嶋中雄二著『太陽活動と景気』(1987年)より
太陽活動や地磁気活動は、ヒトの精神活動を乱すことが知られており、統合失調症の患者数は、約 10年の周期的変化を繰り返していることがわかっている。
また、もしも、地磁気と生体膜の透過性との間に何らかの関係があるとするならば、中枢神経系への地磁気の直接的な影響の可能性が理解できる。
太陽の変化、ワクチン、5Gすべてが「血」に干渉する
今回の記事は、前回の記事「太陽で信じられないような異常な現象が起きていることが発覚」の、続きというわけではないですが、太陽の話です。
(((( ;゚д゚)))アワワワワ (状態の説明を繰り返さなくてもいいから)
まあ、前回の記事では、現在の太陽に何だか異様なことが起きているということでしたが……
(((((((((((((((((((( ;゚д゚)))))))))))))))))アワワワワ (状態の変化の説明もいいから)
それで仮に、太陽に「磁場の状態に大きな変化が起きている」のだとした場合、どうしても「人間」と「社会」に影響が出るのですよね。
冒頭に嶋中雄二さんの『太陽活動と景気』からの抜粋を載せましたけれど、太陽活動(あるいは磁気活動)が増大すると、おおむね歴史では以下のようなものが増大することがわかっています。
・社会の暴力性
・メンタル疾患の増加
・感染症の増加
・一部の疾患の増加
・景気の極端な変動
これらはおおむねコオロギを食べていれば解決する問題ですが(いい加減にしろ)、仮に太陽の磁場がさらに「妙な変化」を起こした場合、これらの問題が人間社会を覆い尽くす可能性は高いです。
このようなことが起きる理由はさまざまにあるのでしょうけれど、その最大の要因は、
「血液にある」
という推定がほぼ成立するように思います。
ふたたび『太陽活動と景気』からの抜粋ですが、血液の赤い部分は、平たくいうと、鉄とタンパク質から成っています。
嶋中雄二著『太陽活動と景気』より
血液中のヘモグロビンは鉄と色素の複合体であるヘムと蛋白質であるグロビンから成るが、グロビンは「反磁性」とされているから、本質的には鉄の科学的状態が血液の磁気的性質を発生させていると考えられるのである。
この場合「血の赤い部分」つまり赤血球の成分についてのものですが、一方で、「白血球」も太陽活動とリンクすることがわかっています。
「太陽活動が増大すると、白血球が減る」
のです。
1957年1月から8月までの「白血球減少症と太陽黒点数の相関」グラフ。
アイゼンク&ナイアス『占星術 - 科学か迷信か』より。
白血球減少症の症例数が見事に太陽活動とリンクしているのですが、「白血球減少症」というのは、「好中球減少症」とも言われるもののようで、この好中球というのは、
> 白血球の中の顆粒球の一種であり、白血球全体の約45~75%を占め、強い貪食能力を持ち、細菌や真菌感染から体を守る主要な防御機構となっています。 (国立研究開発法人国立がん研究センター)
というもので、これが減少すると、感染症にも脆弱になりやすくなりますし、他の多くの疾患のリスクも高まると思われます。
そもそも、「入院数」そのものも太陽活動とほぼリンクした推移となっていることがわかっています。
太陽活動と健康・精神
ロシアのペテルブルグ市とスヴェルドロフスク市における救急車の出動記録によれば、太陽活動が活発な日には、静穏な日に比べて、心筋梗塞と狭心症の発作が約 20%多い。
また、ロシアのいくつかの都市における多数のカルテを統計的に処理した結果、入院患者数は、太陽活動が盛んになる時期に増加していた。
フランスの医師サルドゥーと天文学者ヴァロの二人は 276日の期間をとり、心筋梗塞や卒中発作などが、黒点が太陽の中央子午線を通過したときに、84%の確率で起こることを明らかにした。
マリンとスリースターヴァは、1979年、こうした線に沿って、より長期間のデータの分析を行った。彼らは、1967年から 1972年の6年間にわたって、二つの病院に入院した 5,000件の救急心臓症例を、毎日の地磁気活動指標と関連づけた。
季節調整済みで月次データの比較を行った結果、彼らは、相関係数 0.4から 0.8の範囲の優位な相関を見いだした。 (太陽活動と景気)
ここにある、
> 太陽活動が活発な日には、静穏な日に比べて、心筋梗塞と狭心症の発作が約 20%多い。
は、なかなか現在の(ワクチン後の)時代には重い響きですが、このような状況は、今後、社会全体として、さらによく見られることになっていくと思われます。
通常な世界でも、太陽活動とリンクして心臓疾患が増えるわけで、ワクチン後の心筋炎などの状況を考えますと、なかなか難しい世になりそうです。
まあ……この「血液」についてはいろいろとあるのですよ。
たとえば、以下の 2021年5月の……何とも素晴らしいタイトルの記事ですが、ここでは、「 5Gがヘモグロビンの構造と機能を変化させている」ということを述べていた記事を後半でご紹介しています。
[記事] ワクチンがチンチンくんを攻撃している(この表現はいい加減にしろ)…
In Deep 2021年5月23日
ここでご紹介した海外の記事には以下のようにあります。
ちょっと難しい記事なのですけれど。
記事「5G曝露がヘモグロビンの構造と機能を変化させ…」より
…5G放射線は、細胞膜の多孔性を変化させ、一部の分子またはイオン要素がそれらのメンバー間をより簡単に移動できるようにし、通常は飛躍する可能性のある他の分子(または二酸化炭素などの可溶性ガス)を置き換える。
たとえば、5G放射線は、特にカルシウムイオンで「電位依存性イオンチャネル」(※ イオンチャネルとは、イオンを透過させる役割を持つ膜タンパク質)を引き起こし、細胞壁に入るカルシウムが多すぎることにより細胞を中毒にさせるため、細胞毒性を引き起こすことがよく知られている。
これに関する研究は医学誌 Environmental Research に掲載された 。
そして 5G曝露は細胞透過性(多孔性)を変えるだけでなく 、体内のペルオキシナイトライト(※ 生体内の強力な酸化剤)を放出することを明らかにしている。これらは、血液中を循環している他の健康な分子を破壊する炎症を引き起こす分子だ。
この論文では、ワイヤレス(WiFi)および電磁周波数(EMF)曝露に関する利用可能な公開された科学論文の徹底的なレビューにより、WiFi および EMF マイクロ波汚染が人体に積極的に害を及ぼす少なくとも 7つの異なるメカニズムがあることが特定された。
論文は、最近ではどこにでもある WiFi信号への曝露が、酸化ストレス、精子と精巣の損傷、EEG(脳波)の変化を含む神経精神医学的影響、アポトーシス(※ 細胞の自死)、細胞の DNA損傷、内分泌の変化、およびカルシウムの過負荷につながる可能性があると説明している。
こういうような問題のある環境に私たちは囲まれているのですけれど、
・太陽の磁気活動が血液に影響を与える
・5G 等が血液に影響を与えているかもしれない可能性
が、今後「合致」していく場合、健康的な問題が大きくなるのかなあとも思います。これは、身体的な健康だけではなく、精神的な部分も含まれます。
冒頭の『太陽活動と景気』にありますような、
> 地磁気と生体膜の透過性との間に何らかの関係があるとするならば、中枢神経系への地磁気の直接的な影響の可能性が理解できる。
ということなどもあり、現在の(ワクチン後の)社会は「神経系に直接作用する要素が多すぎる」可能性があります。
今でもすでに世界中で、「頭がどうかしちゃったんじゃないか」というような犯罪、発言、行動は多いですが、
「これがさらに拡大する」
という可能性もあるのかもしれません。
まあ生きにくいといえば、生きにくい世の中になるのかもしれないですが、今の社会はワクチン後ということもあり、以下の記事など複数で書きましたけれど、
「神経系がすでにダメージを受けているかもしれない人たちが一部にいる」
という可能性があります。
[記事] スイスの歴史で前例がない「うつ病と精神疾患の増加」の報道から思い出す、スパイクタンパク質とヒトヘルペスウイルスの再活性化の関係、そして MAO との関係
In Deep 2022年12月13日
[記事] 自死はどこまで増えるのか
In Deep 2021年9月14日
これはどちらもスパイクタンパク質(自然感染、ワクチン共に)が、ヒトヘルペスウイルス6型というものを再活性化させているという論文がいくつかあることを記していますが、このヒトヘルペスウイルス6型というのは、メンタル系のほうでいえば、以下のような病気と関係します。
ヒトヘルペスウイルス6型が誘発すると見られる疾患の一部
双極性障害
大うつ病性障害
統合失調症
アルツハイマー病
ヒトヘルペスウイルス6型が誘発する可能性のあるすべての病気に関しては、以下の記事に一覧を載せています。
[記事] ヒトヘルペスウイルス再活性化の嵐で日本の将来的な社会像が見えにくくなる中、スーパーフード「松」について
In Deep 2021年9月9日
何というかこう……今後、
・太陽の磁気活動による血液への影響
・スパイクタンパク質でのヒトヘルペスウイルスの再活性化による神経系統への影響
・5Gの拡大によるヘモグロビンへの影響
というようなことが全部同時にやってくるように思うのです。
過度な暴力の時代になることは避けられなさそう
NASA は、次の太陽活動極大期 (11年周期の太陽活動の中で最も黒点活動が活発になる時期)に、2025年頃に到達するとしています。
しかし、今すでに太陽活動は大きいのですよね。
ということは、NASA の予想通りだとして、
「 2023年から 2026年くらいまでずーっと地球の磁気が影響を受けるときが続く」
ことになります。
5年から 6年ものあいだ、磁気の影響を受け続ける可能性が高い上に、前回の記事で書きましたように、「何だか太陽が変になっている」ということもあります。
そして、
「太陽と社会の暴力」
の相関も過去にほぼ完全に示されています。
これについては、過去 10年くらいでずいぶんと書いて、どの記事ということにはいかないのですが、以下に一覧があります。
[リンク] 太陽と暴力、戦争に関する In Deep の記事一覧
少なくとも、過去 300年くらいは、「派手な社会的事象はほぼすべて太陽活動最大期に起きている」という現実があります。
1750年から 2000年までの太陽活動と社会の状態のリンク
indeep.jp
今や「戦争の拡大」は、相当現実的になっていますが、過去の戦争や革命の事象と照合しますと、
「今年か来年あたりから戦争が激化する。あるいは新たな戦争が起きる」
ことになりそうです。
2年くらい前までの私は、「次の太陽活動はきわめて低くなる」と思い込んでいたのですが、実際は私が想定していたこととまるで逆で、「近代史上最大の太陽活動になる」可能性が出てきています。
以下は、2021年にそのことに気づいた頃の記事です。
[記事] 過去の個人的な予測にすべて反する「サイクル25の太陽活動の異様な強さ」から見る未来。死と過剰な暴力がどれだけ拡大するかはまだわからないですが…
In Deep 2021年12月21日
普通に考えれば、戦争も、あるいは起きるのなら革命も、あるいは通常の社会での暴力も増加し続けると思われます。
太陽活動の増大期に起きやすいタイプの「通常の社会での暴力」は、
「短絡的で粗暴」
という傾向があります。
他者の生命の価値をあまり顧みないのです。
そういうような犯罪は現在も増加しているような気もしますが、こんなものでは済まないはずです。
なお、過去から見る一般的な「現在のような太陽の状態」、これは「黒点増加期(第3期)」とされていて、ロシアのチジェフスキー博士が、100年ほど前に分析したものですが、2023年からの数年の世界が、この「黒点増加期(第3期)」にあたります。
「どんな世の中になりやすいか」ということを(「なりやすい」というだけであり、「なる」とは書きません)抜粋して締めさせていただきます。
これは、2019年の記事「戦争は? 革命は? … 次の新しい太陽活動「サイクル25」から考える2026年までの社会の動向」にあります。
チジェフスキー博士の研究による黒点最大期(第3期)の特徴
黒点最大期(第3期)の特徴
この時期は、戦争などの国家の狂気が実行されやすいと同時に、偉大な事業が達成される時期でもある。
歴史を決定的に転換した大戦争や大革命などは大抵この時期に起こっている。この時期の特徴は以下に集約される。
1. 政治的、思想的な指導者たちが出現し、大衆に大きな影響を与える
2. 大衆に大きな影響を与える思想が出現する
3. 思想の中心場が出現し、大衆を鼓舞・扇動するようになる
4. 大衆運動の拠点が多数出現する
5. 大衆は、団結し、自己主張を始める
第2期までは政治的に関心を示さなかった大衆が、政治的指導者の言動に敏感になる。
そして、この時期には、歴史に残る政治指導者や精神的な指導者が多数出現する。
大衆は、とても気が短くなり、自分たちの目標の実現の障害となるものはすべて破壊し突っ走るようになる。
暴動、革命、衝突、紛争など流血を伴う惨事が相次ぐ。
このような特徴の結果として、黒点最大期には、革命、暴動、大殺戮、戦争、新しい指導者の出現、反乱、社会変革、専制政治への反発、移民、処刑などの激しい現象が発生する。
ここまでです。
現在、おそらくここに向かっています。
過去の数百年分のデータを覆すことは難しいと思われます。
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