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4月12日にメルマガ夢見と古代ギリシャと「痛みとの個人的歴史」が混沌とを発行させていただきました。

2020年からの世界 人類の未来 健康の真実 日本の未来

ミニ氷河期化に伴ってやってきている東アジアのコロナ地獄。何をどうしたところで感染拡大は絶対に避けられない中、今後、日本はどちらへ向かう?

投稿日:2020年12月17日 更新日:

12月15日の北海道岩見沢市

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北極からやってきた超絶寒気がもたらす日韓同時感染者急増

昨日(12月16日)、私の奥さまの携帯に、北海道の岩見沢市に住む私の妹さんから写真添付のメールがあり、その写真を見た奥さまが、

「うわ、なんかすごいこれ」

と言いました。

私「何がすごいの?」
奥「雪が」

私は、「雪国に雪が降る写真を送ってきてどうする」と思いましたが、それを見せてもらいまして、

「ひゃっはー」

と、やや苦笑気味ながらも私も驚きました。

なんか景色全体が雪に埋もれている。

冒頭の岩見沢市の写真は、岩見沢にお住まいの方だろうと思われる方のツイッターから拝借したものですが、その投稿には、

「ゲレンデみたいだろ、歩道なんだぜ」

と書かれてありましたが、奥さまの携帯に送られてきた写真も似たような感じで、全体的に雪に埋もれていました。

岩見沢という町は、私が生まれた場所だと各方面から言われたことがある町ですが(自分のことなのに思い出せないのかよ)、亡霊や架空の生き物がとても多い町でもあります(やめろって)。

まあ、岩見沢はもともと雪国で、私の子どもの頃などは、子どもの身長くらいに雪が積もることはよくありましたけれど、ただ、冒頭の写真のように「1日で」こんな量が降ったようで、これは珍しいような気もします。

岩見沢の人によれば、「朝 5時くらいからみんなずっと雪かき」だそうで、報道を見ますと、「平年の3倍の積雪 岩見沢では (NHK 2020/12/16)」とありまして、平年の3倍ではいろいろと大変ではあるようです。

これは北海道だけの話ではなく、日本海側はどこも大変な大雪となっているようで、ウェザーニュースによりますと、12月16日と17日の 2日間だけで、

・群馬県みなかみ町・藤原で積雪 203cm
・新潟県津南町で積雪 173cm

ということになっているようで、子どもの身長どころか、ジャイアント馬場さん(身長 209cm)の頭頂部がかろうじて見えるくらいにまで雪が積もった場所もあるようです。

日本では、気温もかなり低くなっていますが、お隣の韓国では、やや異様な気温が示されていまして、氷点下の場所が続出しているようです。

以下は、昨日の韓国の報道の天気予報で、薄い青が気温で、濃い青は体感気温だそうですが、体感気温 -26.1℃ということになっている場所もあるようです。


dailymotion.com

韓国の報道によれば、最も気温が下がったのは 12月15日で、以下のようにありました。

気温がマイナス20℃を下回り、今季最も寒い天候が韓国を襲っている

12月15日、韓国全土が寒波に見舞われ、ソウルの東 100 kmにある江原道の山岳地帯では気温が -20℃を下回った。

韓国気象庁(KMA)は、気温が今シーズンの最低気温である -23.5Cに急落したため、韓国の大多数の地域に寒波警報を発行した。ソウルのすぐ東に位置する洪川、江原道の山岳保養地である平昌では気温が -22.7Cまで下がった。

これは、北極圏の大気の塊が東アジア全体を席巻していることが原因だ。首都ソウルでも、朝の最低気温は -11Cに達した。

また、韓国気象庁は記録的な寒波と共に大雪警報をいくつかの地域に発令した。 Korea Times 2020/12/15)

ちなみに、南極の昭和基地の夏の気温は、平均で -1℃で、冬の気温が平均で -20℃だそうですので、南極的な気温が韓国全土に広がっているようです。

日本は、韓国ほど異様な気温に見舞われている場所はないでしょうが、しかし、日本の気温分布を見てみますと、全国的に寒いようですね。

今日 17日の最低気温が「札幌 -6℃」「仙台 -3℃」などというの理解できるのですが、「広島 0℃」「福岡 3℃」「高知 -1℃」などというのは、12月としては相当低いのではないでしょうか。

まあしかし、「冬に寒い」ということ自体は一般的なことであり、通常であれば、さほど問題ではないのですけれど、以下の記事に書きましたような、

「コロナウイルスは気温が低ければ低いほど流行が拡大する」

という単純な図式から考えますと、社会的に少し厄介な状況なのかもしれません。

感染の増加を「数」だけで見ていると社会は終わる : コロナウイルスの感染事例は「正確に気温と反比例する」ことを米ゴールドマンサックスが解析。年明けまでに現在の何倍にも増加する可能性
In Deep 2020年11月15日

実際、今日の日本と韓国のニュースを見ますと、以下の文字が並びます。

東京の感染者、新たに822人 2日連続で過去最多

朝日新聞 2020/12/17

東京都は17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに822人確認したと発表した。1日あたりの感染者数としては16日の678人を上回り、2日連続で過去最多を更新した。

 

韓国 新型コロナ 1日の感染確認1078人と過去最多

NHK 2020/12/16

韓国では、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者の数が、これまでで最も多い1078人に上りました。首都ソウルでは重症者向けの病床が残り1床となるなど、危機感が高まっています。

 

 

今後の日本の気温も、気象庁の1ヶ月予報は以下のようになっていまして、地域的に平年より低くなる可能性のほうが高くなっています。

気象庁の12月19日からの1か月予報より

平均気温は、北日本で低い確率60%、東・西日本で平年並または低い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%です。 気象庁

日本はともかくとしても、東アジア全域でしばらく非常に気温の低い状態が続くと見られていまして、以下は、12月27日のアジアとオセアニアの気温予報です。

色分布は、

= 平年より4℃から6℃低い
= 平年より8℃から12℃低い
ピンクに近い紫 = 平年より 16℃から20℃低い

となっています。


tropicaltidbits.com

中国、朝鮮半島、ロシア、日本の北海道などが平年よりかなり低い気温になると予測されていまして、また現在夏であるオーストラリアが平年より非常に低い気温となることが示されています。

先ほどリンクしました「コロナウイルスは気温が低い状態で感染拡大する」という過去記事の内容に沿って進んだ場合「これからが感染拡大の本番」となることは避けられないと思われます。

そうなった場合、どうするか。

ちょうど時期的にもクリスマスやお正月のホリデーシーズンでもあり、平時なら、飲食、観光の最大の稼ぎ時でもあるこの時期に当局はどうするのか。

韓国につきましては、その近い未来の様子は以下のように報道されています。

韓国で感染者急増、初のロックダウンの可能性も
CNN 2020/12/16

新型コロナウイルス感染対策の模範例とされてきた韓国で、このところ感染者が急増している。保健当局者らは、今まで回避してきたロックダウン(都市封鎖)が必要になる可能性もあると警告する。

韓国は積極的な検査体制や接触追跡が功を奏し、感染を抑制したとして世界保健機関からも称賛されていた。

だが米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、感染者は11月中旬から増え続けている。15日の新規感染者は1078人と、過去最高を記録。重症者は226人、死者12人と報告された。首都ソウルの市長代理は16日、集中治療室78床のうち77床が新型ウイルス感染症の患者で埋まっていると指摘した。

保健当局者らは「過去最大の危機」との見方を示す。保健省の高官は16日、人口の約半分が集中する首都圏の住民に対し、対人距離の確保を徹底するよう訴えた。

首都圏の警戒レベルは現在「2.5」。これを事実上のロックダウンとなる「3」まで引き上げるかどうかが検討されている。同高官は、「そうなれば中小企業や自営業に悪影響が及ぶ」と警告した。

レベル3では学校や教会がオンラインへの移行を強いられる。

すでに先週から接触追跡に軍と警察が動員され、首都圏の検査センターは夜間や週末の対応を開始した。

ロックダウンという「対策」が、ウイルスの感染拡大抑制に対して根本的な利益はないことは、何度も記していますが、欧米のロックダウンに漂う「悪意」とは別に、アジアに関しては、

「政治家が《何か行動を起こす》ことが求められ過ぎている」

気配があります。

以下の 5月の記事では、ヨーロッパのロックダウンのデータから、それに「まるで意味がない」ことを記しています。

ヨーロッパの統計が明らかにした「ロックダウンの無意味さ」。しかし、失われたさまざまはもう戻らない
投稿日:2020年5月21日

意味がないというより、あらゆるロックダウン「的」手段は、人の身体と精神衛生上の健康に対して「とても良くない」ことも示され続けています。

アメリカでは最近以下のような「過剰死」の報道もなされています。

アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した3月中旬から11月までの死者が、推定で平年より少なくとも35万6千人多く、その4分の1以上に当たる10万人程度が新型コロナ以外の死因で死亡していたことが分かった。

ニューヨーク・タイムズ紙が17日までに、疾病対策センター(CDC)の推計を基に報じた。 共同通信 2020/12/17)

アメリカでも日本でも自死者が急速に増えていることでわかるように、ロックダウンの影響は長く続きます。

日本でもこんなに自死が増えてしまって…
投稿日:2020年11月10日

それでも、おそらく韓国は、これ以上感染拡大が続いた場合は、「政治家が何か行動を起こす」ことを求められ、そしてそれは実行されるでしょう。

韓国での完全なロックダウンが今後の気温低下に伴う感染者拡大の中でおこなわれるかもしれません。

 

日本は?

 

実際、日本でも「政治家が《何か行動を起こす》ことが求められ過ぎている」ことは、他のアジア諸国と同じであり、「何もしなければ非難される」。

非難を回避するために「何かする」(意味がないとわかっていても)。

この延長線上で事実上のロックダウンが始まるのかもしれません。

気温は来年の春まで下がりません。

あるいは、仮に、現在の「北極からの大気のアジアへの流入」がさらに続いたり、恒久化に近い状態となれば、春過ぎまではずっと今の状態が続きます。

そのたびに何か「対策」が発効される。これは単に気温に踊らされて社会が混沌としていくことであり、そのようなことはもうこれ以上は耐えられないです。

日本の当局にグレートリセット的な悪意がないのであれば、「何もしない」という勇気を持つ人が、表面に出てきてほしいです。

そのうち、ブログかメルマガかどちらかで、「 PCR 検査に意味がないことが研究で判明した」ことについて書かせていただこうと思いますが、これはもう本当に根本的なもので、3月からコロナの PCR 検査が行われていますが、少なくとも 4月までは、

「 SARS-CoV-2ウイルスが分離(特定)されている証拠がない」

のです(ソース)。

何かわからないものを対象に全世界で検査が進められてている。

私たちは「架空の何か」で踊らされている。

これ以上何かするべきではないです。

今後の日本の当局の対応から、日本は「あっち側」なのか「そうではないのか」がわかるはずです。

これは陰謀論だとかではなく、日本に生きる日本人社会の存続に関わるものだと思っています。

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