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3月15日にメルマガニネベの年に起きること。そしてガンと寄生虫の関係を発行させていただきました。

2021年からの世界 人類の未来 健康の真実 悪魔の輪郭

遺伝子ワクチン時代後の赤ちゃんたちは……と考えながら調べものをしていたら、胎児の世界…羊水…エクソソームとめぐり最後に遺伝子ドライブ技術につきあたってしまった

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1994年の self23 公演『ゲ.イ.ム.』パンフレットより




これからの世界の赤ちゃんはどうなる?

最近はどうしてもコロナワクチンのことを書くことが多くなってしまっていますが、昨日、ふと、

「人工遺伝子ワクチンの後の世界の赤ちゃんってどうなるんだ?」

と思ってしまいました。

というのも、例えば、先日の記事「新型コロナワクチンは人間のすべての免疫能力を破壊し…」では、ゲイツ財団や GAVI アライアンスでワクチン開発をしていた世界でもトップクラスのワクチン開発者であるギアート・バンデン・ボッシュ博士のインタビューを掲載いたしました。

そこで、ボッシュ博士は、何度もこのように述べています。

永続的抗体なんです。

ボッシュ博士によれば、コロナワクチンによっての抗体は、「永久的に体内にいる」ということになると思います。米ファイザー社のワクチンなら RNA、英アストラゼネカ社のワクチンなら DNA ということになるのでしょうが、これらの人工的に改変された遺伝子が「接種した人の体内に永久に残る」と。

あるいは、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏の声明をこちらの記事でご紹介していますが、岡田名誉教授もまた、

ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンの RNAは分解されないように改変されています。

と述べており、体内で半永久的に mRNA が残る可能性を示唆しています。

その上、その遺伝子が体内で作り出すものは、ウイルスの「スパイクタンパク質」という表面のトゲのようなパーツで、もちろんウイルスよりさらに小さな微細なものです。このスパイクタンパク質に関して、「コロナのスパイクタンパク質が「人間に長期的な遺伝子発現の変化をもたらす」可能性…」という記事では、

米テキサス工科大学の新型コロナウイルスの研究についてご紹介していますが、研究者たちが見出したことは、以下のようなことでした。

研究チームは、低濃度と高濃度の両方の精製スパイクタンパク質に曝露された培養ヒト気道細胞が、細胞が曝露から回復した後も残った遺伝子発現の違いを示すことを発見した。

つまり、

> コロナウイルスのスパイクタンパク質が人間の遺伝子に長期的な変化を与える

ということがわかったのでした。

スパイクタンパク質は、遺伝子を変えてしまうようなのです。

そして、コロナワクチンが接種者の体内で作り出すものこそが、このスパイクタンパク質なのですが、先ほどのボッシュ博士や岡田名誉教授の話が正しければ、

「ワクチン接種により体内に入った人工遺伝子によるスパイクタンパク質の産生が半永久的に続くことになる」

ということになってしまうはずです。

まあ、接種されたご本人様たちに関しては、そういうことなんですけれど、

「赤ちゃんは?」

ということがふと気になったのです。

これは妊娠されている方のワクチン接種の話ではなく、コロナワクチンを接種してからずっと後、数カ月後とか、何年も後に子どもを授かった場合のことです。

そのような場合でも、ボッシュ博士や岡田名誉教授が言われる「永続的抗体」という概念が正しい場合、妊娠された女性にしても、その相手の男性にしても、どちらかが、遺伝子コロナワクチンの接種経験があった場合、体内にはその抗体があるはずです。

そのお母さんなりお父さんなりの遺伝子、あるいは「スパイクタンパク質」は、お腹の赤ちゃんに対してどのような対応となるのか。

「赤ちゃんへの人工遺伝子とスパイクタンパク質の影響は?」

ということがものすごく気になってしまったのです。

急にこんなことが気になりましたのは、最近、奥さまの書棚に『胎児の世界 - 人類の生命記憶』という 40年以上前に書かれた本を見出し、このタイトルが気になり、パラパラと読んでいました。三木成夫さんという東大医学部出身の解剖学者の方が書かれたもので、この著作を書いた際には、東京芸術大学の教授でした。1970年代に書かれた本です。

この『胎児の世界』は、基本的には解剖学としての厳密な科学本なのですが、そこに思想や、宇宙と人類の関係などの話が、ときに入りこむ「形而上的な脱線」が非常に面白い本でした。

むしろ科学的な部分は難しいですので、そこは飛ばして読んでいました(失礼だろ)。

ともかく、たとえば、そこにあるひとつの記述などには、妊娠するということは、まさに「母子一体状態が出現する」以外のなにものでもないことが示されています。

短い部分だけを抜粋しても、うまく雰囲気が伝わらないと思いますので、やや長い抜粋となりますが、私が、コロナワクチンからの「赤ちゃんへの影響」をふと思った部分を載せさせていただきます。

文中、現代ではほとんど使われていない漢字が使われている箇所があり、場合によっては読むことができないですので、その部分は一般的な漢字にしています。


三木成夫『胎児の世界』

故郷への回帰 - いのちの塩 より

わたしたちは母胎のなかで、いわゆる十月十日(とつきとおか)の間、羊水に浸かって過ごす。そこでは、この液体が、胎児であるわたしたちの口のなかはもちろん、鼻のなか、耳のなかなど、およそ外に通じるすべての孔に入りこみ、からだの内外をくまなく潤い尽くす。

胎児は、親指の先ほどの大きさになると、舌の輪郭が定まってくる。それは受胎二か月の半ばのころか。もう神経はできているだろう。だから、そこでは感覚も運動も可能なはずだ。

これが三か月に入ると、一人前に舌なめずりをおこない、舌づつみを打ちはじめるという。身長は四センチで三頭身といったところだが、このころからかれらは、この液体の味見に明け暮れる。というより、そこでは顔も頭も口も鼻もどこもかしこも”羊水漬け”で、それ以上はどうしようもないのだから……。

それだけではない。この小さな胎児は喉を鳴らしてこれを思いきり飲み込む。来る日も来る日も、これを飲み続ける。こうして羊水は、胎児の食道から胃袋までをくまなくひたし、やがてそれは幽門の関所を越えて腸の全長に及び、そこで何がしかが吸収されるのであろう。

この羊水のなかには、当然、たれ流しの胎児尿が含まれているはずだから、ここでは胎児のからだが羊水の毛血管の役目を果たすことにもなる。

まだある。かれらは、なんと、この液体を胸いっぱいに吸い込むのだ。まぎれなくその小さな肺の袋にこの液体は流れ込む。これは感覚的に理解できないことだが、間違いない。

もちろん吸うだけではない。当然、それを吐く。胎児のこの「羊水呼吸」は、それ以後、半年にわたって出産の日までつづけられるという。

ここでは、臍の緒を介して血液のガス交換が営まれるので、どんな呼吸も必要はない。しかし、たとえば母親の物思いによって無呼吸の状態がつづくようなとき、増量した血中の炭酸ガスが臍の緒を通って胎児の延髄に至り、そこの呼吸中枢を刺激するといった事態が起こるという。

ここで胎児もまた大きく溜息をつく。母と子の二重唱といったところか。


 

ここまでです。

> こうして羊水は、胎児の食道から胃袋までをくまなくひたし、やがてそれは幽門の関所を越えて腸の全長に及び

とか

> 胎児のからだが羊水の毛血管の役目を果たすことにもなる。

このような表現にあたると、「胎児は羊水の中で育っている」のではなく、

「胎児はお母さんの内臓そのもの」

だということがわかります。

妊娠しているあいだというのは「母と子の違いは何もない」ということになるのではないかと。まさに一体。出産するまでだけ存在する女性の内臓がそこにあるという感じを受けたのです。

こうだと、いかなる物質であろうと「母親が体内に入れた物質は、すべてそのままダイレクトに赤ちゃんに伝わる」……というか、妊娠してからは「赤ちゃんは母親の臓器の一部」となっているのですから、伝わらないわけがない。

あるいは、これは今回の話とは関係ないですけれど、上にあります、

> しかし、たとえば母親の物思いによって無呼吸の状態がつづくようなとき

には、赤ちゃんは、「大きく溜息をつく」のだそうです。

マスクでお母さんが苦しいと感じている時は、お腹の赤ちゃんも苦しいと。

何しろ、赤ちゃんは大気を吸っているわけではなく、

> 臍の緒を介して血液のガス交換

で呼吸しているのですから、お母さんの血中酸素量が少しでも減少すれば、胎児にも確実に影響が出ていると思われます。まして、それが長期間なら……。

 

しかし、マスクの問題は置いておきまして、ここまでの話を整理しますと、このように、「母と子は完全に一体」であるという状態が「妊娠」ということなのだとした上で、

・遺伝子ワクチンの遺伝子は、基本的に体内で永続的な抗体となる可能性がある

・ということは、母父どちらでも、接種した後、永続的にそれが体内に残る可能性がある

・では、接種後、ずっと後になってからの妊娠での赤ちゃんの状態は?

ということがふと気になったのです。

三木成夫さんの『胎児の世界』のこの部分を読まなければ、こんなことは思わなかったでしょうけれど、先ほどの臨場感のある表現で、それを考えさせられてしまいました。

今後いろいろなことがなければいいのですが……。

このあたりに詳しい方の見解もうかがってみたいです。

なお、先ほど少し書きました三木さんの「脱線」ですが、たとえば、脊椎動物の受胎四日後の肺の発生の状況を科学的に説明していたすぐ後に、唐突に、

「胎児の夢」

というセクションにうつり、そこでは、いきなり作家の夢野久作さんの名前が出てきたりしています。おもしろい章ですので、一部抜粋します。

三木成夫『胎児の世界』
胎児の世界 - 胎児の夢 より

昭和の奇筆、夢野久作は、この「胎児の世界」と「夢の世界」のあいだに「細胞記憶」というひとつのかけ橋をわたす。かれはこう述べる。

「いかなる賢人、または偉人といえども、細胞の偉大な霊能のまえには無力同然……太陽の前の星のごとく拝跪しなければならない……人間の形に統一された細胞の大集団の能力は、その何十兆分の一に当る一細胞の能力の、そのまた何十兆分の一にも相当しない……」

夢野久作は、このような細胞記憶の窓から、まず「胎児」の世界をそのように眺める。

「何が胎児をそうさせたのか?」
夢野久作のこの問いかけに答えるもの—それは、卵細胞のもつ地球誌的な生命記憶をおいてほかにない。かれは結論する。—「卵細胞はすべてを知っている」と。

この記憶はつねに秘密の暗号として極地の磁気テープに打ち込まれ、細胞分裂によって倍数にふえていく一つ一つの細胞に完璧なかたちで伝授され、ついには六十兆ともいわれる全身の細胞にあまねく行きわたるのである。

こうして卵細胞はもちろん精細胞も、そしてからだをつくるどの細胞も、ことごとくその「記憶の譜」を、みずからの核の奥深く、超小型のカセットテープにしまい込むことになるという。

細胞たちは、だからみなそれを完璧におぼえている。これが夢野久作の目に映った胎児発生の秘密であった。かれはすでに今日のバイオテクノロジーを予見していたのか。

この後半は別の意味でちょっと考えさせられますね。

> からだをつくるどの細胞も、ことごとくその「記憶の譜」を、みずからの核の奥深く…しまい込む

> かれはすでに今日のバイオテクノロジーを予見していたのか。

今日のバイオテクノロジーといっても、今から 40年以上前のバイオテクジーですが、今はもうもう。

逆にいえば、今のコロナワクチンは、現在のバイオテクノロジーの極地のひとつといえるかもしれないことは、以下の記事の内容などでもわかります。「外部から人の遺伝子を組み換える」ことが(理論上は)可能なものなんて…。

地球は巨大な実験場に : 米スタンフォード大学から発表された「コロナウイルスのRNAは逆転写されヒトゲノムに組み込まれる」ことから思う「mRNAワクチンが遺伝子を改変する可能性」に思うこと
投稿日:2021年1月25日

そういえば、この『胎児の世界』を科学的な部分を飛ばして読んでいたとき(失礼だろ)、ちょうど同じ頃に、ある本が届いたのです。

落谷孝弘さんという方の書かれた「エクソソームについての本」でした。

タイトルこそ『がんは止められる - 指令物質をコントロールする医療革命』というものですが、「がんは止められる」の部分はともかく、エクソソームについてわかりやすく書かれていた本です。その中にも「母乳」についての画期的な発見が記されてました。

落谷孝弘さんは、東京医科大学医学総合研究所・分子細胞治療研究所の教授というお立場の方です。

少しご紹介させていただきます。




 

多種の生物同士でコミュニケーションしているエクソソーム

エクソソームとは、細胞から出される非常に小さな物質で、落谷孝弘さんの本から抜粋しますと、以下のようなものです。この本はとても平易に書かれていて、わかりやすいです。

エクソソームとは、細胞から放出される泡のようなものだとイメージしてください。大きさは、直径 100ナノメートル前後。1ミリの1万分の1ほどのごく小さな小胞です。

泡のような小胞なので、外側に膜があり、なかにはもとの細胞に由来する何種類かの物質が詰め込まれています。つまり、カプセルのようなものです。

この中に何が詰め込まれているのかが重要なのですが、それは後で説明することにしましょう。指令物質をコントロールする医療革命

> この中に何が詰め込まれているのかが重要

とありますが、こんな小さな細胞から脱落するような微細物質に「なにができるか」と思いがちですが(まあ、同じような大きさのウイルスもいろいろなことをしますが)、この本のタイトルにある「指令物質」というのが、まさにこのエクソソームなのです。

抜粋します。

エクソソームは、細胞から放出され、血流にのって、全身を流れます。放出するときに、細胞はこのカプセルのなかに、”メッセージが書かれたカード”を入れて送り出します。

エクソソームには、このメッセージの宛先が指定されていて、相手はこのメッセージを受け取ることができる。

”メッセージが書かれたカード”の中味には、マイクロ RNA という物質があります。このマイクロ RNA は、相手の遺伝子にはたらきかけて、さまざまな行動を起こします。たとえば、

「代謝を促進せよ」
「血管をつくれ」

というようなことです。

このマイクロ RNA を使って、細胞は、離れた場所にある別の細胞に、こちらの意思を伝え、さまざまな仕事をしてもらっている、というのが、エクソソームによる細胞どうしのコミュニケーションのイメージです。

人間の体の中で、「事象」を起こすのは遺伝子だけではなかったのですね。

細胞から放出されているエクソソームというものが、非常に重要な役割をしていることがわかってきているのです。

それでですね。

先ほどの三木成夫さんの『胎児の世界』での「胎内での様子」を思い浮かべながら読むと、非常に感慨深い下りもあるのです。

以下も、『指令物質をコントロールする医療革命』からの抜粋です。

人間は「体液」を通してコミュニケーションをしていた

人間には言語というコミュニケーションツールがあります。さらにジェスチャー、身振り手振りというものも、意思や情報を伝える手段になります。

ところが、こうしたコミュニケーションとは別に、私たち自身が自覚しない形で、コミュニケーションをしている。つまり、体液のなかのエクソソームを交換することでコミュニケーションを図っているらしいということがわかってきました。

たとえば、お母さんが赤ちゃんにあたえる母乳、あるいはお腹のなかにいるときの羊水、また、場合によっては唾液や精液など、個体同士が交換する体液のなかには、エクソソームが含まれています。

そのエクソソームには、マイクロ RNA が含まれていて、そこには何らかのメッセージが書き込まれています。それによって相手の遺伝子に影響を与えている。

さらに驚いたことに、エクソソームを使ったコミュニケーションは、細胞間、臓器間、人と人だけではなく、どうやら人間と、別の種の生き物、つまり人間以外の生物との間にも存在しているらしいのです。

エクソソームは、血液 1ccあたり 50億から 100億個含まれているらしいですので、ものすごい情報量が体内をめぐっていることになります。

なお、この「人間を含めた生物の遺伝物質は、現在知られているよりはるかに多い可能性」については、

遺伝子分子は「100万以上」存在する可能性があり、DNAはその中の1つに過ぎない

ということを、日本やドイツ、そして、アメリカの研究者たちの共同研究で突き止められたことを、以下の 2019年の記事でご紹介していますが、エクソソームもそういうもののひとつである上に、「まだまだ他にたくさんあるかもしれない」ということになります。

地球の生物には「遺伝物質が100万以上存在する可能性」が判明し、DNAはその中のひとつに過ぎないという衝撃的な研究が東京工業大学等による国際研究で示される
投稿日:2019年11月13日

 

まあ……現在の状況の中で、唯一の希望的な部分がここにあるような気がしないでもありません。

自らの遺伝子がワクチンの人工遺伝子に乗っ取られたとしても、スパイクタンパク質が永続的に体内で産生され続けるにしても、

「それを乗り越えられる遺伝物質を人間は持っているかもしれない」

と、こうなってくると、このように考える他は、希望が見えない感じです。

今後、赤ちゃんの状況を含めた甚大な厄災が迫っていることは確かです。

しかし、人間は基本的にはどんなことでも乗り越えられる仕組みを持って誕生してきたと思います。宗教をお持ちの方なら「人間は神が造られたのだから何でもできる」とお考えになってもいいでしょうし、宗教のない私のような人は、人間の本質的な奇跡的な可能性を今でも信じています。

そして、今回書きましたことは、「科学の二面性」もあらわしています。

エクソソームの存在が明らかになったのは、近年になって機器と技術が発達したことによるもので、同時に遺伝子ワクチンが現実化したのも、科学的技術の進歩によるものです。

結局、科学というのは、その発見や進歩そのものの問題ではなく、

「それを用いる人たちの良心の部分と良心ではない部分の問題」

だとは感じます。

ここまでバイオテクノロジーが進めば、悪いほうに使えば「人類の絶滅」なんてのも場合によっては可能なことですが、良いほうに進めば、いかなる病気からも、多くの苦痛からも解放することができるものでもあるはずです。

「人類の絶滅」なんて大げさに響くかもしれないですが、2019年に以下の記事でご紹介しました「遺伝子ドライブ」技術を用いれば、不可能ではないです。

科学の進歩か新たな生物兵器の誕生か : 「ひとつの生物種全体を抹殺できる」可能性のある遺伝子ドライブ技術が史上はじめて哺乳類で試験され、成功した
投稿日:2019年1月31日

そこでご紹介したロシアの記事の内容から抜粋しますと、遺伝子ドライブでは以下のように「ある種全体」を絶滅に導きます。

このロシアの報道は、アメリカの遺伝子ドライブ実験を強く非難している記事です。

遺伝子ドライブは、通常は引き継がれない突然変異を遺伝させていく可能性を最大 100パーセント高めることができる。

改変された遺伝子が、ある染色体から別の染色体へと単純にコピーされ、その結果、さらに多くの生殖細胞が子孫に突然変異を受け継ぐ準備が整う。

時間が経つにつれて、ほぼすべてが変更された DNA を運ぶことができる個体となり、その結果、種の 100パーセントが突然変異体となる可能性があるのだ。

このテクノロジーが成功するかどうかは、汎血統の程度や遺伝子変換の頻度など、さまざまな要因に左右されるが、それでも、約 90パーセントはそうなるはずだ。

遺伝子ドライブは、有害な突然変異でさえ、その突然変異が受け継がれていくことを促進する可能性がある(通常は、有害な突然変異は遺伝していかない)。 In Deep

何だか、流れで適当にこの過去記事に辿りついたのですが、ここに、

> 時間が経つにつれて、ほぼすべてが変更された DNA を運ぶことができる個体となり、その結果、種の 100パーセントが突然変異体となる可能性がある

という下りを読んでいて、なぜかゾクッときたのですが……まさかね。

mRNA ワクチンはこんなのと関係しないよね……と思い、この記事を読み直すと、米マサチューセッツ工科大学のリリース記事も翻訳されていて、そこには、

> マラリアの根絶を願う億万長者のビル・ゲイツ氏は、マラリアを媒介する蚊を絶滅できる可能性がある遺伝子ドライブ技術に「精力的に」取り組んでいる。

> ゲイツ氏は遺伝子ドライブを「飛躍的な進歩」と呼んでいる。

あー、世界最大の慈善家が絡んでたか……。

コロナワクチンがこういうものと関係なければいいですね。

ともかく、これから子どもがほしいと考えてらっしゃる女性の方々には、ご自分の体を徹底的に守って生きてほしいなと思います。

 

冒頭の写真は、四半世紀ほど前に私がおこなった公演のパンフレットです。表紙に胎児の写真を使ったものでしたので、何となく掲載しました。

赤ちゃんの時に遺伝子実験され、その後に廃棄されたと思われていた子どもたちが生きていた話です(結局みんな絶望して自死に向かってしまいますが)。

ふと見れば「game(ゲーム)」という公演タイトルだったのですが、これ、amをenにすれば、「gene (遺伝子)」ですね。26年も経って初めて気づいて、ジーンときました。

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