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パンデミック下の日常 02-28 : フランシスコ法王が「何かの病気」に。イギリスでは政府による大量死に関しての計画が議論され、北京の医師は中国の現状を話す

投稿日:2020年2月28日 更新日:


・風邪のような「何かの病気」にかかったフランシスコ法王。TIME




 

本日はやや慌ただしくて、あまりきちんと記事を書くことができないかもしれないのですが、少し気になったニュースを、羅列のようになってしまいますが、ご紹介したいと思います。

最初は、冒頭のバチカンのフランシスコ法王の報道で、イタリアは現在、新型コロナウイルスの最前線のひとつですけれど、その地にいるフランシスコ法王が、「何かの病気にかかってミサを取りやめた」と伝えられています。

教皇フランシスコは「とても軽い」病気のため、司祭たちとのローマへのミサの訪問を取りやめた

Pope Francis Cancels Visit With Rome Priests Due to 'Slight' Illness
TIME 2020/02/27

フランシスコ教皇は、病気のために、聖職者たちとローマで計画されていたミサを取りやめた。

今年 83歳のフランシスコ教皇は、当初バチカンは教皇が「ほんの少し気分が優れない」としたが、ローマで計画されていた聖ヨハネ大聖堂のミサは予定通り行うとしていた。しかし、その後、フランシスコ教皇はそれを取りやめた。

フランシスコ教皇の病気の状態について、バチカンからは何も発表されていないが、2月26日のミサで教皇は、咳込み、鼻をかみ続けた。

イタリアでは現在、新型コロナウイルスが大流行しており、ローマでも 3人の感染者が出ているが、全員回復している。

教皇は基本的には健康だが、青年時代に呼吸器疾患のために片方の肺の一部を失っており、また、坐骨神経痛に苦しんでおり、歩行が困難な時がある。

フランシスコ教皇は、2月26日には、ローマのバシリカで礼拝を含む一般人との謁見に望んでいた。教皇は、最前列の信者たちと握手をし、サンクトペテル広場では、赤ちゃんにキスをし、最後に司教訪問を迎えた。

しかし、高位聖職者たちは、通常は、フランシスコ教皇の指輪にキスをしたり、抱擁をするが、そのような行動を控えているように見えた。

ここまでです。

感染拡大中のイタリアでのことだけに、やや心配されます。フランシスコ法王もご高齢ですし。また、バチカンの方々は、通常、激しく抱擁し合ったりするのが普通ですので、バチカン内で感染拡大とかにならなければいいですが。

やはり感染者が拡大しているイランでは、イラン副大統領も感染したことが報じられていまして、イランでは他に保健省次官や国会議員などの感染も確認されていまして、国の中枢機関からも感染が拡大しているようです。

もうひとつは、イギリスからの報道で、英国政府が、「新型コロナウイルスの流行の最悪のシナリオを想定して、死者が多数でた場合の埋葬地についての議論を始めた」と報じられています。

これは陰謀的な話ではなく、通常の「リスク想定」ということなのでしょうけれど、たとえば、武漢のように大量に亡くなる方が出てくる状態になった場合には、おそらく、新たな埋葬地を設営するという計画のようです。

イングランドでさらに2つのコロナウイルスの症例が確認されたため、英国政府は「過剰な数の死者が発生した場合」の計画について協議中

MSN 2020/02/27

英国政府は、コロナウイルスの拡散に関連した最悪のシナリオが発生した場合に、「過剰な数の死者が発生した場合の緊急時対応計画」として知られる議題について地元議会に連絡していると伝えられている。

この計画は、潜在的な新しい大規模な埋葬地に関する地方当局との議論を含むと考えられている。

昨夜の英報道TVメディア「ニュースナイト」のルイス・グドール氏が、この議論に関してのニュースをツイッターで明らかにした。彼は次のように記した。

英国内閣府/地方自治体の議論のトピックには、潜在的な新しい、そしておそらく大量の埋葬地に関する議論が含まれていると言われている。政府の情報源は、そのような議論や指示は珍しいことではあるが、前例のないことではないと強調している。例えば、2009年の豚インフルエンザの流行のときにも行われたという 。

内閣官房のスポークスマンは、そのような準備は珍しいことではないことを強調し、英ニュースナイトに次のように述べた。

「新型コロナウイルスが英国に何らかの影響を与えることは当初から予想していることでしたが、その場合の最悪のシナリオを含むあらゆる状況について、政府は計画しているということです。重要なことは、政府がそのような最悪な事態が起こることを予測しているということではありません」

元 NHS (イギリス国民保健サービス)の職員であるアンディ・イブス氏は、世界各地で新型コロナウイルスが発生した後、同じような協議と計画がおこなわれていると予想されると述べた。

「新型コロナウイルスのような感染症の流行のシナリオでは、完全に通常の演習です。これは陰謀等ではありません。単に、国家が計画すべきことをしているということです。政府はどんなことにでも備えなければなりません。多くのリスクに対応する必要があるというだけです」

火葬の率が少ない西洋では、大量に亡くなる人たちが出た場合、いろいろと大変な部分もあるのかもしれません。確定されているわけではないですが、新型コロナウイルスは「遺体からも感染する可能性」について、中国グローバルタイムズが、2月1日に報じていたことがあります。

イギリス政府も、あるいは、感染拡大を止めることができない可能性があるということも選択肢に加え始めているのかもしれません。

アメリカでも、カリフォルニア州で「 8000人以上が新型ウイルスの医学的監視下にある」と発表されています。


・2月28日のアメリカの報道より。The Hill

 

また、アメリカで発信されているエポック・タイムズが、「北京の医師のインタビュー」を掲載していまして、その一部をご紹介したいと思います。

エポック・タイムズは、アンチ共産党の立場を持ちますので、過度な政権批判に結びつきやすい部分もありますが、中国現地で治療にあたる医師たちの言葉は、長文としてはなかなか聞くことができないですので、ご紹介したいと思います。

 


北京の医師へのインタビュー:現地の本当の状況

Interview With a Beijing Doctor: the True Situation
Epoch Times 2020/02/27

140人の透析患者

北京の病院の内科部長であるホウ氏は、匿名を条件にインタビューに同意した。

ホウ氏は、北京当局は、300件以上の確定症例を発表しているが、そのほとんどの感染が地域社会で発生していたことを明らかにした。

「北京大学の人民病院からの最新の事例は大きな問題です」と彼は言う。

「これまでに、私の病院で確認された患者は 3人だけですが、確認された 3人の患者のうち 1人が頻繁に来院するために、最近、透析部門を訪れた 140人以上の患者が検疫されました。過去 2週間でこれらの 140人以上の患者またはその家族と接触した人は誰でも感染している可能性があるため、その影響は非常に大きい可能性があるのです」

ホウ氏はまた、北京のすべての医師は、基本的に北京に留まらなければならず、常に当局に電話で連絡することを要求されていると述べた。

「私たちは全員、旧正月の 7日目である 1月31日に仕事に戻ることを要求されました。戻ってこなかった人たちは、例外なく解雇されるでしょう」と彼は付け加えた。

 

武漢に送られた医師たち

ホウ氏は、湖北省以外の州の医療スタッフは、COVID-19 の発祥地である湖北省の首都である武漢に派遣され、そこで感染流行との戦いを支援していると述べた。現在、山東省のほぼすべての医療スタッフが武漢に勤務しており、江蘇省などの他の省も、医師の半数を派遣している。

「武漢の官僚制度全体は中国で最悪の事態の一つです」とホウ氏は言った。

「医師が武漢に行ったとき、外部の医療チームには何も提供されなかったため、自分の個人用の防御用具と食料を持ち込む必要がありました。武漢に行くことは、運命への招待のようなものです。私たちの病院の医師や看護師もそこに行っています。彼らは 2週間ほどで帰ることができると考えていましたが、それからすでに、ほぼ 1ヶ月となります。彼らは完全に崩壊する危機に直面しています」

 

中国の中央政府は武漢の人々を放棄した

中国政府による、伝染病に対しての明らかに誤った管理にもかかわらず、ホウ氏は、多くの中国人たちはまだ本当の状況を忘れていると述べた。

「私の友人の多くは中国政府のおかげで、このアウトブレイクが無制御になったと言っています」

「この病気が最初に始まり、散発的かつ偶然に報告されたとき、私はこれが大きなアウトブレイクになると感じていたので、友人や医師の同僚たちにマスクを買っておくうように言いました」

「しかし、誰も私を信じなかった。数日後すべてのマスクと消毒剤は売り切れました。武漢は現在、湖北省全体と同様に封鎖状態にあります。本質的には、中央政府がそこに人々を置き去りにしたことを意味し、その場しのぎの治療で、人々は病院で死んでしまう。検疫措置なしで何千人もの人々が近くにいます。その環境では、健康な人でも感染してしまいます。当局は武漢を封鎖し、そんな武漢に多くの医療スタッフを送り続けたのです」

 

ビジネスが再開されること

「私は、知っている多くの人に尋ねました。もしあなたが働かないなら、どれくらいの期間持ちこたえられますか? と。彼らのほとんどはたった 1、2ヶ月と言っていました。 1か月に 6,000元( 9万円)を稼ぐ人でさえ、貯金がなく、家族を養わなければならないので、 1か月か 2か月しかもたないと言います。問題です」」

ホウ氏はまた、企業に通常の労働能力を再開させるという当局の命令についても語った。

「ビジネスが再開された際、再び感染の拡大が起きることを避けることは困難です。 1人の従業員のみが感染している場合でも、接触したすべてのスタッフを隔離する必要があります。これは労働集約型企業にとって本当に大きな問題なのです。大企業の従業員が 1人感染した場合、次に何が起こるか想像してみてください」

 

インターネットのコントロールと自由

「 3月1日以降、中国のインターネットが遮断される可能性があると聞きました。それが起こった場合、もう何も言うことができません」とホウ氏は付け加えた。

「中国は大規模な国内ネットワークプロジェクトを構築すると言われています。つまり、国内のルートサーバーを構築し、米国またはその他の国のサーバーを使用することをやめ、中国全体をローカルエリアネットワーク(LAN)に変えます。そのことによって、中央政府のコントロールとその範囲を強化するのです」
 


 

このあたりまでとさせていだきます。

中国では「新疆ウイグル自治区、新型コロナ対策で飢餓発生」というような報道もあり、情報が海外に伝わっていくことを防ぐために、このようなことも行うかもしれません。もともと中国は、企業内イントラネットのような「中国国内だけのネット網」を着々と進めているようですので、海外ネットワークとの切断は、それほど難しくないのかもしれません。

ロシアでもその準備を進めていることを、以前、「ロシア政府が「国家全体を世界のインターネット網から遮断」する計画を実行しようとしている」という記事でご紹介したことがあります。

こういう非常時に、いくつかの国や地域では、そういうことが一気に進む可能性もありそうです。

感染者数の拡大という以上に、「社会事態の悪化」が急激に進行しています。生まれて以来、こんなに急速にそして世界全体が突如として混乱に陥った様子を経験するのはおそらく初めてです。

 
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