英国マンチェスター上空に輝いた二重の虹 2016年11月4日
・Stunning double rainbow over Manchester
「いま私たちが流血の時代の下で体験していることの意味は、まったく新しいものが、文化のなか、人類のなかで示されるときに明らかになる」
ルドルフ・シュタイナー 1915年2月13日の講演より(『天地の未来』収録)
アレルギーの黙示録
私は、いわゆる3月とか4月とか、そういう時期に花粉症的なものになったことはないのですが、昨年以来、5月を過ぎて気温が上昇する頃に、「何だかそっち方面の状態」になりがちとなってしまいました。昨年までは1度もなかったのです。
今年も最近になって、何となくそういう感じだったんですが、今日は何だかとてもひどくて、目は痒いわ涙も出るわ充血はするわで、じっと何かを見たり調べたりというのも、やや大変な感じではあります。
なんかのアレルギーということなんでしょうけれど、いろいろと案じていても仕方ないですので、時が過ぎるのを待つしかなく、ひとり、部屋で、
「ああ、災いだ、災いだ、地にいる人は災いだ」
と、聖書「ヨハネの黙示録」第8章のフレーズをつぶやいたりしています。
まあ、ちなみに、ヨハネの黙示録のこの8章では、いろいろな災いで多くの人々(人間の3分の1)が犠牲になるのですけれど、しかし、次の第9章では、
ヨハネの黙示録 09章 20節
これらの災いに遭っても殺されずに残った人間は、自分の手で造ったものについて悔い改めず、なおも、悪霊どもや、金、銀、銅、石、木それぞれで造った偶像を礼拝することをやめなかった。このような偶像は、見ることも、聞くことも、歩くこともできないものである。
となっており、これを読むたびに、
「今ここだなあ」
と実感します。
旅番組などを見ても、みんながこぞって、
> 金、銀、銅、石、木それぞれで造った偶像を礼拝する
ということを全世界単位でおこなっているのが今の世の中であり、聖書が正しいのか、偶像を礼拝しているほうが正しいのかはよくわからないですが、現世人類は「聖書との全面対決の時代」を向かえているとはいえそうです。
さてさて、それで、このヨハネの黙示録では、どんどんと事態は進み、15章あたりでは以下のような荒廃を見せちゃうのですね(嬉しそうだな、おい)。
ヨハネの黙示録 18章 16-18節
「不幸だ、不幸だ、大いなる都、/麻の布、また、紫の布や赤い布をまとい、/金と宝石と真珠の飾りを着けた都。 あれほどの富が、ひとときの間に、/みな荒れ果ててしまうとは。」
また、すべての船長、沿岸を航海するすべての者、船乗りたち、海で働いているすべての者たちは、遠くに立ち、 彼女が焼かれる煙を見て、「これほど大きい都がほかにあっただろうか」と叫んだ。
東京、香港、ニューヨーク……。ロンドン、バンコク、アムステルダム……。世界中の都市が荒れ果てていく聖書の描写の未来を思い浮かべ、しばし、痒みから開放されて和んだのでありました(おいおい)。
まあ、こういうようにアレルギーなどの症状に苛まれますと、「この世なんか終わってしまえ」と思いやすくなりますので、注意が必要です。
そんなわけで、あんまりきちんとした記事が書けないのですけれど、昨日、太陽黒点が「突然 50個を超えた」のを見た時に、またいろいろと物騒な数日間が始まるのかもしれないなあとは思いました。
過去10日間の黒点数の推移
・NICT
この「 55」というのは、過去1ヶ月では最高数で、遡れば、4月5日に 75個の太陽黒点が出て以来の数です。
4月5日あたりといえば、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したり(報道)、シリアで化学兵器サリンが使用されて 100人以上が死亡したかもしれないという報道があったり(報道)というような時でした。
昨日は、イギリスのマンチェスターで、22人もの人が亡くなるという自爆テロが起きました。
英マンチェスターの自爆テロで22人死亡-犯人は死亡
Bloomberg 2017/05/23
英中部マンチェスターのコンサート会場付近で22日夜起きた自爆テロで、少なくとも22人が死亡した。
英国内では2005年のロンドン爆破以来最悪のテロ事件になった。
元警察のイアン・ホプキンス署長によると、実行犯は1人で爆発物を起爆させた後現場で死亡した。テレビで声明を発表した同署長は犯人の国籍や身元は明らかにしなかった。事件で59人が負傷した。犠牲者の中には子供も含まれていた。
子どもにも人気のあるアメリカの女性歌手のコンサート会場だったということで、子どものお客さんがたくさん来ていたようで、それが非常に苦しいところです。
このテロは、ツイッターで予告されていたようですが、しかし、場所や日時が書いてあるわけでもなく、こういうことに対しての予防はとても難しいということも思わせます。
犯行予告と考えられる投稿(現在アカウントは凍結)
その数日前には、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しましたけれど、最近の報道では、政府筋から「 EMP 兵器」という言葉が出てきています。
「北は電磁波爆弾の実用化を目指している」中谷元・前防衛相
産経新聞 2017/05/21
--北朝鮮がEMP(電磁パルス)爆弾を開発している可能性がある
「上空で核爆発を起こして電磁波を発生させるもので、非常に高度な技術が要る。まだ実用化していないと思うが、それを目指していると思う」
というように述べていたそうです。
なお、この中に、EMP 兵器は、
> 非常に高度な技術が要る
とありますが、おそらく実際にはその逆で、「非常に簡単な技術で作成でき、簡単に実行できる」ものです。
かつて高見山関は、羊毛について、「2倍、2倍」というように、その効果を述べていましたが、EMP は、通常の核兵器に比べて2倍どころではない効果があります。
EMP 爆弾は直接的には人ひとり殺さない兵器ですが、「その国の文明を終焉に導く」ことになります。そして、その威力ですが、「一発」ので下のように、アメリカ全土を影響下に置くことができることが 1997年にアメリカ下院で示されました。
下の図は、アメリカ下院の国家安全委員会の公聴会に提出された資料の図です。
EMPが北米大陸の中央上空 50kmの高さで爆発した場合
EMP 兵器については、かつて、かなりの数の記事を書いていましたので、参考までにリンクさせていだきます。
EMP兵器関係の過去記事
・「 EMP 攻撃シミュレーション」だったとすると完全な成功を収めたように見える北朝鮮のミサイル実験 (2012/04/17)
・北朝鮮はスーパーEMP兵器を完成させたのか? (2011/06/27)
・米国当局はずっと EMP 兵器実験としての北朝鮮の実験の成否を監視していた (2013/04/04)
物騒な状態が続くのかどうかはわからないですが、今のところ、
・突然の太陽黒点の増加
・ファティマ100周年が粛々と進行中
の渦中にあります。
また、ファティマ100周年に関しては、昨日の記事を含めた「奇跡的な光景の増加」も最近の興味深い現象ではあります。
冒頭に、102年前に、シュタイナーが「流血の時代」と述べていた部分を講演から抜粋しました。
結局この 100年間という時代はずっとそういうことだったのかもしれないとも思います。
少し先の未来はどうですかね。
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