばインフルエンザにしても、アデノウイルスにしても、病院に行って治せる方法や薬があるわけではないですし、家で静かに寝かせておくのが一番だと思うのですけどね…。

今年の 6月には、アメリカ医師会雑誌(JAMA)に「にタミフルを処方しても入院は減らない」という論文が出ていたこともありました。

(記事)インフルエンザ患者にタミフルを処方しても入院は減らないという最新のメタ研究
 BDW 2023年6月14日

あとは、処方されるとすれば、解熱剤ですかね。

これはもう徹底的に良くないですし。

(記事)子どもがみんな解熱剤でやられてしまう
 In Deep 2022年8月27日

 

この記事に、ずいぶん以前のものですが、日本小児科学会理事会の資料を載せていまして、それによれば、

「脳炎による死亡事例の 8割は解熱剤を服用していた子どもたち」

であることが示されています。

そもそも、40℃以下の子どもの熱は下げては、むしろダメなんですよ。

 

まあともかく、病院で処方されるものは全体として良くないとはいえそうで、結局は、

「病気になったら病院に行かないという選択が最も治療的」

とは言えます。

それに、現在世界中に広がる子どもの「免疫喪失」により、二種類だとか三種類だとかの、ウイルスの干渉法則を無視した世界にいるわけですから、病院に行くという行為は、「新たな病気をもらってくるリスクのほうが高くなる行為」ともいえます。

 

ワクチン後の免疫不全症候群(VAIDS)の懸念は、2年以上前から専門家たちから述べられていました。以下にあります。

(記事)コロナワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDSとも)への警告に関する論文からも、ストレートな曝露を受けた小さな子どもたちへの懸念がさらに
 In Deep 2022年5月4日

 

日本産科婦人科学会が、「妊婦さんへの接種を推奨」を始めたのは、2021年8月11のことですが、妊娠期にお母さんが接種していた場合、脂質ナノ粒子も mRNA も、赤ちゃんにストレートに伝播しますし、それは結局、「赤ちゃんの体内でスパイクタンパク質の生産が始まる」ことにつながります

授乳も同じです。母乳を通して赤ちゃんにダイレクトに伝播します。

アメリカ医師会雑誌 (JAMA)で、「母乳からワクチン mRNA が検出された」という論文が発表されたのは昨年のことです。こちらの記事で翻訳しています。

このように赤ちゃんに伝わり体内でスパイクタンパク質が生産されていくと……まあ、いろいろなことが起き得るでしょうけれど、「免疫」ということに関していえば、

「 IgG4 抗体というものが誘導されやすくなる」

ということがあります。

これはどんなものかというと、「まあ良くないもの」(曖昧な表現かよ)なのですが、以下のように、2回目接種から IgG4 が増え始め、3回目接種からは、壊滅的に増加します。

この IgG4 は、一度誘導されると「消えることがない」ものです。誘導されてはいけないものです。


IGOR CHUDOV

最近、X への日本の方の投稿で、この IgG4 について、とてもわかりやすい図を投稿されていた方がいらっしゃいました。

以下は、「ガン」との関連です。


GVdFrnRWbN18944

 IgG4は免疫を抑制する抗体として知られており、癌の原因となる。具体的には、IgG4は他の抗体のFc部分と結合して、免疫細胞や補体の結合を阻害する。

と書かれてらっしゃいました。

この投稿に対してのコメントで以下のようなものもありました。

IgG4がIgG1のウィルスや癌細胞とくっつくが体外に排除できなくなり増殖し続ける。本来IgG1がウィルスを追い出してくれるはずが機能不能で自己免疫疾患ですね。
RoseVivienelove

 

ここに「自己免疫疾患」という言葉が出てきますが、これに関しまして、最近見たフィンランドのグラフが、「今後に対しての強い懸念」を抱かせるものとなっていました。

以下は、フィンランドの自己免疫疾患診断数の推移です。

フィンランドの自己免疫疾患診断数の推移(2018年-2023年)

Ilkka Rauvola

2023年になって、飛び抜けて診断数が増えているようなのです。

フィンランドは、最初の 2回の接種率は高かったですが(83%)、その後のブースターは少なくとも高齢者以外には推奨していないですので、つまり、「多くのフィンランド人は、接種後おおむね 2年経過している」ということになります。

それで上のグラフのような自己免疫疾患の推移となっているのです。

時間の経過と共に悪化している。

また、先ほど「赤ちゃん」について書きましたけれど、たとえば、以下のようなグラフもあります。乳幼児突然死症候群が、2021年から増加し続けているというようなものです。

米ネバダ州の「乳幼児突然死症候群」の推移(人口10万人あたり)

James Thorp MD

 

2021年から急激に乳幼児突然死症候群が増えていますが、「 2022年は、さらに増えている」ことがわかります。

この乳幼児突然死症候群のことはともかく、日本を含めて、各国のいわゆる超過死亡の数自体は、やや落ち着いてきている感じもあるのですが、別の面から書きますと、

 

「病気の人が異様に増えている可能性がある」

 

と言えそうな情勢だと思われます。

これは、スパイクタンパク質で誘導される「 IgG4 」というものの先ほどの説明から「理屈上からもそれは予測できる」ことですし、フィンランドのグラフのように、現実もそれを示している。

自己免疫疾患にもいろいろとありますが、多くの自己免疫疾患の場合、早期の死につながるようなものではないはずです。

しかし、やはり病気ですから、苦しい。

多くの自己免疫疾患は長い病気との付き合いになりやすいものです(完治させる療法がないため)。

ガンに関しても、最近は、急速に進行するガンが非常に多く見られるという医療関係者の方々の投稿なども見ますが、それがなければ、ガンにしても、かなり長く存命される場合が多いと思います(抗ガン剤治療を避ければ)

しかし、やはり病気だから、苦しい。

今後、こういう人たちがものすごく多い社会の状況になっていく、あるいは「すでになっている」可能性が高く、そして、フィンランドのグラフを見ていますと、

「このような病気の方々が、今後、どんどん積み重なっていく」

という感じも受けます。

治りにくい病気が増加する場合、数字が積み上がっていくだけのことになりやすいと思います。増減というのがあまりない。

フィンランドのグラフは、自己免疫疾患の数が下がっていく局面がいまだに起きていないことを示しています。

それに加えて、心筋炎や脳や血管、神経系の疾患も、その増加が収まるとも思えません。

以下の記事では、このワクチンには「ガン化するためのあらゆるメカニズム」が組み込まれていることを書きました。

(記事)ともあれ、宿命的にガンは増えるのだから
 In Deep 2023年9月26日

フィンランドの統計を見ていますと、日本でも、ガンと並んで自己免疫疾患が今後、飛躍的に増えていく(あるいは、すでに増えている)のではないかと予想されます。

筑波大学の分子遺伝疫学研究室のページに以下のようにあり、自己免疫疾患は「基本的に後発的要因」とのことで、外来 DNA やら RNA が「大量に」体内に入れば、十分にその後発的な要因となりうる気はします。

自己免疫疾患

全身性自己免疫疾患の代表格である膠原病や関節リウマチは、病因や本質的治療法が明らかになっていません。

本来、免疫寛容が成立し、制御されているはずの、自己抗原に対する免疫応答(自己免疫)が観察されるのが一つの特徴ですが、なぜそれが起こるのかも明らかになっていません。

…これらの疾患は、一つの遺伝子の変異で発症にいたる疾患ではなく、これらの疾患に「かかりやすい体質(疾患感受性)」をお持ちの方に、何らかの後天的因子が加わって発症に至ると想定されます。

われわれが生まれつき持っているDNA配列には個人差があり、ゲノムDNA多様性と呼ばれます。DNA配列の個人差は「バリアント」、その中で一般集団にある程度の頻度で存在するものは「多型(たけい)」と呼ばれます。

現在の考え方では、ゲノム全体に数百万個所存在するバリアントのうちの一部が、少しだけある疾患に対する感受性を高くしたり、低くしたりします。

筑波大学 分子遺伝疫学研究室

 

あと、最近、気になる論文がネイチャーに掲載されていたのですが、どうも、

「スパイクタンパク質は、マクロファージに直接感染して、そこで長期間《検出されないまま》潜んでいる」

というように読めるのですが、難しくて今ひとつわかりませんが、少しふれさせていただきます。




 

スパイクタンパク質の「HIV性」をさらに垣間見る

論文は以下にあります。

肺胞マクロファージにおける SARS-CoV-2 ウイルスの持続は IFN-γ 細胞と NK 細胞によって制御される
SARS-CoV-2 viral persistence in lung alveolar macrophages is controlled by IFN-γ and NK cells

 

マクロファージというのは、自然免疫の重要な役割をもつものです。

マクロファージは、直径15~20μmの比較的大きな細胞で、全身の組織に広く分布しており、自然免疫(生まれつき持っている防御機構)において重要な役割を担っています。

この細胞は、体内に侵入した細菌などの異物を食べる能力に優れており、食べた細菌を消化・殺菌することで、細菌感染を防いでいます。

ヤクルト中央研究所

このように働きを持つマクロファージに直接感染しちゃうと。

ネイチャーの論文の「議論」の部分には以下のように書かれています。英語の記号はすべて日本語にしています。

論文より

武漢型またはオミクロンの SARS-CoV-2 変異株を使用して、感染後 6か月の時点で、感染したマカク25頭中17頭の気管支肺胞洗浄からウイルス RNAが検出され、感染後6か月のマカク25頭中20頭の気管支肺胞洗浄マクロファージからウイルス抗原が検出された。

気管支肺胞洗浄マクロファージは、鼻咽頭および気管のスワブで検出できない場合でも、少なくとも 221dpi まで複製することができる。

…スパイクタンパク質由来のペプチド V 3-11は、主要組織適合性複合体に結合して、ナチュラルキラー細胞の脱顆粒活性を阻害し、V 3-11によって誘発される阻害の程度はウイルス量および気管支肺胞洗浄中のスパイク + マクロファージの存在と有意に相関した。武漢型およびオミクロンを感染させたカニクイザルのナチュラルキラー細胞は、V 3-11の阻害効果に対してより高度な耐性を持っていた。

nature.com

 

いわゆる鼻咽頭や気管でのコロナ検査で「陰性」が示された後も、6ヵ月間、スパイクタンパク質は、

「複製できる状態でマクロファージに潜んでいる」

というようなことが書かれてあるように思われるのですが…。

ここでは、自然のコロナウイルスの感染研究ですが、感染の主体はスパイクタンパク質ですので、ワクチンも同様です(しかも、ワクチンのスパイクタンパク質は強い)。

ナチュラルキラー細胞の活性を阻害したりもするようです。

 

「 HIV 色がさらに強くなっているような気がする…」

 

と思わざるを得ません。

新型コロナの「 HIV 性」は、ワクチン以前の、今から 3年以上前にはわかりはじめていて、それで「厄介なウイルスだなあ」と思ったものでした。

(記事)[衝撃] 新型コロナウイルスは「人間の免疫機能の中心であるT細胞を攻撃」し、免疫系を完全に破壊する「HIVと同じ特徴を持っている」ことが米中の研究者により確認される
In Deep 2020年4月13日

 

この頃は、ワクチンが登場するというようなことは夢にも思っていなかった時期ですが、当時から、

「コロナって、数年後からが最も問題になるのでは」

とは漠然とは思っていました。

先ほどのネイチャーの論文を読んで、たとえば、

「ワクチンスパイクが、マクロファージに恒久的に潜み続けるのだとすれば?」

というようなことを考えます。

そして、HIV 同様、「発症した場合には、数年などをかけて、免疫不全状態が著しく悪化していくのでは?」というようなことを、ふと思います。

実際には、あの論文は私にはあまりにも難解で、解釈が間違っている可能性が高いですが、お詳しい方に読んでいただければと思います。自然感染の観点ではなく、世界で数十億人が接種した「ワクチンの観点」で読まれていただければ、この迫力がおわかりになるのではないかとも思います。

大量のスパイクタンパク質を長期間にわたって生産し続けるワクチンの影響も「本格的になるのは、数年後から?」と、漠然ではあっても思います。

それにしても、スパイクタンパク質というのは、どの面から見ても、ものすごい存在としか言いようがないです。

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