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医療エビデンス検証の救世主だった「コクラン共同計画」が「死んだ」中で考える未来は、子宮頸がんワクチンやコンサータやSSRIが飛翔する暗い世界

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ピーター・ゲッチェ氏がコクランから除名された際のデンマークの報道


politiken.dk




 

コクランの共同設立者であり、象徴であるピーター・ゲッチェ氏が「追放」されていた


truemedmd.com

私は、どんな報道でも、それを見たり文字でふれたりする時に、その内容に対して「怒りを感じる」とか「くやしい」とか、そういうことを感じることがほとんどない人です。

相当悪辣な殺人事件や暴力事件などの報道を見ましても、「被害者もかわいそうだけど、加害者のお母さんもかわいそうだな」というようなことを思うことはありますけれど、犯罪や事象に対して憎しみを感じることはあまりありません。

私自身の正格は温厚でも何でもなく、むしろ怒りやすいほうといえそうで、納豆についているタレ醤油の小袋が開かなくて、ひとり台所で怒りまくることは日常ですし、怒りやすくないわけではないです。

しかし、報道に対しては、ほとんど何も思わない。

ところが、冒頭にも載せました、医療検証に関しての国際的非営利組織「コクラン共同計画」の理事であるピーター・ゲッチェ氏が「除名」されたという報道を知った時には、怒りというか「なんでもかんでも潰しやがる」という思いが正直わきましたね。

どのような経緯で、ピーター・ゲッチェ氏が「追放」されたかについては、後で簡単にふれますけれど、この「コクラン共同計画」という組織は、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。

コクラン共同計画については、昨年 11月27日の In Deep の以下の記事でご紹介したことがあります。

「製薬企業は組織犯罪」だと断罪し、発表されている薬の研究報告が虚偽であることを告発し続けるコクラン計画の共同設立者ゲッチェ博士はかく語る

この記事のタイトルに「共同設立者」とありますが、要するに設立者が除名されたわけです。

コクランは、治療と予防に関する医療情報を正確に検証し人々に伝えるために世界展開している計画で、臨床試験を徹底的に収集して、それを評価し、分析するという組織となります。

その中で、ゲッチェ博士とチームは、以下の薬が、臨床の試験結果に「不備(意図的なものも含めて)が見られる」ことを見出し、世界で最も権威ある英国の医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)などに発表しています。

・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

・セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)

・非ステロイド性抗炎症薬のうち、イブプロフェン、タイレノール、セレコキシブ、ジクロフェナクなどが含まれる製剤

・タミフル(インフルエンザ治療薬としての意味がない)

ここにあります SSRI というのは、うつ病などに処方される日本でもとてもポピュラーな薬です。しかし、私も知っていますが、驚くほど、うつ病に効果がない薬でもあります。

それはともかく、ゲッチェ氏は、コクラン共同計画でのさまざまな検証の中で、以下のような薬の処方を再考するか、できるだけ避けるように医者たちに述べるようになっていきました。

ゲッチェ博士による「処方服用を避けるべき薬」

・すべての抗うつ剤

・小児への、脳に作用する薬の処方

・高齢者への抗精神病薬および脳に作用する他の薬物

・非ステロイド性抗炎症薬(市販の痛み止めなどを含む)

・マンモグラフィによるスクリーニング検査

・尿失禁の薬

この中の「小児への、脳に作用する薬」というのは、普通、小さな子どもには精神系の薬を処方したりはしないのですが、今は、特に ADHD (注意欠陥多動症)などの子どもたちに、非常に小さな時からコンサータという薬を処方したりします。

かつて、子どもの多動には世界的に「リタリン」という薬が処方されていました。このリタリンというのは、「メチルフェニデート」という化学薬で作られるものなのですが、メチルフェニデートとはどういうものかというと、メタンフェタミンと近いものです。

では、このメタンフェタミンというのがどういうものかというのは、メタンフェタミン - Wikipedia の記載をそのまま書きますと以下のようになります。

日本では覚せい剤取締法により覚醒剤に指定されている。

つまり、リタリンというのは、基本的に覚醒剤と同じようなものといっても、それほど間違いではないと思われます。

今では、日本で、子どもに処方されるのは、コンサータという薬が主流になっているようですが、これもまた「中枢神経刺激薬」であり、そういう覚醒剤とも似ている要素のある薬剤が「場合によっては幼稚園から処方される」のです。

これについては、2015年に書きました以下のふたつの記事で取りあげていますので、ご参照いただければと思います。

アメリカで驚異的に増え続ける ADHD の子どもたち。しかし、それよりも、今でも「日本の子ども」の治療に使われているのが、コカインや覚醒剤と同じリタリンもどきだったとは・・・

子どもたちの未来。メンタル治療とリタリンやコンサータ。そして、私がかつて見たリタリン常用者たち

あと、上のゲッチェ博士が「してはいけない」というものの中に、

> マンモグラフィによるスクリーニング検査

というものがありますが、これは、つまり「乳ガンの検査」のことです。

これが今は世界中で非常に推奨されていますけれど、ゲッチェ博士は数々の論文の精査の中で、それを「否定」しています。

 

まあ、ゲッチェ博士は、こういうような人だったわけで、つまり、現代医療で推進されるいくつかの重要な部分を数多く否定してきていまして、医学界からも製薬業界からも「厄介な存在」だった人物だったかもしれません。

コクラン共同計画は、「世界で最も信頼できる医療へのエビデンス評価」をするものであったわけで、ゲッチェ博士がその実質的にも思想的にも、中心的な人物だったわけです。

 

そのゲッチェ氏が「除名」された。

 

いくつかの記事から、その経緯を見てみますと、ゲッチェ氏のほうにだけ一方的に何らかの問題があったというわけではなさそうです。

というのも、ゲッチェ氏の除名を受け、抗議の意志として、ただちに他の理事 4人が辞任しているからです。

これを見ても、ゲッチェ氏の除名は唐突であり、また「何かの力が働いている」可能性はありそうです。

 

さて。

 

ところで、除名される直前に、直接的にコクランとゲッチェ氏が対立した「問題」は何だったといいますと、それは、

「子宮頸がんワクチン( HPV ワクチン)」

に関しての対立でした。

 

コクラン共同計画は、今年 5月に、子宮頸がんワクチンの安全性に関する論文を発表したのですが、

「ゲッチェ博士は、すぐにこの論文の不備を指摘する論文を発表した」

のです。

ゲッチェ博士は、子宮頸がんワクチンの安全性に関して、そのエビデンスは得られていないと判断したようです。

 

ご存じかどうかわからないですけれど、今の日本のメディアは、「子宮頸がんワクチン推進キャンペーン」のごとく、医者、専門家、政治家たちが、こぞって、「子宮頸がんワクチンの推奨」をし続けています。

私自身は、子宮頸がんワクチンについては、その利と害のバランスについて何も知りませんので、そのことについて何かを書くつもりはないですが、たとえば、昨年記事にしました、

イスラエルでは《男の子》も全員、子宮頸がんワクチンを接種する義務がある

というような、「果てしなく進む強制」というような状態が良いとは思えません。このことは以下の記事に記しています。

「男の子」も全員に子宮頸がんワクチンの接種義務があるイスラエルの話を聞いて思うこと。そして、 座りっぱなしの生活は「特に体に悪くはない」という最新の研究に見るこの極端な時代

 

ところで、ヨーロッパで、子宮頸がんワクチンに反対の立場から撮影されたドキュメンタリーで、「捏造された危機 (Manufactured Crisis)」というタイトルの映画が公開されます。

映画「捏造された危機」の紹介ページ


pressdispensary.co.uk

この映画の内容はともかく、この「ワクチンのドキュメンタリー映画」という響きから、最近の日本での出来事を思い出しました。

それは下のような出来事です。

映画「MMRワクチン告発」日本の配給会社が公開中止を発表

buzzfeed.com 2018/11/07

MMRワクチン(麻疹・おたふく風邪・風疹の混合ワクチン)と自閉症の発症を関連づける内容が批判されていたドキュメンタリー映画『MMRワクチン告発』の公開中止を、日本の配給元・ユナイテッドピープル株式会社が発表した。

映画は元医師のアンドリュー・ウェイクフィールド氏が監督。同氏が「米国疾病対策センターがMMRワクチンと自閉症の関連性を示すデータを隠蔽している」という内部告発を受けた生物学者に協力し、調査を行う、という内容だった。

一方、ウェイクフィールド氏は過去に「子どもへのMMRワクチンの予防接種が自閉症の症状を引き起こす」という論文を発表するも、利益相反行為や、患者のデータ・病歴が大幅に書き換えられたり、捏造されたりしていた疑惑が発覚。

ウェイクフィールド氏は医師免許を取り消され、論文が掲載された『ランセット』は論文を撤回している。

このような背景があり、日本での上映にも、医療関係者などから批判が集中していた。

 

私は、MMRワクチンに批判的なわけではないですし、麻疹や風疹のワクチンを接種することは、あるいは良いことなのかもしれません。

それと、私自身は、ワクチンが自閉症と関係あるとも思っていません。

これは個人的に最近検証したりしましたが、自閉症は、基本的なところでは、生後の赤ちゃんへのワクチン接種とは関係ないとは思います。ただし、以下の記事で書きましたけれど、「妊娠中の女性のワクチン接種」は、その子どもへの影響として、多少関係している可能性はあるのかもしれないとは思っています。

「インフルエンザワクチンの《害の部分》」について研究され発表された医学論文や学術論文の数々が語る断片

それはともかとくして、私が思った問題は、この映画のワクチンをめぐる話題のことではないのです。

抜粋した部分の最後のほうに、

> 医療関係者などから批判が集中していた。

とありますが、つまりは、

「弾圧すれば、どんな映画、表現、出版物も発表中止に追い込むことができる」

ということが顕著にあらわれたものだと思った次第です。

「この世に出てきたものは、どんなものでも潰せる」

と。

この世の中には、主張の誤った映画などいくらでもあります。

しかし、その多くは弾劾されたり、「潰されたり」はしませんが、たまに潰される。

 

ずいぶん昔、表現のようなことをやっていて、私はの表現舞台は主張がきわどいものだったこともあり、

「簡単に表現を潰される時代が来たらイヤだなあ」

と思っていましたけれど、今、その時代を実際に体験して、そこで生きているのですから、まあ、これはむしろ「予想外の体験」ということで、喜ぶべきものなのかもしれないですが。

 

ともかく、今の時代は、「弾圧すれば、すべてなかったことにできる」。

これが民主主義の完成形ということなんですかね。

 

もちろんそれに文句を言いたいわけではありません。

何しろ、すでにいろいろと潰されている世の中なわけですし、「これからもこういう世は続く」と。

 

そして、メイン医学で推奨されることはどんどん推し進められる。

覚醒剤もどきの薬剤がどんどん幼稚園児たちに処方される。

注意欠陥多動症の子どもたちの数は驚異的に増え続けているのですから、これからもそのような薬を処方される子どもたちの数は増える一方のはずです。

そして、メイン医学が推奨するワクチンもさらにいろいろと種類が増えていきそうです。

そういう中でも、何とか楽しく生きていくことができるような具体的な方法を考えなければならない世の中となってまいりました。





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