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4月12日にメルマガ夢見と古代ギリシャと「痛みとの個人的歴史」が混沌とを発行させていただきました。

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ミリ波としての5G電磁波からの影響について再考する

投稿日:2023年6月26日 更新日:


Epoch Times




影響はほとんどわかっていない (いわば無試験)

米エポックタイムズを見ていましたら、ヘルスライターのマリーナ・チャン(Marina Zhang)さんの記事が掲載されていました。

私はこのマリーナ・チャンさんの書く記事が結構好きで、最近では以下に彼女の書いた記事を翻訳しています。

[記事] イベルメクチンを含む、議論を呼んだコロナ治療薬がすべて抗マラリア薬であるという現実
 地球の記録 2023年4月18日

 

「この人の話についていこう」という気持ちにさせる説得力のある理論的な記事が多いです。

今回の記事は「 5G 」の話でした。

また 5Gかよ、というように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「まだ健康への影響についてわかっていないことが多い」ということもあり、気にはなります。

何しろ、私の住んでいる建物は、大家さんのご厚意であり、ありがたいことではあるのですが、「無料の 5Gインターネット」がすべての部屋に提供されています。

日々「逃げ場なし」という、やや困惑した状態の中にいるのですが、まあしかし早くて便利ですよ(どっちなんだよ)。

今回はそのマリーナ・チャンさんの記事をご紹介させていただこうと思うのですが、重要な点は以下のことだと思います。

まず、

「 5G はミリ波と呼ばれる電磁波で、そこが 4Gまでと大きく違う」

ということです。4G までは、「マイクロ波」と呼ばれるものとなっています。

この違いは、単純に数値だけの面でいえば、以下のようになります。

(オリックス・レンテックの記事より)

> 周波数が 3GHzを超えて 30GHz辺りまで、波長にして 10cmから 1cmになる周波数帯はマイクロ波と呼ばれ、衛星通信やレーダ、各種の中継回線などに利用されています。

> そしてその更に上、波長がミリメートル台の 30GHzから 300GHzの電波がミリ波です。 orixrentec.jp

 

この「ミリ波」の人体に対しての影響は、正確にいえば「わかっていない」ものですが、何が問題なのかというと、

「ミリ波は、その性質上、これまで以上に、大量のアンテナや基地局などのアクセスポイントが必要になる」

ということなんです。

街中を 5G のアクセスポイントで埋め尽くさなければ、5G というのは、実用的にならないものであることを知りました。

これも、先ほどのオリックス・レンテックの記事から「ミリ波の特徴」を抜粋しますと、ミリ波には以下のような性質があるとのことです。

ミリ波の特徴

1. 直進性が強い。つまり電波が物の陰に回り込む性質が弱い。

2. 物体に遮られる性質がある。低い周波数の電波では金属以外の物には余り影響されないが、ミリ波では金属以外の物でも影響を受ける (遮られる)。

3. 分子の振動の影響を受ける (水や酸素があると、電波が吸収されてしまう)。

4. 電波が吸収されて大きな減衰を受けるということは、電波が遠くへ飛ばなくなることを意味する。2と3の性質から、ミリ波は雨や霧などの影響を受け、気象条件によって伝搬状態が大きく変わるのも特長。

orixrentec.jp

 

なるほど、ミリ波って、結構「弱い」ものなんですね。このような性質のため、「長距離の通信には向かない」ようです。

性質を極端に書きますと、

・基本、直進しかできない
・物に遮られる
・水や酸素に吸収される

のようなことから、今までの基地局やアンテナの数のままだと、不安定になることが考えられます。

その結果、どういう状態になっていくかというと、

「これまで以上に、アクセスポイントを大量に設置する必要がある」

ということのようです

今まで以上に基地局やアンテナが必要になる。それこそ、百メートルとか数十メートルおきにアクセスポイントを置かなければならない。

WIRED は以下のように書いています。

(2020年1月の WIRED より)

> ミリ波による通信の問題は、通信キャリアが従来から利用している低周波数帯と比べて、長距離通信の信頼性が大きく劣る点にある。

> それゆえ、ミリ波の周波数帯で信頼性が高くユビキタスな5Gサービスを提供するには、小規模なアクセスポイントを大量に設置しなくてはならないのだ。

> これがふたつの懸念を生んだ。まず、従来の周波数帯と比べ、ミリ波の信号はより危険である可能性があること。そして、アクセスポイントが増やされて住宅との距離が縮まることで、4Gサービスを使っているときより多くの電磁波にさらされる可能性があることだ。 wired.jp

 

5G が身体に悪影響があるかどうかという問題以前の「事実」として、

「街中のアクセスポイントの数が従来より大幅に増加するため、これまで以上に電磁波にさらされる可能性がある」

ということです。

街を 5G のアンテナだらけにしないと、安定した通信は得られない。

 

ただ、さきほどのミリ波 (5Gの電波)の特性である「物に遮られやすい」という部分は、他の面も示しています。

たとえば、

「ミリ波は、皮膚で遮られる」

ようです。それ以上、身体に入らない。

ただ、今回ご紹介するマリーナ・チャンさんの提示した研究論文では、5G電波は、実際には「皮膚に入る」ことが示されていました。

話が曲がりそうですが、この「皮膚で遮られる」という概念をきくと、「核爆発」のことを、どうしても思い出さざるを得ません。似ているのです。

 

 

核爆発の放射線で「皮膚で遮られるもの」

核爆発の際に放射される放射線には、3つのタイプがあります。

・アルファ線(α線)
・ベータ線(β線)
・ガンマ線(γ線)

です。

特徴は以下のようになります。13年前の過去記事からの抜粋です。

放射線のタイプ

核放射線は、3種類の主要な放射線を含んでいる。

アルファ線
紙、あるいはヒトの皮膜によって遮ることができる。吸入されるか、口から摂取されるか、あるいは傷などを通して体内に入った場合、組織と細胞に損傷を引き起こすことがあり得る。

ベータ線
皮膚、あるいは、より厚いシールド (木などでも)で止めることができる。吸入されるか摂取された場合、内臓に重い損傷を引き起こす可能性がある。また、目の損傷や皮膚に火傷を引き起こすことがある。

ガンマ線
ガンマ線はもっとも危険で、人間の体の全身を透過することができ、体内のあらゆる器官と血液、骨を通して全身の細胞に損傷を与える可能性がある。

放射線は神経細胞を刺激しないので、放射線が体に吸収されても、何らかの感覚を感じることはない。高水準のガンマ線に晒された場合は放射線障害に陥るか、あるいは死に至る。ガンマ線を遮断して身を守るためには、暑く遮断されたシェルターが必要となる。

 

というわけで、核爆発の際に放射される、アルファ線、ベータ線、ガンマ線のうち、「アルファ線、ベータ線は皮膚で遮られる」のです。

注意が必要なのは、

 

「遮る皮膚がない箇所はアルファ線、ベータ線からさえ守られない」

 

ということです。

たとえば、「身体で、粘膜が露出していたり、内部に直接空間がつながっている部位は守られない」のです。

以下のような部位などです。

 

・目(閉じれば大丈夫)

・口(閉じれば大丈夫)

・鼻(の穴)

 

あと、耳の穴というのも微妙ですが、ともかく、核爆発があった時に、まだ生存している場合、「目を閉じる」「口と鼻を手で覆う」は、アクションとして非常に大事になると思われます(ガンマ線への対処は自作を含むシェルター以外はほぼありません)。

以下の記事には、2017年8月に、シカゴ市のオフィシャルサイトに掲載された「核の脅威に際して」という記事を紹介しています。

[記事] 核戦争で地球が滅びることを心配をするより、自分たちの日常の対策として放射線の性質を知ることも大事……だとシカゴ市が発表した「核爆発対処マニュアル」を読んで思いましたので
 In Deep 2017年8月13日

 

まあ、私の住んでいる場所というのは、航空自衛隊基地と米軍通信基地のどちらも近い場所にあり (米軍通信基地なんて徒歩10分)、核戦争の時にはかなりのターゲットポイントだと自覚していますので、即死を免れた場合の対処は 10年以上前から考えることもありました。

核については、最近の地球の記録に、以下の記事を書きました。

[記事] 核戦争下で役立つ野菜や果物
 地球の記録 2023年6月25日

 

不思議でもないのかもしれないですが、放射能被害に対しての影響を軽減、あるいは治癒する植物由来の化合物は、「コロナの時も良いと言われていたものばかり」でした。でも、核攻撃が起きてから、あわてて緑茶を飲んだり、海藻を食べたりトマトをかじったりしている間もないでしょうし、ふだんからということでしょうかね。

 

さて……話が大きく逸れましたが、これを思い出したのは、ミリ波って、目とか鼻とか「呼吸」とかから体内に入ることはないのかなということでしたが、ただ、ミリ波は、水分にも弱いようですので、水分だらけの身体内は大丈夫そうですが……まあ、よくわかりません。

どなたか教えて下されば幸いです。

長い迂回を経て、ここからマリーナ・チャンさんの記事です。

リンクされている研究や論文は、できる限りその直下にリンクします。




 

なぜ科学者たちは 5G を懸念しているのだろうか

目に見えない危険をあなたの手の中に (パート1)

Why Are Scientists Concerned About 5G?
Epoch Times / Marina Zhang 2023/06/20

1970年代初頭にモトローラが最初のコードレス携帯電話を発売して以来、携帯電話と無線デバイスは私たちの生活に深く浸透してきた。基本的なテキストメッセージからビデオやゲームのストリーミングに至るまで、それらは大幅に進化してきた。

情報の伝達に電磁波を使用する通信ネットワークも、音声通話のみをサポートしていた今はなき 1Gから、高速データ転送が期待できる最新の 5G へと進歩した。

しかし、これらの進歩と並行して、潜在的な健康への影響に関する懸念が浮上しており、特に 5Gが物議を醸している。

通信会社や規制当局は、 携帯電話の放射線と健康問題を結びつける科学的証拠はないと主張しているが、多くの専門家たちがこれに同意していない。

2017年、180人の国際的な科学者と医師たちが、5Gに関連する潜在的な健康リスクについて独立した評価を実施するよう欧州連合に請願した。

しかし、実際、これらのリスクはどれほどなのだろうか。

 

5G以前からの無線通信への疑問

1970年代以来実施された研究は、携帯電話の放射線と、不妊症(論文1)、神経精神医学的問題(論文2)、がん、炎症などの健康問題との間に関連性がある可能性を示唆している。

(論文1)apps.dtic.mil
(論文2)低強度マイクロ波照射によりラットの脳に酸化ストレス、炎症反応、DNA損傷が誘発される

しかし、携帯電話の放射線の影響に関する研究では、研究の資金源によって多少のばらつきがあり、一貫性のない結果が得られている。

ワシントン大学のヘンリー・ライ教授は、これまでの携帯電話関連の放射線の生物学的影響に関する 200件の研究を調査した (論文3)。彼は、研究の約半分は生物学的関連性を報告していないが、残りの半分は関連性の可能性を示していることを発見した。

(論文3)携帯電話の放射線に関するウィーン大学の研究者の警鐘がついに聞かれるようになった

「(通信)業界以外のスポンサーによる研究を見ると、およそ 3対 1で、4つの論文中 3つの論文が影響を示しています」とライ氏は述べた。「その後、業界が資金提供した研究を見ると、ほぼ逆で、影響が示されているのは論文 4件に 1件だけでした」

 

動物研究

動物実験では、2G、3G、および 4G テクノロジーにおける潜在的な健康リスクが示唆されている。

アメリカ国立環境衛生研究所が 2018年に発表した研究では、高レベルの 2Gおよび 3G放射線がラットのがんリスクの増加と DNA への悪影響と関連していることが判明した (論文4)。この研究では、その種の放射線に曝露されたラットとマウスでは、脳と血球に DNA損傷が見られ、心臓腫瘍の明らかな証拠が見られ、出生前被曝の場合には出生体重が減少していることが判明した。

(論文4)携帯電話の高周波放射線の研究

しかし、この研究では現実の被ばくシナリオを反映していない異常に高い放射線レベルの使用による限界があることを認めた。「研究で使用された曝露量は、人間が携帯電話を使用するときに経験する曝露量と直接比較することはできません」と米国家毒性プログラムの上級科学者であり、この研究の共著者であるジョン・ブッチャー氏は述べた(論文5)

(論文5)携帯電話と健康に関する新たな研究でも不確実性は解消されない

しかし、ワシントン州立大学の生化学・医学名誉教授マーティン・ポール氏は、暴露レベルを高めることで、生涯にわたる研究を必要とせずに長期リスクの研究を促進できるとエポックタイムズに語った。

それでも、ほとんどの研究では、携帯電話の放射線と健康への悪影響を結び付ける決定的な証拠は見つかっていない。

 

脳腫瘍

2019年の 5G展開前に発表された携帯電話の放射線に関する研究では、携帯電話を耳の近くに置くと、頭蓋骨内の脳組織によって放射線が吸収されることが実証された(論文6)

(論文6) 携帯電話の放射線が人間の脳に及ぼす影響

一部の研究では、携帯電話の使用量の多さと脳腫瘍の一種である膠芽腫との間に潜在的な相関関係があることが示唆されている。スウェーデンの分析によると(論文7)、携帯電話の長期使用者、つまり携帯電話を10年以上使用している人は、良性腫瘍を発症するリスクが高いという。特に、携帯電話と接触する頭の側でリスクが最も高くなった。

(論文7)携帯電話の使用と脳腫瘍のリスク:英国100万人の女性研究の最新情報

しかしながら、因果関係は依然として不明だ。

携帯電話の塔や基地局の近くに住む住民を調査した研究(論文8)では、頭痛、記憶障害、めまい、うつ病、不眠症などの精神神経疾患の訴えが報告されている。

(論文8)携帯電話基地局周辺の住民における神経行動への影響

 

5Gは以前のものより悪いのだろうか

5Gは以前のものよりも悪いのだろうか。端的に言えば、今なお科学者たちには分からない。

2G、3G、および 4G は無線周波数とマイクロ波放射を送信するが、5Gはミリ波放射を放射する。

ミリ波放射はマイクロ波や電波放射とは異なり、より高い周波数で動作し、より高速な信号伝送を促進する。しかし、政府資金による研究が不足しているため、ミリ波放射線の潜在的な健康影響は依然として不明のままだ。

科学者たちが知っていることは、マイクロ波の細胞放射線とは異なり、ミリ波は体内に深く浸透できないということだ(論文9)。 そのため、多くの科学者は 5Gは安全であると確信している 報道

(論文9)5Gテクノロジー: RF 誘発脳がんから皮膚がんへの移行が予想されるのはなぜか

ミリ波はより速い速度を提供するが、周波数が高いため弱く、葉、雨水、壁によって遮断されやすい。完全な通信範囲を確保するには、通信会社はさらに多くの 5Gアンテナを配備する必要がある。ただし、これらのアンテナは 2G、3G、および 4G 信号も送信するため、5Gの広範な展開は潜在的な健康リスクを引き起こす可能性がある。

環境毒性学の博士号を持ち、電磁放射線の健康への影響を専門とする名誉教授であり、EUの 5G 一時停止に署名しているマグダ・ハバス氏は、5Gの展開について懸念を表明した。

ハバス氏は以下のように言う。

「彼らがやっているのは、都市部に約 100メートルごとにアンテナを展開することです」 報道と語った。「人々は、これまでに曝露されていた通常の 3Gおよび 4G周波数よりはるかに高いレベルに加えて、長期的な健康への影響についていかなる試験も行われていない追加のミリ波に曝露されることになります」

 

5Gミリ波の健康への影響

5Gの健康への影響は依然として議論の的だが、ポール氏とハバス氏は、そのミリ波放射線が健康上の問題を引き起こす可能性があると示唆している。

5Gのミリ波は体内に浸透することはできないが、皮膚から吸収される可能性がある。ハバス氏は、紫外線は体内に浸透しないが、皮膚の黒色腫を引き起こす可能性と比較した。

5G 放射線に関して 2020年に実施された研究 (論文10)では、電波が 10センチメートル離れたところから送信された場合、皮膚を約 0.9ミリメートル透過する可能性があることが実証された。

(論文10)28 GHz の 5G における人間の電磁界曝露

この深さは 4G や 3G に比べて浅いが、放射強度は大幅に高かった。さらに、0.9ミリメートルは浅いと考えられるかももしれないが、ミリ波に関する 2008年の研究 (論文11)によると、「表皮と真皮にあるほとんどの皮膚構造に影響を与えるには」0.65ミリメートルの侵入の深さで十分であると著者たちは書いている。

(論文11)人間の皮膚のミリ波線量測定

「さまざまな種類の細胞を観察すると、私たちの体内にはさまざまな種類の細胞が存在しますが、一部の細胞タイプは EMF (放射線) に対して他の細胞タイプよりもはるかに敏感であることがわかることが、さまざまな研究で示されています」とポール氏は語った。同氏はさらに、生物学的不均一性を考慮する必要があり、単純な物理学を使用して生物学的効果を正確に予測することはできないと強調した。

5Gの長期的な健康への影響はまだ不明だが、ポール氏はミリ波が細胞の電荷を変化させることで生物学的反応を引き起こす可能性があることを示す研究を実施した。

通信ネットワークが進化し、5G により高速化と接続性の向上が期待される中、人間の健康への影響を理解する必要性がますます重要になっている。5G テクノロジーの潜在的な健康への影響をめぐる議論は、引き続き懸念と論争の対象となっている。

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