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笑いという「奇跡の治療法」を取り戻す

投稿日:2021年12月15日 更新日:


↑ 写真が全然タイトルと合ってねえだろ(え? 微笑ましくないですか?)。




 

笑いと治癒力を思い出し

あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ…(そんな話なのかよ)。

いやいや、まあこの1年半とか、マスクもあったりいろいろあったりで、社会から日常的な笑いがずいぶんと消えていますけれど、「笑い」というのは実際には、病気の最大の治療法でもあるわけで、

「笑いがたえない社会」

というのが、本来ならパンデミックのような局面では重要だと思っていましたが、もうどんどん笑えない社会になってきています。

「笑いは健康に良い」ということは、曖昧な面では「そりゃそうだ」というようには思うのですが、アメリカの著名なジャーナリストであるノーマン・カズンズ氏という方が、自らの病気を「笑いとビタミンCで治した」ことを記した『笑いと治癒力』という本があります。

その「病気」は膠原病なんですが、訳者の後書きには、

> 専門医から回復の可能性は五百分の一と宣告されるほどの重態におちいった。

というような深刻なもので、あらゆる治療での回復の可能性がないことを悟った後、「笑いで治す」という方法に挑むことになり、それで「治っちゃった」というものです。

ただ、本はそのご自身の笑い闘病記のことを中心に書いているのではなく、「なぜ自分は笑いで治ったのか」ということを、古代から過去の医学の見解などを含めて非常に多岐にわたって研究し続けた、一種の論文とも言えるものです。

そのあたり、アマゾンの評価などを読まれてもわかると思います。

その一部を抜粋します。


笑いと治癒力 「想像力と長寿」より

聖書には、楽しい心は医師と同じ働きをすると書かれてあるが、ユーモアの結果として人間の精神と肉体の内部でどんな作用が生じるのかを、正確に説明することは難しい。しかし、たしかにそれが作用するという証拠があるから、何世紀ものあいだ、医師だけではなく、哲学者や学者たちまでいろいろと思索を重ねてきた。

フランシス・ベーコン卿は陽気な喜びの生理学的特質に注目する必要があると説いた。ロバート・バートン(1577-1640年 イギリスの著述家)は四百年近くも前に自著『憂愁の解剖』の中でいろいろな典籍を引用して、「ユーモアは血行を促し、身体を若々しくし元気にし、いかなる仕事にも適するようにする」という自分の観察を裏づけた。

そして一般に陽気な喜びは「憂愁の壁を打ち破る主な道具であり……それだけで本来、立派な療法である」と述べている。ホッブスは笑いのことを「突然の輝かしい情熱」と呼んだ。

イマヌエル・カントは『純粋理性批判』の中で、大声の笑いは「もっとも重要な肉体の過程を促進することによって、健康感、すなわち腸と横隔膜とを動かす情感、つまりわれわれの感じる満足の内容を成す健康感を生み出し、われわれはそれによって、精神を通じて肉体に到達し、精神を肉体の医師として使用することができる」と書いた。

……ジグムント・フロイトは人間の精神に興味を持ったが、それは機能障害や苦悩の面に限られてはいない。彼の研究は、人間の脳が宇宙で占める、この上なく神秘的な地位を対象にしていた。彼にとって、ウィットとユーモアとは、人間精神の独自性の、高度に分化した表現であった。

陽気な楽しさは神経の緊張に対抗するための非常に有用な方法であり、ユーモアは有効な療法になり得ると、フロイトは信じていた。

ウィリアム・オスラー卿は笑いを「人生の音楽」と見なしていた。

オスラーの伝記の著者、ハーベイ・カッシングは、オイラーが、一日中働き通して、心身ともに消耗した医師たちに向かって、陽気な楽しさを医師自身の薬にするといいと忠告した言葉を引用している。

……スタンフォード大学のウィリアム・フライは「陽気な笑いの呼吸構成要素」という非常に啓発されるところの多い論文を書いた。この論文の題名は、多分普通に言うところの「腹を抱えての大笑い」のことを意味しているのだろうと思うが、フライもカントと同じく、呼吸の全課程が哄笑によって、いい益を受けると考えている。

この問題について一読に値するもうひとつの論文は『神経病学および精神医学紀要』の1932年版に出ているH・パスキンド著「笑いの筋肉緊張に及ぼす効果」である。

……わたしは第一章で、笑いがわたしの関節の炎症をやわらげる力を発揮し、それが継続的、累積的な血沈の値の減少で立証されたことを記したが、それは笑いがエンドルフィンを刺激したことを意味するのだろうか。

その方面で興味のある実験が日本の東京のある医師によって行われた。その医師は結核の治療に笑いを取り入れた。その実験報告によると、笑いが治療上に効果があり、患者の病気の好転に役割を果たすことが十分に立証されたと言う。

笑いと治癒力


 

ここまでです。

うひゃひゃひゃひゃひゃ(いやいや、その反応は)。

ここにあります、

ある実験が日本の東京のある医師によって行われた。

は調べてもわからなかったのですが、これとは違う比較的最近の日本の試行で、以下のような報道があります。

「笑い」でがんへの免疫力向上 大阪の医療機関が発表 朝日新聞 2018/05/29)

大阪国際がんセンターは吉本興業や松竹芸能、米朝事務所の協力を得て、笑いが、がん患者に与える影響を調べる実証研究を実施。昨年5~6月の計4回、漫才や落語を鑑賞した患者と、鑑賞しなかった患者のそれぞれ約30人の血液を採取して分析した。

その結果、笑いの舞台を鑑賞した患者の1人は、免疫細胞の一つである「NK細胞」の血中の割合が実験前の約1・3倍に増えたことなどが確認され、鑑賞した患者全体でも免疫細胞の増加傾向がみられたという。

いずれにしましても、このように、ずいぶんと以前から笑いの効用というものは言われていたようで、そういえば、以前、ブログ記事で「パッチ・アダムス」という映画をご紹介したことがありました。

いつの記事でしたかね…… 2015年の4月の記事ですね。

パッチ・アダムス医師の「楽しく人を死なせる」ための真実の医療の戦いの中に見えた「悪から善が生まれる」概念の具体性
投稿日:2015年04月19日

このパッチ・アダムス医師という人は実在の人物なんですが、「笑いは人を癒やす」という主張を通していた方です。

ブラジルで病気の子どもたちと過ごすパッチ・アダムス医師

DR HUNTER PATCH ADMS

パッチ・アダムス医師に感動したのは「治療に笑いを用いる」という一点だけではないです。

この方は、治る可能性のないような人に「無駄な延命はしない」という立場を持っているはずで、

「延命よりも、亡くなる最期の最期の瞬間まで楽しい気分でいてほしい」

と。

それがどんな病気であろうと「死ぬ瞬間まで楽しくて仕方なかった」という患者さんたちの死に方を目指していたと思われます。

現在の医療では、苦しんで苦しんで、最期は人事不省で亡くなるという場合も多いかと思われますが、そのような状況だと、

「楽しい記憶と共に死ねない」

ということがあるなあと以前から思っていました。

 

人間がいつか死んでしまうことは仕方がない。

それが当たり前なのですから。

死に方やその時期が人それぞれなだけで、極めて当然のことです。

しかし今の医療での末期はなんだか悲惨すぎる。

そして今のこの時代となりました。

 

先日の以下の記事に書きましたけれど、今後数年は、おびただしい「死の時代」となっていくことは避けられないと思います。

米国の医師たちが懸念するブースターショットによる後天性免疫不全の爆発。そして個人的に懸念する「コロナ遺伝子のHIV的な挙動」から見るこれからの数年
投稿日:2021年12月13日

しかも、身近な人たちにもそれが起きる。

接種やコロナと関係していても関係なくとも、身近な人の「死」というものに、今後多くの人たちが直面していくと思います。

もうその徴候はどこにでも出ていて、私もいろいろと覚悟はしています。

そういう時に、

「最後に笑って死んでもらう方法ってあるのかなあ」

とかさえ考えます。

 

ちなみに、先ほどの『笑いと治癒力』の抜粋の中に出てきた論文に、

ウィリアム・フライ著「陽気な笑いの呼吸構成要素」
H・パスキンド著「笑いの筋肉緊張に及ぼす効果」

というふたつのものがありましたが、論文の現物はわからないですが、このふたつの論文の「呼吸構成要素」とか、「笑いの筋肉緊張に及ぼす効果」などを見ますと、おそらくですが、

「小さな子どもが全力で笑うことは身体の成長と関係がある」

と私は思っています。

子どもにより様々だとはいえ、5歳以下くらいの小さな子どもは笑う時には全力で笑いますから、あれは「内臓、筋肉、免疫機能」など身体成長の健全性と関係していると考えています。

ですので、この「マスク時代の子どもたち」は、低酸素症だけではなく、「笑いの欠如」によっても、基本的な肉体的成長が妨げられていると思っています。

小さな子どもが全身で笑うことにより身体を成長させていることは間違いないと思います。

しかし、小さな子どもはマスクをつけて大笑いはできないですよ。

大笑いが1年半も阻害されているというのは厳しい現実だとも思います。

子どものマスクについては過去にずいぶんと書かせていただいていますが、以下の記事にある程度の過去記事のリンクがあると思います。 100%害悪です。

小さな子どもへのマスクがどのようにその子たちを殺していくか
投稿日:2021年9月27日

 

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ (ここで笑いかよ)。

いや、気づいたんですけど、ウヒャヒャ、とか笑いの文字を書いていると、それにつられて自分も笑っているんですよ(笑)。

これはいい方法かもしれません。

 

まあ、笑わない小さな子どもがその後、体が弱くなるというのは……私がその例ですね。私は赤ちゃん時代から幼少時代は、笑った記憶がないのです。実家の昔のアルバムでも確認しましたけれど、「まったく笑わない子ども」だったのですね。

大人になるにつれて、四六時中笑うようになりましたが(それはキ……)。

箸が転んでもおかしい年頃という表現がありますが、次第に、箸を見ただけで笑うようになってきて、そのうち、「は」という文字を見ただけでも笑うようになりました(それはキ……)。

 

はし。

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

 

さて、こんな狂気に陥っている場合ではないです。

以下の記事で、農耕と律法のイタリアの神「サトゥルヌス」の祭のことなどを書いたことがありますが、それらの文章を読んで、十代の時に「笑いの重要性」ということに気づいたというのもあります。

創造神Jamに16歳で救われた私が40年後に気づいたこと
投稿日:2019年11月23日

十代の半ばに、

「人生は徹底的にふざけて生きていい」

と、雑誌などに教えていただいて、やっと笑って生きるようになりました。

 

なお、どの記事かわからなくなってしまいましたが、

「それが良い時代なら、善良で生きることが最も素晴らしい」

けれど、

「それが悪い時代なら、自分の中の悪の部分を認識して生きる」

ことは重要だと思います。

 

今は悪い時代です。

 

そして人間には、「全部悪の人間」も「全部善の人間」もいません。

どちらも内部にあり、その比率が人により様々なだけで、悪の部分は全員が持っているはずです。赤ちゃんとかを除けば。

今は「自分の悪の部分」を直視することで乗り切ることができる時代のような気さえします。

水戸黄門なんかでも、悪代官とかワッハッハッとか笑ってるじゃないですか。

あれは健康にいいのです。

映画「ロボコップ」なんかでも悪人たちは主人公を殺しながら爆笑し続けています。

結果として、先ほどの論文に出てきた「呼吸構成要素」とか「笑いの筋肉緊張に及ぼす効果」により、悪人は健康となるので、悪人は世にはびこる

世にはびこるようになるには、悲惨の中でも笑うことだと思います。

悲惨な時代の中でも。

 

私はもともと自分の中の悪の比率が高い人ですので、このような時代でも、そんなに落ち込まないですが、悪魔と天使が内在しているとすれば、自分の中から天使を一時的に排除するような、そんなことが必要な時代になってしまっているかもしれません。

映画エクソシストのオープニングでは、イラクで発掘された古代の石像の頭部に「悪には悪を」と書かれているシーンが描かれていますが、それを思い出します。

悪には悪を。

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