2020年からの世界 人類の覚醒と真実 拡大する自然災害

史上最悪のオーストラリアの山火事の原因は「人為的なもの」であることが判明。これまでに放火で200人近くが逮捕されていた。しかし他国では一切報じられず、いまだに気候変動を非難している

投稿日:2020年1月7日 更新日:


summit.news




 

オーストラリアの山火事は半数以上が放火だと初めて知る

オーストラリアの史上最悪の森林火災は、以下の記事で取りあげましたように、オーストラリアの生態系を回復不可能なほどに破壊しています。

オーストラリアの森林火災では「5億匹の動物が死亡した」と科学者たちが推定。生態系の状態が回復するには数十年かかる見込み

夏になれば、山火事は毎年発生するものですが、今年のオーストラリアの火災が「あまりにも広範囲で新たな火災が発生していた」ことは不思議でした。

それが、昨日、以下のようなタイトルの報道を見かけました。


summit.news

何と、

「この史上最悪の山火事は、人為的な原因によるもの」

だったのです。これまでにオーストラリア全体で、183人が放火の罪で逮捕されています

驚いたことには、オーストラリアの森林火災と放火の国立研究所によれば、「オーストラリアでの山火事の 85%は人間が関係したもの」なのだそうで、少なくとも、全体の半数近くが、「放火」の疑いがあるものなのだそう。ちょっと驚きました。

まずは、その記事をご紹介します。

 


Nearly 200 People Arrested Across Australia For Deliberately Starting Bushfires
summit.news 2020/01/06

山火事を起こすために意図的に放火したとして、オーストラリア全体で200人近くが逮捕されていた

オーストラリア当局は、国土を荒廃させ続けている山火事を意図的に起こしたとして 200人近くを逮捕した。それにもかかわらず、いまだにメディアと著名人たちは、この山火事に対して「気候変動」を非難し続けている。

オーストラリアのこの森林火災では、少なくとも 18人の人命が失われ、数千の家屋と数百万ヘクタールの土地が破壊され、また、数億匹の動物が死亡している。

この火災に関して、過去数ヶ月、火災を意図的に起こしたとして、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州で警察に逮捕された人数が合計 183人にのぼることが、報道機関 AAP によって明らかにされた。ニューサウスウェールズ州では、放火で 24人が逮捕され、最大 25年の禁固刑が科せられた。

クイーンズランド州では、警察は 103件の火災が故意に放火され、98人(うち 67人が少年)が犯人と特定されたと結論付けた。

毎年、オーストラリアの夏に国土を荒廃させる致命的な森林火災がしばしば放火によって発生していることはよく知られており、文書化もされている。夏休みなどの学校の休暇期間中に、放火により人為的に起きる山火事の割合は急速に増大しているという。

山火事放火研究国立センターの共同代表であるポール・リード(Paul Read)博士によると、オーストラリアの山火事の約 85%は、放火を含め人為的な原因であると述べる。

博士は以下のように言う。

「森林火災の約 85パーセントが人間活動に関連しており、13パーセントが放火によるものと確認されており、37パーセントに放火の疑いがあります。残りは通常、焚き火などの無謀な火の使用、または火で遊んでいる子どもたちによるものです」

博士は、学校の休みと火事が発生する関係性を強調する。

「学校の夏休みの間が火災発生が最も多いのです。子どもたちは屋外で火で遊び、また、放火を行う大人たちも夏のこの時におこなうのです」

今回のオーストラリアの山火事は人為的に発生したものであり、人間活動による気候変動とは何の関係もないということが判明したわけだが、しかし、マスコミや著名人たちは、それでもなお、気候変動を非難している。

先週、バーニー・サンダース(米国の政治家)は、「気候変動に対する行動を遅らせている」人々を、「荒れ狂う山火事のためにオーストラリアの空を血のように赤く染め、人々を呼吸困難にした原因だ」と非難した。

オーストラリア生まれの女優ケイト・ブランシェットもまた「ある国が気候災害に直面すると、私たち全員が気候災害に直面する」と、気候変動を非難している。

 


 

ここまでです。

記事に出てくる山火事と放火の研究センターの人の話から伺えるのは、オーストラリアでは毎年、ある程度はそのようなことになっているということのようです。

それにしても、この「放火で 200人近くが逮捕されている」ということが、オーストラリアの報道で最初に報じられたのは、調べてみますと「 2019年12月20日」なのです。

つまり、2週間以上前のことなのですが、比較的、この火災のことを調べていた私も「知らなかった」のです。

これが意味するところは、

この山火事は放火が主要な原因だということがオーストラリアでは報じられていたのに、日本を含む他の国では、一切そのことにふれていない

ことを示します。

ちなみに、今現在も、オーストラリアの火災で、200人近くが放火で逮捕されていることに関しての日本語の報道はゼロですし、オーストラリア以外の英語の報道もほとんど見かけません。

「またかよ」

と思いましたね。

昨年の夏に、アマゾンでの森林火災が「アマゾンで史上最悪のもの」というようなことが各国で大きく報道されていましたが、以下の記事で取りあげましたように、「実際は全然そうではなかった」ということがありました。

偽りに満ちていたアマゾン大火災報道 : 今年のアマゾンの森林火災は実際には平年以下の平凡なものであることが判明した上に、「気候変動のための扇動」に利用されていた可能性も

1999年からのアマゾンでの森林火災の発生件数は、以下のようになっていて、2019年は、「平均的な年」でした。


National Institute for Space Research

ところが、このアマゾンの火災に対して、世界中の政治家や著名人たちが「アマゾンは世界の肺だ」として、気候変動を非難したりし始めたのですね。

私は知らない人ですが、サッカー選手で著名らしいクリスティアーノ・ロナウドという人や、フランスのマクロン大統領は、以下のようにツイートしていました。

「アマゾンの熱帯雨林は世界の酸素の 20%以上を生産しているのです」(ロナウド氏)

「私たちの地球の酸素の 20%を生成するアマゾンの熱帯雨林、つまり地球の肺が燃えています」(マクロン大統領)

しかし、これはウソなんですね。

これに対して、世界有数のアマゾンの森林の研究者の一人であるダン・ネプスタードという人は、フォーブスに対して、明確にこう言っています。

「あれはでたらめです。この主張の背後に科学は存在しません。確かに、アマゾンは大量の酸素を生成しますが、植物の呼吸を通じて、同じ量の酸素を消費しているのです。大気の洗浄はしても、純粋に酸素を生成する場ではありません」

このあたりに関しては、先ほどリンクしましたこちらの過去記事に、米フォーブスの素晴らしい記事をご紹介していますので、ご参照下さい。

これらの「ウソ」の背景にあるものは、フォーブスでは、

> 先進国の都市部に住むエリートたちが持つロマンティックな反資本主義に起因している

と書いていましたが、同時に私は、

「罪悪感」と「原罪の感覚の共有」を人間社会に拡大させようとしている

ということだと思っています。

先ほどの記事の最後のほうに私は以下のように書いています。

地球温暖化なんていう概念は、この「私たち人間が自然に対して持つ罪悪感」が最大に利用されているものだと思います。「私たち人間の工業化が、この地球をダメにしてしまった」と、大勢の人が内面的に考えていて、おそらく、それはもう潜在意識レベルにまでなっている。

そういう側面はあるかもしれないですけれど、あまりにも「原罪」として、そのようなことを抱え込んでしまうと「いろいろなことに騙されやすくなる」という部分はあるように思います。

このような「人間なんてダメな存在だ」という意識が、潜在的な意識にまでになると、どうなるかというと、先ほどの記事に出てくるような、

「喜んで放火して自然を破壊するオーストラリアの人たちのような人たちが次々と登場してくる」

ことになり得るのです。そして、さらに私たちは「人間なんてダメな存在だ」と思うようになっていく。

人間という存在であることに誇りを持って生きているならば、人間は、自然や環境を故意に破壊しようなどとは思わないはずなんです。

このような「潜在意識の負の連鎖を断ち切ることが今の世の中に必要」だと私は思っていますけれど、それでも、この「人間なんてダメな存在だ」という潜在意識の強制はかなりもので、しかも広範囲に行われています。

 

まあしかし、こんなややこしい話はともかくとして、オーストラリアの史上最悪の森林火災の原因が、放火を含む人為的な原因だと知り、何とも複雑な気分になります。

現在、オーストラリアでは、コアラやカンガルーなども含む独自の生態系に深刻な影響が与えられています。

焼け跡の風景より

twitter

また、あまりにも森林火災の規模が巨大であるために、上空の熱の対流や、大気の循環に異常が発生しているようで「見たことのないような積乱雲」などが発生したりしています。

2020年1月5日 オーストラリア南東部にて

twitter

それぞれに、地獄の蓋が開いたような光景ですが、これらを見ていますと、2020年はいきなり厳しい時代としてスタートしていることをつくづくと感じます。

 

[追記 2020年1月8日] 記事を投稿した後に、オーストラリア在住の方からメールをいただきまして、現在の森林火災の原因そのものは、放火などによるものも含まれているとはいえ、実際このように異常な早さで火災が広がっている理由そのものは、やはり「長く続く異常な干ばつ」だと教えていただきました。つまり、いわゆる気候変動的なことも大きく関係している可能性があるようです。また、「放火」について、オーストラリアの方々に対して誤解を招くような表現ありましたので、内容を少し訂正しました。

 





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