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地球最期のニュースと資料

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悪魔の最終勝利を阻止する存在は… : 満身創痍でボロボロなれど、数百年間の「ヨーロッパ・ハザード」から生き残った日本、そして他のほんの数カ国は何のために地球に存在し続けるのか

   

1915年のルドルフ・シュタイナーの講演より

激しい戦いが生じるでしょう。白人は、精神をますます深く自らの存在のなかに受け取る途上にいます。

黄色人種は、精神が身体から離れていた時代、精神が人体の外に探究された時代を保っています。

そのため、白人がさまざまな地域の有色人類と激しく戦うことで、第五文明期から第六文明気への移行がなされます。白人と有色人類とのあいだでなされるこの戦いに先行するものが、白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで歴史を動かしていくでしょう。

何だかシュタイナーの言葉で始まりましたが、このシュタイナーの持つ「白人と有色人種の最終戦争」の概念の抜粋から始めたのは、今日ちょっとした「分布図」をネット上で見たことがあります。

それは知識としては何となく知っていたようなものですが、深く考えるうちに、「こういう国に生きている私たちは、もう少し考えないとなあ」と、ふと思ったのです。

その分布図とは下のものです。

Vox

これを少し詳しく見てみましょう。

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この地球が席巻されていく中の最後の砦

先ほどの地図の色の分布は、日本語で書きますと下のようになっています。

つまり、「歴史上で、1度もヨーロッパの植民地や支配下に入ったことのない国」は、オレンジ色の で示されています。

その上で、もう一度、世界地図を見てみます。

ヨーロッパによる植民地化に関しての国の分布

・Vox

オレンジ色の は、上で示した5カ国だけ。

すなわち、

・リベリア
・タイ
・韓国
・北朝鮮
・日本

だけとなっているのです。これに関しては、いろいろな考え方があるとは思いますが、「ヨーロッパの支配」ということに関しての国際的な解釈はこのようになっています。

この5カ国のうち、アフリカのリベリアは非常に歴史のある国でしたが、1989年からの内戦でボロボロになってしまって、それが現在も影響しています。

そういう意味では、資本主義下で現在、通常の国家体制にあるのは、

・タイ
・韓国
・日本

となり、そして、特殊な国家体制下であるとはいえ、国家として現在存続している「北朝鮮」という顔ぶれとなります。

これは、この5カ国の全世界の面積から見ての占有率は著しく小さいもので、この地図を見れば見るほど、

「よう残ったもんだ」

と思います。

これは、別の見方をすれば、下のような地図分布でもあるわけです。

 

ヨーロッパのハザードはそれほどすさまじかった。

広大な北米も南米も、すべてヨーロッパ人に奪い取られ、そこにもともとあったネイティブの文化はほとんど滅ぼされました。

人命も文化も、場合によっては、文字や言葉も消えてしまった。

何もかも破壊し尽くし、略奪し、消滅させ、しかも、それを「キリストの名の下に」おこない続けたヨーロッパゾンビたち。

その様子は、たとえば、アメリカでは記念日まであるコロンブスの場合は下のような有り様でした。

クリストファー・コロンブス – Wikipedia より

コロンブスと同行し、虐殺を目にしていたキリスト教宣教師のバルトロメ・デ・ラス・カサスは、日記にこう記している。

「一人でもインディアンが森にいたら、すぐに一隊を編成し、それを追いました。スペイン人が彼らを見つけたときはいつも、柵囲いのなかの羊のように、情け容赦なく彼らを虐殺しました。 『残虐である』ということは、スペイン人にとって当たり前の規則であって、それは『単に残虐なだけ』なのです。しかしそのように途方もなく残虐な、とにかく苛烈な取り扱いは、インディアンに対しては、自分たちを人間だとか、その一部だなどと金輪際思わせないよう、それを防ぐ方法になるでしょう」

「そういうわけで、彼らはインディアンたちの手を切り落として、それが皮一枚でぶらぶらしているままにするでしょう、そして、『ほら行け、そして酋長に報告して来い』と言って送り返すのです」

「彼らは刀の切れ味と男ぶりを試すため、捕虜のインディアンの首を斬り落とし、または胴体を真っ二つに切断し、賭けの場としました。彼らは、捕えた酋長を火炙りにしたり、絞首刑にしました」

日本語で言うところの鬼畜そのものですが、これはコロンブスだけの場合だったのかというと、そうではないことは歴史の記録でわかります。

「悪魔が乗り移った」かのような蛮行を「神の名において」おこなう。

彼らの数々の蛮行から 500年くらい後、やはりヨーロッパ人の末裔が書き上げた『エクソシスト』という小説があります。これは大ヒットした映画エクソシストの原作ですが、その中に、少女リーガンに対しての悪魔払いをおこなうことになったカラス神父という若い神父が、悪魔払い師のメリン神父に、

「悪霊が人間にとり憑く目的はどこにあるのでしょうか」

と尋ねるシーンがあります。

その答えとして、ヨーロッパ人のメリン神父は以下のように小説の中で答えています。

小説『エクソシスト』(1977年)より

それは誰にも判らないことだ。……しかし、私はこうみている。つまり、悪霊の目的は、とり憑く犠牲者にあるのではなく、われわれ……われわれ観察者が狙いなんだと。

そしてまた、こうも考えられる。やつの狙いは、われわれを絶望させ、われわれのヒューマニティを打破することにある。やつはわれわれをして、われわれ自身が究極的には堕落した者、下劣で獣的で、尊厳のかけらもなく、醜悪で無価値な存在であると自覚させようとしている。

メリン神父は、悪霊(悪魔)が人間にとり憑く理由を、

「私たち人間に、人間と人間社会に対して絶望させるように仕向けることにある」

あるいは、

「人間という存在が、下劣で獣的で、尊厳のかけらもなく、醜悪で無価値な存在であると、人々に自覚させようとしている」

ためだと考えているということになるのだと思います。

コロンブスのおこなった行為は、まさに、この「人間という存在が醜悪で野蛮で無価値なものと、人間に思わさせるため」には十分であり、そういう意味では、ヨーロッパ人の植民地時代というものは、

「悪魔が世界に羽ばたいたとき」

だったと言えそうです。

おそらく、それ以外のなにものでもなかったでしょう。

悪魔が地球を征服するために、悪魔の支配下にある人間(本人がそう気づいていなくても、彼らは期待通りの行動をします)が全世界に広がり、「地球を悪魔の星にする」。

それが目的だったような気さえします。

このコロンブスについては、過去記事、

虐殺の祝日コロンブス・デー:彼らは「理想的な人類像」を破壊し、そしてそれは「4回続く皆既月食」の渦中で起きた
 2014/10/14

というものの中で書いていますが、その時には、悪魔というようなキーワードにはふれていませんでした。

いずれにしても、それから数百年が経ち、そこから辛うじて生き残ったのが、こちらの国と地域だけだったと。

 

私は日本人だから、日本はどうすれば? というようなことをまず考えますけれど、同じアジアの北朝鮮、韓国、タイも、「いろいろなことはあった」とはいえ、ヨーロッパの支配下からのサバイバルというカテゴリーでは共通だと思うのです。

そういうところでは、とても大きな意味があるのではないかなとも思うのです。

別にこれらの国と仲良くするとか、そういう単純な話ではなく、それらの国の歴史の裏に流れる共通の「見えざる手」は何だったのかと考えるとか、そういうようなことです。

アジアといえば、今は中国の名前がトップに上がりやすいですが、サバイバーの国たちはそれよりも重要な「何らかの使命」を持っているのではないかとも思ったりもします。

ヨーロッパ・ハザードが今後も継続していくのかどうかはわからないですけれど、アメリカもロシアも「要するにヨーロッパ」と考えると、それはそうなのかもしれないとは思います。

冒頭に 1915年のシュタイナーの講演の内容を抜粋したのは、そこにある、

> 白人と有色人類とのあいだの大きな戦いの決着がつくまで

というフレーズを思い出したからです。

以前、

2017年は、私たち日本人が西洋文化を拒絶し「オリジナル日本人」に戻ることができる始まりとなり得るだろうか。それは東洋と日本の存亡に関する最後の砦のはずですが
 2016/12/25

という記事において、シュタイナーは、

「東洋が西洋文化を拒絶し始めることから新しい文明時代に入る」

という意味のことを述べていました。

シュタイナーは自身がヨーロッパ人であるだけに、その本質を知っていたように思います。

 

何だか抽象的な記事となりましたが、いろいろとボロボロではあっても、日本はまだ完全には負けていないはずです。

日本が悪魔の砦としての機能をやめれば、地球はそちらに転がります。

 

ちなみに、その「戦い」のためには、何も物理的に戦ったり、精神的に反抗したりする必要はなく、ヨーロッパの素晴らしい文明を十分に堪能しながらも、各自が日本人らしい思考と行動を普通におこない日々を生きていけば、それでいいのだと思います。

日本人らしい思考と生活を崩さないという生き方ほど強烈な反抗、あるいは革命スタイルはないと思います。



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