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2015年からの世界 人類の未来

2015年の世界全体の死者数は「5760万人」。私たちは日月神示の「1日10万人の死…」の警告をはるかに越えた時代に生きている

投稿日:2015年12月23日 更新日:

一日に十万、人死にだしたら神の世がいよいよ近づいたのざから、よく世界のことを見て皆に知らして呉れよ。[日月神示 上つ巻 第25帖]

2015-death

There will be a rare full moon on Christmas Day this year




 

5760万人の死の内訳

タイトルに、

「 5760万人の死」

と書きましたが、この数が、今年 2015年に地球で亡くなったと考えられる人の数となります。

この数字は、2014年に発表された「地球全体の2014年の1年間の死亡率」を 2015年の地球の人口 73億人に照合したもので、正確な推定にはなりませんが、最近は、毎年大体同じような死亡率で推移していますので、この 5760万人から大きく逸れるということもないように思います。

ちなみに、2014年の全世界の死亡率は、「 1000人のうち 7.89人が死亡」という率でした。

1パーセント未満ではあるのですが、人口も 70億人を越えますと、0.8パーセント程度でも、6000万人近くの数になるのです。

もちろん、死亡率は地域によってまったく違いますが、世界全体として、何が原因で死亡しているのかを見ますと、「圧倒的に病気」です。

そして、さらにいうと、病気の中でも、圧倒的に「非感染性疾患( NCDs )」での死が多いです。

 

全死者の中の3500万人の死は「ストレス主要因病」

「非感染性疾患」というのは、文字通り「感染症ではない病気」ということで、心筋梗塞や脳卒中などの心臓や血管の病気も、ガンも糖尿病も、あるいは、ぜんそくや肺気腫なども、すべて非感染性疾患となります。

WHO のデータによると、下のような内訳となっています。

非感染性疾患 NCDs

心臓血管病、がん、慢性肺疾患、糖尿病等の総称で全世界の死亡の原因の 60%( 3500万人)を占め、そのうち 48%は心臓血管病、がん約 20%、呼吸器系疾患約 10%、糖尿病が 3%を占めています。

低・中所得国では毎年 800万人が NCDsで死亡しており、今後 10年以上増加し続けることが予想されています。

これを読むと、世界では1年間で

・心臓血管病(脳梗塞や心筋梗塞など) 1700万
・ガン 700万人
・糖尿病 100万人

が亡くなっていることになります。

なお、WHO の 2012年のデータでは、他に、1年間の死亡数の目安として、

・慢性閉塞肺疾患( COPD ) 310万人
・気道感染症(かぜを含む上部感染症) 310万人
・HIV / エイズ 150万人
・交通事故 130万人

などとなっています。

エイズの患者数も新規・累積共に相変わらず多く、2013年で下のようになっています。

hiv-2013WHO

 

これは 2013年時点の数で、この世にエイズが登場してからの総感染者数は 7800万人、総死者数は 3900万人という、途方もない数となっています。

そして、WHO は、他に、

・自分が HIV に感染していることを気づいていない人が 1700万人

・気づいていても治療を受けていない人が 2200万人

・治療を受けられない HIV 感染した子どもが 180万人

いるとしています。

この他に、死亡という言葉と直接リンクするわけではないですが、「 2015年の世界の認知症患者の数は約 4680万人」という「世界アルツハイマー報告書2015」のデータもあります。

いずれにしても、今の地球の「人間の死」は、病気が大部分であって、しかも、そのうちの半分以上が「非感染性疾患」、つまり、ガンとか糖尿病とかの生活習慣病の死亡者数が圧倒しているという事実。

ガンや糖尿病や高血圧などの生活習慣病がどうしてこんなに増えたのか、あるいは、世界中でウイルス性疾患がどんどん増加している原因は何なのか。それらの発生メカニズムは何なのかということについては、いろいろな考え方があると思いますが、私は、

人間が病気になる「基本的なメカニズム」(1):交感神経・副交感神経の働きと「ストレスが引き起こすこと」の関係がぼんやりと理解できた日に
 2015/12/08

とその後の人間が病気になる「基本的なメカニズム」(2)という記事に書いたことが、その原因だと思っています。

つまり、基本的には「ストレスが病気になる原因の大半」だと思います。全部とは言いませんが、大半はそれが原因だと思っています。

これに関しては上にリンクしました記事を読まれて下されば幸いですが、ストレスが人間の自律神経のバランスを崩し、そのことによって、血液中の白血球の顆粒球とリンパ球の構成比が変わってしまうところから病気が始まるということなどを書いたのですが、もっといえば、特に主要国などでは、

「社会のシステムそのものが人間本来の生態に合わないものとなってきているので、《ただ暮らしているだけで》ストレスを受け続けている」

と今は思っています。

人は、自分たちは快適で便利な文明を作り上げたと思っていても、実はそれが「死への近道となっている」という言い方でもいいかもしれません。

そして、日本もそうですが、スマホやパソコンでのコミュニケーションの異常化や、安楽な移動手段、薬の氾濫、過剰医療、交感神経ばかり刺激される学校や会社での日常生活などの今の社会システムが、そう簡単に変わるとは思えません。

すなわち、今の状態はさらにヒートアップして、人々が「気づかずに受けているストレス」はさらに倍増していくと思います。

そして、以前も書いてしまいましたが、それらが原因となり、「間違いなく、現在の病気の時代の勢いは今後も拡大していく」ということに関しては確信しています。外部要因の問題も多少はあっても、

「社会システムそのものが人間たちを殺し始めている」

という理由がこの病気の時代を作り出した最大の要因だと私は確信しています。

それに気づいたのは最近ですが、気づくのが遅すぎて、もう自分でも自分を救うこともできないと思っていますが、次の世代までには何とかなってほしいとは思っています。

そして、ガンや認知症の増加を含めて、そして、新たなウイルス性疾患を含めて、ものすごい「病気の光景」がほんの数年後には現れると考えています。

 

1日10万の死を越えた中で

そして、今は世界年間 6000万人弱の死となっていますが、これが加速することも避けられないと思います。

冒頭に日月神示の「一日に十万、人死にだしたら神の世がいよいよ…」を載せましたが、1日10万というのは、

10万 × 365日= 3650万人

ということで、すでに、そんなレベルはとっくに越えていることがわかります。

ちなみに、日月神示の上のフレーズの後には、

北から攻め寄せて来たらいよいよのことぞ。南、東、西、みな大切なれど、北を守ってくれよ。北から来るぞ。

神は気もない時から知らして置くから、よくこの神示、心にしめて居れよ。

一日一握りの米に泣く時あるぞ、着る物も泣くことあるぞ、いくら買溜めしても神のゆるさんもの一つも身には附かんぞ、着ても着ても、食うても食うても何もならん餓鬼の世ざ。早う神心にかへりて呉れよ。

その時が来たら、いくら「準備」していようとどうにもならないと。

準備などするくらいなら神様の心に戻りなさいと。

いずれにしても、すでに、日月神示の警告の時代は過ぎているのです。そういう時代に生きているのだと知らしてくれたのは「人の死の数」だったのでした。
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