パンドラの箱はどれだったのか
ずいぶん前からですが、街の雰囲気の、たとえばクリスマス感とか年末感とか、そういうのがどんどん薄くなっていますね。
大きな街とかではどうなのかわからないですが、街を歩いていても、クリスマス感とかまったく感じない今年のクリスマスシーズンでした。でもまあ、これは 20年くらい前から感じていたことですが。
同様に、年末感やお正月感というのも、どんどん薄くなっているわけですが、まあともかく、少しずつ年末に近づいています。
最近のメルマガでは、天体の専門家の方から教えていただいた天体座位から見る 2024年あるいは 2025年について少し書かせていただいたのですが、簡単に書けば、2024年は今年より荒れそうですし、2025年はその 2024年より荒れると見られます。
こういうのは、ある程度「過去との照らし合わせ」ですので、そう大きく外れるというものでもなさそうです。
そして、まあ…ずいぶん先の話ですが、直近としては、
「 2025年8月7日前後」
が 21世紀でも、かなり注目される時期になるのではないでしょうか。
21世紀で最大の事象は、2020年3月11日のパンデミック宣言から始まった世界規模での統制と「人々からの健康の剥奪」という事象がそれに当たると思われますが、それを上回る何かが、来年そして 2025年には起きてくる気配が(`ヘ´) プンプンです(なんだよ、その顔は)。
ところで、最近、科学者の荒川 央さんが、note 記事を更新されていました。
自己増殖型コロナワクチンから自己増殖型次世代ワクチンへ: Natureに掲載された記事から
荒川 央 2023/12/25
日本語ですし、内容もわかりやすく書かれて下さっていますので、特にふれないですが、最後のほうに以下のように書かれていました。
> 今回の日本での承認は「真の分岐点」であり、「パンドラの箱」を開けたのは他でもない日本なのです。 note.com
荒川 央さんは、レプリコンワクチンの承認に対して、「パンドラの箱を開けた」という表現をなさっています。
それほどのビースト的な事象であることを述べられています。
一方で、私は、
「 mRNA テクノロジーの展開そのものがパンドラの箱を開けたことにあたるのかもなあ」
とも最近思います。
これは、もうコロナワクチンとか、スパイクタンパク質などを乗り越えて最近知ったいろいろなことによります。
以下の記事でふれました、LNP/RNA バイオテクノロジーの専門家の方の言葉を聞く限り、
「脂質ナノ粒子(DNA汚染の組み合わせ)自体が凶器」
だと見なすことがでます。
(記事)酸化グラフェン含有の明確な否定根拠を読み、この3年間、数々なトリックの攻撃を受け続けていたことを再認識する
In Deep 2023年12月24日
脂質ナノ粒子によって起き得ること
・正に帯電した脂質ナノ粒子は肺に大量の血栓を引き起こす。
・負に荷電した脂質ナノ粒子は心筋細胞に侵入し、心筋炎を引き起こす可能性がある。
・高度に負に帯電した脂質ナノ粒子は血栓を引き起こす可能性がある。
そして、2022年の論文は、「脂質ナノ粒子は確実に心筋に到達する」ことを示しています。以下に翻訳しています。
(記事)脂質ナノ粒子を用いれば、「確実に心筋細胞にプラスミドDNAを送達できる」ことが示された研究
BDW 2023年12月20日
脂質ナノ粒子に包んで送達すれば、何であろうと「確実に」心筋に届くようです。
さらに、この「心筋炎」ですけれど、心筋炎には、マイクロRNA (miRNA)というものが大きく関与している可能性が高くなっています。
以下の記事にいくつかの論文の抜粋を載せています。
(記事)心筋炎の原因はスパイクタンパク質ではなく「ワクチンmRNAにより生成されるマイクロRNAそのもの」であることを知る…
In Deep 2023年11月19日
マイクロRNA というのは、自らタンパク質を生成するものではなく「その調節をしている」役割を持ちます。
そのため、マイクロRNA の働きに調節不全などが起きた場合、タンパク質の整合性のある生成に乱れが生じ、いろいろと問題が出てくる可能性があると。
マイクロRNA というものは、mRNA の比率に従って体内で生成されるということのようですので、
「大量の mRNA が体内に打ち込まれると、同じ比率の大量のマイクロRNA が一気に生成される」
ことになるはずです。
正確な解釈は間違っているかもしれないですが、おおむねはそんなところだと思います。
それで、たとえば、コロナワクチンの一回の接種で、体内に注入される脂質ナノ粒子の量は以下のようになるようです。
米国のサブスタック記事より
これらの抗新型コロナウイルスワクチンの 1回分に注入されるナノ粒子の数はまったく驚くべきもので、アストラゼネカのウイルスベクターは最大 500億個、モデルナの脂質ナノ粒子は 400億個、ファイザーの場合は、おそらく100億個に達する。
誤差があったとしても、このように、
「突然、体内に数百億などの脂質ナノ粒子にくるまれた mRNA が入ってくる」
ことになるわけです。
先ほどの記事で翻訳した 2023年1月の論文には、以下のように書かれてあります。
細胞の代謝経路は、質量作用の法則(※ 反応物質と生成物の濃度の比率が一定であること)に従うため、多数のウイルス mRNA を標的とするかなりの数のマイクロRNA が生成されるはずだ。
また、宿主のマイクロRNA 機構がマイクロRNA の処理に圧倒され、通常の細胞機能や分子経路から逸れてしまう可能性もある。
これは、マイクロRNA 経路の危険な長期にわたる調節不全につながる可能性がある。
別の論文では、マイクロRNA と心筋炎の関係についての部分を抜粋しています。そこには以下のようにあります。
> 過去 10年間で、マイクロRNA発現の調節不全がウイルス性心筋炎の病因を媒介するという事実を裏付ける証拠が増えてきた。 ncbi.nlm.nih.gov
論文の中には、「 mRNAワクチンではないコロナワクチンによる心筋炎の報告はなかった」とあり、ワクチン後の心筋炎の原因が、mRNA と、それによって無分別に生産されるマイクロRNA である可能性が高くなっていると述べられています。
心筋炎というのは、「基本的に治らない疾患」です。その理由は、心筋の細胞は「一度損傷すると二度と再生されない」からです。
その致死率は、現代の医学では、2年で 20%、5年で 50%です。
イギリス国民保健サービスの元外科医担当アンソニー・ヒントン博士の投稿
ウイルス性心筋炎は、2年後には 10人に 2人、5年後には 10人に 5人が死亡します。これは穏やかな話ではありません。 Dr. Anthony Hinton
心筋炎の増加について、「自然のコロナ感染」と結びつけるような報道や論文がありますけれど、そりゃまあ、それもあるのかもしれないですけれど、ここまで書きました、
・脂質ナノ粒子自身による心筋炎の誘発
・その脂質ナノ粒子は確実に心筋に到達すること
・一気に数百億の mRNA が体内に入ることによりマイクロRNA の調節不全が起きる可能性
を並べて考えますと、
「自然感染とワクチン曝露では、話にならないほどの影響の差がある」
わけです。
コロナの自然感染では、脂質ナノ粒子は体に入ってきません(それ以前にワクチンを打っていたなら、残留モノはあるかもしれないですが)。
そして何より自然感染では、一気に数百億の mRNA が入ってくるわけではないので、マイクロRNA の混乱や調節不全のようなことは起きにくいはずです。
つまり、どちらの観点から見ても…もちろん、自然感染で心臓の問題がまったく起きないと書いているわけではないにしても、
「ワクチン曝露が、自然感染の何十倍、何百倍もの心筋炎リスクをもたらす可能性を否定できない」
ということです。
脂質ナノ粒子は全身すべてを循環する
心臓の問題を中心に書いていましたが、他の臓器にもいろいろと影響は与えるのだとは思います。
その「脂質ナノ粒子+ mRNA 」が「身体のどこをめぐるか」という問題については、たとえば、モデルナ社の RSウイルスの mRNA ワクチンについての特許開示には以下のようにあります。仕組みはコロナワクチンと同じです。
項目【233】にあります。このような部位から注射した mRNA が検出される可能性がありますよ、と。
米国特許出願番号16/965589 RSウイルス RNAワクチン 特許開示【233】より
いくつかの実施形態において、本発明の核酸は、エクソソームにおいて、または1つ以上の体液に由来する場合に定量化され得る。体液には、末梢血、血清、血漿、腹水、尿、脳脊髄液、唾液、骨髄、滑膜液、羊水、耳垢、母乳、気管支肺胞洗浄液、精液、前立腺液が含まれる。
また、カウパー液、尿道球腺液、汗、糞便、髪、涙、嚢胞液、胸膜および腹水、心膜液、リンパ液、母乳、胆汁、間質液、月経、膿、血清、嘔吐、膣分泌物、粘膜分泌物、便水、膵液、副鼻腔からの液、気管支肺吸引液、および臍帯血が含まれる。
あるいは、エキソソームは、肺、心臓、膵臓、胃、腸、膀胱、腎臓、卵巣、精巣、皮膚、結腸、乳房、前立腺、脳、食道、肝臓、および胎盤からなる群から選択される器官から回収され得る。
全部ですよ。
骨くらいですかね、ないのは(骨髄は項目にあります)。
これが自己増殖タイプになった場合、野放図に環境に拡大して、常に未接種者も曝露し続ける可能性が高いわけです。
直接打つのと比べると、シェディングにしろ何にしろ、曝露の量は飛躍的に少ないですので、これまでの mRNA ワクチンの場合、それほど心配するようなものではなかったのかもしれないですが、今度のは「自己増殖する」わけですから、時間の経過と共に、体内でどんどん増殖していく可能性は否定できないわけです。
荒川 央さんが述べていた「パンドラの箱が開いた」という概念には、このようなことも含まれるのだと思います。
そして結局、このテクノロジーの基礎となっている mRNAテクノロジーというものが、パンドラの箱の「元型」と言えるのだと思います。
そこからすべての終末への疾走が始まったと。
そんなことの始まりだった 2021年、2022年、そして 2023年だったのだと思います。
2024年は良い年になるといいですね(唐突かよ)。
いやまあ、年末近くの定番のご挨拶として。
何だか、雑談気味のパンドラ話となってしまいました。
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