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10月11日にメルマガ悪魔の精神操作。ついでに、77年前の米軍によるハリケーン操作実験も思い出すを発行させていただきました。

地球という場所の真実 未来の地球

南極という場所の真実 : 地球で最大の重力異常の場を持ち、地球で最も火山が密集する地帯であることがわかった南極。そして最近そこに地球で最も大きな氷の穴が誕生

投稿日:2017年11月2日 更新日:

QUARTZ




 

ますます異変が起こり続ける南極

今年のはじめに、

次々と見つかる謎の巨大存在は2017年に「作動」するか : 南極の氷の地底から検出された「直径480キロの存在」、そして、ガザで見つかった「黒いモノリス」
 2017/01/05

という記事で、南極の地下に異常な状態があることをご紹介しました。

南極にある直径480kmにおよぶ極めて大きな重力異常
NASA

その際にご紹介した英国の報道の冒頭は以下のようなものでした。

COLD HARD FACTS? Satellite spots MASSIVE object hidden under the frozen wastes of Antarctica

南極大陸の地下に巨大な「通常ではない存在」が観測されるという奇妙な事象に科学者たちは困惑している。

人工衛星が確認した、その巨大で不可解な「異常」は、南極のウィルクスランドと呼ばれる地域の凍てついた大地の下に潜んでいると考えられる。

その存在の大きさは直径 480キロメートルの距離に伸び、深さは最大で約 848メートルもある。

Satellite Detects MASSIVE Object Under Antarctica 12/27/16

その後も、南極では、大規模だったり不可解だったりする事象が起き続けていますが、この夏から秋にかけて起きたことをふたつほどご紹介しておたきいと思います。

今まで私たちが「何となく頭の中で描いていた南極」という存在に対してのイメージが変わっていく感覚を受けられるかと思います。今まで持っていた感覚がどんな感覚だったのかというのは難しいですが、何というか「アクティブではない地域」というようなイメージとでもいうのでしょうか。

しかし、南極は実際には「地球の環境すべて変えてしまうほどの潜在的な力を持っている可能性のある場所」かもしれないことがわかります。

 

南極の氷の下は「世界最大の火山の密集地帯」だった。その火山の数「138」

アメリカの報道より

TW

これは、英国エジンバラ大学の研究者たちが明らかにしたもので、地図では、下の部分に「 138 個の火山がある」ことが衛星からの観測がわかったものです。

Guardian

すべて氷床の 2キロメートルほど下にあるということで、以前はこういう「下にある存在」を探索することはできなかったのですが、現在は、レーダーイメージングという方法により海底や氷床の下にある地形の存在を確認することができます。この南極の氷の下の火山群もそれによってわかったものです。

そして、今回見つかった 138個のうち 91個は今この調査で初めて見つかったもので、これにより、

「南極は、地球で最も火山が密集している場所になった」

ということになりました。

これらの火山が活動しているかどうかは今のところわかっていませんが、しかし……。

この発表を読んだ時に私が思ったのは、「これらの火山の存在は地球環境を変える力を持っているかもしれない」ということでした。

たとえば、もしこれらの氷床の下の火山たちが一斉に噴火……は大げさでも、連動して噴火するようなことがあった場合、「南極の大量の氷床にどのような影響を与えるのか」というような。

おそらくは、とんでもない量の氷が溶け、それは大量の水となり、海面レベルに必ず影響を与えるはずです。

しかも、これは地球の気温と関係なく「火山活動で溶ける」のですから、その時代時代の気温も海水温度もあまり関係なく海面レベルを上昇させる要因となり得るのだと思います。

そして同時に、

「地球で最も氷が多い場所に、地球で最も大きな熱を発する力が眠っている」

という事実を知らされた気がします。

たとえば、仮に 138個の火山が全部一斉に噴火したりすれば、地球の海面レベルはとんでもないことになるのかもしれないですし、「南極はそういう力を持っている」と。

そして、冒頭にも書きました「南極の極端な重力異常」のこともあります。どうして、そのような重力異常が生じているのかは推定以上にはなっていませんけれど、そういう力が「働いて」地殻に何かを起こさせるというようなことも考えられたりするのかもしれません。

もうひとつの最近の南極の話題は「南極の氷に巨大な穴が突然開いた」というものです。

 

南極に突然開いた北海道の面積ほどの穴

その穴の大きさは、海外での報道では、オランダとか米国メイン州とか、いろいろ比喩されていますが、日本では「北海道と同じくらい」といえば、その大きさがおわかりになるのではないでしょうか。

これについては、アメリカの USA トゥディの記事からご紹介します。

Huge, 'mysterious' hole appears in sea ice near Antarctica
USA Today 2017/10/13

南極大陸近くの海氷に謎の巨大な穴が現れる

最近、南極大陸近くの海氷で巨大で不可解な穴が見つかったと研究者たちから報告された。

約 1ヶ月前に発見されたこの穴は、およそ78,000平方キロメートルの広さがあり、これはアメリカのメイン州と同じ程度の面積だ。この穴は 1970年代からの観測で、この南極海で発見された中で最大の面積の穴であると科学者たちは言う。

この現象は、アメリカ国立氷雪データセンター(NSIDC)によれば、固体の氷で囲まれた海水域である「ポリニア」と呼ばれる現象だという。その部分だけは凍らず、周囲を氷で囲まれた穴のような状態に見える。

ナショナルジオグラフィックは、このポリニアが今後の南極大陸の海洋と気候にどのような意味を持つのか、そして、これが気候変動と関係しているのかどうかは不明だとしている。

専門家も、「このポリニアがもたらす長期的な影響を実際に私たち科学者は理解していないのです」と語った。

というようなことになっています。

どの現象にしても、最近の南極で起きていることは、科学者たちのこれまでの考えを覆すようなことばかりだと言えますし、それに加えて、「南極に関する陰謀論」も持続していて、そこには UFO やナチスの話も絡んでくる場合もあります。

しかし、現実に観測されている環境的な異変だけでも、南極の動きは今後の地球の環境の大変動に関わってくるものだと確信できるもののようにも思います。

 

そういえば、まったく科学的なこととは関係ないですが、引用させていただくこともあるアメリカの未来予測プロジェクト「Web Bot」の…… 2009年のものですから、今から8年前のものですが、そのドキュメントの中に「南極と火山と海面水位の上昇」についての下りが出てきます。

まだ南極にこのような数多くの火山があるとわかっていなかった時代に書かれたものですが、今回の記事を書いていて、ふと思い出しました。

今回はその文書から抜粋して締めたいと思います。


ウェブボット 2009年2月14日配信分より抜粋

・ 春を過ぎる頃から、沿岸部の海面上昇は火山噴火が原因で引き起こされることが次第に明白になる。火山噴火は、南極ならびに太平洋沿岸水域で発生すると思われる。

・ 火山の噴火は、地上ではなく海底で発生する公算が大きい。その確率は地上が24パーセント、海底火山の噴火が76パーセントだ。さらに、海底火山は南半球で噴火する可能性が若干高い。

・ 沿岸部の海面上昇の予兆となる現象はすでに始まっていると考えられる。南極の西部に位置する氷床が溶け出し、その影響で異常な高波が世界中の沿岸部で観測されているが、これがこれから本格化する海面上昇の予兆となる現象だろう。

・ われわれのデータでは、沿岸部の海面上昇の現象はポールシフトと関係が非常に深い。

・ 沿岸部の海面上昇は、今後はっきりと目に見える形で現われてくるはずだ。この現象は世界的な気象変化と関係が深いが、気象変化はこれから 84年間、数世代にわたって影響を与え続ける現象となる。

 

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