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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

2020年からの世界 ディストピアへようこそ 人類の未来 人類の覚醒と真実

ワクチンが作り出す「二つに分断される人類社会」。壁の中で生きるか、あるいは外に放り出されることを選択するか

投稿日:


activistpost.com




 

それらは現実に

精神的な、あるいは価値観的な意味において「将来的に人類社会はまったく相反したふたつに分かれるかもしれない」というようなことを書かせていただくことは以前からありました。

最初は以下のような記事だったでしょうか。2017年の記事です。

「まっぷたつにわかれていく人類」 : 2017年は「社会的な地獄」と「精神的な変容」が同居する年になるかもしれないという希望的観測を
投稿日:2017年2月21日

この記事に書いたことはあまり合理的な話ではないものですが、簡単に言えば、

「あまりにも社会が急速に変化していく中で、その社会を容認する人たちと、容認しない人たちのふたつにわかれる」

というようなことで、

「一方の人たちの中で《意識の変容》が加速する」

というようなことを書いたものでした。

しかし当時、私が想像していたことなどは、誰でも思いつくような金融破綻や戦争や紛争、ハイパーインフレーションなどがもたらす社会の混乱というようなものでした。

その3年後の現在実際に起きていることは、そのような想定をはるかに上回る「急速な変化」であり、前回の以下の記事にも書きましたような、

・全体主義化

・実質的な奴隷制

に進む方向性が一気に広まっている「気配」が見えています。

「デジタル奴隷制」の始まり
投稿日:2020年12月15日

現在、外観的に人々がその掟に従っているかどうかを示しているものは「マスク」となっていますが、今後ここに「ワクチン」が加わることになると思われます。

以下の記事で記しましたように、「ワクチン接種者のサーチ」のシステムは事実上完成していまして、スマートフォンで、接種者と非接種者を識別するテクノロジーが待機しています。

バイデン政権の感染症対策アドバイザーはビル・ゲイツ氏になる模様。氏がマサチューセッツ工科大学に依頼した「ワクチン接種者追跡システム」はすでに完成済み
投稿日:2020年12月14日

そんな中で、私なんかもボーッと、

「そういう社会になったら、どっしよっかなー」

と真剣に考えたりするのですが(真剣味が足りん!)、今日見たアメリカのジャーナリストの方の書かれた記事で、「考えなくとも、将来的には強制的に《社会は分離される》という可能性」を伝えるものを読みました。

逆に、強制的に社会から排除されるとしたなら、自分では単に排除されるがままでいいですので楽は楽ですが、そういうことを懸念している人は多いようです。

その記事をご紹介します。

ジャネット・フェランさんというアメリカの女性ジャーナリストの記事です。

なお、文中には小説の名前などが出てきますが、そのうちの「われら」という小説は、1920年代にロシアの作家が書いたもので、以下のような内容です。

われら - Wikipedia

物語は宇宙船の建造技師Д-503による日記という形式で進められる。26世紀、全世界は『緑の壁』に覆われ『恩人』が支配する『単一国家』によって統治されていた。そこではガラス製の集合住宅、道路には盗聴器が仕掛けられ、空には監視用の航空機が飛行するなどプライバシーは一切無かった。

すべての住民に番号が割り振られ、同じ時間に目を覚まし、毎日同じ制服を着て合成食料を食べ、命令された通りに仕事をし、性行為さえ当局が関与する完全な管理社会であった。

主人公であるД-503を含め、そういう社会を誰も疑問視せずに統制された生活を送っていた。ところが、一人の女性I-330が国家転覆を企てていると知ったД-503は次第に感化され、科学だけでは割り切れない人間の行動や感情を取り戻して行く。

しかし、Д-503が製作を手伝った宇宙船インテグラル号が飛行実験を行った直後、密告により計画は失敗に終わり、I-330は拷問・処刑され、Д-503は想像力摘出手術を受けさせられて元の管理された生活に戻されてしまった。Wikipedia

この主人公の名前に使われている「 Д 」というのは、キリル文字という、ロシア語で使われているものです。

この文字は、日本では、ネット上の顔文字の (゚Д゚) などでよく使われているものです。

私自身は、この小説を読んだことはないですけれど、この最後の、

> Д-503は想像力摘出手術を受けさせられて

というような部分というのは、「ディストピアものの定番」と言えるのかもしれず、1985年のアメリカ映画『未来世紀ブラジル』では、ディストピア下で政府の職員だった青年が「反体制的な女性に恋」をすることから、いろいろなもめ事があり、ラストでは主人公は「脳に何か手術を受けさせられて」終わります。

ディストピアものではないですが、1975年の『カッコーの巣の上で』では、精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた主人公が、精神病院の患者への非人間的な統制に怒り、自由を勝ちとろうと試みる話ですが、最後、主人公は、

「ロボトミー手術をされて正常な思考を剥奪されて終わり」

でした。

今は、かつて見たいろいろな映画などを思い出します。

私自身、若い時からディストピア的映画が好きで、相当見ていると思いますが、かなり多くが、「自由を勝ち取ろうとして失敗」します。

そもそも自分自身が若い時にやっていた表現が、「社会はすでにディストピア」という内容ばかりでしたし。

ですので、これから全体主義の世界になっていくとしても、自分自身の観念としては、「生まれてからずっと同じ」ではあるのですけれど。

学校の制服が嫌いで、ネクタイは今でも自分では締められず、「統一されたもの」という概念すべてが嫌いな子どもで、そのまま大人になりました。

私にとっては、生まれた社会はこの五十数年間ずっと全体主義でした。

とかなんとかいっても、今、そして今後の「不自由さ」はこれまでとは比較にならないものだとは思います。おそらくそれはグレードアップしていく。

先ほどふれましたアメリカのジャーナリストの記事をご紹介いたします。


ワクチンの拒否は二層社会を生み出すだろうか?

Will Vaccine Refusal Result in a Two-Tier Society?
Janet Phelan 2020/12/15

最近の報道での「予防接種を拒否した人たちは、特定の通常の活動へのアクセスを拒否される」というイギリスからの報告を受けて、接種を拒否する人たちが社会から隔絶される懸念が高まっている。

ロイターの最近の報道では、当局は「レストラン、バー、映画館、スポーツ施設へのワクチン接種の証拠を持っていない人たちの入場をブロックすることができる」ようにする旨を伝えており、新型コロナウイルスのワクチンを拒否した人々は通常の生活範囲が縮小される可能性があることを示した。

レストラン、バー、映画館、スポーツ会場などでは、ワクチン接種された証拠を持っていない人々の入場を拒否する可能性があるために、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否する人たちは、通常の生活の範囲が縮小される可能性があると英国の新しいワクチン大臣は述べた。 (Reuters

ここで報告されているように、ワクチンは仕事に行くために必要なだけではなく、英国を出入りするためにも義務付けられる可能性がある。

過去の多くのディストピア小説は、「容認する人たち」と「容認できない人たち」という 2層社会の最終的な確立を予測していた。ロシアのエヴゲーニイ・ザミャーチン氏の古典的なディストピア小説「われら」では、「受け入れられない人たち」は都市の境界の外、いわゆる「緑の壁」の外側に住んでいる。壁の外に住んでいる人々は、毛皮を自分たちで生産しており、壁の中にいる兄弟たちからの社会的距離をさらに広げている。

エリック・ゴンザレス・ペイン氏の未発表で不気味なディストピアのサイエンスフィクション原稿である「オラ・クレジット」では、現在、中国で実際に展開され、アメリカでも密かに展開されているものと非常によく似た社会信用システムの呼び出しが見られる。この小説では、その結果として、特定の人々は、金融および医療サービスからブロックされている。

では、予防接種に対するアメリカの状況を見て、私たちが今どの位置に立っているかを見てみよう。

2020年12月8日に署名されたトランプ氏の大統領令は明らかに予防接種を義務ではなく選択制としたものだった。

しかし、国防総省からの最近の報告は、接種を義務化するための推進力があるかもしれないことを示している。国防総省のスポークスマンによれば、予防接種の自発的な性質は時間の経過とともに変化する可能性があるが、アメリカ食品医薬品局 (FDA)がワクチンを完全に認可した場合「その時点で、自主性は義務に変わる可能性がある」と国防総省のスポークスマンは述べている。

今現在もすでに、一部のアメリカ人たちは送金サービスや医療サービスを拒否されているという現実がある。

このような「サービス拒否攻撃の発動」は、権利を与えられた社会と、権利を剥奪された社会の 2層社会の構築を示しているのだろうか。

社会信用システムが公に認められている中国では、社会信用スコアが低いと、その子どもだけでなく、本人の雇用の見通しにも影響を与える可能性がある。現在、アメリカの内部告発者などがサービス拒否攻撃に見舞われており、アメリカでも 2層システムの展開が進んでいるのかもしれない。

世論調査によると、アメリカの人口の約半数は、まったく新しく実績のない mRNAワクチンである新型コロナウイルスワクチンの接種に消極的だ。これらの接種に否定的な人々は、現在おそらく「壁のフェンスの上」にいて、たとえば、仕事を失うかもしれないという脅威と、それに伴う経済的破綻や飢餓の現実の恐怖に左右されているはずだ。

最近、ワシントンポストで報告されたように、カイザーファミリー財団の副代表であるラリー・レビット氏は、次のように述べている。

「バイデン大統領の成功は、パンデミックを鎮圧し、ワクチンの展開をいかに成功させるかに大きく依存している可能性がある。バイデン政権は、赤いアメリカと青いアメリカを一緒にする必要がある。 ワクチンがマスクの繰り返しとなる場合、パンデミックを終わらせるための私たちの努力は妨げられるだろう」

次期大統領のバイデン氏は予防接種は義務化しないと宣言したが、バイデン氏の他のコメントのいくつかを見ると、予防接種を受けるために「人々を自主的に接種に向かわせるための」他の方法があると確信していることを示している。

ジョンズホプキンスセンター・ヘルスセキュリティとテキサス州立大学の 2020年7月のレポート「 COVID-19ワクチン接種における公衆の役割は、公衆衛生機関がフードスタンプのような「他のセーフティネットサービスとワクチン接種を組み合わせとする」ことを示唆した。この報告は、フードスタンプやその他のセーフティネットサービスがワクチンの接種に結びつくのではないかという懸念の波を引き起こした。

バイデン氏は以下のように述べた。

「私は大統領として、人々が正しいことをするように奨励し、それが重要であることを人々に示すために全力を尽くします」

バイデン氏は、ワクチンの義務化について大きく主張していないが、マスクの義務化を公式に支持している。大統領就任後最初の 100日間、「すべてのアメリカ人は家の外にいるときにはマスクを着用する」と述べている。

彼はまた、州知事に対し、州でのマスク着用を義務付け、「地方自治体は州の命令を強化することも義務付ける」よう求めた。「命令の強化」という言葉が意味するところは、マスク着用義務に反対する人々の逮捕または罰金だ。

マスクの有用性は多くの科学者たちによって疑問視されてきた。最近のデンマークの大規模な研究ではマスクが有用ではないことを示したが、なぜか、その発表を取りやめている。

アメリカ人はすでにロックダウンの壊滅的な経済的影響を感じている。

イギリスで進行している「ワクチン拒否者たちを二級市民とする」という傾向が、アメリカに輸出されてきた場合、予防接種を受けた人たちの経済的状況が改善する一方で、接種を拒否する人たちは、スープやベビーベッドの取得をめぐって争うことになるのかもしれない。隔絶された場所で。


 

ここまでです。

以下の記事などで書きましたけれど、感染症対策の名の下で、特に欧米では、非常に厳しい「感染対策法」が現実として施行されています。

新ナチス… : ドイツですべての自由を制限できる「感染保護法」が議会で可決。ロックダウン、外出禁止、旅行禁止、デモの禁止、家庭への襲撃、マスクの着用命令すべてが法律で合法化された可能性
投稿日:2020年11月24日

イスラエルでは、すでに、

「新型コロナワクチンを接種したイスラエル人には、レストランで会合して食事をすることができるグリーンパスポートが与えられる」

と報じられていまして、逆にいえば、「グリーンパスポート (免疫パスポート)を持たなければ、何もできない」状況となりつつあります。この動きは欧米全体に広がっていくと思われます。

そのイスラエルの報道の概要をご紹介した締めさせていただきます。

「自由な移動」の免除を受けるためにワクチン接種をするイスラエル人

Vaccinated Israelis to receive 'free movement' waivers
ynet 2020/12/14

イスラエル保健省は、新型コロナワクチンを接種した人たちに与えられる「グリーンパスポート」の所有者は、公開イベントに参加でき、レストランで食事をすることができると述べた。

最近の世論調査では、イスラエル人の 50%から 75%が、ワクチン開発が早すぎるという懸念があり、接種を受けたがっていないことが明らかになっている。

コロナウイルスの予防接種を受けることを選択したイスラエル人は、「自由な移動ができる」免除を受け、特定の感染症対策の制限を回避できると保健省は述べている。

ファイザー社のワクチンは、効果を発揮するために 2回の接種が必要なため、いわゆる「グリーンパスポート」は 2回目の接種の後にのみ配布される。

このグリーンパスポートの所持者は、公共のイベントに参加したり、レストランで食事をしたりできるようになると、保健省事務局長は述べた。

また、確認された患者との接触後、または海外の「感染流行指定国」から戻った後でも強制検疫に入る必要はない。グリーンパスポートを持つイスラエル人は、旅行で、国を出る前に必須のコロナ検査を受ける必要もない。

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Oka In Deep

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