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「終末のような」という表現が少しも違和感のない2020年の最初の月に黒い鳥の群れと共に示されるキーワードは「パンデミックの同時進行」

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Shuguang2019




 

世界各地の「鳥」と「虫」

中国のエポックタイムズが「中国で起きている動物による珍しい現象は武漢コロナウイルスと関連しているのだろうか」というタイトルの記事を投稿していました。

この、

> 動物による珍しい現象

というのは、「カラス」のことなんですけれど、コロナウイルスの発生源とされる武漢のある湖北省(北緯33度線上)で、1月の29日前後、各地で「カラスの大群が目撃され続けた」ということを記していた記事でした。

以下は、SNS などに投稿されていたものをいくつかつないだ動画です。

Shuguang2019Michael90656953yingyi8798

カラスの大群は、あらわれる時には、どこにでもあらわれますけれど、少し興味深かったのは、中国湖北省各地にカラスの大群があらわれたこの 1月下旬の同じ時に、

「アメリカ・テキサス州のヒューストンも黒い鳥の大群に襲われていた」

のでした。

2020年1月29日 米テキサス州ヒューストンのショッピングモール

KHOU11

これは動画で見ますと、なかなかすごいもので、ヒッチコックの「鳥」そのものの様相です。

個人的な話なんですけれど、その 1月の終わり頃のこの日、私の住む場所でも、カラスたちが群れをなして何時間もギャッギャッと騒ぎ続けていまして、「集団でこのように長く騒ぎ続けるのは珍しいな」と思っていた後で、中国とかアメリカでこういうような光景が展開されていたことを知りました。

アメリカの大群も黒い鳥ですけれど、これはカラスではなく、グラックル(Grackle)と呼ばれている鳥で、日本名はクロムクドリモドキという鳥だそう。

報道を読みますと、テキサス州南東でこのグラックルが大群をなすことは珍しいことではないそうですが、動画では女性が「ジャスト・ファッ○ン・クレイジー」とか呟いていますので、そんなに一般的なことでもなさそうです。

ちなみに、アメリカではこのグラックルは「悪魔の鳥」と呼ばれることもあることが記事に書かれていました。

中国に関していえば、1月の下旬は、ちょうど新型コロナウイルスの患者数が飛躍的に拡大し始めた頃でしたので、そういう不安な心理と相まって、カラスの大群にも「意味があるではないか」と多くの人が感じたということなのですかね。

それと、エポックタイムズによれば、1月の下旬に、「北京に大量の大型の蚊が発生している」ということも SNS への投稿で示されていると書かれていました。

北京の冬は大変に寒いので、通常、蚊を含めたいかなる昆虫も真冬にはあらわれないそうなのですが、1月下旬に撮影された「大きな蚊が密集する様子」の動画が投稿されていました。

まあしかし、蚊は暖かい場所を探して越冬するような強い生体ですので、隠れていた蚊たちが気温の高い昼間にふらっと出てきのかしれません。

中国の方々も、新型コロナウイルスの拡大の渦中でいろいろ不安で、わりと何でもないことに反応してしまうという部分はあるのかもしれません。まあ・・・あるいは、カラスにも蚊にも何か意味はあるのかもしれないですけれど。

新型ウイルスといえば、先日のこちらの「強力な病原体が世界各地で発生中…」という記事において、「新型コロナウイルスがノロウイルスのように乾燥に強いと困るな」というように記したのですけれど、本日の中国の科学者たちの発表により、

「新型コロナウイルスは乾燥に強い」

ことが確定しました。

以下の記事に記していますが、ドアノブからウイルスの核酸が検出されたのです。

「どこからでも感染する」:中国の科学者が新型コロナウイルスを「ドアノブ」から検出し、スマートフォンを含むあらゆる日常品が感染経路となる可能性を警告。また、エアロゾル化した糞便による大気感染も懸念される

中国の健康委員会は、その前日に「新型コロナウイルスは、適切な状況下では物質の表面で最大 5日間生存できる」と発表していますので、つまり、どこにウイルスが存在しているのかわからない状態であるほど広がっているというのが真実に近いかもしれません。

同じバスに乗っただけで感染したとか、同じチャーター機に乗っただけで感染したということの理由がこれでわかります。椅子や柱や壁などに飛沫などによって付着したコロナウイルスが、そのまま乾燥した後も生き続けているようなのです。

なので、数日後にそこにふれたことで感染する可能性もあるのかもしれませんし、そもそも乾燥したウイルスは風に乗りますから、大気中を漂っているかもしれません。

患者が殺到している中国の病院でも同じことが言えるかもしれません。扉やドアノブからエレベーターのボタンまで、どこにでもウイルスが存在している可能性が出てきたということでもあります。

そういえば、先ほどリンクしました「強力な病原体が世界各地で発生中…」という記事において、さまざまな感染症が世界中で発生していることにふれたのですけれど、その後、

「台湾では豚インフルエンザで 50人以上が死亡している」

という事態が進行していることを知りました。

しかも、台湾では、季節性インフルエンザでも 700人以上が亡くなっているのですが、このデータが、かなり不気味なのです。

台湾に関して報じていました香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストの記事をご紹介します。

Taiwan reports 56 swine flu deaths amid coronavirus outbreak
South China Morning Post 2020/02/04

台湾は豚インフルエンザにより56人が死亡したと報告

台湾では、インフルエンザが、新型コロナウイルスより大きな脅威となっている。

疾病対策予防センターによると、台湾では、過去 3カ月間に少なくとも 56人が H1N1 豚インフルエンザウイルスの影響を受けた呼吸不全で死亡している。

台湾の新型コロナウイルスの確認された症例は 10件でしかなく、死者もいない。

2019年10月1日以降の今シーズンに台湾では、季節性インフルエンザの重症化により 771人が死亡し、豚インフルエンザで 56人が死亡したと疾病対策予防センターの広報担当者は述べた。

季節性インフルエンザの重症例の患者の 41%は 65歳以上だ。さらに 32%は 50〜 64歳のグループに属しており、80%近くが慢性疾患にかかっていたと広報担当者は述べた。

この報道の何が不気味かといいますと、

・重症例の患者の 41%は 65歳以上

・重症例の患者の 32%は 50〜 64歳

となっていまして、重症者に高齢者の比率が多いのはどんなインフルエンザでも同じですが、この世代を合計すると、73%となります。

ということは、「全体の 27%は 49歳以下の世代」だということになるのです。普通この世代は、基礎疾患がなければ、ほとんど重症化しません。

若い世代の重症者数などの数はわからないですが、こちらの記事に書きましたように、現在アメリカで流行しているインフルエンザは「健康な若い世代の重症化率が高い」のです。これは通常のインフルエンザではあまり見られないもので、世界的に何となくインフルエンザが変化している感じはあります。

この台湾で流行している「 H1N1 豚インフルエンザ」というのは、2009年に WHO が、パンデミック宣言したものと同じタイプです。

2009年の豚インフルエンザのパンデミックでは、WHO の統計によれば、全世界で 62万人以上が感染し、14,286人が死亡しています。

この 2009年の豚インフルエンザのパンデミックは、当初 WHO が想定していたよりも感染者は少なく終わったのですけれど、それはそれとして良いことだったのかもしれないですけれど、それだけに、「現在この豚インフルエンザに対しての免疫を持っている人が世界的に少ない」のではないかというようには思っています。

ですので、この台湾の豚インフルエンザが拡大して各国で大流行などにならないことを願っていますけれど。

何しろ、場合によって国や地域によっては、

・新型コロナウイルス
・豚インフルエンザ
・強毒化しているっぽい季節性インフルエンザ

が同時に蔓延する可能性があるわけですし。

どのようなウイルスでも、気温が低いほうが長く生存できますので、暖かくなるまでは、どれが流行しても不思議ではないです。

話は逸れますが、「低温下のウイルスやバクテリアは長く生きる」ということについては、過去の生物兵器戦などでも利用されていたようで、1950年代の朝鮮戦争でアメリカ軍は、朝鮮に対して、徹底的な生物兵器攻撃を行っていたことが「朝鮮戦争における米軍の細菌戦被害の実態」などの資料に残されていますが、そこには以下のような記述もあります。

ハエの中には、朝鮮では珍しい、耐寒性があり雪の上に落ちてはじめは動けなくても、朝日がさすと飛び回れるよう、寒冷条件に適応させたと考えられる種のものもいた。これらのハエ類からはコレラ菌、腸チフス菌、パラチフス菌が、ネズミのノミからはペスト菌が検出された。

細菌弾を雪の上に投下し、なぜ昆虫を活動困難な雪原に撒いたのか疑問だったが、低温で細菌が長期間、生存する上、冷凍保存された細菌はそれ以上に長く保存されるからだと分かった。しかも雪原に撒けば、雪が溶けた後の大地や水源を広範囲に汚染することもできるからだ。

工夫というのか、いろいろとするものだなと。

このあたりから考えますと、今回の新型ウイルスが出現したのが真冬だったというあたりは、「ウイルスが環境中に長く残存できる」ということにつながってしまっているのかもしれません。しかも、乾燥にも強い。

 

 

考えれば2020年はまだ1ヵ月が過ぎただけなのに

1月の終わり頃からは、ブログでは新型ウイルスについての記事が多かったのですけれど、実際には、いろいろと「終末的」な出来事が続いています。

アフリカでは「過去最悪のイナゴの大発生」が起きています。

国連によれば、少なくとも過去数十年では最大級のイナゴの侵略となっていると BBC は報じていまして、ソマリアとエチオピアでは、国家緊急事態が宣言されています。


BBC

イナゴは農作物を徹底的に荒らしますので、今のままの状態が続くと、東アフリカ全域に壊滅的な食料不足がおとずれる可能性があるという懸念に結びついています。

今現在でもイナゴの数は壊滅的な状況ですが、国連の食糧農業機関(FAO)によれば、このままのペースだと、6月には「今の 500倍の数になる可能性がある」と警告しています。

こんなことになった原因は、中東から東アフリカは昨年以来、度重なる大雨に見舞われ、草原などが広がったことによりイナゴの繁殖に最適な土壌となってしまったためです。

また、現在のアフリカは、中国との人の行き来が大変に多く、そのため、「新型コロナウィルスはアフリカ経由で拡散するか」というような記事もあるほどで、アフリカも今後かなりの厳しい状況に見舞われる可能性が高くなっています。

昨年以来書いていますが、世界の食糧生産状況は、国や地域によっては、やや危うくなっていまして、仮に今年も昨年のような気象状況が再現されたとした場合、いよいよ厳しいものとなっていく可能性がありそうです。

そうなりますと、主要国といえども「食糧の援助」というようなことを言っていられないような状況にならないとも限らないわけです。

たとえば、これも中国が中心の話ですが、昨年、1億頭以上のブタさんたちが殺処分された「アフリカ豚コレラ」が今、他の多くの地域に拡大しつつあります。

1月の終わりに(先ほどのカラスや黒い鳥の大群が目撃されていた同じ頃に)フィリピンとバリ島で新たな豚コレラが発生したことが報じられています。

フィリピンでは 3万頭のブタが殺処分され、バリ島では 888頭が処分されました。

そして、報道では、中国、ベルギー、スロバキア、カンボジア、北朝鮮、韓国、およびベトナムを含めた 50カ国近くでアフリカ豚コレラが発生していると報じていまして、そして今、オーストラリアとドイツも、当局は「アフリカ豚コレラの侵入は避けられない」と述べています。

ワクチンの研究は進んではいますが、実用化されるのは、早くても 5年後になるとオーストラリア ABC ニュースは伝えています。

アフリカ豚コレラは事実上、致死率が 100%に近く、もし仮に、このアフリカ豚コレラが今のまま拡大していくと、冗談ではなく、

「世界から豚肉が消える」

という事態もないではないかもしれないのです。

消えるというのは大げさでも、何年後には信じられない高値となっていくというようなことはあり得るかもしれません。

そして、ヨーロッパでは各地で H5N8 鳥インフルエンザが拡大していて、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、ルーマニア、チェコ共和国などで報告されている中、WHO はウェブサイトで、ヨーロッパでの鳥インフルエンザの拡大に警告を発しています。

 

何だかもう世界中が「病気だらけ」なのです。

 

そして、これらは少なくとも現時点では、「同時に進行」しています。

今回挙げさせていただいたものを並べますと、

武漢新型コロナウイルス(ヒトに発症)

H1N1豚インフルエンザ(ヒトに発症)

致死率の高い季節性インフルエンザ(ヒトに発症)

H5N1鳥インフルエンザ(今ところヒトの発症はなし)

H5N8鳥インフルエンザ(今ところヒトの発症はなし)

アフリカ豚コレラ(これまでに1億頭以上の豚が死亡)

というようになります。

これがさらに大規模に「同時進行」していったとすれば、そりゃもう世界は混乱するでしょうけれど、そうなる可能性がゼロではないというあたりが、今年 2020年の凄まじさかと思います。

まだ 2020年に入って、たった 1ヵ月なのに、もうずいぶんと過ぎたたような濃い毎日が続いています。





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