地球最期のニュースと資料

In Deep

人類の未来 人類の覚醒と真実

不調子の中でぼんやりと考える「人体から取り除いてはいけないもの」を排除してきた自分の人生…。そして今、扁桃腺を切除した子どもは「一生、極めて高い疾病率を背負う」ことが研究によって明らかに

投稿日:2018年8月7日 更新日:

アメリカ国立衛生研究所 国立生物工学情報センターのデータベースより

ncbi.nlm.nih.gov




 

実は、3日ほど前から、ちょっち(ちょっち、かよ)体に不調をきたしていまして、大した不調ではないのですが、「股関節の激痛」というものに見舞われまして、つまり、今「あまり歩けない」のです。

おそらくは、1年か2年に1度ほどある「原因不明の痛み」なのだろうなとは思います。

個人的なことで恐縮ですが、私は、「原因不明の痛みや熱」ということにかけては、相当経験してきていまして、歴史も長いです。

「不明熱」と「不明の痛み」は 12年くらい前から始まりました。

最近では、今年の下の雑談記事でも書かせていただいています。これは肩ですね。

左腕が動かなくなる事態の中で見つけた「私の町の情報剥奪局」

そして、今は「股関節」ということになっています。

実は以前もやっていまして、これは In Deep を書き始める前なのですけれど、探してみましたら、記事がありまして、お読みになる必要はないですが、

夏の終わりのダイハード(病欠中)
 クレアなひととき 2009/09/03

という記事に書きましたのと同じことになっています。

成長していないことがわかるのは、状況としては9年前と同じということで、そこには、

歩くことはもちろん、脚を曲げて床に座るということもかなり厳しいのですが、私は昔から椅子と机という生活が大嫌いで、食卓も仕事机も何もかも、自分が座るものは全部、座卓タイプなのですね。そんなわけで、この3日間ほど机に向かえない状態でありました。

とありますが、基本的に自分の生活空間には「椅子と机」というものがないのです。

そういうことで、ここ2日ほどはベッドで書いていたり、いろいろしていたのですけけど、肩と違って歩けないのは不便ですので、そろそろ本格的に治そうと、今回は最初は「今日はお休みにします」ということを書こうとしていたのです。

ところが、そういうことを考えているうちに、

「こういういろいろなことも、あれもこれも多分きっと原因の一端なんだろうな」

と思い出し始めたりしていました。

五木寛之さんが作詞をして松坂慶子さんが歌った『愛の水中歌』(1979年)の出だし「これも愛 あれも愛 たぶん愛 きっと愛」というような感じですが(そうかよ)、それはともかく、さきほど、

> 「不明熱」と「不明の痛み」は 12年くらい前から始まりました。

と書きました。その直前に私がおこなったことは、

「ピロリ菌の除菌」

でした。

このことについて今回詳しく書くつもりはないですが、ピロリ菌の除菌というのは、極めて強い抗生物質2種類を大量に、しかも1週間、朝昼晩連続で飲み続けるというものです。

その時は何も思っていなかったですけれど、たとえば、下のような記事を書いてもいる最近の私から見れば、

「ピロリ菌の除菌は明確な自殺行為」

だったと思うのですよ。

「腸は第二の脳」……ではない。腸内システムは脳をも支配している「第一の脳」である可能性が高まる。それが意味するところは「人間は細菌に理性までをも支配されている」ということで……

というのも、そこまで強力な抗生物質の連続使用が、「腸内細菌の大量虐殺」を伴わないわけがないのです。

そして、ふと、今年の 6月に読ませていただいたオーストラリアのメルボルン大学のニュースリリースを思い出したのでした。

それは、

「扁桃腺の摘出手術をおこなった子どもたちは、その後の 40年間の人生で、アレルギー性疾患、呼吸性疾患、および感染性疾患にかかる率が、そうでない子どもの3倍であることが判明した」

というものです。

私は、実は大人になってから扁桃腺を摘出しています。扁桃腺肥大で、毎月のように高熱を出していたのですけれど、医師から「大人になってそれでは困るでしょ。扁桃腺をとったらどうですか」と言われて、そうしました。25年くらい前ですかね。

メルボルン大学の研究ではっきりしたことは、「扁桃腺とアデノイドは、考えていたよりも、人間の免疫のために極めて重要な器官だった」ということです。

なので、子どもの扁桃腺を「気軽な気持ちで切除してはいけない」ということです。

その後の人生で(少なくとも 40歳までは続く)数々の病気にかかるリスクを飛躍的に上昇させます。

よっぽどの大きな理由がない限り、出来うる限りは切除しないほうがいという可能性が出てきたというものです。

結局、人間の体には、「無駄なものなどひとつもない」というのが真理で、それは「共生している細菌」も例外ではないと思われます。

ピロリ菌は胃の細菌ですが、おそらくは人間に共生している細菌なのだと思われます。

あれだけ強い抗生物質を使わないと除菌できないということは、「絶対にその人の体から離れない」という強い使命がピロリ菌には存在するはずです。それが現代の医学で判明していないだけです。ピロリ菌がいる人といない人の差は「偶然ではない」のだと今は思います。

現代医学は、ほんの少し前までは、「扁桃性は無駄な器官」「盲腸は無駄な器官」「脾臓は無駄な器官」というようなことが定説の学問でした。

そういう部分では、本当に駄目な学問だったと思います(無益なだけでなく、人に対して有害だから)

まあしかし、私に関して言わせていただければ、そういういろいろなものを切除したり、排除したりした人生の経験があるからこそ、こういうことも思えるわけで、そういう意味では、現代医学は面白い人生を私に提供してくれているとは思い、感謝しています。

というわけで、せっかく話題に出てきたのですから、そのオーストラリアのメルボルン大学のニュースリリースの概要をご紹介します。

なお、アデノイドというのは、扁桃腺のあたりにある「上咽頭にあるリンパ組織のかたまり」で、下の図の場所です。扁桃腺と同様にこのアデノイドを、子どもの時に切除する手術は世界中でとても一般的です。

アデノイド

minamitohoku.or.jp

それでは、メルボルン大学のニュースリリースからです。


WHAT ARE THE LONG-TERM HEALTH RISKS OF HAVING YOUR TONSILS OUT?
メルボルン大学 2018/06/07

体を健全な状態を保つことに対しての長期的な健康上のリスクは一体何か?

多くの人々にとって、扁桃腺を取り除く手術は、子どもの頃の儀式であるかのように一般的なものだ。

この度、研究者たちは、小児期の扁桃腺やアデノイドの除去が、その子どもたちの呼吸器感染症やアレルギー性疾患の増加と関連していることを初めて発見した。

この研究では、扁桃腺切除による健康リスクが長い期間に渡って続くことも明らかにされた。

扁桃摘出術と呼ばれるこの手術は、世界で最も頻繁に行われる小児手術のひとつであり、アメリカだけで毎年 15歳未満の子ども 53万人以上に実施されている。

通常、痛みを伴う再発性扁桃炎および中耳感染症を治療するために行われるが、アデノイド切除と並行して扁桃切除術が頻繁に行われる。アデノイド手術は、気道が閉塞したときに呼吸を改善するためにも行われる。

特に、アデノイドは成人期には収縮するため、アデノイドと扁桃腺の組織は体内で重複している(結びついたひとつの器官)と歴史的に推測されていた。

ところが、私たちは今、アデノイドと扁桃腺がそれぞれ、ワルダイエル咽頭輪(咽頭にある扁桃の輪状構成)という名称で知られる機能内で、鼻と喉に戦略的に配置されていることを知ることになったのだ。

これらは防御の第一線として働き、細菌やウイルスのような浮遊病原体を認識し、身体からそれらを除去するための最初の免疫応答を開始する場所だ。

メルボルン大学が率いる研究によって、今、世界で初めて小児期の扁桃腺とアデノイドを切除する手術に対しての長期的な影響に注目が集まっている。

この研究は、扁桃腺摘除術およびアデノイド切除術を受けた人たちは、後の人生において、アレルギー性疾患、呼吸性疾患、および感染性疾患を高いレベルで罹患していることを示した。

これらは重要な結果であり、今後、扁桃腺手術に対しての長期のリスクを考慮することが必要になると思われる。

この研究は、オーストラリア・メルボルン大学生命科学校のシェーン・バイアーズ(Sean Byars)博士と、米国エール大学のステファン・スターン(Ste​​phen Stearns)博士、そしてデンマーク・コペンハーゲン大学のヤコブス・ブームスマ(Jacobus Boomsma)博士たちによっておこなわれた。

研究チームは 1979年から 1999年の間に生まれた 118万 9061人の子どもの健康記録を含むデンマークのデータセットを分析した。これは、少なくとも、子どもたちの生まれてからの 10年間と、そして、その後の 30年間までの人生をカバーしている。

この結果、扁桃腺の摘出術は、喘息のような上気道疾患の相対的リスクをほぼ 3倍にしている可能性が浮かび上がった。

調査をした約 120万人の子どもたちのうち、17,460人が腹水切除術を受け、11,830人が扁桃摘出術。そして、31,377人が腹腔鏡手術が行われ、これにより扁桃腺およびアデノイドが取り除かれた。

バイアーズ博士は、これらの手術を受けた子どもたちの健康状態を、28の呼吸器感染症とアレルギー疾患の診断をもとに分析し手術を受けていない子供と比較した。

その結果、扁桃摘除術は、上気道の病気に対して、手術を受けた方では、3倍の相対リスクと関連していることが判明した。

これらには、喘息、インフルエンザ、肺炎および、慢性気管支炎および COPD (慢性閉塞性肺疾患)が含まれていた。

絶対リスク(これらの疾病がどの程度共通のものであるかを考慮したもの)もまた 18.61%と大幅に増加していた。

「生まれてからの 9年間のうちに(9歳までに)アデノイド、扁桃腺、またはその両方が取り除かれたかどうかによって、後にその子どものかかる病気のリスクに大きな差が出ました」とバイアーズ博士は述べる。

「この9年間という年齢は、これらの外科手術が最も一般的に行われる時期であると同時に、扁桃腺とアデノイドが身体の免疫応答および発達において最も活発な時期であることから選択されています」

そして、バイアーズ博士は、「扁桃摘出術と呼吸器疾患との関連は、その後の子どもたちの人生ではかなり重要なものなのかもしれません」と語る。

アデノイド切除術は COPD では、2倍以上の相対リスクがあり、上気道疾患および結膜炎の相対リスクも、ほぼ 2倍とになっていることが判明した。


 

ここまでです。オリジナルの記事はまだ先があり、いろいろな詳細な数値などが多く出てきますが、それが重要なことというわけでもないですので、概要がわかる部分までとしました。

なお、このニュースリリースの最後は、研究を主導したバイアーズ博士という方の言葉で締められますが、それは以下のような言葉です。

医学の世界も、人体全般に対してこのように考えられるようになればいいなと思います。

「 1870年、チャールズ・ダーウィンは、扁桃腺は付録のような無意味なもので、進化論上での痕跡に過ぎないと言いました。しかし、これらの扁桃腺とアデノイドが、良好な細菌の増殖を促進することにより腸感染症から身体を保護する、人間の免疫系において重要な機能を有することを私たちは今初めて知ったのです」


-人類の未来, 人類の覚醒と真実
-, , , , , ,

Copyright© In Deep , 2018 All Rights Reserved.