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コロナの長期後遺症の原因が「日本人のほぼ100%が持っている」休眠中のウイルスが「再活性化する」ことによるという米国と中国の論文から見える、やや暗い未来。何か手立ては?

投稿日:




 

小さな子どもたちとADE…

前回、以下のような記事を書きまして、まあ何をどうしたらいいというものではないにしても、母乳とワクチンということについて書かせていただきました。

授乳中のお母さんたちへ
投稿日:2021年9月4日

そうしましたら、この記事を書いた翌日の朝、以下のような報道を見ました。

ワクチン2回接種の女性の母乳は新型コロナ抗体が100倍に=米フロリダ大研究チーム

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した女性の母乳は、未接種の時よりウイルスに対する抗体が100倍も増えることが、米フロリダ大学の研究チームが行った研究によって明らかになった。

同チームは、医療従事者へのファイザー社製、モデルナ社製のワクチン接種が始まった2020年12月~2021年3月の間、母乳で赤ん坊を育てていて、新型コロナの感染歴がない女性21人を対象に調査を実施。接種前、1回接種後、2回接種後の3回、血液と母乳を採取し、抗体の量を調べた。

その結果、2回目のワクチン接種後、血液と母乳に含まれる抗体量は接種前の約100倍になったという。 日刊ゲンダイ 2021/09/05)

「これ……」と思いましたが、記事では、この後、

> 母乳にどのくらいの新型コロナウイルスへの抗体があれば新生児への感染を防ぐことができるのかは、まだ不明だが、

とあり、これではまるで母乳にたくさん抗体が含まれていたほうがいいというようなニュアンスになっていますが、「抗体とは何なのですか」という話であり、

「このワクチンの作る抗体は、スパイクタンパク質そのものである」

というあたりが、何ともつらいところです。

さらにいえば、以下の記事でご紹介しました大阪大学などの研究プレスリリースにありますように、現行のワクチンには、「感染増強抗体と関係する部位が含まれている」のです。

大阪大学が「抗体依存性増強の研究」論文を発表。そこから想像できる「ワクチン接種拡大と共に死者数が増加する理由」。そして、今のワクチンではADEは避けられないこと
投稿日:2021年5月31日

つまり、先ほどの報道にありましたような、

> ウイルスに対する抗体が100倍

というものを抱え込んでしまった赤ちゃんたちが持つその大量の抗体には、すべて感染増強抗体の認識部位が含まれているわけです。

もっと簡単に書けば、

「生まれて間もないのに、ADE のリスクを抱えてしまった」

ということです。

このことを否定することはできないはずです。

小さな子どもは ADE にならないという何かエビデンスがあるのならともかく、それを聞いたことはないです。

この世に生まれてきたばかりなのに、信じられないリスクを負ってしまっている。

正直、残酷な話だと思います。

 

今から3年くらい経って、その時までにその子たちに何の問題もなかったのであれば、 ADE は懸念されるほどのものではなかったということで、またワクチン自体の後遺症も懸念されるほどではなかったということになり、そうなってほしいとは思いますが、そんなに理想的に物事が進むでしょうか?

過去数十年の ADE に関しての医学研究のすべての実績が、「いきなりひっくり返される」というような「奇跡」が起こるとでもいうのでしょうか。

もともと生後数カ月の赤ちゃんなんてのは、生まれたときからかなり大きな胸腺(免疫と大きく関係する器官)を持っている上に(日本大百科全書より)、お母さんからも胎盤を通じて免疫の抗体(IgG)を受け継いで生まれてくるので、生後半年くらいまでは強いのですよ。外から免疫を加えるような存在ではないです。

ともかく、子どもに被害を広げていくというこの社会の状況は、何とかならないものですかねえ。

単に狂ってる。

 

子どもとコロナといえば、最近、イギリスの研究で「コロナ感染した子どもたちの 7人に 1人が、数カ月後でもまだ後遺症を経験し続けている」というものがありました。11歳から 17歳の若い人たちです。

以下のアメリカの報道で伝えられています。

COVIDの子どもたちの7人に1人は長期後遺症を持っていることを研究は見出した
1 in 7 kids with COVID have long-haul symptoms, study finds

ここには、研究対象が、

> COVID-19が陽性であった11〜17歳の約3,000人

とあるのですが、この陽性判定が PCR検査だったとすれば、かなりの数の偽陽性が含まれていると思われますので、実際には比率はもっと高いのではないかと思います。

この長期の後遺症は、大人の場合、調査や研究によって異なるとはいえ、少ないもので 3割、多いものだと、半数以上のコロナを完治した人たちに見られると言われます。

今回のイギリスの研究では、子どもでも大人と同じように後遺症に悩まされている若い人たちが多いことを示していますが、場合によっては、ここに先ほどのような赤ちゃんたちも含まれていくことになってしまうかもしれません。

 

この長期の後遺症の「原因」については、今までよくわかっていませんでした。

私自身は、「残存したスパイクタンパク質の影響なのかなあ」とか思っていましたけれど、どうもそれだけでは釈然としない部分があり(長期の副作用は、いわゆるスパイクタンパク質の害とは症状がやや異なる傾向があるため)、不明な部分だったのですが、最近、アメリカの専門家チームと、中国の専門家たちから出された論文は、それぞれ、

「同じこと」

を突き止めたものでした。

アメリカの研究は、長期の後遺症について、中国の研究は、重症化についてを調べたものです。

これらの内容からは、後遺症の全部ではないにしても、そのかなりの部分で、そのことが関係している可能性が高いです。

それと関係しているのは、

「エプスタイン・バール・ウイルス」

というもので、聞き慣れないものですが、実は、私たち日本人のほぼ全員が体内に持っているウイルスです。ふだんは何の悪さもしない常在的なウイルスです。

ここから少しご紹介します。




 

何かとよく似た再活性化のメカニズム

まず、この「エプスタイン・バール・ウイルス」というものを簡単に説明させていただきます。以下は Wikipedia からの抜粋です。

エプスタイン・バール・ウイルスとは、ヘルペスウイルス科に属するウイルスの一種。日本ではよくEBウイルスと略して呼称される。

…生後半年後頃から感染が始まり、2〜3歳までには感染率は 70%前後に達する。最終的に、日本では成人までに 90%〜ほぼ 100%が、唾液や性分泌液を介してEBVに感染する。

巧妙に潜伏、また時に応じて再活性化を来たして維持拡大を図るため、EBウイルスは終生に渡って持続感染し、体内から排除されない。 エプスタイン・バール・ウイルス

ここに、

> 日本では成人までに90%〜ほぼ100%が

> 終生に渡って持続感染し、体内から排除されない。

とあり、要するに、日本人では「ほぼ 100%近くが体内に一生持ち続けているウイルス」なのです。

以下、EBウイルスと記します。

この EBウイルスは、Wikipedia には、

> EBウイルスは腫瘍形成に関わる腫瘍ウイルス(癌ウイルス)としても知られ

とありますように、「ガン」と関係しているとされているのですが、しかし日本人のほぼ 100%が EB ウイルスを持っていても、日本人のほぼ 100%が、ガンになるわけではないわけで、というより、このウイルスにより何の症状も示さないのが普通ですが、その理由は、

「このウイルスはふだんは休眠している」

からです。

普通は、そのまま一生休眠して、ほぼ活動しません。

説明としては違うのかもしれないですが、「プロウイルス」と呼ばれるゲノム内の不活性のウイルスの状態と似ている気がします。ゲノム内に長期間存在しているけれど、複製も何もしない状態です。

しかし、「それが活性化するときがある」のですね。

HIV によるエイズの発症の仕組みもそれと関係していますが、それはともかく、コロナの長期の後遺症は、

「休眠していた EBウイルスが再活性化したため」

と見られるのです。

最近のアメリカと中国の別々の論文を紹介していた医学記事をご紹介します。

英語では、長期の後遺症を「ロングコビッド(Long Covid)」と呼びますが、ここでは長期の後遺症としておきます。


複数の研究により、休止状態の EBウイルスの再活性化が COVIDの 重症化と長期のコロナ後遺症の原因である可能性があることが示されている

Various Studies Are Showing That Reactivation Of Dormant Epstein-Barr Virus Could Be What Is Responsible For COVID Severity As Well As Long COVID
thailandmedical.news 2021/07/22

エプスタインバーウイルス(EBV)の再活性化が、長期のコロナ後遺症の発症と、重度の COVID-19 症例の両方に関与している可能性があることを示す多くの研究が浮上している。

COVID-19に感染した患者たちには、病気の治癒後に、倦怠感、脳の霧、発疹など、急性疾患の解消後に長期的な症状を経験することがある。

査読付き科学誌に発表された研究は、EBウイルスの 再活性化を長期のコロナ後遺症と関連付ける証拠を提供した。(論文

アメリカの複数の研究機関などによるこの調査の目的は、185人のランダムに調査された COVID-19 患者の長期後遺症の有病率を決定し、その後、募集された 68人のCOVID-19患者の長期の後遺症の発生とエプスタインバーウイルス(EBV)の再活性化との間に関連があるかどうかを調査対象から決定することだった。

チームは、長期の後遺症の有病率が 30.3%(56/185)であることを発見した。長期の後遺症を発症した 4人には、無症候性の COVID-19 患者が含まれていた。

長期のコロナ後遺症の被験者の 66.7%(20/30)は、EBウイルス初期抗原拡散、または EBウイルスの陽性力価に基づき、EBウイルス再活性化に陽性だった。対照被験者は 10%(2/20)だった。この差は有意だった。

同様の比率が、COVID-19 陽性の検査から 21〜 90日後の 18人の被験者の二次グループで観察され、EB ウイルスの再活性化は、COVID-19 感染の直後または同時に起こる可能性があることを示した。

研究を主導したジェフリー・E・ゴールド博士によると、長期のコロナ後遺症を経験していた COVID-19 患者の 73%以上が EBウイルス再活性化にも陽性であることが判明したという。

この研究結果は、長期のコロナ後遺症の多くが SARS-CoV-2 ウイルス (新型コロナウイルス)の直接の結果ではなく、EBウイルス再活性化の結果である可能性があることを示す。

さらに、中国の武漢大学人民病院の研究者たちは、EBウイルスの再活性化は、COVID-19 の重症度に関連している可能性があることを発見している。(論文

武漢大学人民病院の研究チームは、当初、COVID-19における EBウイルスの同時感染を検出することを目的として開始された。研究では、発症時間が 2時間以内の 67人の COVID-19 患者が含まれていた。

2020年1月9日から2月29日までの武漢大学人民病院の入院患者で、EBウイルスの血清学的結果に応じて、患者を「 EBウイルス / SARS-CoV-2 同時感染群」と「 SARS-CoV-2 感染単独群」に分けた。

これらの COVID-19患者のうち、37人(55.2%)の患者たちが EBウイルス抗原に対し陽性だった。この「 EBウイルス / SARS-CoV-2 同時感染群」は、単独感染(コロナだけの感染)患者よりも発熱症状を示すリスクが 3.09倍高かった。

研究チームは、COVID-19 患者における EBウイルス同時感染の発生率が高いことを見出し、そして、 EBウイルス / SARS-CoV-2 同時感染は、発熱と炎症の増加に関連しており、彼らは、EBウイルスの再活性化が COVID-19 の重症度と関連していることを示唆した。

研究結果は、サイエンスに掲載された。


 

ここまでです。

記事そのものは、ここからさらに続くのですが、この後に以下の部分があり、注目に値します。

> 研究主任のゴールド博士はさらに、(新型コロナではない)他の感染症やストレッサーも EBウイルスの再活性化を引き起こす可能性があると付け加えた。

> EBウイルスの再活性化を引き起こすのは COVIDに限ったことではない。 しかし、驚くべきことに、SARS-CoV-2 感染による炎症反応は、EBウイルスの再活性化を引き起こす他の多くのストレッサーよりも成功しているように見える。

要するに、他のさまざまな感染症や要因が EBウイルスの再活性化を引き起こす要因となるけれども、

「新型コロナウイルスでは特にその傾向が高い」

と。

さらにいえば、コロナは、「他の多くの病気と比べて、 EBウイルス後遺症を引き起こしやすい」と言えるのだと思われます。

これは……とちょっと考えてしまいます。

後遺症の原因が、 EBウイルスであることが確定して、事実だった場合、多少厄介なのかなという気もしないでもないからです。

今回のことで調べていて知ったのですが、慢性化した EBウイルス感染症というものは治りにくいもののようなのです。以下は、大阪府立病院機構 大阪母子医療センターのページからです。

慢性活動性EBウイルス感染症の診断と治療

本疾患にさまざまな治療が試みられてきましたが、充分な治療効果は得られませんでした。本疾患が単なる感染症と誤認されていたのも大きな要因です。
本疾患の病態は、

(1) EBウイルスの感染したT/NK細胞が血液中や様々な組織で異常に増殖し、
(2) またその細胞が活性化して体内の免疫系を異常に反応させる

ことにあります。

その振る舞いはもはや感染症ではありませんし、抗ウイルス薬も効きません。

本疾患の存在が初めて明らかにされてから約 20年が経った 2008年、本疾患は悪性疾患であるという世界的な共通認識に至りました。 wch.opho.jp

うーん……。

重い話になってきてしまいますね。

私たちの免疫をつかさどる白血球のリンパ球として、B細胞、T細胞、NK細胞などがありますが、通常では、この EBウイルスというのは、そのB細胞に「生涯にわたって潜伏感染している」のだそう。

先ほど書きましたように、 EBウイルスは、日本人の場合、ほぼすべての人たちが体内に持っているわけですが、

「B細胞に潜伏している限りは、一生、休眠している」

もののようです。何の悪さもしない。

そのまま EBウイルスがずっと目覚めなければ、問題は何も起きないようなのです。

ところが、先ほどの大阪母子医療センターのページから抜粋しますと、

> 極めてまれなことですが,EBウイルスがT細胞やNK細胞に感染することもあります。

ということがあり、それにより「慢性活動性 EBウイルス感染症」というものへと移行してしまうようです。

長期のコロナ後遺症と、このような慢性活動性 EBウイルス感染症というような状態が似たようなものであるのかどうかは、ちょっとそのあたりは何とも言えませんし、わかりません。

おそらく、そういうことではないと思いますけど、仮にそうなら……ちょっとこわい話でもあります。

コロナというのか…ワクチンというのか…その両方というのか……。

関係ない話ですが、この EBウイルスの再活性化の話をきいていて、「 HIV と似ている」と、どうしても思ってしまいます。

 

フンボルト大学名誉教授のヤコブ・ゼーガル博士という方が、今から 30年近く前に書いた『悪魔の遺伝子操作』という著作があり、そのテーマそのものはともかく、著作には、HIV が、なぜ「ある程度の時間が経過してから」症状が発症するのかというメカニズムを説明しています。

部分的な抜粋でわかりにくいですが、以下のようにあります。このセクション全体は、こちらの過去記事にあります。

ヤコブ・ゼーガル著『悪魔の遺伝子操作』より

この二本鎖の DNA は、宿主細胞の染色体の一本に容易に組み込まれて、その場所でいわゆるプロウイルスとなる。プロウイルスは、ウイルスの完全な遺伝情報を持つが、通常はウイルスの発現はまったく起こらない。…

プロウイルスは極めて遅い速度で増殖する。宿主細胞が細胞分裂を行うと、娘細胞は休眠状態のままの完全なプロウイルスを受け取る。…

この状態にプロウイルスは数カ月あるいは数年間とどまる

この休眠状態のプロウイルスは、まだ完全には解明されていない条件のもとで目覚める。

関係する要因の一つは、おそらく HIV とは無関係な何らかの感染によるか、あるいは何らかの炎症過程によって T4細胞(CD4陽性リンパ球細胞)が活性化されることであろう。悪魔の遺伝子操作

 

> 休眠状態のプロウイルスは、…条件のもとで目覚める。

そして、この後からエイズという症状を伴った病気が始まるのです。

そのトリガーとして考えられるのが「何らかの感染によるか、あるいは何らかの炎症過程」とされているようです。

 

いずれにしましても、長期のコロナ後遺症に対して、何かいい治療法が見つかるといいなと思います。

何しろ最初に書きましたように、赤ちゃんや子どもたちに対して強制的な感染が社会の中で続けられているのですから、後遺症への対策が確立しなければ、社会的にも大変なことになるような気がします。

小さな子どもや赤ちゃんは自然感染では何の問題もなかったことがはっきりしているのに、もはやそうではなくなってしまいました。

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