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150年ぶりに「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が出現する : 前回の1866年は江戸時代が消える日本の近代史上最大の転換点の時だった

投稿日:2018年1月19日 更新日:

 

今月の末に、「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」という現象というのか、そういう状態があることを知りました。

そのことを書こうとは思ったのですが、それについて調べているうちに、次第に何だかいろいろと複雑なことが出てきまして、没頭しているうちに時間がなくなり、まとまった情報として書き出すまでに至りませんでした。

今回は、「今年の1月にそういうことがあります」ということについて短くご紹介させていただこうと思います。




 

150年前の日本の大転換の時に

この「スーパー・ブルー・ブラッドムーン(Super Blue Blood Moon)」という名称は何だか長い上に重い響きですが、どういう意味かといいますと、

・スーパームーン(地球から見た満月の円盤が最大に見えること)
・ブルームーン(1ヶ月のあいだに満月が2回あること)
・ブラッドムーン(皆既月食のこと。皆既月食では月が血のように赤くなるため)

の3つが同じ日に重なるというだけのことではあるのです。そういう意味では、見た目的には大した事象ではないともいえます。

しかし、この3つが同時に起きることは大変に珍しいそうで、前回は「 西暦 1866年」だったのだそう。それほど稀な現象のようです。

西暦 1866年というと 152年前ですが、「その頃ってどんな年だったのだろう」と調べていたら、それは冒頭の画像に書きましたとおりですが、大きな事象の時だったのです。

1866年の 12月5日、徳川慶喜が、江戸幕府最後の将軍(日本史上最後の征夷大将軍)に就任し、そして、同じ月の 12月25日には、孝明天皇が崩御されて、明治天皇の時代となるのです。

少なくとも日本にとっては大変に大きな節目に感じる年が、1866年だったのでした。そして、この年の 3月の夜空に「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が浮かんでいたということになります。

この「赤い月」というのは、皆既月食のことですが、この概念に関しましては、もともと興味を持っていたものでして、2014年の In Deep の、

赤い月と黒い太陽: 2014年から 2015年まで「4回連続する皆既月食」がすべてユダヤ教の重要宗教祭事の日とシンクロ。そして、過去の同じ現象の時に「イスラエルの建国」があった
 In Deep 2014/04/06

という記事以来、「赤い月」について、かなりの数の記事書いてきたといういきさつもありますが、「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」というような現象があり得るということは知りませんでした。

なお、「赤い月」に関しての過去記事一覧はこちらにあります。

 

そういうように、これまで赤い月にはわりと興味を抱き続けていたところに出てきた「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」という現象が非常に稀なものであり、前回は 150年前だったということで、そしてその前回の出現は、日本の激変期の《頂点》と重なっていたということには確かにかなりの興味がわきます。

今回は、こういうことがありますよというご紹介に過ぎないものとなっていますが、昨日の記事、

「歴史上初めて1ヶ月間1度も太陽が出なかったロシアの12月」や、「アメリカの《新しい安息地》にマグニチュード2.0の地震を発生させた火球」が示唆するかもしれない2018年
 In Deep 2018/01/18

では、

・アメリカ
・ロシア

のふたつの国での示唆的な出来事を書いたのですけれど、ここに、1月に起きる「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」の示唆の対象としての、

・日本

が加わる感じがした次第です。

個人的には(というか数秘術的には)今年 2018年という年は、基本的には「 2017年の路線の延長と増大」という程度に思っていましたけれど、スーパー・ブルー・ブラッドムーンという、少なくとも名前に関して派手な事象が加わるとなりますと、日本では劇的なこともあり得るのかもしれません。

こういうサイクルを全然信じないのなら、それはそれでそのほうが健全だとも思いますが、私はこの4年間の赤い月の因果を見てきた結果として、「そういうサイクルはある」と確信しています。

ところで、現在の陛下のご退位が来年 4月30日に決まったそうですが、思えば、「前回のスーパー・ブルー・ブラッドムーンからの 150年間」というのは、

・明治
・大正
・昭和
・平成

の「4つの元号の最初の年から最後の年までをきっちりと貫き通した時期」だったことがわかります。

もちろんこれは単なる偶然でしょうけれど、それでも「月」に興味を持っている人間としては非常に感慨深いものがあります。

なお、あまり関係ないことですが、ブラッドムーン、つまり皆既月食は観測地により程度の差はあっても「赤くなる」のですが、その月が浮上したり沈む様子を見て、

「日の丸みたいだな」

と思ったことはあります。

ブラッドムーンが沈む時の様子

・Business Insider

これは「沈む時」の写真ですけれど、「上る時」も当然あります。

なお、太陽も月の「食」の違いは「太陽は皆既日食で黒くなるけれど、月は皆既月食では黒くならない」ということでしょうか。

月は赤くなるのです。

何となく、今年 2018年……というより、今年を含んだこの数年の間というのは、ある程度の節目となりそうな事象がある示唆が存在するということにもなるのかもしれないですが、それはどのようなものなのかなと思います。

このスーパー・ブルー・ブラッドムーンについては、また詳しく書ける時があれば書かせていただこうかと思います。

 

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