In Deep

地球最期のニュースと資料

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世界中であまりにも多発する「血の川」現象 : 旧約聖書の「十の災い」をなぞるようなこの時代に

   

旧約聖書 出エジプト記 07章 19-21節

主は更にモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を取り、エジプトの水という水の上、河川、水路、池、水たまりの上に手を伸ばし、血に変えなさい』と。エジプトの国中、木や石までも血に浸るであろう。」

モーセとアロンは、主の命じられたとおりにした。彼は杖を振り上げて、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った。川の水はことごとく血に変わり、

川の魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人はナイル川の水を飲めなくなった。こうして、エジプトの国中が血に浸った。

 

2016年10月15日のグアテマラの報道より

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昨日(10月15日)は、うちの子どもの学校の運動会でした。

私の住んでいるあたりは、この9月から10月は晴れの日が極端に少ない状態が続いていたのですが、昨日は快晴でした。天気予報によれば、「週末の晴れは6週間ぶり」ということだったのだそう。農作とか大丈夫なのですかね。

何はともあれ、昨日の運動会の日は天気もよく、航空自衛隊入間基地から勢いよく飛行してくる自衛隊軍用機の姿もよく見え、軍用機の爆音の中で徒競走の銃声(競技用信号機)が秋の乾いた空気の中に響き渡るという基地の町の運動会らしい風情を漂わせていました。

運動会は、徒競走だけではなく、どんな種目でも合図が銃声であることにも気づきます。絶え間ない銃声の中で、今、世界で「起きそうになっているような血なまぐさそうな感じの」いくつかのことを頭の中で思い描いたりしていました。

その夜、お酒を飲んだ後、ニュースを見ていましたら、ふと目にしたのが、冒頭の「グアテマラの川が突然真っ赤に染まった」というものでした。

現地ではテレビのニュースでも報じられていたようです。

グアテマラのテレビニュースより

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先ほど書きました「世界で起きそうになっているような血なまぐさそうな感じのいくつかのこと」は、それこそ流血とか大量死とかが関係しそうなことではありますけれど、そちらのほうのことは、書くにしても後日ということで、今回は、このグアテマラの「赤く染まった川」から連想することを書かせていただこうと思います。

というのも、今年は「川が突然赤く染まる」という出来事が大変多いのです。

記憶だけではさかのぼれない部分もあるほどですので、まず、2016年の分を少し振り返ってみます。

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赤く染まる理由

In Deep 、あるいは、地球の記録では、「水が赤く変色する」という出来事に関しては、かなりの事案をご紹介してきています。

それぞれのケースで、川にしても湖にしても、水が赤くなったということはは事実なわけですから、それぞれに合理的な理由はあるはずです。

なので、「赤くなったことが謎」だということではなく、記事に取り上げる意味は、

「明確な理由が曖昧な状況で水が赤くなるということ自体が象徴的だから」

ということが大きいです。

まして、それが多発しているというのは、かなりの暗示的な意味を感じさせるものではあります。

冒頭に旧約聖書からの抜粋をさせていただいていますけれど、主はモーセに、

> エジプトの水という水の上、河川、水路、池、水たまりの上に手を伸ばし、血に変えなさい

と命じ、聖書では実際にそうなっていますけれど、しかし水を、魚が死んだり人々が飲めなくなるような「毒」に変えるというだけなら、何も「赤くする必要はない」わけです。

今も当時も、むしろ多くの人為的な毒には色がないはずです。

実は、私は以前から、たまに暇な時に調べてみるのですが、今でも答えが出ないのがこのことで、

「(塗料や色素を使わないで)人為的に川や湖の水を多くの事例のように真っ赤にするにはどうしたらいい?」

ということなのです。

科学や生物学に詳しい方なら、簡単に答えを出せるのかもしれないですが、一般的に、世界中で川や湖などで水が赤くなった場合に、その原因として挙げられることとしては、

・藻やプランクトンなどの微生物によるもの

・化学物質の反応によるもの

などになります。

このどちらのほうでもいいのですが、「人為的」、つまり、「人の手により無理矢理、川の水を赤く染める方法というのはあるのだろうか」と。

どの方法もそうなのですが、ものすごく考えてしまう点として、

「川は流れている(赤く染まる要因があったとしても、流し去られる)」

ということがありますし、

「湖は水が大量の上にある上に、基本的には水の流入を繰り返している」

ということがあります。

しかし、多くの事例では、一定期間、ずっと赤のままで保たれているいるわけで、こういうことは、どういう原理によるものなのだろうというのが、最近いくら考えてもわからないのです。

これが、数十リットルとか数百リットル程度の水の量のものなら、それほど難しくないのかもしれないのですが、途方もない水量を、うっすらピンクに染めるというのではなく、ドキツイ「血の色」に染め上げるのです。たとえば下のように。

2012年2月 ベイルート フルン・アル・シュバク地区

river-blood-beirutdailystar血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川

 

2012年9月 中国 長江

red-china-02赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」

 

中国の長江ほどの大河が、一晩にして真っ赤に染まるというのは、どれだけ合理的な理由を挙げてみても、やはり不思議な気はするのです。

大量の水が絶えず流れている川が、一定期間その赤が保たれている。

下の動画は、冒頭にご紹介しましたグアテマラの川の様子を撮影したものですが、大河ではないにしても、それほど小さな川でもありません。その流れている川が連綿と赤く染まっています。

 

ちなみに、上の過去の例でベイルートと中国の長江の2つを取り上げたのは、あまり関係ないことではありますが、2つとも川が赤くなったのが「北緯 33度線のあたり」だということです。

記事を書いた当時は、北緯 33度線にまつわる話があるなどとは知りませんでした。

まあ、33線のことはともかくとして、これらの「赤く染まる水」については、2012年頃から、報道があるたびにご紹介し続けていますけれど、実は、最初の頃はそれほど不思議には感じていなかったのですよ。

「微生物とか、汚染とかで、そうなるんじゃね?」

程度の考えだったんですが、

「じゃ、どんな汚染だとこんなに赤くなる?」「どんな種類の何という微生物だとこんなに赤くなる?」

と自問自答してみると、まったくわからないのです。

調べても、少なくとも自分で行き着ける範囲には、明確にその答えを書いているものは「ほぼひとつも」ないのです。

たとえば、過去のどの報道でもいいのですが、川や湖が赤く染まった報道に添えられるものとしては、

「専門家たちは○○が原因の可能性があると述べている」

というような文章ばかりを見るわけで、「原因は明確に○○だ」という報道を、ほとんど見たことがないのです。

川の水が赤くなった原因が明確に報道に書いてあったものは、2011年にアメリカのオハイオ州ノーウォークで突然、川が赤く染まったという出来事があった時に、当局が「工場の染料が川に流れた」と発表した時のものくらいしか思い出せません。

2011年4月 染料によって赤く染まった米国オハイオ州の川

ohio-red-river2・NBC、世界中で流れ続ける「血の川」

 

流れている川を染料で一定期間赤く染めるためには、ずーっと赤い染料を川に流し続けなければならないという大変な苦労を伴うはずで、そんなに大量の染料が流れてしまう事態というのも何だか不思議な事態ではあります。

原因はいろいろだとしても、どの事例を見ても「川が赤く染まる」という光景は人に何らかの感情を催させるものはあります。

そして、きちんとした統計がないですので、自分がそういうニュースに興味を持って見始めた 2008年頃からの感覚的な統計しかないのですが、川や湖が血のような色に変わる事案は、

「 2011年頃から増えている」

とは思います。

先ほど「まず、2016年の分を少し振り返ってみます」などと書きながら、全然「まず」になっていないですが、今年 2016年の事例を振り返ってみます。

2016年は「特に多い」です。


2016年の「川や湖が赤くなる」事象を振り返る

2016年3月 メキシコ・ワウラ

mexico-red-2016・zborbollam 、メキシコの湖全域の水が真っ赤に変色

 

2016年5月 中国 河北省覇州市

china-red-river-2016-may中国河北省で川が広範囲で真っ赤に染まる

 

2016年7月 イラン オルーミーイェ湖

urmia-turns-red3Twitter北緯33度線が「血を象徴している」ことが…

 

2016年9月 ロシア・ノリリスク

blood-red-river-russia-01ロシア・ノリリスクで川が突然「真っ赤な血の色」に染まる。当局は「原因不明の物質によるもの」と発表

 

中国 運城塩湖

china-s-dead-sea-turns-blood-redExpress「中国の死海」と呼ばれる運城塩湖の水が突然「血の赤」に変色


 

というわけで、2016年の 3月から 9月までの半年間くらいだけで、過去 10年分くらいにのぼる「川が赤く染まる事例」が起きていたような感じです。

川が赤く染まる事例が増えているから世の中の「不穏が増大する」というような考えを起こすのは明らかにオカルトの思考ですが、しかし今、現実に世界で流れる「血」の量が様々な分野に渡って増えているのも確かです(簡単に書けば、人が多く死亡しているということです)。

最近、印象的だった出来事のひとつに、9月12日にバングラデシュのダッカで起きたことがあります。

その日は、イスラム教の「犠牲祭」と呼ばれる日(正式には、イード・アル=アドハー)で、ダッカでも様々な場所で捧げるための動物(羊、山羊など)が殺されていましたが、その日、ダッカに極端な集中豪雨が降り、その雨が屠殺された動物たちの血液を流し出したことによって、

「ダッカの街の道路が血の川となった」

のでした。

下がその光景です。これらは本物の血です。

2016年9月12日 バングラデシュ・ダッカ

streets-dhaka-blood-red-01Twitter

 

このことは、

イスラム教「犠牲際」での大量屠殺の日と大雨が重なり、バングラデシュのダッカの多くの道路が動物の血液で「赤い川」と化す
 地球の記録 2016/09/14

という記事に書きまして、他の写真なども載せています。

人間の血ではなく、動物の血ですけれど、「生き物の血液が本当に川となった」ということが、とても印象的な出来事でした。

これが起きたのが 9月11日の翌日だったということも印象を深くしていたかもしれません。

旧約聖書の「十の災い」。その最初の災いは、陸地のすべての水が赤くなるところから始まります。

最近の「血の川の出現の多発」ぶりを見ていますと、十の災いの「その1」が始まった時代だと思わざるを得ない面もあります。それが単なる感覚的なものだとしても、今の時代と、そして予測される少し先の世界と結びついて頭に描かれてしまうのでした。



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