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4月26日にメルマガ40兆個による細胞への攻撃が延々と続いていくを発行させていただきました。

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なぜこんなに子どもたちが熱中症で倒れるのか。それはスパイクタンパク質の最大の脳感染のターゲットが「体温調節をつかさどる」視床下部だから

投稿日:


CBC




 

30℃以下の気温の中で子どもたちが倒れていく理由

個別の案件はともかくとしても、今年は、6月くらいの、まだ気温が 30℃に届かない頃から、特に若い人たちや子どもたちの「熱中症による搬送」がよく報じられていました。

これからは気温が実際に上がっていく季節となりますので、さらに増加するのでしょうけれど、しかし一般的に、健康な若い人であるなら、そうそう熱中症にはならないものです。深刻な熱中症は、主に高齢者のものであるのがこれまでの「普通の日本の夏」でした。

ですので、まあ……普通ではなくなっているということですが、

「これはなぜか?」

ということについて、もちろん推測でしかないですが、若い人たちの熱中症がこんなに増えていることについての、ほぼ確定的だと思われる理由は、

「身体と脳の体温調節がうまくいっていない」

ことによるものと思われます。

 

身体と脳の体温調節をつかさどるのはどこかというと、脳の「視床下部」という部位であることを以下の記事に書いたことがあります。

[記事] ターゲットは視床下部 : 体温と身体維持システムが破壊されるメカニズム
 In Deep 2022年12月10日

 

この頃は、体温 33℃などが話題になっていた頃です。

フランスでの研究で、

 

「この視床下部が、コロナ(スパイクタンパク質)の脳感染の中心の場所となっている」

 

ことを突きとめています。
以下の論文です。タイトルそのものがそれを表しています。

(論文) SARS-CoV-2の脳感染と病因の中核としての視床下部
The hypothalamus as a hub for SARS-CoV-2 brain infection and pathogenesis

 

また、この論文には興味深い記述がありまして、たとえば、「コロナ感染後の嗅覚の喪失」ということが、よく言われていました。

このフランスの論文には、

「嗅覚の喪失は、コロナ(スパイクタンパク質)が、脳感染していることを示している」

という可能性を示唆している部分があります。単語とかちょっと難解ですが、以下のように書かれてあります。

フランスの論文より

…侵入点に関係なく、ウイルスは脳に入ると、経シナプスまたはその他のメカニズムを通じて多くの二次領域に感染する可能性がある。

今回の研究では、嗅覚脱失の発生率が高いことと、視床下部の神経回路と重篤な新型コロナウイルス感染症の危険因子との関係を考慮して、これらの機能に関与する領域に遺伝子発現解析を集中させた。

驚くべきことに、ACE2 および/または TMPRSS2 関連遺伝子の最も遍在的に豊富な 4つの経路に、嗅覚および味覚伝達を発見した。

…視床下部タニサイトによる末梢代謝産物の感知など、匂いや味の知覚以外の役割を果たす可能性がある、ウイルス感染や宿主反応の媒介、肥満や糖尿病などの疾患では過剰発現または過小発現する可能性がある。

biorxiv.org

 

新型コロナウイルス感染症としていますが、この研究もまた「ACE2」という「スパイクタンパク質がヒトの細胞に結合する部位」を中心としているということからも、

 

「嗅覚に影響を与えているのは、脳内に感染したスパイクタンパク質」

 

といえると思います。

脳内へのスパイクタンパク質の分布は「まず視床下部から始まる」ということのようです。

嗅覚の問題は別として、この「視床下部」という部位が、人間が生きていく上で大変に重要であることについて、先ほどの記事でも、2019年の「視床下部内分泌腫瘍」という論文からご紹介しています。以下のように書かれています。

2019年の論文「視床下部内分泌腫瘍」より

下垂体はしばしば内分泌のオーケストラの指揮者と呼ばれてきた。オーケストラに例えれば、視床下部は、基礎代謝、成長、生殖、食欲、体温、感情を決定する音楽を指揮していると考えることができる。

…視床下部の中央領域には、食欲の制御に関与する腹内側核と、成長ホルモン放出ホルモンを合成する弓状核が含まれる。

視床下部後部は、主に体温調節に関与している。

ncbi.nlm.nih.gov

 

このように、さまざまな身体の維持に関わるもので、

> 視床下部後部は、主に体温調節に関与している。

とあります。

その視床下部がスパイクタンパク質の脳の最大のターゲットである、という事実

ここでは、「スパイクタンパク質」という概念だけを提示させていただいていまして、自然感染とワクチンに区別はつけていないですが、先日のエクソソームの記事に書きましたように、「強さが異なる」ものです。

2023年7月5日の In Deep より

…問題は、

「自然の mRNA の寿命は大変に短いが、人工の装飾がされた mRNA (たえば、ファイザーやモデルナ等によるもの)は、大変に寿命が長い」

ということです。

2017年にサイエンスに掲載された論文では、

「(自然の) mRNA の半減期の中央値は約 2分だった」

とあります。

それがどんなものであれ、自然の mRNA であれば、その程度の時間で、わりとあっという間に分解・消滅してしまうのです。

ところが、ファイザー社などが、シュードウリジンというもので修飾した(組み換えた) mRNA の寿命は、いろいろと研究はありますが、2022年3月に発表された研究では、

「接種 60日後にリンパ節で mRNA を発見した」

とあり、本来は 2分程度で消滅するものが、2ヵ月後まで残っているような頑丈な構造を得たのです。もう何倍とか何十倍の差ではなく、途方もない差なのですが、この「 mRNA の強さ」が問題だと思われます。ずっとスパイクタンパク質の生産を続ける。

今のところは、いつ消滅するのかがわかった研究はありません。

indeep.jp

以下の記事にあります。

[記事] 「ヒトの唾液、血漿、母乳のエクソソームにはRNAが含まれている」という2011年の論文を読んで、今後の社会を考える
 In Deep 2023年7月5日

 

この記事では、「エクソソームによる RNA などの外部への伝達と感染」などについて書いていますが、接種キャンペーンからの時間が経過すればするほど、環境中 (大気中がどうなのかはわからないですが)で、エクソソームによる伝播を受けた人たちは増え続けていると思います。

 

そして……まあ、例えはよくないですが、たとえば、マウスの実験の結果が、そのままヒトにあてはめられないとする場合のひとつの要因が、

「ヒトはマウスより体が(体格も体重も)大きい」

という単純な話があります。薬の循環にしても影響にしても、マウスとヒトはそのまま比較はできないはずです。

しかし、だとしたら、「体の大きな大人と、からだの小さな赤ちゃんではどちらのほうが早く、あるいは強く薬剤の影響を受けるか」という話です。

もちろん、実際に比較されたことがあるわけではないでしょうけれど、

 

「からだの小さな赤ちゃんのほうが、大人よりずっと早く、あるいは強く影響を受ける」

 

と考えるのが妥当ではないでしょうか。

たとえば、東京理科大学名誉教授の村上康文氏がマウスでおこなったファイザー社ワクチンの実験では、「 6回目の接種後にすべて死亡した」と、名誉教授ご自身が述べられています。

[記事] 「6回目ぐらいで全部死んでしまう」 : 村上康文 東京理科大学名誉教授の言葉から見えるブースターによる、すぐそこにある終末
 In Deep 2021年12月29日

 

これはマウスですので、比較的早期にこのように死亡してしまったわけですけれど、それよりはるかに体の大きな存在である人間の場合は、まったく異なる「時間的経緯」を見せるとは思います。

しかし、大人よりはるかに小さな赤ちゃんなどは、「マウスと、ヒトの大人の中間くらいの位置にある」といえるのかもしれません。

そのような体格の差異の意味では、どんな薬剤でも、「エクソソームにより他者へ伝播するタイプの薬剤(mRNAタイプなど)の場合、その影響は、赤ちゃんのほうが、より早く、より深刻になる」可能性はあるかもしれません。

 

それでも、体温調節に関しては、一般的に赤ちゃんが猛暑の中に取り残されたり、寒いところに放置されたりすることはないわけで、今年の夏に問題となる可能性があるのは、

「幼稚園や小学生の子どもたちの体温調節障害による熱中症のようなもの」

だと思います。彼ら彼女らは実際に暑さの中にいる時間があります。

 

それと共に、さきほどの 2019年の論文にありました、

 

> 視床下部は、基礎代謝、成長、生殖、食欲、体温、感情を決定する…

 

という部分に影響が出続ける場合、別の問題も増加しそうです。

成長にしても生殖にしても、食欲、体温、感情などにしても、「プラスマイナスのどちらの方向もあり得る」はずです。不全、過度、のどちらもあり得る。

たとえば、成長なら成長不全だけではなく、過度な成長というのもあるかもしれません、食欲もなさすぎたり、ありすぎたり。体温も人によりバラバラになったり。感情の問題は難しいところですが、これも不安定になる可能性があるのかもしれません。

もちろん、すべて「そうなり得る可能性がある」というだけで、必ずしもそういう状況になっていくわけではないでしょうが、現在の子どもたちの熱中症による搬送事例を見ていますと、そういう近い未来も、考えられなくはありません。

視床下部が攻撃を受け続けているという日常は、子どもの心身には影響が大きすぎます。

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