4月30日 ベラルーシ・グロドノの雷雨の空に出現した空の姿
・banifacyj.com via vk.com
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何かこう空がすごいのですよ。この3日間ほど。
先日、「春の黙示録…」なんていうタイトルの記事で、特にヨーロッパのカオスをご紹介しましたけれど、世界全体で、特にこの数日、何だかえらい「空模様」が現出し続けていまして。
これが夏ならわかるのですよ。しかし、まだ 5月になったばかりです。普通は 4月や 5月の北半球でこんな雲は出ません。
そんなこともあり、どれもとても印象的な感じです。
冒頭のハンガリーのは何だかすごくて、ここまでいくと、むしろ美しさがあるのですけれど、ハンガリーより北にあるポーランドでは、4月30日に下のような「雲」が撮影されていました。スーパーセルとダウンバーストが同時に起きているような感じなのですかね。
5月1日 ポーランド・ティコチンの空に出現した光景
・meteoprognoza.pl , severeweatherEU
このポーランドの街は「ティコチン (Tykocin)」なんていう名前で、可愛い感じもしますが、文字の順番を入れ替えたら妙に男らしい変な町名になりそうな響きの場所でもあります。
下は、アメリカのカンザス州で撮影されたスーパーセル……なのかどうかわからないですが、とにかく荒れた天候の中で撮影された雲です。
5月1日 アメリカ・カンザス州テスコット近郊
このような雲というか空というか光景を見ていますと、2016年 7月の「新しい天と新しい地を示唆するはずの地球の変化」という記事でご紹介しましたアメリカ・アリゾナ州フェニックスでの下の光景を思い出します。いわゆるダウンバートが発生している状況だと思われます。
2016年7月18日に米国アリゾナ州フェニックスに出現した光景
このアメリカのフェニックスというのは、位置的に北緯 33度という場所にあるだけではなく、フェニキア人の時代から続くいろいろなストーリーが関係していそうな名称ではあるのですが、それらのことはともかくとしても、今年の1月に、下のようなタイトルの記事を書いたことがあります。
この「フェニックス」という概念が、この 4月の終わりから 5月のほんの 3日間くらいの間に急激に思い起こされるような光景があちこちに出ていたことが何だか印象的で、少しご紹介したいと思った次第です。
そういえば、数日前にイスラエルの各地が洪水に襲われていること、そして「死海からの鉄砲水で多数の若い方々が死亡した」ということを下の記事でご紹介しました。
このイスラエル、あるいは死海という何だか一種、聖書的な響きと、そして亡くなった方々がことごとく若い人たちだったという「十の厄災」的なことだったことが気になっていた時でもあります(十の厄災のメインは長子に死をもたらすこと)。
今回は、この数日くらいの間、主には 4月29日から 5月1日の 3日間に「世界中の空に出現した光景」を少しご紹介させていただきたいと思います。
ただの空の現象に過ぎないといわれれば、その通りですけれど、「最近やや心が晴れていない私」という立場から見ると、それはそれでとても示唆的なのです。
では、ここからです。
そうええば、タイトルに「恒例の虚脱の中で」というようなことを書いてしまっていますけれど、これは私個人のことで、まさに文字通り「恒例」であり「虚脱」なのであります。桜の季節の「メンタルの混乱」が過ぎるとそうなっちゃうようですね。
というわけで、そういう心持ちに対して飛び込んでくる世界の空です。
2018年5月2日までの数日の世界の空の光景
5月1日 ハンガリー・ヤーツボールドカーザの空
5月1日 アメリカ・カンザス州コルバーのダウンバーストか何か
4月30日 イタリア・ブレッシアの巨大な竜巻のような雲
5月1日 ハンガリーの落雷
5月1日 ポーランドのスーパーセル
4月29日 アメリカ・サウスダコタ州ラピッドシティに出現した雲
4月30日 ドイツ・フェーマルン島のスーパーセル
・A stunning storm on the island of Fehmarn, Germany
4月29日 アメリカ・コロラド州カールトン近郊
・Carlton, Colorado Sunday, April 29 - 2018