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ビットコインが17世紀のチューリップバブルを抜き、人類史上最大のバブルとなったことが確定した時に思い出す、かつて聞いた「デジタル通貨の崩壊」の予言

   

zerohedge.com

私は投資に詳しくないですが、投資に詳しいとか詳しくないとかに関わらず、今のビットコインの状況は社会的な意味で大変なことになっているというようなことには、何となくその気配を感じていたのですが、今現在、ついにビットコインが描く相場は、「人類史上最大のバブル」となったことが確定したのだそうです。

そのことについての記事をご紹介し、ふと思い出したことを少し付記させていだこうと思います。

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記事は、アメリカの人気ブログ「ゼロヘッジ」のものですが、記事をご紹介する前に、その記事にありました「1ヶ月前の過去の資産バブルのチャート」と、「現在の資産バブルのチャート」を示しておきます。たった1ヶ月の間に、ビットコインは「過去最大のバブルのチャート」を描くことになったのでした。

2017年11月時点での「過去の資産バブル」の比較

CONVOY Investment

12月12日時点での「過去の資産バブル」の比較

CONVOY Investment

これを見て、日本のかつてのバブルがかわいいものだったことを知りますが、グラフの右側の数字は「倍率」ですので、最初の価格の数十倍というところまで、たった1年か、それ以下の期間で到達しているバブルがいくつもあったことがわかります。

上のグラフで示しました過去のバブルについて Wikipedia から説明を付記しておきます。これらは、「ヨーロッパ3大バブル」といわれたものに含まれます。

チューリップ・バブル(ビットコイン以前の歴史上最大のバブル / 1637-1637年)

チューリップ・バブルは、オランダ黄金時代のネーデルラント連邦共和国において、当時オスマン帝国からもたらされたばかりであったチューリップ球根の価格が異常に高騰し、突然に下降した期間を指す。

チューリップ・バブルのピーク時であった1637年3月には、1個当たり、熟練した職人の年収の10倍以上の価格で販売されるチューリップ球根も複数存在した。

ミシシッピ・バブル(ミシシッピ計画 / 1716-1719年)

ミシシッピ計画は、18世紀初頭に北アメリカに植民地を有していたフランスが立てたミシシッピ川周辺における開発・貿易計画。ミシシッピ会社とも言う。

フランスで立てられたこの計画は、開発バブルを引き起こし、会社の業績が極端に悪いのに発行価格の40倍にまで株価が暴騰する事態を招いた。

 

そして、これらのバブルを上回り、しかも先行きがわからないワヤな状態になっているビットコインについてのゼロヘッジの記事です。

 


It’s Official: Bitcoin Surpasses “Tulip Mania”, Is Now The Biggest Bubble In World History
zerohedge.com 2017/12/12

公式声明 : ビットコインはチューリップバブルを超え、今、人類史の中で最も大きなバブルに

1カ月前、アメリカの投資会社が提示したビットコインと過去のバブルとの比較を示したチャートは、ビットコインの相場は、世界で最も有名な資産バブルとして名高い 17世紀に起きた「チューリップ・バブル」に次ぐものだったことを示していた。

ところが、その1ヵ月後、ビットコインの価格はさらに高騰し、ついに世界的なバブルの比較ランキングが更新される時が来た。

ビットコインがチューリップを上回ったのだ。

投資会社 Convoy Investments のアナリストたちは、過去の資産バブルチャートの更新をおこなった。その新しいコメントでは、「ビットコインは、1ヶ月前の最後の更新の時の 2倍以上をつけ、今年になってから価格は 17倍、過去 3年間では 64倍となり、オランダのチューリップ・バブルと入れ替わった」と述べている。

今この瞬間、ビットコインは 1634 – 1637年までのチューリップ・バブルを上回り、歴史の中で最大のバブルであることが公式に確認されたのだ。

かつて、仮想通貨への投資の先駆者であるマイケル・ノボグラッツ( Mike Novogratz )氏は、「ビットコインは、私たちの生涯の最大のバブルになるだろう」と述べていたが、これは正しかったことになる。ノボグラッツ氏は、仮想通貨が最大のバブルに達する時には、ビットコインは 40,000ドル(現在の約 3倍)になると予想している。

資産価格の劇的な上昇に遭遇した場合には、2つのタイプの投資家の間に内部的な闘争がしばしば生じる。

ひとつのタイプは「この投資対象はすでに割高になっているのではないか?」と考えるバリュー投資家(割安であると判断できる対象に投資する投資家)だ。もうひとつのタイプは、「自分はバブルに乗り遅れているのではないか?」と考えるモメンタム投資家(勢いのある資産に投資する投資家)だ。

急速に進化する市場が出てきた場合、バリュー投資家の信念は弱まり、モメンタム投資家が投資を引き継いで、それは最終的にバブル状態の挙動の傾向を決定する。

構造的に評価基準を満たしていない市場は、将来価値の主な指標がその時の市場の最近の価値に対する認識であるため、勢いの変動をさらに受けやすくなるのだ(その時の値動きそのものにより投資家たちが市場の価値を決めることになりやすいという意味)。

私たち投資家は穏やかな動向を体験したかったのだが、しかし現実は、人類がかつて誰も経験したことのないバブルに近づいている。


 

というようなことになっています。

ちなみに、ビットコインを含めた「仮想通貨」の市場は、現在「 57兆円」という途方もない規模になっています。

この額自体がどうこうということではなく、これが「たくさんの人々が投資している」ことで成り立っているものと考えますと、

「こういう巨大なものが突如として崩壊したらどうなるのだろう」

とは思います。

いわゆる株価の崩壊とは比較にならないほどダメージを受ける部分はありそうです。

まあ・・・崩壊ということなどなく、このまま上がり続ける・・・としてハッピーエンドにしたいですけれど、ただ、「このように考えるのは難しい」のは、先ほどの過去の資産バブルのグラフでもおわかりかと思います。

つまり、あの過去の資産バブルのグラフには、

「崩壊しなかったバブルがひとつもない」

のです。

全部すべて崩壊している。

とはいえ、ビットコインの場合、ここまで白熱してくると、「歴史上、唯一崩壊しなかったバブル」ということにならないと社会的に問題なのかもしれないですが、そういう例がありうるかどうか。

 

アメリカの未来予測プロジェクトのウェブボットには、7〜8年頃、「デジタル通貨の崩壊」という概念がよく出ていました。

あるいは、「デジタル通過を政府が支配下に置く」という概念も出ていました。

まだ仮想通貨というものが現実化していなかった時代のものですので、やや古い概念でしたけれど、何となくそのことを思い出しました。

印象的なのいくつかを抜粋して締めたいと思います。予測の日時はすべて外れているものですので割愛しています。

私自身は投資とかしていないので傍観的でしかないのですが、「ビットコインに幸あれ」としておきたいです。

2009年12月6日配信のウェブボット ALTAリポートより

・影の支配勢力は英米中心の金融システムの崩壊を阻止し、再建をはかろうと懸命になる。彼らは、新通貨の発行を口実に、デジタル的に取り引きされているすべての資産を管理下におこうとする。これは、各国の中央銀行の存在を受け入れるなら、より多くの人を幸福にできるとの建前で行われる。

・世界の通貨をデジタル化して管理する世界中央銀行が設立される。これは企業グローバリズムや企業ファシズムの名称で呼ばれるようになる。

 

2009年9月15日配信のウェブボット ALTAリポートより

・3つの事態が進行する。一つは基軸通貨としてのドルの死である。もう一つは他の通貨の問題である。そして最後はデジタル取引の崩壊である。デジタル取引の崩壊とは、銀行取引、年金、保険などあらゆる形態のデジタルな取引が崩壊し、停止してしまうことを指している。

 

2009年2月6日配信のウェブボット ALTAリポートより

・11月と12月に、現金のデジタル移送システムがクラッシュしてしまうとのデータがある。

・10万、7、そして 9という数字が現われている。7は「陸の上にある家」というキーワードと結びついている。さらにそれは「危機の 7日間」という危機の発生する期間を表してもいるようだ。



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