In Deep

地球最期のニュースと資料

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異常な増加を見せる「人間に対しての動物の攻撃」は、今の地球の人類と他の生命との関係のどのような状態を現しているのか

   

2016年5月31日のインターナショナル・ビジネスタイムズの記事より

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2016年6月7日のライブサイエンスより

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6月12日に 50名が死亡した乱射事件が発生したアメリカ・フロリダ州のオーランドで、6月15日、ディズニーリゾート施設内で2歳の男の子がワニに襲われるという出来事が起きました。

フロリダには自然湖などにワニが生息していますが、AFP の報道によりますと、

ワニの襲撃による死亡事故は、ディズニー・ワールドの45年の歴史で初めて。

とのことで、とても希な事故だったようです。

また、6月17日には、アメリカのコロラド州で、「自宅の庭」で遊んでいた男の子が、ピューマに襲われるという出来事が報じられていました。

5歳児がピューマに襲われ負傷、米コロラド州

AFP 2016/06/19

米コロラド州で17日、自宅の庭で遊んでいた5歳児がピューマに襲われて負傷した。当局が明らかにした。

少年が自宅の庭で兄と一緒に遊んでいたところ、家の中にいた母親が悲鳴を耳にした。「母親が屋外に駆け出すと、ピューマが息子にのしかかっていた。彼女はどうにか息子をピューマから引き離すことができた」と郡保安官事務所は声明の中で述べている。

少年は顔、頭、首を負傷し、母親は手と脚に軽傷を負った。少年は父親によって病院に担ぎ込まれた。

アメリカにはピューマが生息していますが、「人の家の庭に入り込んで、子どもを襲う」という事例は珍しいのではないでしょうか。

そして、冒頭の記事タイトルにもありますように、今、世界中で「動物の人間への襲撃」が、理由がつかないような規模で増加しています。

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合理的な説明がつきにくい動物による襲撃の増加の理由

冒頭のインターナショナル・ビジネスタイムズの記事の内容は、オーストラリアで複数の人たちが「カンガルーに攻撃されて」負傷していることや、5月の終わりに、アメリカのシンシナティの動物園で、4歳の男の子がゴリラの檻に転落し、そのゴリラが射殺された出来事について書かれています。

そして、この6月に入ってからというもの、日本を含めて、世界中で「動物からの攻撃や襲撃」を受けている報道が多く目につきます。

日本秋田県で熊が人を襲う事例が発生しています。

クマ襲撃 4人死亡 専門家「同一個体か」 秋田

毎日新聞 2016/06/10

秋田県でクマに襲われたとみられる遺体が相次いで発見されている。

森林総合研究所の大西尚樹研究調査官は「ツキノワグマにとって人間は大型哺乳類で、意図的に襲うことはなく、防衛本能として襲うことがほとんど。しかし、今回は限られたエリアで連続して起こっていることから考えると、推測だが同一個体が意図的に人間を襲っている可能性がある。現場に残っている毛などを採取し、個体を特定することが必要になる」と話す。

 

冒頭の記事の2つめの「なぜ、サメの人への襲撃が増えているのか」というライブサイエンスの記事は、そのタイトルが示すように、現在かつてないほどサメの人への襲撃が増えていることを述べています。

昨年 2015年は、全世界でサメに襲われた人の数が 98人と過去最高だったそうで、10年前より 40件も増えていることが記されています。

ライブサイエンスの記事には、サメの襲撃が増えた理由として、マリンスポーツの長期化と広域化が挙げられるとしていますが、しかし、この理由で、「 10年前のほぼ2倍」という数字を説明できるものですかね。

全世界ではどうなのかわからないですが、日本に限れば、「海で遊ぶ人の数」は、ものすごいペースで減っていまして、下は 2011年までのデータですが、すべての海の娯楽客が減っていまして、海水浴にいたっては「 10年前の半分以下」です。

マリンスポーツを行う人の数の推移(2001年から2011年)

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それはともかく、この5月の後半から6月の現在まで、世界でどんな動物の襲撃事件が起きていたのか、もちろん一部ということになるでしょうけれど、羅列してみます。

日付けは事件が報道された日です。

5月31日にスリランカで人を襲ったゾウ

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2016年6月に世界で起きた動物の襲撃事件

05月27日 インド・ハッサンでオートバイに乗った男性がゾウに襲われて死亡(報道

05月30日 オーストラリア・クレアバレーをツーリングしていた45歳の女性が、カンガルーからパンチを受け緊急手術をするほどの重傷(報道

05月30日 アメリカの2か所の海岸で、相次いでサメによる襲撃が発生(報道

05月31日 ジンバブエでゾウに襲われた男性が死亡(報道

05月31日 スリランカのパルーガスウェワで、オートバイに乗った男性がゾウに襲われ死亡(報道

06月03日 インド・カティクラムでゾウに襲われ男性が死亡(報道

06月03日 インドのデンカニコタイでゾウに襲われて80歳の男性が死亡(報道

06月05日 アメリカ・メイン州で7歳の男の子が犬に襲われ亡くなる(報道

06月05日 インド中部チャッティースガル州で、ゾウに襲われそうになり屋根へと逃げた男性が転落して死亡(報道

06月06日 オーストラリアのパース近くの海で女性がサメに襲われ死亡(報道

06月08日 インド南部で65歳の男性がゾウに襲われて死亡(報道

06月09日 アラスカで男性がクマに襲われ重傷(報道

06月10日 カナダのサレーで4人が犬に襲われ大けが(報道

06月12日 アメリカ・フロリダ州のディズニーリゾート施設内で2歳の男の子がワニに襲われ死亡(報道

06月13日 イングランド・ケンブリッジで、どう猛な牛が人々を襲撃(報道

06月14日 インド・ブバネシュワール クマに襲われ3名が死亡(報道

06月15日 アメリカ・テキサス州のビーチで5歳の女の子がサメに足を噛まれて負傷(報道

06月15日 インド・オリッサ州でクマの襲撃により3名が死亡。うち2人は女性(報道

06月16日 秋田県でクマの襲撃によると思われる4人目の犠牲者。負傷者は総計3人(報道

06月17日 アメリカ・テキサス州で36歳の女性が犬に襲われ死亡(報道

06月17日 アメリカ・コロラド州で、自宅の庭で遊んでいた5歳の子どもがピューマに襲われ負傷(報道

06月18日 ニュージーランド・ハンタービルで44歳の女性が犬に襲われ重傷(報道

06月19日 インド南部のティルネルヴェーリでクマに襲われ5名が負傷(報道

06月19日 インド・オリッサ州でクマの襲撃により女性が重傷(報道

06月19日 インド・ クーンサクラムでクマに襲われ5人が負傷(報道


 

このように見てみますと、ゾウさんとクマさんによる事件が予想以上に多いです。

また、オーストラリアでは、カンガルーの襲撃がわりと頻繁におきますが、最近のカンガルーには、ものすごいマッチョとかもいまして、これらが本気で殴ってくれば、確かに非常に危険です。

ロジャーと名付けられた筋肉隆々のオーストラリアの野生カンガルー

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動物に襲われた件数の全世界のデータは存在しないように思いますが、アメリカに関しては、1999年以来のデータが残っていて、次のようになっています。

1999年から2014年までのアメリカでの動物の攻撃による死亡の内訳

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牛や馬、あるいは他の哺乳類の襲撃で亡くなった人が 655人と圧倒的に多いことを初めて知りますが、スズメバチの攻撃で亡くなった人も 15年間で 509人もいるのですね。犬でも 250人が亡くなっています。

それに比べると、イメージは最もおそろしい感じのあるワニとかサメというのは、その被害件数そのものは多くないことがわかります。

件数の内訳はともかくとして、たとえばサメの襲撃の件数が増加していることが数字で明らかになっているように、おそらくですが、「動物の襲撃はいろいろな種で実際に増えている」気がします。

サメ以外は世界的な統計がないですので、あくまで推定であり、また一種感覚的なものですけれど、こういうことについては、合理的な理由が思い浮かばないのなら、神秘主義的な考え方の側面から見たほうが、むしろ納得できるものなのかもしれません。

それはつまり、現在の地球は、

「人間と他の生命との関係がうまくいっていない」

というようなことです。

このことは、きちんと書く見識が私にあるわけではないですし、そもそも非常に難解なことでもありそうですので、今はふれるつもりはないですが、「植物と動物と鉱物と人間の関係」を、私たちが見つめ直さなければならない時期がいよいよ迫ってきている気はしています。

お知り合いにシュタイナーや薔薇十字の研究者で実践者でもある方がいまして、その方が 2011年の震災の後にくれたメールの中の一部の記述を抜粋させていただきます。容易ではないですが、これがシュタイナーや薔薇十字的な考えのひとつでもあります。

現代人の知性とその可能性

今や人類はそれ以前とは異なります。神々は人類に運命を委ねたからです。

宇宙の知性は、ある時期から人間の側に移行しました。以前のように自然を探すことによって見いだせるのは死んでしまった法則だけです。

人間は、自分が宇宙の意志であるという事実を自覚するとき、やっと宇宙と自分自身の本当の姿を見つけます。それは神々が与えてくれるものではなく、人間の判断行為の中にのみ見いだされるものです。

宇宙は最終的な結論として人間を選びました。

この奇跡の只中にいる人間自身がこのことに気づいていません。

空に輝く物質的な太陽とおなじ力が人間の内部にも働いているという事実をです。自分自身の知性がこれから大きく変容する可能性があることに人間は気づかなければなりません。宇宙の命運が掛かっていることを知らなくてはなりません。

過去の光は人間の内部に移行しました。

自分の思考が宇宙の意志であることを自覚すると、想像をはるかに超えた数の存在たちが闇から救出されます。

動物たちは大気圏の外から人類を見守ってくれます。植物たちはこの地上で人類を助けてくれます。鉱物たちは自らを思考の材料として提供してくれるはずです。

だから宇宙に生きる全ての存在たちのために、人間は、今、行動しなければなりません。

この全文は、震災6日後に書きました、

人類が獲得した「予知できない」能力
 2011/03/17

という記事の中に掲載しています。

そして、この文章にあります、

> 動物たちは大気圏の外から人類を見守ってくれます。植物たちはこの地上で人類を助けてくれます。

という意味の実際のところを私は理解しているわけではないですが、世界中で拡大を続ける動物の大量死、サンゴの白化、森林、水草の大量枯れ死などを見ていても、今は、地球上にいるすべての生命と人間の関係があまりうまくいっていないのだと思います。

個人の単位でもいいと思うのですが、少しずつでも、それを変えていかないと、おそらく人類は、他の植物や動物や細菌やウイルスや鉱物との協調を完全に失った上で精算されるような気がします。

もちろん、人類は何度でも再生するでしょうけれど、滅亡なくして存続する方を選ぶのであれば、「本当の意味の地球との協調」は何かということを、個人レベルでいいので(他人と議論するようなものではないと思います)考えながら生活することも重要かなと思います。

おそらく、人類と他の生命との関係は破綻ぎりぎりのところまで来ているような気がします。

そういう意味でも今はとても重要な時期であり時代であるのだとも思います。



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