11月6日 ウクライナのチェルニーヒの空を赤く染めたオーロラ
Пороблено
ウクライナの空までが赤いオーロラに包まれた日に
11月5日から現在にかけて、北半球のかなり広いエリアでオーロラが観測され続けています。これは、11月3日に発生した、さほど強くない太陽フレアによる CME (コロナ質量放出)が 11月5日に地球に衝突したことによります。
地球にG3の地磁気をもたらした11月3日のコロナ質量放出
spaceweather.com
その後、11月5日頃から世界各地でオーロラが観測されているのですが、地磁気嵐の規模(上から3番目のG3)から考えますと、通常では考えられないような地域でもオーロラが観測されていました。
さらには、「赤いオーロラが異常に多く観測されていた」ことが印象的でした。
赤いオーロラというのは、本来は、それ自体が珍しい現象なのですが(人間の視覚機能ではとらえにくい)、今年 2023年になってから赤いオーロラがよく観測されるようになっています。そして、以下の記事に書いていますが、
「赤いオーロラの下では狂気的な暴力が蔓延しやすい」
のです。これは「地磁気と精神状態の関係」の話でして、さほどオカルト話ではないのですが、長くなりますので、以下の記事をご参考いただければ幸いです。
(記事)太陽でXフレアと共にきわめて珍しい「太陽津波」が発生。それより気になるのは「暴力的な精神異常と関係する赤いオーロラ」が続出していること
In Deep 2023年2月18日
今回のオーロラにしても、「この程度の強さの地磁気嵐でこんなに広い範囲で観測されるとは」と思いました。
スペースウェザーのリアルタイム・オーロラ・ギャラリーには、11月5日からおびただしい量の画像が投稿されていますが、北米の広範囲、そして、ヨーロッパでは、ポーランド、ドイツ、ハンガリー、フランス、スロベニアなどヨーロッパの各地で「赤いオーロラ」が観測されていました。
フランスのクレルモン=フェランで観測された赤いオーロラ
Alexis Linant
ついには、冒頭にありますように、ウクライナの夜空まで赤いオーロラで染まりました。ウクライナでオーロラが観測されたなんて聞いたことがない。
ヨーロッパの報道では、キエフ、ハリコフ、ドニプロ、チェルニーヒなどでオーロラが目撃されたとあり、「それがほぼ全部赤いオーロラだった」ことが報道にある写真でわかります。その報道にも「これはウクライナでは極めて珍しい現象だ」とありますが、ちょっと珍しすぎる。
イタリアなどより北側の地域ほとんどで赤いオーロラが観測されていた可能性があります。
それほど強い太陽フレアでもなかった上に、コロナ質量放出も、それほど強力なものではなかったのに、こんなことになっています。
「もうこの世は終わりだ」と私は呟き(やめろよ)、ともかく、現実として、ヨーロッパ全域にオーロラ、そして暴力を誘発する可能性が高い「赤いオーロラ」がまたも出現したわけで、そんな中で、ふと思いだしたのが、8年以上の以下の記事でした。
(記事)第二次世界大戦前夜のように「ヨーロッパがオーロラに包まれた日」の地球の磁気の由来は何だか曖昧すぎて
In Deep 2015年03月19日
ファティマの聖母が述べた「光」のこと
この記事そのものは、科学からはやや外れたものですが、「ファティマの聖母」というものがありまして、まあ、これについてふれると、また長くなりますので、以下の過去記事をご参照いただければと思います。
(記事)ファティマの聖母から知る「永遠の地獄」への序章(1) - 「地獄」は神話ではなく、事実として存在する
In Deep 2015年03月15日
Wikipedia の冒頭は以下のようになっています。
ファティマの聖母は、ポルトガルの小さな町ファティマで起きた、カトリック教会が公認している、聖母の出現の一つ。ローマ教皇庁は奇跡として公に認めたが、第三の予言は長年にわたり秘匿した。
何万もの群衆を前に太陽が狂ったように回転して見えたり、水源のないところから水が湧き、飲む者に奇跡的な治癒があったりしたことから、1930年10月13日現地管区レイリア司教によってこの出現は公認され、同年教皇ピオ12世は同地に巡礼する者への贖宥(免償)を宣言した。
ファティマの聖母の「メッセージ」は、ルシア、ヤシンタ、フランシスコという 3人の子どもたちに(のみ)告げられたものです。
数多くのメッセージがあるのですが、以下は、第一次世界大戦の最中の 2017年7月のもので、概要として以下のように述べたことが記録されています。
1917年7月のファティマの聖母の言葉の概要
第一次世界大戦は、まもなく終わる。しかし人々が生活を改め罪を悔い改めないなら、さらに大きな戦争が起き、沢山の人が亡くなり、そしてその多くが地獄に落ちてしまう。その前兆として、ヨーロッパに未知の光が見えるだろう。
この「未知の光」という部分を正確に書きますと、聖母は以下のように少女ルシアに述べました。
1917年7月13日のファティマの聖母の言葉
「しかし、人々が神に背くことを止めないならば、ピオ11世の御代の間にもっとひどい戦争が起こるでしょう。未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい。神は戦争、飢饉、教会と教皇の迫害によって世界をその罪のために罰しようとしておられるのです」
「未知の光によって照らされる夜を見るとき、これが神によってあなたがたに与えられる大きなしるしであるということを知りなさい。」と述べてらっしゃいます。
このピオ11世(ピウス11世)というのはローマ法王で、在位期間は、1922年から 1939年でした。その在位中の 1938年に第二次世界大戦が始まります。
そして、その後、
「 1938年1月25日の夜、すべてのヨーロッパの空が、オーロラに染まった」
ことをフランス天文学協会の月刊誌が報じました。以下のように記録されています。
1938年のフランス天文学協会の月刊誌より
例外的な美しさをもったオーロラが 1938年1月25日火曜日の夕方から 26日水曜日の朝にかけてフランス、そしてヨーロッパのほとんどすべての国々において見ることができた。
スイス、イギリス、そして同様に西部、南西部、プロヴァンスに至る南東部地域、そしてさらに南部、イタリアやポルトガル、シシリー、ジブラルタル、そして北アフリカにおいてさえ、この現象はこれらの地域の緯度にしては例外的な強度の光を示した。
ファティマの聖母の述べた通りかどうかはわからないですが、ともかくこの年に第二次世界大戦が始まりました。
当時このことで思いましたのは、ファティマの予言のことというより、
「人類史上最大の戦争の徴候としてのオーロラ」
ということだったりもしました。
つまり、先ほどの聖母の「あなたがたに与えられる大きなしるしである」というメッセージは、第二次世界大戦のしるしということを超えて、ある程度「普遍的なことなのかもしれないな」と、ウクライナの空に赤いオーロラが出た、などという不思議な現象を知り、思った次第です。
今後も世界戦争のようなものが起きるとするなら、その前に、おそらく「何度も」ヨーロッパ中の空、あるいは「中東の空」、さらには「ロシアの空」をオーロラが覆うのだろうなとも感じています。
ロシアの名前を出しましたが、この 1917年7月のファティマの聖母の言葉の「メイン」は、ロシアのことでした。
以下のように述べており、「ロシアが回心しない限り、さらに大きな悲劇が起きる」ということを伝えていました。
ファティマの聖母の言葉より
「....このことを避けるために、私は私の汚れなき御心へのロシアの奉献と、初土曜日の償いの聖体拝領を求めるために来るでしょう。もし私の要求が顧みられるならば、ロシアは回心し、平和が来るでしょう。もしそうでないならば、ロシアは戦争と教会の迫害を引き起こしながら、その誤謬を世界中に広めるでしょう」
「善い人々は殉教し、教皇は多く苦しみを受け、さまざまの民族が絶滅させられるでしょう」
このように、
「さまざまの民族が絶滅させられるでしょう」
とまで述べていたわけですが……まあ、この民族の絶滅に関しては、戦争がなくとも、ワクチン時代の現在を考えると十分ですが、それはまた話が逸れますので、最近の記事を貼らせていただくに留めたいと思います。
(記事)死の時代となる21世紀:緩慢な過剰死と遺伝子改変の問題は世代を超えて続く可能性があるのかもしれない
In Deep 2023年11月2日
(記事)世界保健協議会の公式発表から思う、日本人「絶滅」の時期
In Deep 2023年10月17日
一世代(数十年など)という範囲で考えれば、非常に多くの民族が今後絶滅していくと見られますが、もちろん、ワクチン接種率のランキングでいえば、まずは日本ですけれども、それは十年も何十年もかかることですので、今、心配することでもありません(というより、取り返しがつかないことなので、心配しても仕方ない)。
想像上の民族かもしれないにしても、伝承では、アトランティス人は「一世代かけて絶滅した」ような、長い長い物語になると思います。
小説『イルミナティ』より
…「彼らはほぼ全身が、猿のような毛皮で覆われていた。少なくとも高アトランティス人はそうだった。突然変異は邪悪な目の刻の時代に起きた … 高アトランティス人を滅ぼした災害だ。後世のアトランティス人は現世人類のように無毛だ。最古のアトランティス人を先祖にもつものはかなり毛深いものが多い」
ジョージは思わず手すりにかけているハグバードの手を見ずにはいられなかった。黒い毛にびっしりと覆われている。
…「アトランティスにあった文明はいくつくらいなんですか?」ジョージは訊いた。
「基本的には二つだ。刻にいたるまでのものと、それ以後のものだ。刻以前はこの大陸には人口約百万の文明があった。技術的には、今日の人類よりはるかに進んでいたのだよ。原子力も、宇宙旅行も、遺伝子工学も、その他諸々もっていた」
「この文明が邪悪な目の刻に逢って致命的打撃を受けた。人口の三分の二が死んだ … 当時のこの惑星の住民のほぼ半分に当たる。刻のあと、復興は不可能になった。ほぼ無傷で最初の災害を切り抜けた都市も、その後の災害で破滅した。アトランティスの住民は一世代にして原始人に返ってしまった」
「大陸の一部は海没し、それがきっかけとなって最終的にはいまのように全土が海に沈んだ」
「よく書かれているような地震と津波が原因なの?」とジョージは訊いた。
「いや」ハグバードが妙に無表情になった。「人災だ。高アトランティスは一種の戦争で滅んだんだ」
戦争…ねえ。
コロナからワクチンの時期は十分に戦争だと私は認識し続けていますが、「地球人も似たような滅び方をしそう」と、小説『イルミナティ』を読んでつくづく感じました。
2年前には、たとえば以下のような記事の「戦争で生き残るために」のようなものも書いていましたが、まだ、DNA (あるいは切断された mRNA )の問題は出ていなかったときで、その後、DNA 問題が出てきてしまったわけで、以下のような方法論は通じなくなっています。
(記事)戦争で生き残るために : 今後ワクチンを接種しなければならない場合に、あるいはすでに接種した後の総力戦としての具体的なサバイバル手段を考える
In Deep 2021年8月11日
この記事に出てくるウラジミール・ゼレンコ博士という方は、
「接種した人たちの平均余命が数十年短縮される可能性がある」
と述べていますが、その通りだと思います。
この「数十年」という途方もない単位で進行する状況の社会の中を私たちは生きていくわけです。
しかし今回のオーロラの話はこのような「生物戦」とは関係ない話ですので、この話はこのあたりまでといたします。
オーロラが直接関係するものは、「地球の地磁気の状態」であり、それは太陽活動にほぼすべてが依存しているものです。
それが「暴力と直結する」わけです。
(記事)太陽の変化と「暴力と病気の時代」への突入
In Deep 2023年2月12日
現在の太陽活動そのものは、予想されていたほど活発化していません。
しかし、太陽が大した活動をしていないのに、頻繁に中規模程度の地磁気嵐が起きている上に、こんなに広い範囲でオーロラが観測されているという現状は、確かに奇妙ではあります。
いずれにしても、
「地球の暴力を増大させる地磁気活動が活発化している」
ことにはなります。
今、イスラエルで起きていることは、暴力というより「狂気」に近いですが、同じようなことが世界的に起きていく可能性は、合理的に考えても今後あり得ます。
ファティマの聖母は、「人々が回心すれば、惨劇を防ぐことができる」というようなことをおっしゃっていましたけれど、ほとんどの地球の人たちは回心しませんでしたし(おそらく私自身も)。
科学的にもオカルト的にも、「最後の暴力の時代」に突入することは避けられなさそうです。
かなり長い期間の最後の時代となりそうですが。
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