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「人間は地球の磁気圏の外では生存できない」:ロシア科学アカデミーの科学者が、アメリカの過去の月探査ミッション、そして将来の火星ミッションの「すべてを不可能」と断定

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Наука 2.0




 

有人宇宙飛行研究の第一人者が

非常に興味深い記事をロシアのメディアで見かけました。

これは、ロシアの最高学術機関であるロシア科学アカデミーの著名な科学者が、科学的実験に基づいて「人間は地球の磁場圏の外へ出ることはできない」ということをインタビューで述べているもので、すなわち、そこから、

「アメリカは月に行っていないし、今後、火星に行くことも不可能」

だとしているものです。

おもしろいのは、それを言っている人が、「宇宙飛行研究の第一人者」であることで、世の一般的なアポロ陰謀論などとは、まったく関係のない話です。

これを述べているスヴォーロフ博士という科学者は、「マーズ 500 」という有人飛行の研究のトップにいた人です。

マーズ 500 (MARS 500)とは以下のようにものです。

MARS 500 - Wikipedia

MARS500とは将来の有人火星飛行の際、宇宙飛行士の人体や精神にどのような影響が出るのかを研究するため行われた実験である。

実験は2010年6月、欧州宇宙機関とロシア医学生物学研究所が協力して開始された。実験に参加した6名のクルーは、外部から隔離された模擬宇宙船の中で520日間を過ごし、2011年11月に実験は無事に終了した。

実験中には地球と離れて交信する際の遅れなども再現され、火星に降りるシミュレーションも行われた。実験に参加したクルーはロシア人3名、イタリア人、フランス人、中国人各1名の計6人であった。

このような国際的研究をおこなった人の発言と考えると、「宇宙旅行はできない」というこの内容はとても興味深いです。

非常に長い記事ですので、まずはその翻訳をご紹介します。

ここからとなります。


Человек не может выжить вне магнитосферы Земли
earth-chronicles.ru 2019/11/20

人間は地球の磁気圏外で生き残ることはできない

月に人類が行ったことはあるのだろうか。あるいは、地球の磁場圏の外側の空間に人類が存在することはあったのだろうか。この問いに対しての一般的な答えは古くから知られている。しかし、ここには、真実とは異なることが含まれているにも関わらず、多くの人々はいまだに、過去のアメリカの月への有人飛行と、将来の火星への有人飛行というおとぎ話を信じている。

これに関して、

「月でも火星でも、そこで人間は生きられない」

ことについて、MARS 500プロジェクトの執行役員であり、ロシア科学アカデミー生物医学問題研究所長であるアレクサンダー・ウラジミロヴィッチ・スヴォーロフ博士は、インタビューで以下のように説明している。

なお、これまで、宇宙空間での人体への脅威は、宇宙放射線が最大のものだとされてきたが、最大の問題はそれではないことが研究でわかっている。

問題は「地球の磁場から外に出る」ことなのだ。

ここから、スヴォーロフ博士のインタビューの一部を掲載する。

 

アレクサンダー・ウラジミロヴィッチ・スヴォーロフ博士のインタビュー

地球の磁場は人体を安定させる

地球の磁場の外側の空間に滞在する際の低磁気の問題は、いまだに解決されていません。

地球の磁気圏から外に出て、変化した磁気条件へ人間が暴露したときに何が起きるかは予測不可能です。低磁場状態にあるという実際の経験に関するデータは、ヒトに関しては、いまだ得られていないのです。

しかし、人間が低い磁場の条件に曝露することにより、体内の「水」の特性が変化し、予測出来ないプロセスが発生する可能性があります。

宇宙飛行士の脳の温度を知ることは非常に重要です。脳は誰にとっても最も重要な器官ですが、実験で得られた驚くべき発見としては、たとえば、宇宙飛行士は地球から遠ざかるにつれて、訓練センターのインジケータと比較して内臓の温度が上昇するのです。

なぜ、内臓の温度が上昇するのかは、専門家たちもわかっていません。

ロシアの生物学者たちは、人間の低磁場条件での予備実験においてでさえ、すでに実験の被験者たちの精神的な混乱を記録していると述べています。

つまり、地球の磁場から人間が遠く離れると、脳に強い影響が加わるのです。

それなのに、アメリカのアポロ計画では、完全な地球の外側の宇宙空間で、6日間から 12日間の時間を過ごし、そして、月への飛行を 9回行い、うち 6回で月面に着陸したというのです。これは、私たちの実験で見られている傾向からは考えられないことです。

地球の磁気から遠く離れた宇宙空間では、人体に過剰な予期せぬプロセスが経験されるはずです。

ここから言えるのは、「月にアメリカ人たちは行っていない」ということです。

新しく得られている科学データは、地球の安定化した磁場の外側の空間では、宇宙飛行士たちの身体と精神的状態に大きな変化が起こることを示唆しており、月飛行は現実的ではないのです。

 

磁場が存在しない場合は、宇宙飛行士の精神に影響が加わる

地球の磁場が存在しない場所、たとえば月への飛行や、火星への惑星間飛行などの移動中の宇宙空間に長時間滞在することは、宇宙飛行士の精神障害につながる可能性があります。

これは、ロシアの科学者たちが実施した実験の結果によって証明されています。

トムスク州立大学の生物学および生物物理学研究所とロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所の研究者たちは、特別な装置により、ラットを地球の磁場から隔離する一連の実験を行いました。

実験の結果は、動物たちは社会的行動能力を失い、記憶障害を経験し、内臓の変化も観察したことを示したのです。

実験を行った生物物理学研究所の科学者たちは、地球の磁場はすべての生物に影響を与えていると述べています。

さらに、生物圏の歴史において、磁場は変化し、ある時点でゼロになりました。それは地球の生物相にいくつかの大惨事をもたらしました、たとえば恐竜の絶滅は、ある時点で磁場の消失と正確に関係しているという仮定があります。

磁場の欠如が生物にどのように影響するかを調査するために、科学者たちは電磁システムが地球の磁場を補償する特別な装置を作り、その内部の磁場が通常よりも 700 - 1000 倍弱くなるようにしました。

12匹の白い雄ラットをこの「超低磁場の装置」に 25日間入れ、その後さらに 10日間、別の 12匹のラットを対照グループにしました。両方のグループは、24時間体制のビデオ監視下にありました。

この実験で最初に目を引いたのは、ラットたちは、この磁場が弱い装置の中で「常に戦っていた」ということです。攻撃し続け、怒りを示し続けたのです。

普通は、ラットたちの戦いというのは、階層(立場の序列)を確立する手段です。ですので、グループ内の序列が確立されると、すぐに戦いは停止するものです。

ところが、科学者たちによると、地球の磁場を奪われたラットたちは、階層の確立方法を「忘れ」、社会的スキルを失っていました。

さらに、記憶障害がラットで観察されました。実験の前に、それらはすべて特別な装置内に短時間置かれ、励起または阻害が優勢であったかどうかを判定しました。

さらに、実験ラットに生理学的変化が観察されました。

以前、日本の科学者たちが、磁場の欠如がイモリの発達にどのように影響するかを研究したことがあります。その結果は、子孫の目と顔が誤って形成され、「双頭の個体」が現れたことを示しました。

地球の磁場は 50マイクロテスラで、地球の他の惑星、たとえば火星や水星の磁場よりも数千倍強いのです。

それは、太陽から発せられる荷電粒子の強力な流れから地球の表面とその上のすべての生命を保護する強力な磁場です。

既存の有人宇宙船や国際宇宙ステーションは比較的低い高度で飛行しているため、地球上より磁場は低いとはいえ、その欠如率は比率として 20%未満です。

ところが、月への飛行や火星への飛行などの惑星間探査では、宇宙飛行士たちは、完全な磁場の欠如に直面するのです。

宇宙船が惑星間距離を飛行する場合は、そこには地球の磁場は存在せず、惑星間の磁場だけが存在します。これは「磁場の断片」が、太陽が放出するプラズマに凍結するという事実によるものです。惑星間磁場は地球よりも何千倍も何万倍も弱いものです。

ラットでの実験が示すように、磁場の欠如は生物の精神に強い影響を及ぼします。磁場がない状態では、生物に重大な結果が生じる可能性があるのです。

 

したがって、誰も月には行っていないし、火星には行けない

なぜアメリカ人たちは、アポロ計画の際、人を月に飛行させる前に、宇宙空間の因子が生物に及ぼす影響を直接研究するために、サルなどの実験動物で試さなかったのかおわかりでしょうか。通常、宇宙飛行士の安全を考えれば、それは必ず行うべきことです。

彼らがそれを行わなかった理由は簡単です。元々、月飛行に行くつもりがなかったのです。何しろ、当時のアメリカのサターンロケットの推力は、350トン以下と推定されており、非常に低いものです。

さらに、 NASA のアポロ計画での医療報告に、アポロ乗組員たちの深宇宙での低磁気状態での健康に関する言葉がないのはなぜでしょうか。先ほどまで述べたように、深宇宙の低磁場状態では必ず健康に影響が出るのです。

アポロ計画での医療報告に、乗組員たちの健康の問題に関する報告がひとつもないということは、乗組員たちは、身体にダメージを与える場所にはいなかったということです。つまり、乗組員たちは、深宇宙にはいなかった。

それがハリウッドなのか、どこなのかはともかく、そのような場所では、放射線のレベルは正常であり、純粋な酸素は生体を侵害せず、無重力による身体へのマイナスの影響も与えず、低磁気因子もない場所にいたのです。乗組員たちは、地上の安全な場所にいました。

宇宙での健康の問題が報告されなかったのは、アメリカだけではありません。

1968年からのソ連の有人飛行でも、地球の軌道にだけ行った宇宙飛行士の健康上の問題は、ソビエトの報道では決して報告されなかったことを思い出してください。

宇宙飛行士アンドリアン・ニコラエフとヴィタリー・セバスチャノフが、当時として最長の宇宙滞在記録を作った後(※ 1970年にソユーズ9号が18日間、宇宙空間に滞在した)、ニコラエフは、その後、2度の心臓発作を起こし、合計 5回の心臓発作を起こして死亡しました。

 

地球の高層大気でさえ問題を起こす

宇宙空間だけではなく 、重力と磁場が弱められている地球の上層大気でも、人体に影響が出ることがわかっています。

宇宙船やステーションでの宇宙での長期滞在は、循環系に悪影響を及ぼし、深刻な健康問題を引き起こす可能性があることが国際的な科学者グループにより見出されているのです。

ロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所のイリナ・アルエロバ博士たちの研究グループは、国際宇宙ステーションで平均で約 6ヶ月を費やした宇宙飛行士たちの健康状態をチェックしました。

フライトの前と、ISS滞在 50日目と 150日目および帰還後 40日目に、頭部の血管の超音波検査を実施しましたが、その結果、7人の被験者たちが血流の停滞を示し、人によっては、頸静脈の血液が「逆流」している場合があったのです。そのうちの 2人は脳に血栓が見出されました。

頸静脈は、人体で最も大きな血管の1つであり、首、顔、脳への血液供給に関与しています。潜在的に肺に到達する可能性のある血栓は、特に軌道上では致命的な状態です。

科学者たちは、このような血流障害は重力の欠如に関連している可能性が最も高いと指摘しています。地球の重力は私たちの体のほぼすべてのプロセスを調節しているため、無重力状態は深刻なストレスを引き起こします。

まして深宇宙では、その影響は甚大です。

結局、地球の磁場圏を超えて、月に飛んだ人類は一人もいません。

地球の大気と磁気圏の外側では、生きている細胞は死滅します。

人類は地球上にしか生きられません。あるいは、人類が他の惑星に行くことができないように、私たちは作られているのかもしれません。

地球からの出口は人類にはないのです。


 

ここまでです。

私は、数年前に、「人類は遠い宇宙空間には行けないし、他の宇宙人も地球には来られない」と翻然と悟ったことがあります。宇宙というのは、「他の惑星同士の生物同士は行き来できなくなっている」と。

以下の記事で書いたことがあります。

人類は宇宙へは行けないし、異星人たちも地球には来られないことを悟る中、人々から「神の存在が消えていっている」ことも知る
 In Deep 2014/10/29

これはもちろん、この物理的な宇宙のことですが、多次元宇宙の解釈ではまた違ったものとなるでしょうけれど、そういう意味で、「月には本当に行ったのかな」とも思う部分はずっとありますし、火星に行くことなどは基本的に不可能にもほどがあるとも思っています。

まあしかし、そのような「行った、行かない」ということより、今回の内容が興味深かったのは、

「私たち人類を正常に保っているのは、地球の磁場だ」

ということでした。

思えば、これについても、数年前に「地球上のあらゆる生物は、地球の磁場に生かされている」ということに気づき、以下の記事を書いたことがあります。

おそらく人間を含めた「全生物」は磁場により生きている:ハトや蝶が持つ光受容体がヒトにも存在していること。そして、そのハトや蝶が「全滅」に向かっていること

この記事のタイトルにも含まれていますが、現在のひとつの事実として、

「この地球の磁場が崩壊している」

ということがあります。

以下のグラフは、地球の磁場の減衰を特集したアメリカの経済誌フォーブスに載っていたもので、過去 300年、地球の磁場は減少し続けており、それは「加速」しています。

米フォーブスに掲載されていた地球の磁場の状況

forbes.com

この「磁場の崩壊」については、以下の記事で取りあげています。

「地球の磁場の急速な崩壊」と「北極の移動の超加速」が止まらない。地球の磁場と磁極のポールシフトを巡る状況はすでに緊急事態の渦中なのかもしれない

そして、今回のロシアの科学者の言葉により、この磁場の崩壊という現象は、考えているより「大変なこと」なのかもしれないと改めて知りました。

地球の生物体系の崩壊、あるいは人類の個体数の激減などに結びついていくものなのかもしれないです。

今回の話は、宇宙飛行がどうだこうだという話より、私たちの存亡そのものに結びつくものでもり、そこが興味深くもあり、また、いろいろと考えてしまう部分でもありました。





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