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11月29日にメルマガ第三次世界大戦が迫っているかもしれない中で「体に良い食生活とは何か」と考え込むを発行させていただきました。

2021年からの世界 2023年からの世界 人類の覚醒と真実 悪魔の輪郭 日本の未来

監視団体が入手したファイザー文書でわかった、2021年の最初のブースター接種の臨床試験人数は「たった23人」。これを基準として、数億人などへの追加接種が行われた

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2023年の狂気がそろそろ絶頂期に

何だか、2023年のこの時点に来て「いろいろと狂ってきてるなあ」と思うことが多いです。

地球の記録の今日の記事は、それこそ今日知ったことなのですが、ウクライナが「兵役免除要項を大幅に刷新した」ことをご紹介しています。

以下のタイトルの通りです。

(記事)絶望の局面:ついにウクライナ軍は、従来兵役を免除されていた精神疾患、神経疾患、HIV患者等にも動員命令。そして「学徒動員」もほぼ確実に
 地球の記録 2023年9月4日

 

ウクライナ軍の徴兵の対象が、あらゆる精神疾患、神経疾患などの患者たちから「学生の動員」にまで拡大したというものです。

ウクライナの国内報道が報じていると共に、ウクライナ国防省の政令文書にもありましたので、間違いがないように思います。

学生の動員も疾病者の動員も、それ自体に問題があるということを別にしても、

「その後に、もう誰も動員できなくなるじゃん」

としか思えないのです。

国の最後の最後の男性たち(しかも、戦場でほぼ有効な戦力にならない人たち)を使い切ったとして、その後には人的資源が何もなくなるはずです

先ほどの記事の前のこちらに書きましたけれど、ウクライナは、学生、高齢者、疾病者、国外へ避難した人、場合によっては収監されている犯罪者などを、徹底的に集めることにより、50万人規模の動員がなされる可能性があるようで、それにより「時間」は稼ぐことができるのでしょうけれど、

「どれだけ自国民の命を利用するんだ?」

ということが「狂気」なんです。

今回の動員では、「ただ死ぬために戦地に派兵される人」」の数は夥しいと思われます。

 

私たち日本は、太平洋戦争のときにそのようなこと、つまり「国家が兵士の命を平気で見捨てる」ことを経験していますけれど(山本七平さんは、このあたりを執拗に書き続けていました)、つまりウクライナは、戦争の状態というより「国家として末期にある」ようです。

これが、狂気なのか「何かそういうことではないのか」はわからないですが、山火事や、病気の増加などを含めて、とにかく「大量死の時代」が進行していますので、その一環に思えなくもないです。

これからは、自然災害、感染症、薬害などに加えて、「戦争による大量死の時代」が近づいている可能性もあります。真っ当な理由が存在しない戦争での死ほど無駄な死はない気がします(真っ当な理由があれば認められるのかということについては難しいことですのでふれません)。

 

何だか狂気があちこちにあります。

 

日本同様、イギリスでもこの 9月からブースター接種キャンペーンが始まるのですが、イギリスは、基本的に接種対象を「 65歳以上」としていたはずなのですが、何だか、

「接種対象が拡大している」

のです。以下にスカイニュースの記事を翻訳しています。

(記事)英国のこの秋からの接種キャンペーンでは「妊婦全員」にブースターが奨励されている
 BDW 2023年9月4日

イギリスの秋の接種は、9月11日から(なんだか意味ありげな日付けですが)始まります。その対象者として、英国の国民保健サービスは以下の人たちが含まれるとしています。

・ケアホーム入居者
・免疫力が低下している人
・介護者
・妊婦
・社会的養護関係者
・65歳以上の人

 

「妊婦が含まれてるじゃねーかよ」と思わず呟いた次第ですが、報道では、

> この全員がこの冬までに追加接種を受ける予定だ。

とありました。

アメリカにおいても、ボラリティ大統領は(誰だよ)、以下のように述べていまして、「全体に接種を奨励する」意向であることがわかります。

バイデン氏:
「今朝、議会に提示しなければならない提案、新しいワクチンへの追加資金の要請に署名した…この新しいコロナワクチンは、すべての人たちに推奨される可能性が高く、以前に接種したかどうかに関係なく全員に接種を推奨することになるだろう」

BDW

戦争は、全然終わっていないですね。

 

 

シンガポールの惨状に見る追加免疫の効果

この「ブースター効果」というものについては、最近、ASEAN (東南アジア10カ国による協力機構)の資料を見まして、「シンガポールが大変なことになっている」ことを知りました。

2021年とかではなく、今です

資料は以下にあります。

Weekly Situation Report in the ASEAN Region / COVID-19 and Mpox

 

ASEAN 10カ国の中で、「最もブースター接種率が高い国」はシンガポールですが、以下は、ASEAN 10カ国のコロナ感染数の推移です。

これは率ではなく実数です。

ASEAN10カ国の2023年8月17日までのコロナ感染報告数の推移

COVID-19 Epidemic Curve Among ASEAN Countries

シンガポールがダントツなのがおわかりになると思いますが、しかし、「シンガポールは、ASEAN の中で人口が少ない国」であるということがあり、これを「率」にすると、とんでもないことになっています。

シンガポールの人口は 545万人で、同じ ASEAN のフィリピン(1億1000万人)、インドネシア(2億7000万人)などと比べると、大変に少ない人口ですが、それでも、2023年のコロナ感染の実数は ASEAN 1位です。

先ほどの ASEAN の資料を詳しく見ますと、結構驚く数字が出ていることがわかります。

ASEANのコロナ統計より

COVID-19 Epidemic Curve Among ASEAN Countries

 

シンガポールでは、確認されているだけで、2023年だけで 545万人のうちの 35万人(再感染などの重複もあるでしょうが)にコロナ感染が確認されているということになります。

それより驚くのは「累積感染数」で、これはパンデミックの最初からということになるのでしょうが、

 

「 10万人あたりの感染確認数が 43,466人となっている」

 

のでした。

シンガポール国民の 10人に 4人以上がコロナにかかってきたということになりそうです。この中には、何度も再感染した人たちもいるでしょうけれど、率としてはそうなります。

このあたりが「ブースター効果」という感じでしょうか。

たとえば、あまりブースター接種率が高くない(といっても、64%ありますが)カンボジア(人口1600万人)の、人口10万人あたりの累積コロナ確認数は、「 739人」で、まったくシンガポールとは比較になるものではありません。

これが、さらに接種率の低いアフリカ(国によって異なりますが、接種率 0%に近い国が多い)との比較ではどうにもなりません。

人口あたりのコロナ累積確認数の推移の比較

ourworldindata.org

日本が 2023年から「平行」(増えていないことを示す)となっているのは、「国際機関に感染報告をすでにしていない」からだと思われますが、ともかく、シンガポールは、カンブリア紀の大量絶滅から派生した「地球の生物の多様化」の様相のような派手なグラフを描いています。

しかし、今は日本は二番手に甘んじていますが、9月から様相は変わってくると見られます。先進国といわれ続けた日本が見事にシンガポールを追い抜く日が近づいているはずです。

 

アフリカは、今の状態のままなら「ずっと無風」だと見られます。

このアフリカとの対比グラフは、2021年にも記事で示したことがありますが、それから 2年経って、その傾向はさらに拡大しているわけですので、わりと明確に「ワクチン効果」を語っているものだと思います。

さらに、最近のアフリカの多くの国が、「西側との関わりを明確に嫌い始めている」ことがありますので、アフリカにとっての未来の状況は明るいと思われます。

日本は真っ暗ですが。

……と、全然タイトルにした部分にふれていないですね。

 

 

2021年の文書より

今となれば、それほど驚くようなことでもないのですが、最近、調査機関が情報公開請求により入手した 2021年のファイザー社のブースター臨床試験に関する文書が公表されていまして、それによれば、

 

「 2021年のブースター臨床試験の参加者は、23人だけだった」

 

ということが記されていました。

この「23」という数が気に入ったせいもありますが、それにふれていましたアメリカの記事をご紹介させていただこうと思います。

(参考)「23」と関係する In Deep 過去記事一覧

 

なお、そのファイザー文書そのものは以下にあります。

JW v. HHS Pfizer application materials 00730

 

以下は、その文書の 7ページを日本語化したものです。

試験参加総人数は23人┐(´ー`)┌

Pfizer application materials 00730

それでも、ヒトが参加しているだけマシかもしれません。今年まで展開されていた二価ワクチンは、「マウス(8匹)の試験のみ」でした。

科学誌サイエンスが 2022年の記事で問題視した内容を、米エポックタイムズが、「すべての安全性データがわずか 8匹のマウスの試験に基づいてまとめている」として記事にしていました。

 

しかし、最も大きな問題は、そういうファイザー側の問題というより、

「 23人だけの試験や、マウス 8匹での試験の結果で承認した当局のほう」

だとはいえます。

アメリカだと食品医薬品局(FDA)、日本だと厚生労働省などが承認しない限り、「人びとに接種されることはなかった」のですから。

時はもう遅しですが、ともかく、その最初のブースター接種の試験についての記事をご紹介して締めさせていたたせきます。




 


ファイザーの記録により、承認前に行われた新型コロナウイルスワクチンブースターの安全性と有効性に関する 23人による研究が明らかに

Judicial Watch: Pfizer Records Reveal 23-Person Study of COVID Vaccine Booster Safety and Effectiveness before Approval
Judicial Watch 2023/08/31

監視機関ジュディシャル・ウォッチがアメリカ食品医薬品局(FDA)の 58ページの記録を公開した。

それによれば、ファイザーの研究が 2021年に新型コロナウイルスワクチンの追加免疫剤に対する反応を評価するために FDA に承認を求める前、23人だけを対象に調査を行ったことを示した。

この記録は、ファイザーとビオンテックが BARDA (生物医学先端研究開発局)を含む FDA に提出した、2021年8月の情報公開法(FOIA)に基づく記録要求に保健福祉省が応じなかったことを受けて、2022年3月に起こされた訴訟に応じて入手された。

生物医学先端研究開発局 (BARDA) は、ウェブサイトによると:化学、生物、放射線、原子力事故、あるいはパンデミック、インフルエンザ、新興感染症などの公衆衛生上の医療緊急事態に必要なワクチン、薬剤、治療法、診断ツールの開発に統合的かつ体系的なアプローチを提供する組織だという。

ビオンテックは、ファイザーと提携したドイツの製薬会社で、この記録には、 「 BNT162b2 の 30マイクログラムの投与後 1か月までの第 1相ブースターの安全性および免疫原性データ」と題された研究が含まれており、これは 2種類のワクチンを接種したグループに対する「予備的な安全性および免疫原性データ」を提供したものだ。そして 7~ 9か月後に 3回目の(ブースター) ショットを行った。

参加者は 18歳から 55歳までの 11人、65歳から 85歳までの 12人だった。 18歳から 55歳までのグループでは女性 9人、男性2 人だった。そのうち 8人は白人、1人は黒人、2人はアジア人だった。65歳から 85歳までの グループのうち 6人が女性、6人が男性で、全員白人だった。

この研究では、追加投与によりSARS-CoV-2変異株に対する中和反応の幅が広がること、またデータは 3回目の投与により防御が延長され、防御の幅がさらに広がる可能性があることを示唆していると報告された。

このファイザーの研究は、ワクチン研究審査局のディレクターであるマリオン・グルーバー博士に送られた。

2021年8月24日、ホワイトハウスは、全員に 3回目の接種を行うための FDA からの許可をまだ受け取っていないにもかかわらず、追加接種の展開に「積極的に」取り組んでいると述べた。

その直後、グルーバー氏とその副官フィル・クラウス氏が疾病管理センター(CDC)とバイデン大統領によるワクチン決定への介入に不満を抱き、同局を辞任すると報じられた。グルーバー氏とクラウス氏は、「入手可能な証拠は、一般の人々における新型コロナワクチンの追加接種の必要性をまだ示していない…」という意見に同意し辞任した医師たちのグループの 1人だった。

ファイザーの 2回目の申請からわずか 1か月余り後の 2021年9月21日、FDAは 65歳以上の人、重度の新型コロナウイルス感染症のリスクが高い 18歳から 64歳の人、そして施設内または職業上で頻繁に新型コロナウイルス感染症に感染するリスクが高い人へのブースター接種を決定した。

承認から 3週間で米国で約 890万回のブースター接種が投与された。

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