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4月19日にメルマガ私たち現生人類は「鉄の種族」であることから思う生き方を発行させていただきました。

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WHOが「PCR検査のサイクル値の基準」を大統領就任の前日に変更。これで今後アメリカを中心にコロナ感染確認数が「激減する」ことが確定的に

投稿日:


「自動的にコロナ感染者が激減」というプレゼントをWHOから送られた某氏。GMA




 

新しいアメリカで

アメリカでは、「任・知将」の異名をとるバイデン氏が何かの係に就任したそうですが、就任日に 17の行政措置に署名していまして、その最初の行動が、

「アメリカすべての国民に 100日間のマスク着用を義務づける大統領令」

であることが伝えられていました。

アメリカの法律はよくわからないのですが、以前ご紹介した、マスクとロックダウンに強固に反対しているサウスダコタ州のクリスティ・ノーム(ノエム)知事は、

「次期政権下で、仮に米国でマスクが義務化されてもサウスダコタ州は従わない」

と明言していまして、大統領令より州法のほうが効力があるということなんですかね。
以下の記事でご紹介しています。

マスク着用がコロナ感染者を増やすことを示すアメリカのデータ。特に「家でもマスク」を奨励し続ける州が示すカタストロフ的状況
投稿日:2020年12月22日

上の記事では、アメリカで「マスクを義務化した州」と「していない州」では、明らかに、義務化していない州のほうが感染の比率が圧倒的に少なく、データで見る限りは、これまでのところは、ノーム知事の主張が正しいことが示され続けています。

マスクとロックダウンを推奨している知将氏とその一派が政権側になり、アメリカ議会でも民主党が勢力を強くしている中で、ノーム知事の今後もなかなか険しい道になるかもしれないですが、もともと凛々しい顔つきの彼女は最近さらに凛々しくなっていまして、「姉御」と呼びたくなる風格もあり、何となく大丈夫かもしれないなとも思います。

国会議事堂への攻撃を非難するサウスダコタ州のノーム知事

ground.news

ノーム知事は、昨年のクリスマス直前に「笑顔で火炎放射器をぶっ放す写真」を自らのインスタグラムに投稿してもいました。

2020年12月22日のノーム知事のインスタグラムより

Kristi Noem

ノームさんのインスタグラムに出てくるサウスダコタ州のさまざまな風景は実にいいです。本当に住民が誰もマスクをしていないのです。

今となっては、日本でもアメリカでも懐かしくなってしまった「普通の人間の生活」が見られます。

 

なお、知将氏の大統領就任式の日には、暴動のようなことは起こりませんでしたが、各地で「右派」も「左派」も含めた、どちらにもよる反バイデン・デモが繰り返されていたようです。

右派が抗議デモを起こすのは理解できますが、ポートランドでは、もともとトランプ大統領に反対する組織であるアンティファさえ、下のようなボードを持って行進していたようです。

以下は、ニューヨークタイムズの記者が投稿したアンティファのデモの様子です。

1月21日 オレゴン州ポートランド。文字には「バイデンは要らない。欲しいのは復讐だ」と

Mike Baker

どうなっていくのですかね。アメリカは。

えーと・・・どんどんタイトルと離れている気がしますが、何の話を書こうとしていたのでしょうか。

そうだ、THE WHO の話でした(THE は要らない)。ああ、WHOの話でした。

就任式の前日、WHO は、知将氏の大統領就任に対して「ビッグなプレゼント」を送り届けたのです。

それは「あっという間にアメリカの感染者数が激減する」魔法のプレゼントです。

 

 

またたく間に感染確認数を減らすことができるマジックを行使

大統領就任式の前日に、WHO が告知したのは、以下のようなページでした。

1月20日のWHOからのPCR検査に対しての情報通知

WHO

この中で、WHOは、

「 PCR検査で、サイクルしきい値を高く設定すると誤検知が増加する」

ことを認めた上で、PCR陽性のサイクル値を変更(下げる)ことを推奨しています。

この「 PCR 検査の サイクル値」という概念は、やや面倒くさいもので、以下の記事で取りあげたことがありますが、再度少しご説明させていただきます。

「90%ほどの偽陽性」を生み出すPCR検査では「コロナ感染者を検出することはできない」ことがはっきりしている中で発令される準ロックダウン
投稿日:2021年1月7日

PCR検査というものは、鼻腔内などから採取したウイルスの遺伝子の「特定の断片」を倍々に増幅させていき、そこから検体に存在するウイルスの量を推定します。

この「増幅する回数」が「サイクル値」とか「サイクルしきい値」、「Ct値」などと呼ばれるもので、当然ながら、

「何度も何度も増幅させたほうが、少量のウイルスでも検知できる」

ことにはなるのですが、このサイクル数が、日本やアメリカでは「 40 」などという途方もない数となっているのです。

つまり、「40回、倍々していく」わけです。

そうしますと、

・サイクル1:ターゲットx 2(2コピー)
・サイクル2:ターゲットx 4(4コピー)
・サイクル3:ターゲットx 8(8コピー)

となっていった上で、2の 40乗だと、これはもはや、検出されているのが、コロナウイルスの遺伝子の断片なのか、死んだウイルスの断片なのか、他の何かの断片なのかわからなくなるほどの倍々ぶりとなっているのです。ここまで倍増すれば、「何かの断片とは一致してしまうだろう」というような。

これについて、アメリカのニューヨークタイムズは、昨年 9月に、

「現在のアメリカの PCR 検査では 90%の偽判定が出ている可能性」

を報じています。

その記事には以下のようにあります。

米ニューヨークタイムズの報道より

マサチューセッツ州、ニューヨーク州、ネバダ州の当局者がまとめたサイクルしきい値を含む 3セットの検査データでは、陽性と判定された人たちの最大 90%がコロナウイルスをほとんど持たかったことをタイムズ紙のレビューが発見した。

ニューヨーク州立ワズワースセンター研究所の職員たちは、処理した検査の CT値にアクセスし、タイムズ紙の要求に応じてその数値を分析した。

7月、研究所は 40サイクルのしきい値に基づき、872の陽性の判定を特定した。

CT値が 35の場合、これらの陽性判定の約 43%は陽性とは見なされなくなり、サイクルが 30の場合、約 63%はもはや陽性とは判断されなかった。

マサチューセッツ州では、7月にサイクルしきい値が 40で陽性と判定された人の 85〜 90%が、しきい値が 30サイクルでは「陰性と見なされた」とミナ博士は述べた。

これらの数字を知らされた専門家たちは愕然とした。 NY Times 2020/09/17)

おわかりでしょうか。

ここに、

> サイクルしきい値が 40で陽性と判定された人の 85〜 90%が、しきい値が 30サイクルでは「陰性と見なされた」

とあり、つまり、現在のアメリカの PCR 検査のサイクル値である「 40」を「 30」に下げた場合、その後は、

「コロナ感染確認数が 90パーセントなどの単位で減る」

のです。

それまで、90%程度が偽判定(主に、偽陽性)だったとすれば、

・PCR検査で 1日 1000人の感染が確認された

という時があったとすれば、その時と同じ検査人数、(サイクル数だけが変更された)同じ PCR検査で、

・1日 100人などの感染だけが確認されるようになる

ということなんです。

激減です。

多くの人々は PCR 検査のメカニズムをあまり知らされていないために、数が激減した後は、何を言っても通じるかもしれません。

「知将氏による 100日間のマスク着用義務が功を奏した」

とも言えるでしょうし、

「ロックダウンの効果がようやく出てきた」

とも言えるでしょうし、

「ワクチンで感染者が減った」

とも言えるのです。

それに加えて、もうすぐ春になり暖かくなれば、実質的にコロナウイルスの多くは構造崩壊を起こして、「世から消えていく」ので(昨年の春と同じです)、PCR検査のサイクル値を下げたまま春になれば、

「事実上、感染者はゼロとなり、パンデミックは終わった」

とさえ宣言できるかもしれません。

PCR のサイクル値とは、そういう「魔法」なんです。

 

しかしですね。

 

今後「異常なパラドックス」が起きるかもしれません。

つまり、「感染確認数が激減しているのに、死者の数が増加する」という状況です。

これにはいくつかの要因がありますが、変異種、ワクチンによる ADE (抗体依存性免疫増強)を含めて、今後、「死者が減る要因があまりない気がする」のです。

患者(感染確認者)がいないのに、死者だけが台頭する状態です。

現在の主要国の集計では、死因は何であれ、死者の実数や総数に手を加えることは難しいはずで、死者の数は、春に向かって淡々と増えていくと思われます。

そんなことは起こらなければいいなと思いますが、起こる可能性が高い上に、すでに起きている可能性もあります。

すでに現在のイギリスイスラエルでは、この1ヶ月ほど、「感染確認は減っているのに死者が劇的に増えている」あるいは「感染確認数は横ばいなのに、死者が劇的に増えている」という事態が現実として起きています。それが今後さらに拡大する可能性があるのかもしれません。

今後、感染確認数の発表は「ほぼ無意味」になり(というか、それが本来の正しい数値に近いはずではあるのですが)、死者数だけが「何かの目安」になっていくと思われます。

それに加えて「さらに新しいコロナウイルスの懸念」もないではないですが、これは、もう少し詳しくなってきましたら、ご紹介したいと思います。

2021年は、起きる現象、発表される数字などに、2020年以上に注意深くないと、どこに連れていかれるかわからない年になりそうです。

連れていかれるのは、主に黄泉の世です。

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Oka In Deep

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