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太陽に飛び込み「自決した」彗星 : 久しぶりのその光景を見る中で思い出す「宇宙の生命生産と拡散のメカニズムの原則」を悟った日のこと

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2019年8月16日の米NBCニュースより


NBC News




彗星は太陽に突っ込んで自決する理由

アメリカの NBC ニュースで、冒頭の「太陽に飛び込んで自滅した彗星」が話題となっていました。

以下のように、太陽に彗星が飛び込んだという事象を紹介したものです。

2019年8月15日 太陽に飛び込んで消滅した彗星


NASA

このニュースの見出しには「初めての」というような言葉がつけられていますが、実際にはそういう現象ではなく、「とても珍しい」という程度のニュアンスでこの表現を使ったのかとも思います。

もうずいぶんと昔になりますが、東北の震災があった 2011年という年から 2013年ころの間には、この「太陽に飛び込んで自決する彗星」の事象が続発していました。

当時の私は、彗星のことなどをあまり知らない人でしたが、なぜか「自ら死んでいく彗星」の姿に精神的な共感をおぼえたことを思い出します。

以下は、当時、そのことについて記したすべての記事です。

2011年の太陽に飛び込んで彗星に関しての記事

エレニン彗星は 9月11日に太陽フレアの中でほぼ完全に消滅
 In Deep 2011年09月17日

突然出現して太陽に飛び込んでいった巨大な彗星。その名は「ラブ&ジョイ
 In Deep 2011年12月14日

 

史上最大の太陽接近型彗星「ラブジョイ」の太陽からのサバイバル
 In Deep 2011年12月16日

アイソン彗星は「太陽への自爆」で消滅。しかし、それにより改めて「彗星の意味」を気づかせてくれたこの偉大な彗星に感謝します
 In Deep 2013年11月29日

最近では、2016年の夏に起きた同じことを以下の記事で取りあげています。

太陽を殺せ!:8月2日、3日と連続してスーサイド・ボマー彗星が太陽に自爆攻撃した下界の夏の夜は狂乱の熱波と現実地獄

 

このように、過去にもいろいろと「太陽に飛び込んでいく彗星」という事象があったのですけれど、まず、冒頭の NBC ニュースをご紹介しておきたいと思います。この記事のオリジナルは、宇宙関係メディアのスペース.comの記事ですので、そちらをご紹介いたします。

 


A Doomed Comet Just Fell Into the Sun. Here's the Video
space.com 2019/08/16

太陽に突っ込み消滅した悲劇の彗星

スペースウェザーの天文学者トニー・フィリップス (Tony Phillips)氏によると、8月15日、NASA の太陽観測衛星 SOHO のカメラが、「彗星が太陽に直接飛び込んだ光景」を捉えたという。

太陽観測衛星 SOHO の動画は、太陽の周囲を往来する多くの物体を観測することができる。以下の写真のように太陽そのものはブロックされている。これは、太陽も撮影すると、その光の反射で撮影できないためだ。

太陽の上の明るい光は金星だ。

以下の動画では、右下から彗星が出現し、太陽に向かっている光景がうつる。

 

彗星はこのコースを進んで、直接太陽に向かい、そして、太陽に飛び込み、最終的に破壊された。この彗星は、おそらくクロイツ群のサングレーザー(太陽に非常に接近する彗星)だと思われる。

もっとも、クロイツ群サングレーザー彗星とはどんなものかということについては、公式の定義は存在しない。しかし、非常に興味深い彗星のグループであり、何百年も前から観察されている。

最初は、1880年代から1890年代に、科学者ハインリッヒ・クロイツによって研究されたこれらの彗星は、今では、巨大な古代の彗星から派生した破片であると考えられている。

彗星の観測については、アマチュア天文学者たちが、この SOHO と、NASA の別の太陽観測衛星 STEREO のデータを利用し、サングレーザー・プロジェクト (Sungrazer Project)の名称でおこなっているが、この夏には、今回の彗星の他にも、6月20日にも彗星が特定された。

驚くべきことに、既知のすべての彗星の半分以上が、このサングレーザー・プロジェクトによって発見されている。

新しい彗星の発見は、科学者たちの彗星の研究に役立つものだ。そして、今回のようなサングレーザー彗星の発見は、太陽の科学的研究をも、さらにサポートするはずだ。


 

ここまでです。

2011年頃の私は、(理由が分からないままに)単に心情的に共感を感じていただけだったのですが、先ほどリンクいたしました記事にもあります2013年に、「アイソン彗星」という彗星が自決した時の様子を見ていて、

「ああ、なるほど、そういうことか」

と、彗星が太陽に飛び込む理由が翻然とわかったのでした。

それはどういうことか。

まず、「彗星とは何か」ということについての、私の持論……これは、フレッド・ホイル博士の持論でもあるのですけれど、

「彗星とは、宇宙で、生命を運搬しているもの」

です。

これは断言してもいいと思います。

今回の記事は、これについて語る場所ではないですので、以下の過去記事をリンクさせていただくにとどめたいと思います。

「生命発祥の要因は宇宙からの彗星によるもの」という学説が確定しつつある中でも「幻想の自由」の苦悩からは逃げられない
 In Deep 2013年09月18日

上の記事の中では、生前のフレッド・ホイル博士と共に、数多くの研究をおこなってきたチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士の以下の言葉も掲載しています。

チャンドラ・ウィクラマシンゲ博士の言葉より

最近の驚くべき彗星の役割についての発見は、パンスペルミア説に対しての理論を補強している。

私たちは、次第に、宇宙から生命が地球にやってくることがどのようにして起きるのかというメカニズムも解明しつつある。土、有機分子、水、など生命に必要な要素がすべてそこにはある。

長い時間と、膨大な量の彗星たちは確実に地球の生命に関与している。

ちなみに、「地球の生命の最大の謎」に、

「地球の生物が、すべて左型のアミノ酸でできている」

ということがあります。

この地球上の生命の最大の謎に対して、日本の国立天文台は、2010年の観測結果と共に、「地杞の生命が宇宙からやってきたことで説明がつく」とした発表をおこなったこともありました。

以下は、2010年の読売新聞の記事です。

生命の起源、宇宙から飛来か…国立天文台など

読売新聞 2010.04.06

国立天文台などの国際研究チームは、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表した。

アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。

研究チームは、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めた。

 

そして、結局、「宇宙から《生命の起源》が飛来する」というためには、彗星に登場してもらう他はないのです。

これについては、以下の記事をお読みいただけると幸いです。

パンスペルミア説が証明される日 : 探査機ロゼッタがチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の大気から「生命の基本的な構成要素」のアミノ酸やリンなどを宇宙観測史上はじめて検出

 

まあ、このように、「彗星が、宇宙に生命の素材を運んでいる」という事実があるとしまして、そこで考えるのは、

「彗星がどういう場所で、どういう状態になったなら、生命の運搬に最も都合がいいのだろうか」

ということでした。

そして、そりゃもう、太陽の近くで爆発することなんですよ。

たとえば、太陽から磁気嵐というようなものが来ることを、たまに取り上げさせていただいていますが、それと共に地球にやってきているのは「粒子」であり、つまり、太陽は、物質を現実として周囲に移動させている

ということは、太陽風のある場所で、太陽に突入して物質が消滅してしまう前に「爆発してしまう」のが一番いいのだと。それで、彗星に存在する「生命の構成要素」の物質に、初めて「推進力」がもたらされる。彗星がなくとも、単体で移動できる。

幸い、宇宙空間というのは、極めて低い気温と、酸素がない状態の場所であるわけで、「物質の保存」という意味では、宇宙空間以上の場所はないのです。何万年そこを漂っていても、物質が消えることはないのです。

先ほどリンクしました記事には、欧州宇宙機関が探査したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面から、以下のものが見つかったことが報告されています。

・グリシン (アミノ酸。生命のタンパク質の基礎を形成する)

・リン (DNA と細胞が使用する科学エネルギーを保存する分子の構成要素)

 

おそらく彗星の「内部」には、さらに多くの生命の構成要素が含まれているはずです。

 

また、この宇宙空間という場所には、生命を形作るための要素がすべて存在していることが、フランスの研究で突き止められたことを以下の記事で記しています。

《特報》「地球の生命は宇宙で作られている」ことがほぼ確定 — 発見の最後の砦だった「RNA(リボ核酸)」が宇宙空間で形成され得ることをフランスの研究チームが特定したことにより「地球の生命の構成要素がすべて宇宙に存在」することが確実に

しかし、彗星が宇宙空間を周回しているだけでは、宇宙に生命を運搬する上で、「惑星」に的確にさまざまな生命の構成要素を行き届かせることができない可能性がある。

それならば、太陽の「推進力」を借りるために、彗星は、

「あえて太陽に接近して爆発して、物質を拡散して死ぬ」

と。

彗星の内部は極端に冷却された環境ですから、爆発した瞬間に、超高速の太陽風で吹き飛ばされてしまえば、分子を含む微細な「物質」のいくつかは消滅せずに「宇宙空間に飛ばされる」はずです。それは、太陽の推進力と共に旅をして、たとえば、その中の一部は地球にもやってくる。

そこから先も、地球の大気圏に入ったりすることについて、いろいろと大変な状況がありながらも、「いつかは地球にそれらはやってくる」わけです。

新しい生命が宇宙から地球に入りこむ瞬間が、そこにあると。

 

これが、太陽に近づくサングレーザー彗星というものの意味について、私が、その 2013年のアイソン彗星の自決の時に瞬間的に思ったことでした。

 

歴代のサングレーザー彗星が、どれもこれも「同じような死に方」をしているところを見ても、そのすべてに、ここまで書きましたことと同じ目的があることは間違いないと考えます。

彗星は、宇宙全体に生命の構成要素を送り届けるために周回しているけれど、それと共に、定期的に「自爆して、太陽の力で確実に、惑星に生命の素を届ける」ものがいると。

どうして、そんな不思議な現象が存在しているのかということはわかりません。

そのあたりはもう考えてわかることではないと思います。

「コズミック・インテリジェンス」というような言葉もありますけれど、そのあたりも私にはよくわかりません。

 

結局、このあたりは、もう「原則の世界」だと私は考えています。そういうものなのだから、そうだとしか言いようがないと。

 

宇宙がある。

そこには生命の構成要素が飛び交っている。

それはさまざまな惑星に届く。

しかし、惑星の環境は、それぞれで違う。

その星々の中で、水や大気があるような生命の構成要素が「花咲くことができる星」には、いつかは生命が出現する。

そのような中には、たとえば、地球が含まれる。

その生命の開花の手助けを彗星と太陽がおこなっている。

 

というようなことですけれど、それがどうして起こり得るのかということについては、考えようがありません。

いずれにしても、そのおかけで、地球にはたくさんの生命がいて、そして、人間がいて、私自身がいて、多くの人がいて、アーノルド・シュワルツネッガーみたいな大きな人もいれば、玉川カルテットの二葉しげるさんみたいな小さな人もいる。

そして、そこから「♪ 金もいらなきゃ女もいらぬ、あたしゃも少し背が欲しい」というフレーズも生まれるという原則(何の原則だよ)。

まあ、とにかく、彗星のおかげで、こうやって生命や人間や文化が生まれて育ってきたということは素晴らしいことではないでしょうかと思うのです。

今回、太陽に飛び込んだ彗星を久しぶりに見まして、以前はよく考えていたけれど、最近はあまり思う時間がなかった、ここまで書かせていただきましたような、さまざまなことを思い出しました。

ありがとう、玉川カルテット(そっちに感謝するのかよ)。





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