In Deep 2015年3月28日の過去記事より
現実生活の中に 432Hz を基本音とした音楽をどのように取り込んでいくかということを考えるのも、「一種のサバイバル」として必要な時期に来ているのかもしれません。
そして、このことは未来の生活に向けて重要な要素を含んでいることかもしれないです。
上の記事は、
・シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 を体感してみました
2015/03/28
というものの最後の部分からの抜粋で、後で少しふれさせていただきます。
新着のライアーの音を聴きながら
音について、あるいは音楽療法や音楽教育などにも理解が深かったルドルフ・シュタイナーが設計の発案者とされている「ライアー」という楽器があります。
このライアーを巡る話を書きますと、予想以上に複雑になるのですが、なぜ唐突にこのような話を書いたかといいますと、ライアーの日本の演奏グループに「リラ・コスモス」さんという方々がいらっしゃいます。
ライアーを演奏するリラ・コスモスさん(HPより)
・Lyra Kosmos
ずっと以前、私は「最初で最後の講演会」というものをさせていだたいたことがあるのですが、その会場に来ていただいた御縁で、ライアーの演奏 CD をいただいたり、あるいは、リラ・コスモスさんのコンサートにもご招待いただいたりいたしまして、それは2年くらい前なのですが、ちょうど私自身も、後述しますが「 432 Hz 」だとか「 528 Hz 」といったような「周波数」に興味を持っていた時期でしたので、大変嬉しく聴かせていただいていました。
そして、最近、そのリラ・コスモスさんが「新作の CD 」を出したということで、それを送って下さったのです。
まあ、私がリラ・コスモスさんの作品をお勧めするのは妙だし、もちろん、そんなことをお願いされているわけではないですので、かえってご迷惑になるかもしれないのですが、迷惑になっても構わないので(おいおい)、この CD を聞いてご紹介させていだこうと思いました。
その理由はですね。まず現実として、432 Hz の音楽で、気軽に CD などで聴けるものが少ないということがあります。
そして、私は「多くの人に、自宅に 432 Hz の基準音の音楽をひとつ持っていてほしい」と思っている、という理由によります。
冒頭に過去記事の部分の「現実生活の中に 432Hz を基本音とした音楽をどのように取り込んでいくかということも「一種のサバイバル」として必要」というようなことを、個人的には、それらを知って以来の2年間くらいは思っていまして、そして、自分自身は取り入れているのですよ。
しかし、現状では、まあ仕方ないことなのかもしれないですが、432Hz に親しむということが一般に広まるという状況とは程遠い感じなのですね。
それで、少しでも、そういうものと触れられる方が増えればいいなと思ったということがあります。
というわけで、その作品は「ライアーで聴く美しの里」というもので、アマゾンにもありました。
アマゾンは点数がない場合もありますので、その場合は、リラ・コスモスさんのホームページからもお問い合わせができると思います。
こういうものが、少しでもいろいろなところで聴かれるようになればいいなとは思うのですね。
それで、実際には、ライアーではなくとも、弦楽器ならば、基準音を 432 Hz にチューニングすることは難しくないことですので、とにかく、432Hz に興味を持つ方が増えればなあと。
あるいは、私自身のように、「いろんな既存の音楽を 432 Hz に変換する生活」というものを送るというのも悪くはないような。
これに関しては、過去記事、
・あらゆる音楽のピッチをテンポを変えずに 440Hz から 432Hz へと変換する方法
2015/04/07
に、具体的な方法を書いたことがあります。我ながら力作記事だと思います。
この世から抹殺されてしまった432Hz
先ほどリンクしました過去記事「シュタイナーが警告した「432Hzではない基本音調の世界は悪魔を勝利に導く」 …」にありますように、ルドルフ・シュタイナーは、
「音の基準音が 432 Hz から変更されるようなことがあれば、この世は悪魔の勝利に近づくだろう」
というようなことを述べていたそうなのですね。
そして、まるで、「悪魔が勝利しつつあるかのような現代社会」の基準音は、432 Hz から 440 Hz に変更されています。
19世紀までは、基本調律は 432Hz だったのですが、以下のような国際規定により、アメリカ政府などの働きかけで、1939年から「この地球の楽器の調律の基本は 440Hz 」と移行していきました。
基準音の変移の歴史
1884年 イタリア政府が基準周波数を「 432 Hz」と制定
1925年 アメリカ政府が基準周波数を「 440 Hz」と制定
1939年 ロンドン国際会議によって、基準周波数は「 440 Hz」と制定される(この時点で国際的に 440Hz へと移行)
1953年 国際標準化機構(ISO)により、440Hz が国際基準値と決められる
このようにして、以前、シュタイナーが危惧していた「音の基準が 432 Hz から変えられる」ことが、国際的に決められたのです。
この上の年代の歴史は、地球が荒廃し、人心が歪んでくる数十年間の歴史とも一致して、味わい深いものがあります。
基準音が 432 hz に戻る兆候は一切ないですので、音の世界からは今のような暴力と狂気の時代は続くのだと思います。
どうして、音(周波数)ごときが、人間や世界をコントロールするのか、ということについては、
・人間は体も心もすべてが周波数の影響を受けている
ということと、もっといえば、
・この世そのものが周波数でできている
ということも、先ほどの過去記事も含めて書いたことがあります。
すべてのものが「音から作られている」可能性を知ったのは、
・宇宙の創造…ひも理論…432Hz…528Hz…ライアー…:数々のシンクロの中で、この世の存在は「音そのもの」であるかもしれないことに…
2015/03/22
という記事で初めて書いたのですが、『ウォーター・サウンド・イメージ』という本を知ったことによるものでした。
このあたりとなりますと、ライアーとはちょっと離れた、私のような気の狂った人たちの概念の世界の話となってきますので、今回は書かないですが、過去記事で、432 Hz という音がどういうものかを、いくつか抜粋したものを並べさせていただきたいと思います。
432Hzという音
ルドルフ・シュタイナーの言葉
ルドルフ・シュタイナーが 100年以上前に、432hz について以下のような警告を発していたことが知られている。
「音楽において、 A=432hz 以外を使うことは、『ルシファー(キリスト教の悪魔)の夜明け』と『アフリマン(ゾロアスター教の悪魔)』の貪欲なパワーを西側にもたらす可能性がある」とし、シュタイナーは、432Hz は、キリストの意識と天使の太陽のエネルギーと関係することに言及している。
A=440Hz と A =432Hz の違いは、毎秒たった 8周波の小さな違いでしかない。しかし、その違いは人間の意識の経験の中で、知覚の差として現れ、私たちは「存在」という概念を共有できるのだ。
432という数字の意味
432という数は単に 60倍しただけで 25920と惑星歳差運動周期の年数になる。この 432という数やその倍数は、天文学、神聖幾何学、聖書やバガバッド・ギータなどの謎多き作品や、ピラミッドその他の古代の聖地がある多くの地域の正確な経度と緯度などと驚くほど関わりがあることは事実である。
グラハム・ハンコックは『神々の指紋』の中で、宇宙規模の大変動について全ての知識を網羅して語られているという古代中国の伝承書物の数が 432巻であると語っている。
10800連、 40音節からなるインドの聖典リグベーダの全音節数は 432000音節だ。北欧神話に出てくるヴァルハラの戦士の数は 43200である。
音楽家ブライアン・T・コリンズ( Brian T Collins )の言葉
私自身の観察からは、A=432hz の倍音のいくつかは、ソリトン波(伝播している孤立波の形状、速度などが不変であるパルス状の波動)の一部の自然のパターンの共鳴と合わせて一列に並ぶように見える。
いずれにしても、
・人間は常に周波数の影響を受けている
・あるいは、この世はすべて周波数の影響を受けている
というふたつの点からも、たとえぱ 528 Hz というような周波数も含めて、私たちの今の社会は、「音の重要性」について再認識する時なのではないかという気がします。もちろん、社会全体が再認識することなどないでしょうから、それは個人個人でそう思えばいいだけの話でもあります。
周波数と世界については、
・プレアデスという場所の人も「世界は音によって完全に変えることができる」と言っていたことから改めて思う「周波数と世界の関係」 (2015/05/26)
・「恐怖からの解放」についてのメモ : 現在の地球の人間は何によってコントロールされているのか (2015/05/25)
などにもあります。オカルトの話も満載されている記事です。
なお、リラ・コスモスさんの作品は、こんな堅苦しいことや、わけのわからないことをあらわすようなものではなく、ひたすらリラックスできる素敵な作品集です。
ライアーという楽器は「独特の残響音」のようなものが作る大きな余韻が魅力だと個人的には思っていますが、ぜひ一家に1枚ということで。
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