南アフリカ史上最悪級の森林火災の後のクニスナ 6月10日
6月9日の米国の保険業界メディアの記事より
エックハルト・トール著『ニュー・アース』(2008年)より
人類の集団的な意識と地球の生命は本質的につながっている。
最近、空や自然災害の「光景」について、以下の2つの記事を書きました。
・やはり変化の刻は近いのかも……と思わせる光景の数々 : 2017年6月はまだ4日しか経っていないのに、世界中の天空の「異様」は加速しているようで (2017/06/04)
・あまりにも奇妙な様相だったこの5月の天空は何かを示しているのかいないのか (2017/05/22)
この6月に入ってから、世界全体として見れば、その光景は何だかとてもすごくて、自然災害だけではなくとも、いろいろな事象がものすごいスピードで通り過ぎていきます。
最近の私は、聖書「ヨハネの黙示録」第 8章の「ああ、災いだ、災いだ、地にいる人は災いだ」を呟くことが多いのですが、少し前の記事、
・紛争・暴力・自然災害…… 2016年の地球では「1秒に1人の避難民が発生」していた (2017/05/24)
に書いたように、今はそれにリズムとメロディがついて変な呟きになっていまして、気づけば「わざわい音頭」というような風合いになっています(おいおい)。
まあしかし、日本に関していえば、寒かったり暑かったりと気温のほうは大変ですけれど、自然のほうは比較的荒れていないのかもしれません。ですので、個人的な環境では、今のところ、そんなに「はあ、わっざわいだ〜♪」というような感じにならなくて済んでいるのは素直にありがたいことです。
そういうように、いつ読んでも楽しいヨハネの黙示録ですが、最近、ある「雲」を見ていて、ふとヨハネの黙示録の下の部分を何となく思い出したことがあります。
ヨハネの黙示録/ 09章 03節
そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た。このいなごには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。ヨハネの黙示録/ 09章 07-08節
さて、いなごの姿は、出陣の用意を整えた馬に似て、頭には金の冠に似たものを着け、顔は人間の顔のようであった。 また、髪は女の髪のようで、歯は獅子の歯のようであった。
下の写真は、ロシアのクラスノヤルスクという場所で、6月11日に撮影された写真です。
2017年6月11日 ロシア・クラスノヤルスクの空
単にイメージの話ですが、この何だかわからない形状の雲を見ていて、「イナゴと似て、馬にも似て、冠にも似て、髪にも似て、獅子の歯にも似て」というように何となく思ったのでありました。
そんなわけで、黙示録気分が盛り上がる中ではありますが(ひとりで盛り上がってるだろ)、それとは別に、この6月の自然の光景はやはりすごいと思いますので、6月前半の印象的な自然の事象を羅列という形にはなりますが、ご紹介したいと思います。
もちろん、これは一部であり、この6月に世界で起きている自然のさまざまの数は本当に大変なものになると思います。
冒頭に、アメリカの今年5月の自然による被害の記事を載せましたけれど、天候によるものだけで 4000億円以上の被害額になっていることが報じられています。天候だけというと、主に竜巻と強風、落雷、豪雨と洪水などによる被害です。
では、2017年6月前半の、前回の記事後の 6月7日くらいからの黙示録的光景を世界の報道や SNS よりご紹介します。 6月7日くらいからというのは、言い換えれば、要するに、この「たった1週間あたりの間に起きたこと」でもあります。
なお、あまり関係のないことかもしれないですが、ルドルフ・シュタイナーの 111年前の言葉を載せておたいと思います。これは、シュタイナーの『天地の未来: 地震・火山・戦争』に収められています。
1906年のルドルフ・シュタイナーの講演『弥勒の世界の到来』より
弥勒仏は人間に、善良な志操の意味を明らかにします。そうして、人間は自分がどの方向に行くべきかを知るべきでしょう。抽象的な理想の代わりに、前進する進化に相応する具体的な理想が現れるでしょう。
そのようなことが達成されなかったら、地球は唯物論のなかに沈没し、人類は大きな災害ののちに、この地上で、あるいは次の惑星ですべてを新たに始めねばならないでしょう。
では、ここからです。
2017年6月前半の世界の事象と光景
ノースダコタの雲と竜巻の驚くべき饗宴 (米国 6月10日)
6月に雹により「除雪車」が出動 (米国ミネソタ州 6月11日)
エクアドルの超巨大地滑り (チンボラソ 6月9日)
コロラドのマザーシップの墜落的な雲 (米国 6月11日)
嵐の前の超巨大積乱雲 (米国フロリダ州キャプティブ 6月11日)
ミネアポリスの雲 (米国ミネソタ州 6月11日)
レスボス島のM6.3の地震の後(ギリシャ 6月12日)
ビラ星人のようなオレンジの雲(ロシア・オレンブルグ 6月12日)
(参考画像 / ビラ星人)
・ウルトラセブン第5話『消された時間』(1967年10月29日)
カリフォルニア州からカナダまで300キロメートルを貫いたロール雲 (カナダ・アメリカ 6月9日)
ワイオミング州ウィートランドに降った雹の大きさは(米国 6月8日)
ヨアニナのダウンバースト(ギリシャ 6月8日)
パキスタンの砂嵐 (パンジャーブ 6月10日 2名が死亡)
中米ホンジュラスの洪水 (6月10-11日)
ペルミの超巨大積乱雲(ロシア 6月12日)
壮絶な様相のアスペラトゥス雲(ポーランド 6月12日)
バングラデシュの洪水と地滑り(147人が死亡、多数が行方不明 6月13日)
コミ共和国の洪水(現在も継続中 ロシア 6月14日)
ミネソタ州の竜巻(米国 6月13日)
ちょっと力が尽きてまいりまして、このあたりまでとさせていただきますけれど、実際はまだご紹介したいものはたくさんあります。
それだけ驚異的な光景が多いのです。
インターネットや SNS が世界中に張り巡らされている現代社会では、今後もさらにネット上に「黙示録」が溢れることになるのだろうとも思います。
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