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2016年からの世界 人類の未来 軍事的カオス

連続する「レインボーの示唆」。そして世界中で地下へ逃げる富豪たちが急激に増加していることが示す「近い未来」

投稿日:2016年5月16日 更新日:

先日、ドイツの空港で「虹の中に着陸する旅客機」という光景が出現しました。

ドイツ デュッセルドルフ空港 2016年4月

german-rainbow-landing2




 

「飛行機と虹」の見事な組み合わせが撮影されたものですが、つい最近、別の「飛行機と虹」の、見た目が美しい現象が起きていました。

場所は日本です。

 

日本 山梨県忍野村 2016年5月7日

iridescent-cloud-yamanashi01KAGAYA

レインボーに輝く彩雲の中を、飛行機雲を描きながら飛行する旅客機の光景が日本の写真家の方によって撮影されたのでした。

しかし、この写真は、単に「彩雲の中と飛行機雲が組み合わさったものを撮影したというだけではない」のです。

上の写真ではわからないと思いますが、「飛行機雲そのものも虹色に輝いている」のでした。

 

上の旅客機の部分を拡大した写真

iridescent-cloud-02

 

これは「虹色の雲の中を、虹色の飛行機雲をたなびかせながら飛行機が進んでいる」という、大変に珍しいですし、何より美しい写真だと思います。

しかしまあ、「飛行機と虹」という組み合わせの珍しい光景が立て続けに起きているということは何かの先行きを感じさせないでもないです。それが何かという具体的なことはないですけれど。

 

過去何度か記事でふれたこともありますが、伝承などだけの話でいえば、「虹」というのは「凶兆」てして伝えられてきたものもあります。

[参考過去記事] 虹の時代のニュース:テロ現場に出現し続ける二重の虹… (2016/04/01)

 

もちろん、吉兆として伝えられているものもありますが、ヨーロッパなどでの伝承では幸運の象徴としてとらえられている一方で、沖縄や中国、イスラエルなどでは悪い予兆としてとらえられていたようです。

漢字は「虹」ですしね。

虹 = 虫(毒ヘビとか龍)+ 工(つらぬく)

ということで、「空を毒ヘビが貫く」というのが中国由来の虹という漢字で、今も日本はそれを使っています(いわゆる「虫」を意味する漢字は「蟲」で、虫偏はヘビや龍を意味するのだそうです)。

龍は雨をもたらす恵みの予兆だという古代の伝承がある地域がある一方で、下のように「干ばつや戦乱の象徴」というものもあります。

虹にまつわるお話より

沖縄では、虹は雨呑み者(アミヌミヤー)と呼ばれる赤まだらの蛇だとされていました。

このアミヌミヤーが天の泉の水を飲んでしまうため、下界に雨が降らなくなると言い伝えられていました。すなわち、虹は干ばつの先触れと思われてきたのです。

そこで、虹は決して指さしてはいけない不吉なものとされてきました。

お隣の国、中国では蛇よりもダイナミックになり、虹霓(こうげい)と呼ばれる雌雄の龍だとされていました。虹が雄で、霓が雌。雨によって天地が結ばれ、竜が水を飲みにくるときに虹ができるのだそうです。

虹が出ると戦乱が起きるなどの凶兆ともされましたが、一方で竜(虹)に感じて聖王を孕むといった吉兆を示すこともあり、吉凶両方の言い伝えが残っています。

中国で「戦乱の象徴」とされていた虹ですが、過去記事の、

宇宙にも地球にも「虹の現象」が広がっている。そして、その虹はイスラエルの伝説では「地獄の釜」の象徴でもあり
 2015/06/24

という記事を書いた昨年以来、「虹の出現」に関する写真や報道は確かに増えています。

 

太陽を取り囲む虹

最近では、インドで「太陽の周囲を虹が取り囲んだ」という報道がなされていたことがありました。

2016年5月2日のインドの英字メディア

kolkata-rainbow-ringzeenews.india.com

 

原理的には、彩雲などと同じように、薄くかかった雲に何だかんだといろいろと光が作用して(適当な説明だなオイ)できるのでしょうけれど、昼の太陽に、このような虹の暈(かさ)がかかっているのは見たことがないです。

ただ、夜の月の周りが虹になって囲まれているのはよく見かけますので、虹の暈は、昼より夜にできやすいものなのかもしれません(推測に過ぎません)。

ちなみに、この虹が観測されたインドは、熱波と小雨で過去最悪級の干ばつに見舞われていまして、最近の、

世界は想像を絶するすさまじい干ばつと水不足の世紀に入ったかもしれない
 20016/04/28

という記事で、過去数週間で 200人以上の農家の人たちが自死を選んでいることを書きましたが、インドの熱波と干ばつが収まらない中、毎日のように、それが増えていることが報じられます。

2016年5月15日の米国報道より

india-suicide-b3npr

 

普通通りなら、あと数週間でインドにモンスーン(雨季)がやって来ます。しかし、インドは過去2年間、モンスーンの雨が十分に降っていいないために、恒常的に干ばつ気味になっているところに、現在の極端な熱波と小雨で、インドの多くの土地は限界的な干ばつとなっていることが報じられています。

仮に、今年のモンスーンにまとまった雨が降らない場合、インドの農業生産は壊滅的な被害を受ける可能性もあります。

そういうように自殺が相次ぐインドに現れた「太陽を囲む虹」。

 

話を虹に戻しますと、虹には古来から吉兆と凶兆の伝説がそれぞれあるとは書きましたが、最近の「虹の出た場所と起きたこと」のつながりを考えますと、少なくとも「今の時代の虹」は吉兆とは思えない部分があります。

というわけで、世界の富豪たちの中にも、そんな現代の気配を感じる人たちが多いのか、「地下シェルター」についての報道が最近また増えています。

 

地下へ逃げる人たち

昨年の記事、

超富裕層のための世界最大の黙示録コンドミニアム「オッピドゥム(城塞都市)」がチェコに登場。では、富裕層ではない私たちはその日のためにどうする?
 2015/11/18

では、チェコ共和国に建設され、販売される「超富裕層向けの地下シェルター付き高級集合住宅」のことをご紹介しました。

そのチェコの高級地下シェルター住宅は、価格は掲載されていないのですが、たとえば、2014年に米国カンザス州の廃炉となったミサイル格納庫を改築して建設された「高級サバイバル・コンドミニアム」は、それほど巨大な部屋ではないにも関わらず、販売価格が一棟 1億8000万円から 3億6000万円(報道)だったということですので、規模がはるかに大きなチェコのこのシェルター住宅は、何十億円という価格のものなのかもしれません。

今、世界中の富豪たちが地下シェルターを次々と購入している理由は、彼らが、

・経済崩壊
・戦争
・テロリズム
・貧困層の蜂起
・パンデミック

などがそれほど遠くないかもしれないと考えているところにあります。

他にも、自然災害を含めて、今の時代は何でもありですが、そういう時にも影響を受けない場所を確保しておくということのようです。

しかしまあ、地下シェルターも、大地震とか大洪水とかにはあまり有効ではなさそうですし、当然、巨大小惑星の衝突などにもダメでしょうし、水不足や食糧危機に対しても、半年や1年くらいなら耐えられるようになっているかもしれないですが、それ以上となるとどうなのですかね。

あと、巨大なシンクホールとかにも弱そうですし、巨大太陽フレアの地球への直撃で、地域的に全停電(ブラックアウト)するような場合にも、おそらく、地下シェルターの発電装置自体がクラッシュしますので、対抗しきれないように思います。

・・・と思っていましたら、ドイツにある下の超富豪用地下シェルター住宅に関しての報道には、

この地下シェルターは、近距離での核兵器の爆発にも耐えられ、飛行機の直接の墜落にも耐えられる。他にも、生物・化学兵器、衝撃波からも守られ、また、地震、津波、太陽フレアなどの電磁パルスにも耐えることができる。

という内容の記述があり、「近くで核爆発があっても大丈夫」、「飛行機が墜落しても大丈夫」、「電磁パルスの直撃を受けても電気は失わない」となっているようで、なるほど、丈夫にできているんですね。

また、何か異常に豪華なものも多いようです。

ドイツの超富豪向け地下シェルター付き住宅内のプール

underground-bunkerBillionaire bunker for the elite

 

こういう地下シェルターの数が、ここ1〜2年で世界中で急激に増え続けているあたり、少なくとも超富豪の多くの人たちは、「何か起きる時」が、そんなに遠くはないと感じている、あるいは、そう確信できる情報を持っているのかもしれません。

私たちは何が起きても、そういうところへ逃げることはできないですし、また、逃げる必要もないと思いますが、心の準備を始めて、「どういう準備が必要なのか」ということは、もう考えて、そして実行するような時期なのかもしれないですね。

何が起きるかわからないのに、準備はできないというのも事実でしょうが、原則としては、これからのサバイバルで何よりも大事なのは、物の確保以上に、「健康な肉体」と「強いメンタル」と「慈悲の心」であることは確実だと思います。それを持っていないと、これからの時代はいろいろと大変だとは思います。これらがなければ、物をどれだけ持っていても、あまり意味がないような気もいたします。

しかし、このうちの「強いメンタル」を獲得することがどれだけ難しいことかということは私自身が毎日感じています。つまり、本当の強いメンタルというのは、「恐いものがない(死も)」ということですから、難しいことが何となくおわかりではないかとも思います。

今後の時間の間に少しでも獲得したいとは思うのですけれど。

 

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  • この記事を書いた人

Oka In Deep

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