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春の黙示録 : ヨーロッパのこの4月は30℃近くの熱波の数日後に雪が降り落ち、落雷の数は「1日45万回」という記録を更新中というカオスの中

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フランスでの春の異常な高温を伝える4月21日の報道より


francetvinfo.fr

その10日後の4月30日 異例の雪に見舞われたフランス・ノルマンディの光景


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ほぼ無秩序な天候と共に進行している春のヨーロッパ

この1週間のフランスの気温の変化を報じる気象サイト


Météo Express

連休の渦中の日本は全体的に気温が高く進んでいるようで、私の住んでいるあたりも、午前中から 50℃を超えているようで(どこに住んでるんだよ)、あ、違った、25℃を超えているようで、初夏そのものといった感じになっています。

このような気温になると、私の住む地域では、あちらでもこちらでも奇妙な格好をした年齢不詳の男性たちが何百人も連なって道端に倒れて放置されている光景が日常ですが(だから、どこに住んでるんだよ)……えーと……何か違う話でした。まあ、いいや。

とにかく、日本は比較的穏やかな気候の中でこの時期が過ぎているようですけれど、先日の以下の記事では、地球全体としてはかなりの寒冷化が進行中であることが NASA のデータなどで示されていることをご紹介しました。

いよいよ本格的に始まった「地球寒冷化」:この2年間の地球が過去1世紀で最大の寒冷化を記録していたにも関わらず「メジャーメディアはそれを黙殺し続ける」と米保守系ニュースサイトが報じる

そして、記事の後半のほうでは、

今年も世界中で、そして日本で、ものすごく暑くなったりとか、その逆に、異様に涼しかったりといった、どちらにしても普通ではない気温や気象を繰り返しながら、「平均として気温は着実に下がっていく」という状態が続きそうです。

というように書きまして、現時点で、今年の地球全体の平均気温が上がるのか下がるのかはわからないですし、それはどちらでもいいのですが、ここにある記述、

> 普通ではない気温や気象を繰り返しながら

というものが、今いろいろなところで見られています。

先ほど、「 50℃」などという気温の数字をつい書いてしまいましたが、これは現在のパキスタンで実際に達している 4月としては記録的な気温で、下の記事でご紹介しています。

4月にしてパキスタンとインドで早くも「50℃超え」の時期として歴史的な熱波

このインドやパキスタンのあたりは数カ月前まで、地域的に「観測史上最も寒い冬」を経験した後の春なのですけれど、それがいきなり「観測史上最も暑い春」となっているわけです。

そして、実はこの1週間くらいの間で最も「劇的な気温と気候の変化」に翻弄されているのがヨーロッパです。

特にイギリスとフランスはもうムチャクチャなことになっているようでして、冒頭に載せましたように、昨日( 4月30日)は、フランス・ノルマンディー地方などで「」が降りました。

4月の終わりの雪自体も異常なんですが、それより気温の変化の「極端さ」が相次いで報じられていまして、ノルマンディーや、あるいは他のフランスの地域もですが、

4月23日頃からの 1週間で場所により 30℃近く気温が下がった

のでした。

これに関しては、4月24日のフランス全土の気温と、今日 5月1日の気温を比較してみるとわかります。

この1週間のフランス各地の気温の変化

4月24日の日中の気温

Météo Express

5月1日の朝の気温

Météo Express

5月1日は、フランスで「 0℃」の場所もあり、かなりの寒冷な地域でもこの時期にこの気温はなかなかないと思われます。

下は、4月30日のフランス・ノルマンディ地方の様子が撮影された動画です。

これはフランスの話ですけれど、当然、周辺のヨーロッパの多くも比較的同じような気温の変化を受けているはずで、それに加えて、現在のヨーロッパは、「気象が異常に荒い」ことが上げられます。

ヨーロッパの気象サイト「シビアウェザー EU」によれば、下のように、昨日 4月30日は、「ヨーロッパ全体で、45万回の落雷が観測された」のだそうです。

4月30日のヨーロッパの気象サイトより


Severe Weather EU

ヨーロッパ各地の空模様や雲なども「 4月のものではない様相」を呈しているようで、下はイタリア北東部の町トリエステで 4月29日に撮影されたものですが、これは 4月の雲ではないです。

4月29日 イタリア・トリエステの雲


Severe Weather EU

また、竜巻や暴風、あるいは雹などでの建物などの被害も各地で発生しているようです。

4月29日 竜巻で破壊されたフランス・ヴォクレールの家


Severe Weather EU

アメリカならともかく、ヨーロッパは本来、「春というのは、こういうような気象ではない」のです。雪は極端ですが、竜巻だとか雹嵐だとかが 4月に起きることも、やはり極端なことです。

いずれにしましても、このような真夏の雲や竜巻が出ている周辺で「雪や雹が各地で降っている」というのが、この2、3日のヨーロッパの光景のようであります。

 

日本を含めたアジアは、今後の数週間から、場合によっては夏まで「平年より気温が高い」状態が続くと予測されています。

春に気温が高い状態が続くということは、気候が穏やかであることを示しません。むちろ、上空に入る大気の状態によっては気象が相当荒れることも意味します。

関係ないですが、このよう高い気温になると、おそらくテレビなどでは今もまた「熱中症、熱中症」と念仏のようにアナウンサーや気象予報士の方々が呟き続けるでしょうれど、そういうのをまともに聞いていると、本当にそうなっちゃいますので、テレビの天気予報は気温とおおまかな気象の推移を見る以外は相手にしないことをお勧めします。

20年前、30年前の「普通の日常」を思い出せるような年齢の方は思い出してほしいですが、どこの世界に 28℃くらいで熱中症にビクビクして生きている日本人がいたでしょうか。誰がそんなものを気にさせるようになったかというのは事実としてあります。本来、28℃とか 30℃などの中は誰も気温など気にせず普通に生きていたのに、今はもう何だかいろいろと普通ではないのです。まあ…… 50℃とかになれば話も別かもしれないですが、その時はその時で考えればいいです。

話が逸れましたが、気候は確かに荒れていくかもしれないですけれど、全体と個人ではまた違う日常がありますので、楽しめる時には楽しみ、残されたこの地球の美しき日々を充実して過ごしていだたければと思います。


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