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地球最期のニュースと資料

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「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」 :アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開

   

アメリカ地質学会が「大地震と唯一の相関関係を持つ過去の事象」を探り当てる。それは地球の回転速度の変化だった

2017年11月20日の米国フォーブスの記事より

Forbes

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地球の自転の速度が4年連続で減速している

昨日、下の記事を書かせていただきました。

地震のとき

この記事では、「中規模以上の地震が奇妙に思えるほど増えている」ことについて、その理由がどうも明らかではない中、地震が増えているという事実についてのみを書きました。

そうしましたら、上の記事を投稿した数時間後に「その理由がわかったかもしれない」というようなことが、アメリカの経済誌フォーブスの記事に掲載されていたのです。

それは何かというと、今回のタイトルにあります通り、

「地球の回転が遅くなり続けている」

のでした。

そして、最近の大地震の増加と、このことが関係している可能性がとても高い可能性が出てきているのです。

地球の回転が遅くなっているといっても、私は知らなかったのですが、今だけ起きている異常事態ということではなく、地球のサイクルとして昔から続いているものなのだそうです。

そして、研究チームが大地震に関しての過去のデータと合わせた際に「唯一」の相関性が見出されたのが、この地球の回転と地震の発生数だったということなんですね。

「唯一」ということは、つまり、他のどんなデータも、大地震の増加と正確にリンクしている事象はなかったということで、この地球の回転速度の変化だけが、大地震の数の増減と一致した動きを見せたことがわかったということで、これは学問的にもかなり大きな発見ということになりそうです。

まずは、そのフォーブスの記事を最初にご紹介します。


Earth’s Rotation Is Mysteriously Slowing Down: Experts Predict Uptick In 2018 Earthquakes
Forbes 2017/11/20

地球の回転速度が不可解に減速している : 専門家たちは2018年の地震発生数の上昇を予測する

科学者たちは、2018年に世界的に大規模な地震の発生数が大幅に増加する可能性についての強力な証拠を発見した。地球の自転は正確に周期的であることを私たちは知っているが、現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているのだ。

このわずかな変化を地球上にいる私たちが気づくことはないが、もし、それに気づくとすれば、地球上で深刻な大地震を経験することが増えることによって、ということになるかもしれない。

地球物理学者は地球の自転速度をきわめて正確に測定することが可能で、それは、ミリ秒程度のわずかな変動を計算することもできる。そして現在、科学者たちは、地球の自転速度が遅くなっていることを計測しており、これが地震の周期的な増加の観測と結びついていると考えている。

地質学者による研究チームは、大地震の発生の傾向を探るために、はじめに、 1900年以来発生したマグニチュード 7.0 を超えるすべての地震を分析した。

そして、その中で研究者たちが見いだしたことは、約 32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。

しかしながら、最初、研究チームは、地震のこの 32年ごとに増加するという周期性の根本原因について理解することができなかった。

その後、研究者たちは、それを数多くの世界的な歴史のデータセットと比較していった。

そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見つかったのだ。逆にいえば、それひとつしか見つからなかったともいえる。

その相関関係とは「地球の自転の回転速度の減速」であり、このことと地震の増加が関係していたのだ。

具体的には、25〜 30年おきに地球の回転が減速し始めるが、減速は地震の増加の直前に起きていると指摘する。

地球の回転の減速は歴史的に 5年間続く。

昨年から地球での地震の発生数が増加しているが、2017年は 4年連続で地球の回転が遅くなった 4年目だった。そして、来年 2018年は地球の回転が減速してから 5年目にあたるということで、データから研究チームは、来年、大規模な地震がさらに数多く発生するという予測を結論として出した。

 

地球の回転を遅くする原因は何か?

この知見は、地球の自転の回転速度が減速すること、あるいは回転が加速することについてのデータを得られたことから始まった。

現在の地球地質学では、なぜ、このように地球の回転速度が減速するのかということについての正確なメカニズムはわかっていない。

しかし、いくつかの仮説はある。ひとつの仮説は、地球のマントルの下を循環する外殻と関係があるとするものだ。この外殻が、時にマントルに「固着」して、その流れが中断することによって起きるというものだ。これにより地球の磁場が変化し、地球の回転の中で一時的な問題を生み出すという仮説だ。

しかし、地球の回転の減速と地震発生数の関係については、データ上は顕著な相関関係を示してはいても、学問的な因果関係を説明することは現在はできない。

したがって、科学者たちは、地球の回転の変化が本当に地震の発生数上昇の原因であるかどうかは確定していない。

とはいえ、過去 1世紀のデータから得られた傾向からは、来年 2018年が地震が異常に活発な年となることを示唆している。

通常、地球では 1年間に 15回から 20回の大きな地震(マグニチュード 7.0以上)が発生するが、しかし、地球の回転の減速の 5年目となる来年は、データの傾向からは、平均で 25回から 30回以上のマグニチュード 7以上の地震が起きると予測される。

地震は、予測するのが最も困難な自然災害のひとつであり、地震は予兆を見せずに突然発生する傾向があるために、場合によっては信じられないような破壊を生み出す。

科学者たちの地震の予測は、地震が起こる可能性を過去のデータの傾向から探ることに限定される傾向にあるが、今回の新しい知見は、私たちが直面している短期的な災害リスクについての新しいデータを提供するものとなりそうだ。


 

ここまでです。

要するに、簡単にまとめますと、

「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということで、その 5年目は、データでは

「通常の 1.5 倍から 2倍ほどの数のマグニチュード 7 以上の地震が発生する」

ということになるようです。

現在わりと規模の大きな地震が異様なほど増加していることも、これと関係があるというように考えられるということのようです。

ちなみに、この記事にありますけれど、「なぜ、地球の回転速度が変化するのか」ということに関しては、

「そのメカニズムはわかっていない」

というのが事実で、記事には付けて足したような回転速度の変化の仮説が記されていますけれど、私はそういう外殻だとかマントルだとかは関係だろうとは思います。

なぜなら、「規則正しく変化を起こしているのだから、そういう偶発的な地質学の事象で説明するのは無理」だと思うからです。

「規則正しく変化を起こす」という概念を支配できるものは何かということが問題になってくるわけではあります。

このあたりを突き進めて考えていきますと、神がかったところに足を踏み入れていかなければならなくなるわけですが、しかし、そういう形而上的な考えに至らなくても、結局こういうことは、以下のような考え方でいいのではないかとも思います。

「地球は宇宙にあり、宇宙の物理の法則に従って存在しているのだから、地球の回転速度を変化させているのも宇宙だ」

と。

もっとも、地球の自転を含めて、宇宙の惑星の動きの力学は、基本的には「宇宙からの磁場や《他の正体不明のエネルギー》と地球内部からの磁場や《やはり正体不明のエネルギー》」との協調で起きているとは思いますけれど。

地球の自転の通常の速度

NASA

 

実際には地球内部は「正体のわからない」場所です。

もう 6年前になりますが、

[地球の内なる太陽] Vol.2 – 地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か

という記事で、科学誌ネイチャーにおいて、「地球の内部から 44兆ワットの熱が宇宙に向けて放たれていることがわかった」と発表されたことについて書いたことがあります。

ところが、

「そのうちの半分はどこから来ているのかわからない」

のです。

参考までに、その記事で翻訳しましたエコノミック・タイムズの一部を抜粋しておきます。全文を読まれたいと思われる場合は、上のリンクから読まれていただければ幸いです。

44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?

地球の内部からは、常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。

この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちで、彼らは、実に世界中で 20,000以上の穴を掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定に辿り着いた。

科学誌ネイチャー・ジオサイエンスで報告された記事によると、この熱の半分は、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。つまり、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」は放射性崩壊によるもので、これはほぼ確実だ。

しかし……あとの半分の熱はどこから?

何か他の熱源があるわけだが、ずっと古代の時代から存在しているかもしれないこの「熱の発生源」を探し出そうとする科学者たちの奮闘が続く。

ということで、実際にはいろいろと地球のことはわからないのです。

そして、地球のことも宇宙のこともほとんどわかっていないのに、「わかったような感じにしている」ということが今の学問の世界には多すぎて、それがいろいろなことの真実を理解しにくくしているのだと思うこともあります。

ともあれ、地球内部の話はともかくとして、地球の回転の減速によって「来年はさらに大きな地震が増える」という可能性が高いことが確定的になってきました。

また、今回知ったように、地球の回転速度に時間的なサイクルがあるということは、ここに太陽活動周期のサイクルなどを重ねて考えれば「宇宙の意志が作り出す時間的サイクルの本質」が具体的にわかる可能性があるようにも感じます。

来年…というより、今年を含めたこの先は、地球の地質的事象に顕著な異変が確実に現れることになりそうです。



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